18 / 28
緊急事態ですか?
しおりを挟む
「ル~ちゃんあなたも、あなたの〈つがい〉から逃げて来たんでしょ~。とりあえず~好きなだけゆっくりして~」
ゆっくり…ここで?
カッタ…
「みなさんはずっとここに居るんですか?ヤン…えっと…〈つがい〉さんから逃げてずっとここに?元の場所?時代には…戻らない?…戻れないんですか?」
カタカタ…
部屋に居る女性達は困った様にお互いの顔を見合わせている。
姉様も
カタッ
カタカタ
今まで静かだった部屋に窓ガラスが鳴っている。
風?
そういえば、呪われた町に来てから風が吹いているのを感じた事なかった気がする。
「ここは風が吹くんだね」
「「「「「えっ⁈」」」」」
何気なく出た言葉に部屋に居る全員が驚いている。ここを作ったアイリーンさんまでが得体の知れないものを見る様に窓を見つめている。
はい、理解しました。
ここは絶対風が吹かない。吹くばずがない場所ですね。
異常事態が発生です。
みんなで恐る恐る窓へ近づき外を見ると、おそらく呪われた町があると思われる方向が黒い風船の様に膨らんでいた。
ガタガタガタガタ
風じゃない。地震?…地面じゃなく…空気が…揺れてる?
震えてる⁈
「なんか風船みたい…
まだまだ、おっきくなってるけど…割れないわよね。」
誰かの声にみんなアイリーンさんを見る
「ん~、魔力みたいだけど~、風船みたいに割れないけど~、魔術師の村との境界が壊れちゃうかも~」
……………………
みんなの心の声は一致したと思う。
それって表現の違いだけで同じじゃん
「それって…
それで、ここは大丈夫なんですか?」
ゆっくり…ここで?
カッタ…
「みなさんはずっとここに居るんですか?ヤン…えっと…〈つがい〉さんから逃げてずっとここに?元の場所?時代には…戻らない?…戻れないんですか?」
カタカタ…
部屋に居る女性達は困った様にお互いの顔を見合わせている。
姉様も
カタッ
カタカタ
今まで静かだった部屋に窓ガラスが鳴っている。
風?
そういえば、呪われた町に来てから風が吹いているのを感じた事なかった気がする。
「ここは風が吹くんだね」
「「「「「えっ⁈」」」」」
何気なく出た言葉に部屋に居る全員が驚いている。ここを作ったアイリーンさんまでが得体の知れないものを見る様に窓を見つめている。
はい、理解しました。
ここは絶対風が吹かない。吹くばずがない場所ですね。
異常事態が発生です。
みんなで恐る恐る窓へ近づき外を見ると、おそらく呪われた町があると思われる方向が黒い風船の様に膨らんでいた。
ガタガタガタガタ
風じゃない。地震?…地面じゃなく…空気が…揺れてる?
震えてる⁈
「なんか風船みたい…
まだまだ、おっきくなってるけど…割れないわよね。」
誰かの声にみんなアイリーンさんを見る
「ん~、魔力みたいだけど~、風船みたいに割れないけど~、魔術師の村との境界が壊れちゃうかも~」
……………………
みんなの心の声は一致したと思う。
それって表現の違いだけで同じじゃん
「それって…
それで、ここは大丈夫なんですか?」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
56
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる