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婚姻式
婚姻式は豪華絢爛だった。
これきっと、貴族令嬢じゃなかったらビビると思う。
吹き抜けで天井が高いからか、大司教様の声にエコーがかかっている。
「……誓いますか?」
「はい、誓います」
テディ様、誓うのね。正妃様と婚姻式した時も誓ったよね。
なんだかもやもやするなぁ。
正妃様との婚姻式? そういえば記憶がない。
一応公爵令嬢だし、婚姻式や夜会に呼ばれるはずなのに行ってないわ。
えっ? どういうこと?
「誓いますか? 誓いますか?」
「誓います!」
ぼーっと考えていたら、大司教様の話を聞いてなかったわ。
婚姻証明証にサインする。
あぁこれでロゼッタ・ブロムヘキシンからロゼッタ・カモスタットになったんだな。
誓いのキスは唇を合わせるだけの軽いキスだった。
テディ様震えてるけど大丈夫? 寒いのかしら?
初めてでもあるまいし、ドキドキして震えるなんて訳はないよね。
私はファーストキスなんだけどね。
夜は夜会か。
その後は初夜か。
頑張らなきゃね。後継産むのが私の役目なんだし。
式が終わり、テディ様のエスコートで外に出た。
白い鳩が放たれ空に舞う。
みんなおめでとうとお祝いをしてくれる。
結婚したんだなぁ~、側妃だけど。
夜会が始まった。
私はウエディングドレスから、テディ様色のドレスに着替えた。
来賓との挨拶は面倒だけれど仕方ない。しかし、ほとんど表に出ることはないし、挨拶なんかいらないんじゃないの?
国王陛下が見目麗しい男性と一緒にいる。
「テディ、ロゼッタ、おめでとう」
「ありがとうございます」
「こちらは、シンバレッド王国の王太子殿下だ。今日のお祝いに来てくれた」
シンバレッド王国? 正妃様のお兄様か?
挨拶しなきゃ。
「ロゼッタでございます。本日はご足労いただきありがとうございます」
カーテシーもバッチリ決めた。
「ロバート・シンバレッドです。本日はおめでとうごさいます。これからはカモスタット王国とシンバレッド王国の友好の為にご活躍していただけると嬉しいです。よろしくお願いします」
素敵な人だ。こんな人の妹なら正妃様はさぞかし素敵なのだろう。
「妹のことはお気になさらないで大丈夫ですので、セオドア殿と幸せになって下さい」
ん? 気にするな?
それは側妃ごときが妹に関わるなということか?
でも敵意は感じないわ。
「ロバート殿、正妃のことはまだ話していないのです」
テディ様は小声で言っているが私は耳がいいので聞こえた。
やはり何かあるんだな。
その時、玄関ホールが何か騒がしくなった。
そちらの方に目をやると、マックス様が誰かと話をしている。そして玄関ホールから外に押し出した。
なんだろう?
「ロゼ、あちらにいる叔父上に挨拶に行こう」
テディ様が私の手を引っ張る。
もう、力任せに引っ張るから痛い。腕が抜けるよ。
叔父様はアカデミーの校長で学生時代ずいぶんお世話になった。
婚約破棄がうまくいったのも校長のおかげだ。
私たちは校長と話をしていて玄関ホールでの騒ぎをすっかり忘れていた。
これきっと、貴族令嬢じゃなかったらビビると思う。
吹き抜けで天井が高いからか、大司教様の声にエコーがかかっている。
「……誓いますか?」
「はい、誓います」
テディ様、誓うのね。正妃様と婚姻式した時も誓ったよね。
なんだかもやもやするなぁ。
正妃様との婚姻式? そういえば記憶がない。
一応公爵令嬢だし、婚姻式や夜会に呼ばれるはずなのに行ってないわ。
えっ? どういうこと?
「誓いますか? 誓いますか?」
「誓います!」
ぼーっと考えていたら、大司教様の話を聞いてなかったわ。
婚姻証明証にサインする。
あぁこれでロゼッタ・ブロムヘキシンからロゼッタ・カモスタットになったんだな。
誓いのキスは唇を合わせるだけの軽いキスだった。
テディ様震えてるけど大丈夫? 寒いのかしら?
初めてでもあるまいし、ドキドキして震えるなんて訳はないよね。
私はファーストキスなんだけどね。
夜は夜会か。
その後は初夜か。
頑張らなきゃね。後継産むのが私の役目なんだし。
式が終わり、テディ様のエスコートで外に出た。
白い鳩が放たれ空に舞う。
みんなおめでとうとお祝いをしてくれる。
結婚したんだなぁ~、側妃だけど。
夜会が始まった。
私はウエディングドレスから、テディ様色のドレスに着替えた。
来賓との挨拶は面倒だけれど仕方ない。しかし、ほとんど表に出ることはないし、挨拶なんかいらないんじゃないの?
国王陛下が見目麗しい男性と一緒にいる。
「テディ、ロゼッタ、おめでとう」
「ありがとうございます」
「こちらは、シンバレッド王国の王太子殿下だ。今日のお祝いに来てくれた」
シンバレッド王国? 正妃様のお兄様か?
挨拶しなきゃ。
「ロゼッタでございます。本日はご足労いただきありがとうございます」
カーテシーもバッチリ決めた。
「ロバート・シンバレッドです。本日はおめでとうごさいます。これからはカモスタット王国とシンバレッド王国の友好の為にご活躍していただけると嬉しいです。よろしくお願いします」
素敵な人だ。こんな人の妹なら正妃様はさぞかし素敵なのだろう。
「妹のことはお気になさらないで大丈夫ですので、セオドア殿と幸せになって下さい」
ん? 気にするな?
それは側妃ごときが妹に関わるなということか?
でも敵意は感じないわ。
「ロバート殿、正妃のことはまだ話していないのです」
テディ様は小声で言っているが私は耳がいいので聞こえた。
やはり何かあるんだな。
その時、玄関ホールが何か騒がしくなった。
そちらの方に目をやると、マックス様が誰かと話をしている。そして玄関ホールから外に押し出した。
なんだろう?
「ロゼ、あちらにいる叔父上に挨拶に行こう」
テディ様が私の手を引っ張る。
もう、力任せに引っ張るから痛い。腕が抜けるよ。
叔父様はアカデミーの校長で学生時代ずいぶんお世話になった。
婚約破棄がうまくいったのも校長のおかげだ。
私たちは校長と話をしていて玄関ホールでの騒ぎをすっかり忘れていた。
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