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13、家に帰ろう
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夢を見た。よく覚えていないけれど、日曜日の誕生パーティーのことを思い出していたのだと思う。甘酸っぱい空気に包まれて目を開けると朝だった。白い光に哀しくなる。
窓枠に絡んだ蔦を揺らして、長い時を経た部屋に新しい風がすべり込む。
(もうすぐ十二歳だ)
ベッドの上に身を起こして、美紗は今日の夕食が焼き鳥だということを思い出した。お父さんもお母さんも仕事があるから時間のかかるものは作れないけれど、美紗の大好きなものを買ってきてくれるのだ。
「起きたか」
河太郎の頭に乗って、魔王が部屋に入ってきた。
「若いくせに朝寝坊か?」
また、ふんと笑う。
「いい夢を見ていたの」
と美紗はにらんだ。
「私の夢か?」
「家の夢」
眉をひそめた魔王に、美紗は思いきって宣言した。
「あたし、うちに帰る」
それから肩に掛けた革袋をはずし、しぶしぶ返そうとしたとき、
「なぜだ」
と魔王は問うた。え、と美紗は戸惑う。当然喜んで、「それでは私の七つ道具を返せ」と手を出すと思っていたのに。
「なにが不服だ。食事も部屋も、最高のものでもてなしたつもりだ。私に恥をかかせる気か?」
と怖い顔をする。
「あんた、あたしに帰って欲しいんじゃなかったの?」
目を丸くする美紗に魔王はふん、と目をそらす。その下で河太郎が、
「だってみんなで、あんなに楽しんだじゃねえですかぁ」
とのんきな声を出したので、魔王は憤慨した。
「貴様と一緒にするな。なにが『みんな』だ。外へ出ておれ」
と美紗のベッドに飛び移り、
「私の七つ道具が気に入っているのだろ?」
ネグリジェ姿の美紗が膝に置いた革袋に目をやった。
「好きに使ってよいぞ」
「え、ほんと?」
美紗は身を乗り出す。目を輝かせて、帰る話などいっぺんに忘れてしまった。
「怒んない?」
ちょっと不安げに首をかしげると、魔王は満足した様子で笑った。
「怒らないとも。本来は私と契約を交わした者だけが使えるのだが、美紗は特別に許してやろう」
「わーい」
美紗は無邪気にばんざいして、
「どんな人と契約交わしたの?」
「最近では、ジョージとサダムという二人の男が相次いで私のもとを訪れたな。もう少し前に来たあのちょび髭の男は――、ああ、アドルフとか言ったな。美紗は知らぬのか?」
「小学校の社会の授業で習ったかなあ?」
と、美紗は首をかしげる。
「この偉大なる魔王の力を借りた者たちだからな、偉人になっているはずだ」
「そんなことよりさ、あたし七つ道具の名前、覚えたよ!」
美紗は目をきらきらさせながら、袋の中の道具を布団の上に並べだす。
「これが『烏の黒飛』、それからこの蛇のオルゴールが『忘却のメロディ』、この小瓶に入っているのが、『望みの海』ね」
それから黒革表紙の厚い本を取り出して、
「これが、魔王ちゃんお目当ての『闇の呪書』ね。この笛が――」
こうもりの顔がついた笛を取り出し、
「なんて名前だっけ」
「『銀の魔笛』だな」
「そうそう、これで五つ、と」
最後に取り出したのは、今はただの黒い石。
「『黒いルビー』、ちゃんと覚えてるよ」
魔王はよしよしとうなずく。袋の中に残っている七つ目の道具は透明な時計だった。まるでダリの描いた時計の絵のように、ぐにゃりと曲がっている。そっと取り出すとゴムのような手触りだが、南国の花のような不思議な香りがした。
「これはなに?」
魔王はちょっと考えてから、条件を出した。
「闇の呪書を返しなさい。ああこの姿、偉大なるこの私が、なんと嘆かわしいことだろう」
ばさりとマントをひるがえして、「考える人」の像みたいに苦悩の表情。美紗もちょっと考えた。魔王の頼みを拒み続けていたら、帰りたいと言って反対されても文句は言えない。一晩がたって、内容は思い出せないけれど夢の力なのか、美紗の心は決まっていた。ここはとても楽しいけれど、あたしは家に帰る。ちょっと無理をしている気もするけれど、十一年間、築いてきた絆を断ち切ることはできない。今までその大切さを忘れてきたからこそ、捨て去ることはできないのだ。自分一人の世界に生きようとしたあたしに、笑顔を向けてくれる人たちがいたんだから。
「じゃああたしを怒らないって約束してよ」
「分かった」
魔王はしっかりとうなずいた。
「美紗は――」
ちょっと苦い顔をしていた魔王は、思いきって口をひらいた。
「これは私たちだけの秘密だが、美紗は私の命の恩人なのだ。あのまま革袋が沈んでしまい、木の枝の私に気付く人もいなかったら、私はどうなっていたことか。百三十九年の人生に、終止符を打つことになっていたろう」
「うん」
素直にそう言われると、美紗はなんと答えて良いか分からない。闇の呪書を魔王の前に置き、重い表紙をひらいてあげる。魔王は小さな体で一枚一枚ページをめくり、目当てのページにゆきつくと、
「この本をじゅうたんの上に置いてくれ」
と美紗に頼んだ。
魔王は本の魔法陣の上に立ち、
「カーナラマンダ・ナーダラマンダ……」
と何やら難しい呪文を唱え始める。左右の指を複雑に絡ませ、
「ナヒラ・バシャ・ヒーナマンダ……」
魔法陣が発光し始め風が起こる。次第に強くなる風に寝台の天蓋がはためき、美紗はいそいでほかの六つの道具を革袋にしまった。なおも光は強く風は激しくなり、美紗は革袋を抱きしめて寝台の柱にへばりついた。
突然、真昼の太陽を百個集めたような光が襲う。美紗が目を閉じた直後、突風が部屋を揺るがした。
窓枠に絡んだ蔦を揺らして、長い時を経た部屋に新しい風がすべり込む。
(もうすぐ十二歳だ)
ベッドの上に身を起こして、美紗は今日の夕食が焼き鳥だということを思い出した。お父さんもお母さんも仕事があるから時間のかかるものは作れないけれど、美紗の大好きなものを買ってきてくれるのだ。
「起きたか」
河太郎の頭に乗って、魔王が部屋に入ってきた。
「若いくせに朝寝坊か?」
また、ふんと笑う。
「いい夢を見ていたの」
と美紗はにらんだ。
「私の夢か?」
「家の夢」
眉をひそめた魔王に、美紗は思いきって宣言した。
「あたし、うちに帰る」
それから肩に掛けた革袋をはずし、しぶしぶ返そうとしたとき、
「なぜだ」
と魔王は問うた。え、と美紗は戸惑う。当然喜んで、「それでは私の七つ道具を返せ」と手を出すと思っていたのに。
「なにが不服だ。食事も部屋も、最高のものでもてなしたつもりだ。私に恥をかかせる気か?」
と怖い顔をする。
「あんた、あたしに帰って欲しいんじゃなかったの?」
目を丸くする美紗に魔王はふん、と目をそらす。その下で河太郎が、
「だってみんなで、あんなに楽しんだじゃねえですかぁ」
とのんきな声を出したので、魔王は憤慨した。
「貴様と一緒にするな。なにが『みんな』だ。外へ出ておれ」
と美紗のベッドに飛び移り、
「私の七つ道具が気に入っているのだろ?」
ネグリジェ姿の美紗が膝に置いた革袋に目をやった。
「好きに使ってよいぞ」
「え、ほんと?」
美紗は身を乗り出す。目を輝かせて、帰る話などいっぺんに忘れてしまった。
「怒んない?」
ちょっと不安げに首をかしげると、魔王は満足した様子で笑った。
「怒らないとも。本来は私と契約を交わした者だけが使えるのだが、美紗は特別に許してやろう」
「わーい」
美紗は無邪気にばんざいして、
「どんな人と契約交わしたの?」
「最近では、ジョージとサダムという二人の男が相次いで私のもとを訪れたな。もう少し前に来たあのちょび髭の男は――、ああ、アドルフとか言ったな。美紗は知らぬのか?」
「小学校の社会の授業で習ったかなあ?」
と、美紗は首をかしげる。
「この偉大なる魔王の力を借りた者たちだからな、偉人になっているはずだ」
「そんなことよりさ、あたし七つ道具の名前、覚えたよ!」
美紗は目をきらきらさせながら、袋の中の道具を布団の上に並べだす。
「これが『烏の黒飛』、それからこの蛇のオルゴールが『忘却のメロディ』、この小瓶に入っているのが、『望みの海』ね」
それから黒革表紙の厚い本を取り出して、
「これが、魔王ちゃんお目当ての『闇の呪書』ね。この笛が――」
こうもりの顔がついた笛を取り出し、
「なんて名前だっけ」
「『銀の魔笛』だな」
「そうそう、これで五つ、と」
最後に取り出したのは、今はただの黒い石。
「『黒いルビー』、ちゃんと覚えてるよ」
魔王はよしよしとうなずく。袋の中に残っている七つ目の道具は透明な時計だった。まるでダリの描いた時計の絵のように、ぐにゃりと曲がっている。そっと取り出すとゴムのような手触りだが、南国の花のような不思議な香りがした。
「これはなに?」
魔王はちょっと考えてから、条件を出した。
「闇の呪書を返しなさい。ああこの姿、偉大なるこの私が、なんと嘆かわしいことだろう」
ばさりとマントをひるがえして、「考える人」の像みたいに苦悩の表情。美紗もちょっと考えた。魔王の頼みを拒み続けていたら、帰りたいと言って反対されても文句は言えない。一晩がたって、内容は思い出せないけれど夢の力なのか、美紗の心は決まっていた。ここはとても楽しいけれど、あたしは家に帰る。ちょっと無理をしている気もするけれど、十一年間、築いてきた絆を断ち切ることはできない。今までその大切さを忘れてきたからこそ、捨て去ることはできないのだ。自分一人の世界に生きようとしたあたしに、笑顔を向けてくれる人たちがいたんだから。
「じゃああたしを怒らないって約束してよ」
「分かった」
魔王はしっかりとうなずいた。
「美紗は――」
ちょっと苦い顔をしていた魔王は、思いきって口をひらいた。
「これは私たちだけの秘密だが、美紗は私の命の恩人なのだ。あのまま革袋が沈んでしまい、木の枝の私に気付く人もいなかったら、私はどうなっていたことか。百三十九年の人生に、終止符を打つことになっていたろう」
「うん」
素直にそう言われると、美紗はなんと答えて良いか分からない。闇の呪書を魔王の前に置き、重い表紙をひらいてあげる。魔王は小さな体で一枚一枚ページをめくり、目当てのページにゆきつくと、
「この本をじゅうたんの上に置いてくれ」
と美紗に頼んだ。
魔王は本の魔法陣の上に立ち、
「カーナラマンダ・ナーダラマンダ……」
と何やら難しい呪文を唱え始める。左右の指を複雑に絡ませ、
「ナヒラ・バシャ・ヒーナマンダ……」
魔法陣が発光し始め風が起こる。次第に強くなる風に寝台の天蓋がはためき、美紗はいそいでほかの六つの道具を革袋にしまった。なおも光は強く風は激しくなり、美紗は革袋を抱きしめて寝台の柱にへばりついた。
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