気が付けば丸々とした令嬢でした。

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後からリズが到着し、一緒にアシュレイン家の豪華な造りの入口をくぐります。
ザワザワは更に広がっています。

そこへ今回の主催者であるアシュレイン家の長男が挨拶に来られた。

遠目から見たことあるけど、迫力のある美男子って感じだわ。
切れ長の目に髪色は漆黒。
私的には馴染みがある色ね。

「カイゼル、よく来てくれた！美人と一緒だからか、今日はいつも以上に目立つ登場だな。」

「お招きいただきありがとうございます。シザール、今日は妹を連れてきました。」

「妹？そうか、連れは妹か！」

あ、このタイミングで挨拶しなきゃだ。

「はじめまして。アイリッシュ・クリスティーナと申します。本日はお招きいただきありがとうございます。」
綺麗なカーテシーが決まりました。
顔を上げると何故か迫力ある美男子が赤い顔をしていました。

「あの、大丈夫ですか？熱があるのでは？」

なんだか心配です。

「いや、大丈夫だ。」

「シザール。お前まさか……。」

「カイゼル…。今度お前の家に招いてくれ！」

「お前、何目的だ？妹は……ダメだぞ！」

「お兄様、何の話ですか？」

「ティナは気にしなくていいんだよ！」

お兄様が張り付いたような笑顔で私に言い、背中を押された為前に進むしかなくなりました。
「あの、アシュレイン公爵様、失礼します。お大事になさって下さいね？」
とりあえず失礼が無いように言う事だけ言って場を離れます！

「クリスティーナ嬢、シザールで良い。また会おう。」

後ろから公爵が言っていますが、お兄様がかわりに答えます。

「僕の目の前で口説くな！」

公爵様にタメ口のお兄様でした。
口説く？
口説かれた覚えはありませんが？

「ティナ、今夜は気を付けて。僕から離れないでね。」

お兄様が心配そうにいいます。
そんなに危険な社交の場なんでしょうか？














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新年明けましておめでとうございます🎍🐓🎍
ꉂꉂ🐯🐯💕
去年は大変( ❁ᵕᴗᵕ )お世話になりました！
本年もどうぞ宜しくお願い致します(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
とりあえず元旦投稿はなんとか出来ました🙋‍♀️
楽しんで頂けるように今年も頑張りたいと思います！
皆様にとっても素敵な1年になりますように🙏🌈