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やり直しの初夜は2人きりで 3 R18
しおりを挟む下着を外された後も長いかと思われた前戯だけれど、その後わりとすぐにバルトルの、しっかりと張り詰め、赤黒くそそり勃つ巨幹を突き立てられました。
ヴィーが通ってきた私のナカは、簡単にそれを奥まで導く。
「アんっ!」
奥の壁まで一気に穿たれ、声が漏れると、バルトルは野性的な笑顔を私に見せた直後には激しいキスをデコルテ中に散らします。
唇の移動の度に赤い痕を残すそこは、きっとチリリとした痛みが走っているのだろうが、下から穿たれる激しさには負け、ただ甘さを残す触れ合いとなって、快楽の頂上への後押しとなっていました。
角度を変えながら数度穿たれると、ナカに熱い迸りを感じます。
バルトルのキスの雨が止み、彼は静止タイム。私もここでしっかりと呼吸を整えておかないと、今夜はまだまだ長い気がしますので…
実は、この時のバルトルの表情が好きです。
1回目はなぜかいつも少し苦しげで、悔しそうな表情をするので、ちょっとだけ勝てたような気分に浸れるので。
今日は特に眉間のシワが酷いので、私は手を伸ばしてバルトルの眉間に触れてみました。
「……ん? エリサ?」
隠されていた潤んだ青が、私を見下ろしました。
「苦しそう…? と思って。」
「あぁ…うん。本当は、まだ出したくなかったのに、出てしまったから。」
「そう。」
「自分に負けたような気がして、悔しい。
だから、次はもう少し長く…粘りたい。」
バルトルが言い終えると、私のナカのバルトルはまた硬さや熱さを増し、臨戦態勢へと入ったようです。
「エリ…まだ余裕そうだな。」
瞬間、バルトルの青の瞳が金の煌めきを纏ったように見えました。
そして、私の腰を掴むと一旦抜けそうなほどに腰を引き、一気に!!!
「きゃぁあああーーーー………………」
あまりの刺激の強さに、視界がチカチカと点滅しました。
「善い。もっと善がっっ…って、エリっ…ふっ……はっ!」
「激しっ…ばるっ……わたっっし、壊れ……ァんっァあっ!」
「あぁ…このうねり、ひだ…全部、素晴らし…エリサ、エリサぁ!」
「ぁんっ…ばるっバルぅっ…はぁんっ、あっ……ぁあっ!」
その後も、バルトルは何度も果てて私は高みへ昇らされ、最後は2人とも体力や精神力の限界を迎えたように、パタリと意識を手放して眠りについたようでした。
なぜなら私達は、婚姻式から翌日で1週間という日に、レレキさんとリリサに救出されるかのように保護され、使用人の皆様の出勤日には別々の場所にあるベッドで眠っていたのですから。
ちなみに、バルトルは自宅となる伯爵邸。
私は侯爵家の本邸です。
私が留守のうちに、ヴィーはすっかり離乳と1人寝を覚え、掴まり立ちもマスターしていました。
子の成長というものは、本当に早いものですね。
そして、若干衰弱していた私がヴィーを抱き上げられるくらいに回復した、約ひと月後のこと。
私とリリサとヴィーは、侯爵領とは隣領にあたる新伯爵の待つバルトルの邸へと引越しをしました。
使用人の皆様は私とヴィーをとても優しく出迎えてくれ、とても親切に優しく接してくださいます。
私もヴィーもバルトルも、皆笑顔の絶えない幸せな家族となりました。
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