捨てられた花嫁ですが、一途な若社長に溺愛されています

紺乃 藍

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◆ 番外編・後日談

【後日談】あの日の忘れもの 前編

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◆ 本編完結後の後日談。七海が本物の幸せに辿り着くためのステップであると同時に、悪役のその後のお話でもあるので、もし「悪役が幸せなところは見たくない」という方は遠慮なく読み飛ばしてくださいね。



 ある土曜日の昼。七海は自身が勤める支倉建設本社の最寄り駅近くにある、とある産婦人科病院を訪れていた。

 なにか病気があったとか、妊娠の兆しがあったとか、身体的に気になることがあって受診したわけではない。むしろ気になることがないかどうか確認するためにやってきた、という表現のほうが正しいだろう。

 年に一度の婦人科健診は、会社が推進している定期健康診断の項目にも含まれている。指定された病院であれば無償だったり助成制度が使えるものもあるので、七海は今年もその健診を受けるべく、一人で婦人科病院にやってきていたのだ。

(女性のお医者さんでよかった)

 健康上の問題を確認するためとはいえ、内診を行うのが男性医師だと変に緊張してしまう。だから担当医師が七海より一回りほど年上の朗らかな女性で、本当によかったと思う。書面での正式通知は後日になるが、大きな問題所見はなさそう、とのことだったのでさらに安心できた。カフェにでも寄って帰ろうかな、と思いながら、実質費用ゼロの会計を済ませる。

 最近はどこの病院も自動精算機なんだ~と呑気に考えながらロビーを出ようとしたところ、ふと後ろから誰かに声をかけられた。

「あの……っ」
「?」

 聞き覚えのない――否、どこかで聞いたことがあるような声に反応して振り返った七海は、相手の顔を見た瞬間、驚きのあまりその場で凍りついてしまった。

 それは驚くだろう。
 驚くに決まっている。

「あなた、慎介さんの元婚約者の……七海さんよね?」
「っ……!?」


 七海に声をかけてきた相手の顔は、今この瞬間まですっかりと忘れていた。夫となった将斗の深く献身的な愛情に満たされ、今となってはすっかり過去となっていた〝あの日〟の記憶が急速に蘇る。

 背中にじとりと嫌な汗をかく。

(な、んで……)

 なんで話しかけてきたのだろう。
 なぜこんなところで会うのだろう。

 すっかりと忘れていたのに、どうしてまた思い出させるのだろう。

 急に喉が渇いて、心音が速まっていく。先ほど健診の前に計測した血圧は正常だったが、今なら異様に高いか異様に低いような気がする。どっちかはわからないが、正常値じゃないことだけはわかる。

 足も震え出す。けれど立ちすくんで動けなくなるほどではない。むしろこの場から逃げたいという思いが爆発的に膨れ上がり、気づけば七海は病院の自動ドアに向かって駆け出していた。

「ま、待って……!」

 七海が走り去ろうとしたことに気づいたのか、相手が――婚約者だった慎介にあの日『愛華まなか』と呼ばれていた女性が、大きな声で七海を呼び止める。

 だが話すことは何もない、むしろ話なんてしたくもなかった七海は、そのままその場から逃げようとした。しかしなんの偶然かロビーの自動ドアの反応が悪く、開くまで時間がかかってもたついているうちにさらに大声で言い募られる。

「急に話かけてごめんなさい! でもちょっとだけ……少しでいいの、話を聞いて!」



 大声を出した愛華に驚き振り返る。必死な声で七海を呼び止める割にたった数メートルの距離を詰めてこないことを不思議に思う七海だったが、振り返って改めて彼女の姿を確認した瞬間、その理由にすぐに気がついた。

 よく見ると愛華は、腹部がふっくらと膨らんでいた。服装もゆったりとしたワンピース姿で、身体を締めつけないものを選んでいるとわかる。

 なるほど、必死に追いかけてこないのも当然だ。というより、走りたくても物理的にも心理的にも走れるような状況ではない。――そう、彼女は妊娠しているのだ。

 恐らく今はなによりも自分の身体を大事にしなければいけない時期のはず。なのに愛華は必死に七海を呼び止めてきた。きっと、そうしなければならない理由があるのだろう。

 そう思い至ると同時に、待合ロビーや受付内にいる事務スタッフ、ちょうど来院してきた同年代頃の女性まで、何事かとこちらの様子を窺っていることにも気づく。

 必要以上に周囲の注目を集めてしまったことと、愛華の必死な表情を見ているうちに、七海の『ここから逃げ出してしまいたい』という気持ちが少しだけ和らいだ。

「わ、わかったわ……。でもここじゃちょっと……!」
「あ、え……そうね、ごめんなさい」

 色んな意味で狼狽えた七海があわあわと手を振ると、愛華も周囲の様子に気がついたらしい。申し訳なさそうにシュンと俯く姿を見て、なんとなく放っておけない気持ちになる。

 自分がされた仕打ちを思えば情が湧く必要なんてないはずなのに、七海は不思議と、愛華の必死な様子が気になってしまった。



   * * *



 愛華もちょうど産婦人科の受診を終えたところだというので、二人で病院のほど近くにあるカフェへと移動した。

 カフェインレスのラテを注文してゆったりとしたソファ席に座った愛華に習い、七海も注文したカプチーノを手に愛華の向かいの席へ腰を下ろす。

「改めまして、三和みわ愛華と申します」
「えっと、支倉七海、です」

 改めて自己紹介をし合うが、二人の間には妙な緊張感が漂う。どう考えても仲良く親しげにカフェで会話を楽しむ間柄ではないのだから、当たり前といえば当たり前だ。

 緊張のままマグカップの中に視線を落としかけた七海だったが、そこでふと違和感に気がつく。

 七海は結婚して名字が変わったので『支倉七海』と名乗った。だがどう見ても妊娠しているはずなのに、愛華は『佐久愛華』と名乗らなかった。

 視線を上げると、ショートボブに大きな目が可愛らしい彼女の顔をじっと見つめる。

「ええと、愛華さん? ……は、慎……佐久さんと結婚したわけではないの……?」
「いいえ、籍は入れたわ」

 七海の質問に答えながら、白いマグカップをコースターに戻した愛華が小さく首を振る。だがその返答で七海の疑問がさらに大きくなる。

 彼女の台詞には何か別の意味が含まれているような気がしてならない。入籍はしたが、それ以外に別の問題があるように聞こえるのだ。

(まさか、一回入籍はしたけどもう離――)
「離婚ではないわよ」

 不吉な想像をしてしまう七海の思考を読んだように、愛華が苦笑いを浮かべる。確か慎介は、愛華は自分より五つ年下だと言っていたはず。つまり彼女は七海より二つ年下ということになる。

 その割に口調も態度も落ち着いた様子で、しかも先ほどの慌てぶりが嘘のように、受け答えもしっかりとしている。芯が通っている、という意味では、長年大企業の秘書を務めている七海よりも落ち着いていて貫禄があるかもしれない。

「私の名字が『佐久』じゃないのは、慎介さんが三和の家に入ったからなの」
「え……えっ、そうなんですか?」

 そんな彼女が教えてくれたのは、またしても意外な真実だった。不思議な性格を通り越して完全にモラハラ気質のあの慎介が、まさか妻となった女性の家に入ることになるとは思ってもおらず、ただただ驚いてしまう七海である。

 カプチーノと一緒に注文したケーキを食べることも忘れて目をぱちぱち瞬かせていると、苦い笑みを零した愛華が突然、ぺこりと頭を下げた。

「あの時は本当にごめんなさい。七海さんには、本当に申し訳ないことをしてしまったわ」
「えっ……い、いえ! もう全然……!」
「同じ女性として、一番あってはならない状況を作ってしまったことをものすごく反省したの。ごめんなさい……。本当に、申し訳ございませんでした」

 静かに身を低くする愛華の様子を見て、再びあわあわと慌ててしまう。まさか挙式の場で花婿を奪った女性から懇切丁寧に謝罪されるとは思ってもおらず、七海はひとり混乱する。

 もちろん『謝るぐらいならなんであんなことをしたの?』という気持ちもないわけではない。だが今となってはあれでよかった、とすら思っている。

 愛華のおかげで、七海は将斗の想いに気づくことができた。今では公私ともに将斗の傍にいる幸せな日々を送っているので、愛華には感謝していると言っても過言ではない。もちろん口にはしないけれど。

「もういいの、気にしてないわ。だから頭をあげて」

 かなりお腹がふっくらしている愛華だ。頭を下げることで前屈みになればお腹を圧迫して母体に負担がかかるかもしれないと思い、これ以上の彼女の謝罪を遠慮する。

 七海の制止で顔を上げた愛華は、本当に申し訳なさそうな表情をしていた。

(慎介さんよりよっぽど常識人じゃない……?)

 きっと愛華は、最初から七海に謝罪するつもりで声をかけてくれたのだ。こうして誠実に反省の言葉を伝えてくれる彼女から逃げることばかり考えていた自分が情けない。

 もちろん支倉建設のエントランスで会った慎介のように、無自覚に七海を傷つけてくる可能性もあった。だから思わず逃げた自分の行動が絶対悪だとは思っていないが、夫婦といえど愛華と慎介は別の人物なのに。勝手に決めつけて話を聞かずに逃げようとするなんて、とこっそり反省する。

「慎介さんって、不思議な人……というか変な人でしょう?」

 もう少し心に余裕のある女性になろう……と密かな決意をしていると、愛華がふと意外な問いかけをしてきた。

 だが咄嗟になんと返事をしていいのかわからない。愛華の発言にはっきりと返答すれば間違いなくイエスなのだが、それを慎介の妻になった彼女にストレートに伝えていいはずがない。

「えっと……」
「大丈夫よ。私も変な人だと知ってて結婚したから」
「は、はぁ……」

 答え方の正解がわからず口籠もっていると、愛華が七海の心を読んだようにそう断言した。思わず気の抜けた声を発してしまうが、彼女に気にした様子はなさそうである。

 そのまましばし沈黙がおりる。カフェの中には絶えることなく交わされる客や店員の会話、有名クラシックをオルゴール調にアレンジした可愛らしい音楽が漂っている。

 わずかな緊張感を覚えながら次の言葉を探していると、カフェラテを一口啜った愛華が意を決したように七海に向き直った。

「できれば悪い方に捉えず、ただの『情報』として聞いてほしいのだけど」
「?」

 愛華の前置きに疑問を抱きながら首肯する。首をかしげる動きと縦に振る動きが複合してやや斜めに頷いてしまった気がしたが、愛華は気にせず話を続けた。

「七海さんと慎介さんは、友人関係としての相性はそれほど悪くなかったわ。けど恋愛関係としての相性は最悪だったの」
「え……?」
「しかも間の悪いことに、七海さんと慎介さんが出会った頃の七海さんは、人生最低と言ってもいいぐらい恋愛運が下降していたのよ」
「う……」

 身に覚えがありすぎる。将斗に指摘されるまで自分でもすっかり忘れていたが、慎介と付き合う一か月ほど前まで、七海には大学時代から付き合ってきた相手がいた。それなりに長く付き合ってきたこともあって、ぼんやりとだが彼と結婚することになるかも、とさえ思っていた。

 だが結局、七海はその恋人と別れてしまった。まさかの五股をかけられるという最低に最低を塗り重ねた状況にどん底まで沈んだ七海だが、落ち込んでいたところに声をかけてくれたのが慎介だった。

 彼は最初から不思議な側面がある人だったが、物腰が柔らかく朗らかな人柄に惹かれてお付き合いを始めた。もちろん当初はあんなことになるなんて思ってもいなかった。

 それも今となっては過去の話なのだが、そう思えばあの時期は恋愛運が最悪だったのかも――……って。

「えっと……? なんでそんなことがわかるんですか?」

 まるで見てきたかのように七海の過去の恋愛に言及する愛華に、小さな疑問を抱く。

 もちろん『状況』だけなら慎介から見聞きして知っている可能性もあるが、『相性』だの『運勢』だのという部分は慎介にもわからないはず。なのに愛華は、それがすべての事実であるかのようにきっぱりと断言するのだ。

「……。……信じてくれない、かも、しれないけれど」

 七海の問いかけへの答え方に少し迷う様子を見せる愛華だったが、自分を取り巻く状況をありのままに教えると決めたようだ。自信なさげに前置きしたのち、覚悟を決めたように深呼吸をして七海の目をじっと見つめてくる。

 真実を探りながら、真実を伝えるように。

「私、実は昔から『視える』の」
「『視える』?」

 一カ所だけやけに強調されたので、その部分を反復してみる。七海が首をかしげると、愛華がこくりと顎を引いた。

 一瞬、意味が分からなかった。しかし、はた、と気づいて動きを止める。意図せず身体がびくりと震える。

「え、まさか幽霊とかオバケですか……?」

 ホラーやオカルトといった類が大の苦手で、その手の話題は一切受け付けない七海だ。まさかほぼ初対面の人にいきなり怖い話をされるとは想像もしていなかったせいか、思わずビクビク怯えて逃げ腰になってしまう。しかし愛華は七海の態度に苦笑しつつ、違うわ、と手を横に振る。

「そういう禍々しいものではなくて。他人の未来というか、運勢や運気というか……いわゆる『オーラ』や『気』が視える、と言えばわかりやすいかしら?」
「え……! すごい……」

 愛華の説明に、恐怖で委縮する気持ちが少しだけ和らぐ。ホラーやオカルトは苦手だが、スピリチュアルならばいくらか平気だ。むしろ占いやジンクスは比較的好きなほうである。しかし愛華がその不思議な能力を持っているとは、意外にもほどがある。

 最初に会ったときも今も、外見は可憐で女の子らしい今どきの若者、という印象だ。普通の人に見えないものが見えているようには思えないので、愛華の言葉をにわかには信じられない。

「そのせいで私、小さい頃はよくいじめられていたの」
「!」

 本当に? と思いながら目の前の女性の顔を見つめていると、愛華が自身の辿ってきた時間をそっと巻き戻した。だが彼女がふと発したワードが予想以上に重たい響きを含んでいたので、思わず固唾をのんでしまう。

「他人に視えないものが自分だけ視えていることに、昔はまったく気付いてなかったわ。無邪気だといえば可愛げがあるけど、不用意に余計なことを言っては他人を困らせたり気味悪がられたりして……同級生の和に馴染めず、いつも孤立して浮いていたの」

 己の感情を抑えて淡々と話す愛華だったが、七海には彼女の秘めた葛藤が読み取れた。

 幼い頃から他人の過去や未来が『視えて』いた彼女は、自分の言葉で他人を傷つけてしまうことを恐れ、己の心を押し殺す術を身に着けた。苦しみや切なさを抱きつつも平静を装う表情や落ち着いた態度は、彼女の努力の賜物なのだろう。

「慎兄ちゃんは……慎介さんは、そんな私に普通に接してくれた、数少ない『理解者』だった」
「!」
「でも年齢が離れていたから、そのうち疎遠になってしまったわ。私が慎介さんへの気持ちを自覚したとき、彼はもう大人になっていた……。私の手が届かない人になっていたの」

 愛華の言葉と表情は、秘めた恋に焦がれる乙女そのものだった。

 だからすぐに気がつく。七海が思うよりもずっと強く、愛華は慎介の存在を欲していたのだと。

「再会したときには、もう私との結婚が決まっていた?」
「……ええ」

 やや間はあったものの七海の質問にしっかりと頷くその表情に、やっぱり、と合点がいく。

 愛華が慎介と再会したとき、彼には婚約者がいた。それが他でもない、七海という存在だった。

 そんな愛華は慎介と再会した瞬間から『視えて』いたらしい。七海と慎介の相性が壊滅的に悪いことも。互いに傷つけ合う関係にしかなれないことも。

「何度も私が見えているものと自分の気持ちを伝えようとしたの。でも上手く言葉にできず悩んでいるうちに、どんどん式の日取りが近づいてきて……」
「愛華さん……」
「『視えて』いても行動しなければ変わらないことは知っていたのに。結局何も決断できないまま、二人の式の日を迎えてしまったわ」

 どこかで聞いたような話だ、と思うのも当然だろう。彼女の語る想いは、将斗が語る想いによく似ている。

 以前から恋心を抱いていて、本当はずっと手に入れたいと望んでいたのに、相手の幸せを奪うことを躊躇って――これまで築いてきた関係を壊すことが怖くて、『たった一言』が口にできない。

 覚悟ができずに時間だけが過ぎ、延々とタイミングを逃し続けているうちに、七海と慎介の結婚式の日がやってきてしまった。そうなるともう将斗にも愛華にも止められない。二人の結婚を、指をくわえて見守ることしかできない。はずだった。

「結局、いちばん最低な形で断ち切ることになってしまったわね」

 再度しゅん、と項垂れる愛華にふるふると首を振る。

 そんなことはない。当時は確かに驚いたし悲しい気持ちにもなったが、愛華が自分の決断と行動を後悔する必要はない。七海も責めるつもりはない。今となっては感謝しているし、将斗はむしろ愛華の決意を褒めるかもしれない。

 もちろん愛華は七海と将斗のために行動したわけではないだろう。多くの人に迷惑をかけてしまったことも事実だが、時間が経ってから考えてみると、収まるところにすべてが上手く収まっている。彼女のたった一つの行動が、七海にも将斗にも慎介にも幸福をもたらしたのだ。

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