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2000年代
ちっちゃな雪使いシュガー
しおりを挟む2001年10月2日~2003年8月28日、全26話(特別編2話含む)
原作:蒼はるか
監督:木村真一郎
シリーズ構成:やまだやすのり
キャラクター原案:こげどんぼ
キャラクターデザイン:川嶋恵子
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第24話「あたしはここにいるよ」
サガのピアノを返してあげようとするクラスメートたちだが、ピアノを載せた台車が暴走。
「雪使い」見習いの少女シュガー達季節使いが魔法で助ける。
ミューレンブルクに住む11歳の人間の少女サガ・ベルイマンは、季節使いを見ることができる稀な人間。
サガの亡くなったお母さんのピアノは、サガの同級生グレタの物となったが、今まで通り楽器屋さんに置いておくことになる。
ピアノ騒動も一段落したのも束の間、修行を終えた「太陽使い」のソルトと「風使い」のペッパーは妖精界に帰ってしまう。
サガの部屋ではまたひとつ、魔法の花が綺麗に咲いていた。
「雪使い」見習いの少女シュガーは、花が咲くと人間界での修行が終わってしまう。
サガと別れなくてはならない。
サガが部屋に帰ってくると、シュガーが花を押さえ込んでた。
サガと別れたくないので、どうしても花を咲かせたくないのだった。
サガはシュガーに昔に体験した不思議な出来事を話す。
幼い頃、ピアノが運ばれる時にサガは高い所から落ちてしまった。
でも、サガはちょうど雪がクッションとなり、無傷だった。
その時、サガは自分を助けてくれた雪使いを目撃した。
サガ「私を受け止めてくれた雪。雪なのに暖かかったことを覚えてる。あの雪を降らせたの、雪使いだったんだね。とってもきれいで優しかったよ」
サガ「シュガーの雪だって同じだよ。私の大切な思い出になっているんだから」
サガが初めてシュガーと出会った時の思い出の雪の結晶。
「きらめき」をたくさん見つけたシュガー。
遂に、最後の魔法の花も綺麗に咲き、人間界での修行が終わる。
とうとうお別れの時間。
シュガー「私、サガに会えて良かった。ずっと私の事を見てくれて本当に良かった」
サガが玩具のピアノを弾くと、シュガーもピッコロで一緒に演奏。
サガ「またね、シュガー」
シュガー「またね、サガ」
シュガーが帰ってしばらくすると、
サガ「行っちゃった。じゃあ、もういいよね。我慢しなくても・・・」
堪えきれずに号泣するサガ。
そして、季節は流れ・・・。
少し大人びたサガ。
少年「ワッホーじゃないよ、ワッフルだよ」
サガは見えない妖精と話している少年を見かける。
サガ「そうか、あの子にも見えるんだね」
シュガーとお別れしてから、もう、サガには妖精は見えない。
また、雪の季節がやって来た。
サガ「季節使いって知ってる?雨を降らせたり、風を起こしたり、雲を作ったり、それぞれの季節を司る小さな妖精たちのことを」
シュガー「ただいま、サガ」
サガ「おかえり、シュガー」
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TVシリーズ26話放映の1年半後、特別編前後編が放送されました。
今回、作品の本当の最終回にあたる特別編のラストシーンをご紹介しました。
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声の出演
シュガー:川上とも子
サガ:浅野真澄
ソルト:サエキトモ
ペッパー:水橋かおり
グレタ:西村ちなみ
フィル:真田アサミ
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