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カモック・ヒトリー編

76話 カモック・ヒトリーEP3A

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「あー……」

授業の帰り道で煙が見えた、EP3だ
刺客に襲われるがかなり苦しかった覚えがある
リンは強力な魔法で毒をばら撒いて解決した

カモックはどうするのだろうか

「恐らくただの焚火だとは思いますが、火事かもしれないので皆さんは先に学園へ」

ここでユメカは先生の事などが心配で少し残る選択をする

「火事か……」

やはりリンの反応が違う


「おいリン?王族の俺達が構うような事じゃ無いだろ?」
「少し気に成って」

ふむ

「私はここに残ります」
「は!?何でだよユメカ」
「火事で火傷している人がいるかもしれないので……」
「なら、俺も残る」
「カモック様?」
「聖女を1人にするのは心配なんだ」
「ここで先生を待つだけなので、付き合って貰わなくても私は1人で平気ですよ」

ログ読み直したい、ここで自分はどう行動したのか

「心配しているのは火事の事ではなく……とにかく俺も残る」
「うーん、なら2人でここで待ちましょうか」
「先生のいう事は聞いておいた方が良いのでは無くて?」

クルリーナがつっかかる、私も本当はそう思う
皆が帰るしリンの手はパレットがひいた


「おい、早く帰るぞ」
「……でも」
「聖女を手にしたい気持ちは分からなくはない、だがカモックとユメカが2人きりになるのを阻止しようなんて野暮だろう?」
「い、いや別に狙ってはいないけど」
「リン様?ワタクシに好意を示しておきながらユメカに目移りするおつもりで???」

クルリーナがかなり不服そうだった


「全く、僕様はクルリーナの信用がないのかな?けっこうアピールしたつもりなんだけど」
「……殿方は浮気するものですわ」
「機嫌を直してくれないかな?」

クルリーナが歩き出してリンがついて行った、GJクルリーナ
ここで何人もいたら逆恨み襲撃イベントがアッサリ片付いてしまう
2人きりになったところでカモックが切り出した


「ユメカはその……リンに惚れていたりするのか?」
「え」
「違うならいいんだ、俺にはやけに彼がユメカを気に入っているように見えた」
「彼に聞いたのですが大事な妹と面影が似ているそうですよ」
「それで随分と親し気だったのか」

そんなに親し気だった記憶が無いのだがカモックの目は節穴なのだろうか
むしろパレットとのBLの方がまだ疑わしくない?
小姓にならないか?って言い放った大事件があった

さらにユメカからすればイジメてくる(?)クルリーナへの好意

「親しいですかね!?」
「そ、そんな顔をするほどに嫌っていたのか!?」

違う!!!!!!!!と叫びそうになったのをこらえた
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