21 / 51
第21話 深夜の温もり
しおりを挟む
右にランプ、左にピッチャーを持って部屋から出ると、廊下は既に静まり返っていた。
二階は主人の部屋や書斎などがあり、一階が厨房や食堂、使用人の部屋となっていて、夜中でも利用することがあるためか、昼間ほどではないものの廊下に所々ランプが灯されている。おかげで厨房までは手元のランプは必要なさそうだ。
それでも昼間と違って人気が無いひっそりとした空間は心もとない。廊下や階段には絨毯が敷かれていて足音を吸収してくれているが、もし何も敷かれていなかったらこんな静かな夜は足音が響くだろう。もしそこへ自分とは違う足音が背後から聞こえてきたりなんてしたら、きっと恐怖に震えるに違いな――。
そこまで思ったところで、足音もなく、何の予兆もなく、いきなり低い声と共に肩に手を置かれた私は文字通り恐怖で肩が跳ね上がった。
我ながらよく大声を上げてランプやピッチャーを落とさなかったものだと思う。むしろ恐怖で縮こまって、握る力がこもったのが良かったのかもしれない。
とにもかくにもその正体の分からぬものから距離を取るために勢いよく振り返ると、そこにいたのはレイヴァン様だった。
「ア、アむーるレイヴァン」
まだ私は二階の廊下を歩いているところだったから、深夜この階にいる人物は確かにレイヴァン様のみとなるだろう。それでも見知った人物だったことで、ほっと息をつく。
「クリスタル王女」
一般的な女性の敬称とは違う私への呼びかけにレイヴァン様は何と言っているのかとマノンさんに一度尋ねたら、リシーズ・クリスタル、つまりクリスタル王女とお呼びになっていますと答えてくれた。今もクリスタル王女と呼んだようだ。
レイヴァン様は続けて訝しげに眉をひそめて何かを言った。
意味は分からなかったけれど、おそらく私が何をしているのか、何をするつもりなのか、問いただしたかったものだと推測される。たとえ違ったとしても、今自分がしようとしていることを知ってもらったほうがいいだろう。
「ク、クォた、ウォるわー」
水が欲しいと習った単語でおそるおそる告げると、彼は一瞬目を見開いた後、ぐっと眉根を寄せた。
どうやら通じなかったようだ。もう一度言ってみる。
「クォた、ウォるわー」
今度はピッチャーを前に突き出しながら説明すると、レイヴァン様はようやく小さく頷いてくれた。理解してもらえたかと思ったのも束の間、彼は私の手からランプとピッチャーを取り上げ、そのまま歩いていく。
「あ……」
どういうことだろう。水は渡さないということだろうか、それとも水を入れてくるのでここで待っていろということだろうか、あるいは部屋に戻れということなのだろうか。
ぼんやり突っ立っていると、私の様子に気付いたレイヴァン様は振り返り、何か言おうとして口を開いたが結局何も言わず、顎で一緒に来るように指し示した――と思う。
私が足を前に進めるのを確認すると、彼は踵を返して先導する。
厨房までの道中、もちろん無言だったけれど、皆が寝静まった屋敷内を一人歩くよりも広い背中が前にあって、とても心強く感じた。
暗闇の厨房に入ると、レイヴァン様が部屋のランプを灯した。
レイヴァン様は何度も中に入られたことがあるのだろう。保管している水をすぐに探し当てると、ピッチャーに注ぎこんでくれた。
厨房内では明日以降の仕込みでも行われていたのだろうか。それとも残り香なのだろうか。何だかお料理の良い匂いがした。と、途端に。
――キューぐるぐるぐる。
私のお腹が存在を主張した。
静まりきった厨房に一際その音が響き、驚きの表情でレイヴァン様が振り返った。
さっきレイヴァン様が部屋の明かりを灯さなければ良かったのにと思った。顔が熱くなった今の私の頬は赤く染まって見えていることだろう。
彼は困惑した表情に変えたかと思うと、今度はまた何かを探し始め、次々と必要なものを揃えたようだ。私はその様子を黙って見ていたが、それに気付いた彼は私の肩に手をやって近くにあった椅子に座らせた。
何が始まるのだろうと思いながらレイヴァン様の様子を見守る。
彼は火を起こして鍋の中に白い物、ミルクと砂糖だろうか、二つを投入した。ふつふつと煮立つにつれて、ミルクの甘い香りが漂ってきた気がする。そのまま火から下ろすと、手近にあるカップ二つを取ってそれを注ぎ込んだ。
「クリスタル王女」
レイヴァン様はそこでようやく私に振り返り、一つのカップを渡してくれた。こんな真夜中に、しかもこの家の主人たる者が私のために作ってくれたのだ。
「エ、エふぁリスとライあー、アむーるレイヴァン」
「ああ」
「頂きます」
そういえば、頂きますという言葉は習っていなかった。またマノンさんに質問しよう。
そう思いながら唇で風を送って少し冷ますとホットミルクをそっと口にした。
甘いミルクと喉から伝う温かさが心まで温めてくれる。まるでここに来た初日の入浴時に包まれた温もりと安心感のようだ。これはレイヴァン様の優しさと温もりでもあると身に染みる。
「美味しい」
私はこの言葉もまだ習っておらず、グランテーレ語で呟いてしまったが、レイヴァン様が小さく頷いて微笑したところを見ると、思いは伝わったようだ。初めて見たレイヴァン様の穏やかな表情だった。私もつられるように頬が緩む。
彼はなぜか驚いたように私を見つめたけれど、すぐにはっと我に返ると、ご自分も追ってカップに口をつけた。そして。
「――XXっ!」
熱かったのだろうか。あるいはもしかしたらレイヴァン様には甘すぎたのだろうか。目を見開くと、このミルクから距離を取りたいとでも言わんばかりにすぐに身を引いた。
「ふっ。ふふ」
申し訳ないけれど、初めて見たレイヴァン様の動揺している姿がおかしくて、思わず笑い声がこぼれてしまう。
そんな私をレイヴァン様は目を細めて睨んできたけれど、ちっとも怖くなくて、余計に笑いが止まらなくなった私に、彼もまた諦めたように表情を崩して笑った。
いつまでも彼の笑顔を見ていたいと思った。
二階は主人の部屋や書斎などがあり、一階が厨房や食堂、使用人の部屋となっていて、夜中でも利用することがあるためか、昼間ほどではないものの廊下に所々ランプが灯されている。おかげで厨房までは手元のランプは必要なさそうだ。
それでも昼間と違って人気が無いひっそりとした空間は心もとない。廊下や階段には絨毯が敷かれていて足音を吸収してくれているが、もし何も敷かれていなかったらこんな静かな夜は足音が響くだろう。もしそこへ自分とは違う足音が背後から聞こえてきたりなんてしたら、きっと恐怖に震えるに違いな――。
そこまで思ったところで、足音もなく、何の予兆もなく、いきなり低い声と共に肩に手を置かれた私は文字通り恐怖で肩が跳ね上がった。
我ながらよく大声を上げてランプやピッチャーを落とさなかったものだと思う。むしろ恐怖で縮こまって、握る力がこもったのが良かったのかもしれない。
とにもかくにもその正体の分からぬものから距離を取るために勢いよく振り返ると、そこにいたのはレイヴァン様だった。
「ア、アむーるレイヴァン」
まだ私は二階の廊下を歩いているところだったから、深夜この階にいる人物は確かにレイヴァン様のみとなるだろう。それでも見知った人物だったことで、ほっと息をつく。
「クリスタル王女」
一般的な女性の敬称とは違う私への呼びかけにレイヴァン様は何と言っているのかとマノンさんに一度尋ねたら、リシーズ・クリスタル、つまりクリスタル王女とお呼びになっていますと答えてくれた。今もクリスタル王女と呼んだようだ。
レイヴァン様は続けて訝しげに眉をひそめて何かを言った。
意味は分からなかったけれど、おそらく私が何をしているのか、何をするつもりなのか、問いただしたかったものだと推測される。たとえ違ったとしても、今自分がしようとしていることを知ってもらったほうがいいだろう。
「ク、クォた、ウォるわー」
水が欲しいと習った単語でおそるおそる告げると、彼は一瞬目を見開いた後、ぐっと眉根を寄せた。
どうやら通じなかったようだ。もう一度言ってみる。
「クォた、ウォるわー」
今度はピッチャーを前に突き出しながら説明すると、レイヴァン様はようやく小さく頷いてくれた。理解してもらえたかと思ったのも束の間、彼は私の手からランプとピッチャーを取り上げ、そのまま歩いていく。
「あ……」
どういうことだろう。水は渡さないということだろうか、それとも水を入れてくるのでここで待っていろということだろうか、あるいは部屋に戻れということなのだろうか。
ぼんやり突っ立っていると、私の様子に気付いたレイヴァン様は振り返り、何か言おうとして口を開いたが結局何も言わず、顎で一緒に来るように指し示した――と思う。
私が足を前に進めるのを確認すると、彼は踵を返して先導する。
厨房までの道中、もちろん無言だったけれど、皆が寝静まった屋敷内を一人歩くよりも広い背中が前にあって、とても心強く感じた。
暗闇の厨房に入ると、レイヴァン様が部屋のランプを灯した。
レイヴァン様は何度も中に入られたことがあるのだろう。保管している水をすぐに探し当てると、ピッチャーに注ぎこんでくれた。
厨房内では明日以降の仕込みでも行われていたのだろうか。それとも残り香なのだろうか。何だかお料理の良い匂いがした。と、途端に。
――キューぐるぐるぐる。
私のお腹が存在を主張した。
静まりきった厨房に一際その音が響き、驚きの表情でレイヴァン様が振り返った。
さっきレイヴァン様が部屋の明かりを灯さなければ良かったのにと思った。顔が熱くなった今の私の頬は赤く染まって見えていることだろう。
彼は困惑した表情に変えたかと思うと、今度はまた何かを探し始め、次々と必要なものを揃えたようだ。私はその様子を黙って見ていたが、それに気付いた彼は私の肩に手をやって近くにあった椅子に座らせた。
何が始まるのだろうと思いながらレイヴァン様の様子を見守る。
彼は火を起こして鍋の中に白い物、ミルクと砂糖だろうか、二つを投入した。ふつふつと煮立つにつれて、ミルクの甘い香りが漂ってきた気がする。そのまま火から下ろすと、手近にあるカップ二つを取ってそれを注ぎ込んだ。
「クリスタル王女」
レイヴァン様はそこでようやく私に振り返り、一つのカップを渡してくれた。こんな真夜中に、しかもこの家の主人たる者が私のために作ってくれたのだ。
「エ、エふぁリスとライあー、アむーるレイヴァン」
「ああ」
「頂きます」
そういえば、頂きますという言葉は習っていなかった。またマノンさんに質問しよう。
そう思いながら唇で風を送って少し冷ますとホットミルクをそっと口にした。
甘いミルクと喉から伝う温かさが心まで温めてくれる。まるでここに来た初日の入浴時に包まれた温もりと安心感のようだ。これはレイヴァン様の優しさと温もりでもあると身に染みる。
「美味しい」
私はこの言葉もまだ習っておらず、グランテーレ語で呟いてしまったが、レイヴァン様が小さく頷いて微笑したところを見ると、思いは伝わったようだ。初めて見たレイヴァン様の穏やかな表情だった。私もつられるように頬が緩む。
彼はなぜか驚いたように私を見つめたけれど、すぐにはっと我に返ると、ご自分も追ってカップに口をつけた。そして。
「――XXっ!」
熱かったのだろうか。あるいはもしかしたらレイヴァン様には甘すぎたのだろうか。目を見開くと、このミルクから距離を取りたいとでも言わんばかりにすぐに身を引いた。
「ふっ。ふふ」
申し訳ないけれど、初めて見たレイヴァン様の動揺している姿がおかしくて、思わず笑い声がこぼれてしまう。
そんな私をレイヴァン様は目を細めて睨んできたけれど、ちっとも怖くなくて、余計に笑いが止まらなくなった私に、彼もまた諦めたように表情を崩して笑った。
いつまでも彼の笑顔を見ていたいと思った。
23
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
能ある令嬢は馬脚を隠す
カギカッコ「」
恋愛
父親の再婚で継家族から酷い目に遭っていたアンジェリカは、前世魔法使いだった記憶、能力が覚醒する。その能力を使って密かに不遇から脱出して自由な人生をと画策するアンジェリカだが、王太子レイモンドに魔法能力がバレた。彼はアンジェリカの能力を買って妃にと言ってきて断れず婚約はしたが、王太子妃などとんでもない。そんなわけで自由になるためにアンジェリカ最大の企みが隠された結婚式当日、企みは計画通り行った……はずだった。王太子レイモンドの予想外の反応さえなければ。アンジェリカへの愛情を見せたレイモンドのために、結果として彼女の人生選択が変わった、そんな話。
因みにキャラの基本的な容姿のカラー設定はしておりません。黒髪でも金髪でも好きなイメージをお付け下さい。全六話。長さ的には中編です。
【完結】年下幼馴染くんを上司撃退の盾にしたら、偽装婚約の罠にハマりました
廻り
恋愛
幼い頃に誘拐されたトラウマがあるリリアナ。
王宮事務官として就職するが、犯人に似ている上司に一目惚れされ、威圧的に独占されてしまう。
恐怖から逃れたいリリアナは、幼馴染を盾にし「恋人がいる」と上司の誘いを断る。
「リリちゃん。俺たち、いつから付き合っていたのかな?」
幼馴染を怒らせてしまったが、上司撃退は成功。
ほっとしたのも束の間、上司から二人の関係を問い詰められた挙句、求婚されてしまう。
幼馴染に相談したところ、彼と偽装婚約することになるが――
【完結】無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない
ベル
恋愛
旦那様とは政略結婚。
公爵家の次期当主であった旦那様と、領地の経営が悪化し、没落寸前の伯爵令嬢だった私。
旦那様と結婚したおかげで私の家は安定し、今では昔よりも裕福な暮らしができるようになりました。
そんな私は旦那様に感謝しています。
無口で何を考えているか分かりにくい方ですが、とてもお優しい方なのです。
そんな二人の日常を書いてみました。
お読みいただき本当にありがとうございますm(_ _)m
無事完結しました!
噂の聖女と国王陛下 ―婚約破棄を願った令嬢は、溺愛される
柴田はつみ
恋愛
幼い頃から共に育った国王アランは、私にとって憧れであり、唯一の婚約者だった。
だが、最近になって「陛下は聖女殿と親しいらしい」という噂が宮廷中に広まる。
聖女は誰もが認める美しい女性で、陛下の隣に立つ姿は絵のようにお似合い――私など必要ないのではないか。
胸を締め付ける不安に耐えかねた私は、ついにアランへ婚約破棄を申し出る。
「……私では、陛下の隣に立つ資格がありません」
けれど、返ってきたのは予想外の言葉だった。
「お前は俺の妻になる。誰が何と言おうと、それは変わらない」
噂の裏に隠された真実、幼馴染が密かに抱き続けていた深い愛情――
一度手放そうとした運命の絆は、より強く絡み合い、私を逃がさなくなる。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
【完】瓶底メガネの聖女様
らんか
恋愛
伯爵家の娘なのに、実母亡き後、後妻とその娘がやってきてから虐げられて育ったオリビア。
傷つけられ、生死の淵に立ったその時に、前世の記憶が蘇り、それと同時に魔力が発現した。
実家から事実上追い出された形で、家を出たオリビアは、偶然出会った人達の助けを借りて、今まで奪われ続けた、自分の大切なもの取り戻そうと奮闘する。
そんな自分にいつも寄り添ってくれるのは……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる