【R18】悪魔に魅入られて

夾竹桃

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買い物(4)

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私は、仕方がなく、下着なしで昨日購入したワンピースを着た。
そのワンピースは安いだけあって生地がテロンテロンで、しっかりしていない。
これでは、私が下着を着けていないことが、他人に分かってしまう。
私は、自分の服がなくなっている事を抗議するために、セルを探した。

セルは書斎にいて、タブレットPCを見ている。

「セル、どういう事!?  私の洋服が全部なくなってたんだけどっ」

「サーラの以前持っていたダサい服は全て捨てた。昨日、新しく買ったのだろう?」

「買ったわ、このワンピース一枚を。けど下着とかは買っていない」

「⋯⋯、またそのダサい服を買ったのか。はぁ⋯⋯。ダメだな」

「ダサいって、普通のワンピースよ」

「仕方がない、これからサーラの洋服を一緒に買いに行く」

「買いに行くって、私も?」

「当たり前だ」

「いっ、嫌よ。こんな格好で外出できない」

「サーラが昨日、買わなかったのが悪い」

「でもっ」

「なら、一生裸のままでいるか?」

ここでまた反論したら、セルは本当に私を裸にするかもしれない。
そんなことされたら、もうどこにも外出出来ない。
ここは諦めてセルと一緒にお買い物に行った方が良さそう。
服は必要なわけだし⋯⋯。

私は朝食を食べ、セルとともに車で買い物に出掛けた。
車中でセルは、当然の如く、私の胸を布越しに触り、私の乳首を立たせる。
そして首筋に唇を這わせたり、耳を舐めたり、私が弱い部分を弄んだ。

「だいぶ、感じるようになってきたな」

「んんっ、やっ、めて。運転手さんに見られちゃうっ」

私はセルに小さい声で耳打ちした。
けれどセルは、私が耳打ちしたことに興奮したらしく、今度は、ワンピースをたくし上げ、アソコに手を伸ばしてきた。

「やだっ、やっ」

「少ししか触ってないのに、濡れすぎだ」

「だってっ⋯⋯」

「そうそう、これ覚えているか?」

セルは私に、見覚えがある宝石を見せた。

「それって、もしかして⋯⋯」

「そう、サーラのクリトリスとシンクロしている宝石」

セルはそう言うと、その宝石を口に含み飴玉のように舐め回した。

「あっ、やっ、だっ⋯⋯、んんっ」

「もう、店に着く。これ以上、濡らすなよ」

セルの舌の感触が、私のクリトリスに伝わる。
これ以上、濡らさないなんて無理だ。
もう既に、アソコから熱いものが溢れ出てきている。

お店に到着し中に入ると、そこはまるでジュエリー店のような高級なお店だった。
ランジェリーがガラスケースに陳列されていて、どれも繊細なレースが使われている。
洗濯機では決して洗ってはいけないランジェリーだ。
値段を見るといつも私が購入しているランジェリーより桁が二桁多い⋯⋯。
どう考えても、私には高級過ぎる。

しかし、セルは店内中央にある豪華なソファーに座ると、私の意見は聞かずに注文をし始める。
購入するにあたり、私の胸のサイズを計測する事になったけれど⋯⋯、さっきセルが私の乳首を触ったせいで、硬く立ってしまっている。
だからきっと店員さんには、私がブラジャーをしていないと、バレたはず。
パンティも履いていないってバレたら、変態だと思われてしまう。
それに、セルが、舌で宝石を舐め回すから、ずっと、ずっと、クリトリスがヒクヒクしていて今にもイキそうになっている。
声を抑えなきゃ、感じているのがバレないようにしなきゃいけないのに、もう限界。
もうダメだっ、イキたい、イキたいっ。
その時、アソコからツーっと汁が太腿からふくらはぎまで伝う。

「あっ⋯⋯」

私は床まで垂れないように、脚をギュッと閉じる。
するとセルは、立ち上がり、適当にパンティを選び、私に渡した。
店員にも、購入する旨を伝えている。

「サーラ、これを、そこのフィッティングルームで履いてこい」

セルが私に手渡したのは、白の総レースのパンティだった。
私は、アソコを拭きたかったので、急いでフィッティングルームに入り、そのパンティを履こうとした。
その時、私は、いつもあるものがない事に気が付いた。
嘘でしょ⋯⋯、私の毛が⋯⋯、アソコの毛がない。
だから、濡れている事がダイレクトに分かるんだ。
私は急いでアソコをテッシュで拭き、セルから渡されたパンティを履いた。
そして、小声でセルに抗議した。

「どういう事?  私のっ、あの⋯⋯毛がない」

「別に必要ないだろう」

必要無いかもしれないけど、濡れている事がダイレクトに伝わるし、何より恥ずかしい。
それにこれではまるで、私がエッチ大好きな女だと思われてしまう。
違うのに⋯⋯。
いや、もしかしたら、もう私はセルの手によってエッチになってしまったかもしれない。
だって、今はもう、イク事しか考えてないから。
セルはそんな私を見越しているのか、「イキたいか?」と聞いてこない。
きっと私がイキたいと言うまでイカせないつもりだ。

ランジェリーの買い物を済ませると、私とセルは、また車に乗った。
品物はお店の人が直接、セルの家に届けてくれるそう。
私も、早く家に帰りたかった。
セルが相変わらず宝石を舐めていて、感じすぎて辛い。
一刻も早くイキたい。

「セル、んっ、もう私達も、いっ、家に戻るの?」

「何言ってるんだ。まだ洋服を買っていないだろう」

「そっ、そうだけど⋯⋯。そのっ、んん⋯⋯、あっの⋯⋯」

「なんだ?」

「もうっ、我慢できないっ」

「何が?」

「ィヵせて⋯⋯」

「はっきり言わないと、分からないな」

セルは意地悪そうな目で私を見つめる。

「⋯⋯っ、おっ、お願いっ。イカせて下さいっ」

「違うな。淫乱なサーラをイカせて下さい、と言うんだ」

「い⋯⋯、淫乱なサーラをイカせて下さい」

「いい子だ。ちゃんと言えて偉いな」

セルは私を抱き寄せ、アソコに指を入れ摩り始めた。

「車の中じゃ、あっ、いやだっ。家に戻りたいっ」

「我儘だな。だが、まあいいだろう」

セルは運転手に家に戻るようにと指示を出した。
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