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イグニス 気付き

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やっちまった。

力の抜けたルウの小さな体にハッとした時にはもう遅かった…

こんなに小さく柔らかい体を意識を奪うほど締め上げちまった…

柔らかい…すげーいい匂いが…ウマソウ


ウマソウ⁈ヤバい!ダメだ⁈ヤバい!ヤバい!色々ヤバすぎて訳が分からん。

ため息と共に肺の空気を全て吐き出す。
そしてまた抱きしめたいままになっているルウ匂いが…クンクン

ウマソウ…


俺は変態か⁈しっかりしろ‼︎オッサンで変態…きっ嫌われる…

早くベッドに連れて行くべきだ。

でも…もう少しだけこの匂いを堪能していたい…ウマソ

「ん~」
ゆっくりルウの目が開く、まだ虚なルウの瞳に俺が、俺だけが映ってる。今までにない痺れが体全体を覆う。

あぁ~、そうか、俺はもうルウが居ないと生きては行けね。
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