65 / 416
第5章 クラン拡大
第65話 虫人
しおりを挟む
――――――――――――――――――――
アゲハ
性別:女 種族:虫人(蝶種) 年齢:16歳
Lv 50
HP 4100/4100
MP 4400/4400
ATK 4361
DEF 4232
AGI 4595
INT 4647
LUK 4300
固有スキル
虫の知らせ・鱗粉・バタフライエフェクト・飛行・魔の境地・守護神・叡智・サイボーグ・炎熱操作・戦士の誓い・透過・明鏡止水・???
武技スキル
刀剣術:Lv.MAX
体術 :Lv.MAX
魔法
全属性魔法
装備
黒衣一式(神級)
水色の鞭ネケク(上級)
称号
森神の加護・夢を見る者・羽ばたく者・進む者・傅く者・恋する乙女・従者の心得・武神・魔神・魔物キラー・盗賊キラー・気分屋
――――――――――――――――――――
虫の知らせ
自身や味方にこれから悪いことが起こる場合、察知できる。ただし、任意発動ではなく、勝手に発動する為、それがいつなのかはスキル保持者も分からない。
鱗粉
1日5回まで使用可能。指定した者をあらゆる状態異常にすることができる。
バタフライエフェクト
自身の何気ない行いを後の珍事への布石とするスキル。これも任意発動ではなく、勝手に発動する。
森神の加護
森神タピオの加護。INTの値に補正。
夢を見る者
他の場所や者への興味が溢れ、いつしか、それが憧れへと変わった者へと贈られる称号。DEFの値に補正。
羽ばたく者
ようやく自身のやりたいことが見つかり、これからの生き方に誇りを持って、いろいろなところに向き合えるようになった者に贈られる称号。AGIの値に補正。
進む者
進むべき道を前向きな姿勢で歩み出した者に贈られる称号。ATKの値に補正。
――――――――――――――――――――
アタイは虫人。虫の特徴を有した人間でシリスティラビンでシンヤ様に出会うまでは色々な種族達が暮らす、ある村にいた。そこは和気藹々とした雰囲気で村人も皆、穏やか。時に喧嘩が起こってもすぐに仲直りをして、後には決して引きずらない。一言で言えば、平和を体現したようなところだった。アタイはこの場所でずっとみんなと仲良く平和に暮らしていくものだと思っていた。あいつらがやって来るまでは…………
「お、おい!止まれ!………ぐはぁっ!」
「一体、お前達は何者………うわあっ!」
「雑魚共に名乗る名など持ち合わせてはいない」
それは黒ローブを纏った異様な集団だった。そいつらはまず、門番を手にかけると堂々と村の中へと入ってきた。そして、目に付いた者達から順番に屠っていった。アタイはそいつらの目的が一切分からず、ただただ震えて立ち尽くしていることしか出来なかった。しかし……………
「ア、アゲハ!逃げろ!この村で一番足の速いお前なら、きっと逃げ切れる!」
アタイに普段から優しくしてくれている村人の1人が体を張って、時間を稼ごうとしてくれたのだ。これを目の当たりにしてしまってはその思いに応えなければならない。アタイは必死に村の出口の方へと足を動かそうとした。だが……………
「他の街へと着いたら、信用できる者を探して、こいつらのことを伝えるんだ!こいつらはヤバい!何か、とんでもないことをしでかそうとしている!早く止め…………」
「喋り過ぎだ」
「お、おじさん!!」
「お前もチョロチョロと動くな。面倒臭いだろ」
「かはっ!」
アタイは近くにいた黒ローブに捕まり、腹を殴られて、そのまま気絶してしまったのだ。目が覚めた時には全てが終わっていた。村はたった数十分の内に滅び、アタイはシリスティラビンという名の迷宮都市へと運ばれて、オークションに出品されてしまうのだった。
――――――――――――――――――――
「随分と酷い有様でいやがるデス」
「うん」
シンヤ様から発表された上司、スィーエルさんと共にやってきたのは2ヶ月程前にスタンピードによって滅びた街、ホスベルである。あらかじめ、シンヤ様達からスタンピードの様子は聞いていた為、それがどれほどの規模でもたらされる被害の大きさがどれぐらいかは頭に思い描いているつもりだった。しかし、実際に見てみると想像のはるか上をいっていた。ここで起きたことは惨劇。それ以外では形容し難い程、酷い有様だったのだ。
「アゲハも村を滅ぼされていやがるんデスよね?」
「うん。でも、加害者と被害の規模は全然違うよ……………あと、スィーエルさんは相変わらず、デリカシーってもんがないよね」
「デリカシー?それは美味しいんでいやがるデスか?」
「はぁ~…………うん。何でもないよ」
アタイは改めて街を見回した。そこは誰もいないゴーストタウンと化しているが、ところどころに建物は残っている。これは幸いと捉えるべきなのだろうか……………それから、アタイはこの街のことを憂い、黙祷を捧げていると不意に視界の隅に映る人影が見えた。どうやら、こちらの様子を窺っているようだった。おかしい。この街の者達は全員滅ぼされたはずだ。もしかして、誰かが住み着いているのだろうか?
「誰かいるの?アタイ達は敵じゃないから、出ておいで」
考えていても仕方ないと思い切って、呼び掛けてみた。すると……………
「ほ、本当ですか…………?」
ぞろぞろと複数の少女達が建物の中から、姿を現した。皆、こちらを半信半疑で見つめながら、怯えている。
「本当だよ。アタイ達は別に行くところがあって、たまたま近くを通りかかったから、立ち寄ってみただけなんだ」
「そ、そうなんですか………」
「うん…………ところで、君達は何で、こんなところにいるの?お家は?」
「ないんです。ここにいる私達全員、住んでいた村を滅ぼされたので………」
「え…………そ、それって、まさか黒いローブを纏った集団に?」
「そうです。その後、運良く生き残った私達は黒ローブ達に見つかり、連れ去られてしまいました。しかし、その途中でケンタウロスのお姉さんや天狗のお爺さんが現れ、身を挺して、逃がしてくれました。難を逃れた私達は噂で聞いた今では誰も住んでいないと言われるこの街へとやってきたのです」
「ん?ケンタウロスと天狗…………?」
「はい。私達6人がケンタウロスのお姉さんに………そして、そこにいる5人が天狗のお爺さんにそれぞれ、別の場所で助けられました……………もし、生きている内にもう一度会うことがあれば、しっかりとお礼を言いたいのですが、そんな奇跡のようなことがある訳ないですもんね」
「ち、ちょっと待って!その話、もう少し詳しく聞かせて!」
アゲハ
性別:女 種族:虫人(蝶種) 年齢:16歳
Lv 50
HP 4100/4100
MP 4400/4400
ATK 4361
DEF 4232
AGI 4595
INT 4647
LUK 4300
固有スキル
虫の知らせ・鱗粉・バタフライエフェクト・飛行・魔の境地・守護神・叡智・サイボーグ・炎熱操作・戦士の誓い・透過・明鏡止水・???
武技スキル
刀剣術:Lv.MAX
体術 :Lv.MAX
魔法
全属性魔法
装備
黒衣一式(神級)
水色の鞭ネケク(上級)
称号
森神の加護・夢を見る者・羽ばたく者・進む者・傅く者・恋する乙女・従者の心得・武神・魔神・魔物キラー・盗賊キラー・気分屋
――――――――――――――――――――
虫の知らせ
自身や味方にこれから悪いことが起こる場合、察知できる。ただし、任意発動ではなく、勝手に発動する為、それがいつなのかはスキル保持者も分からない。
鱗粉
1日5回まで使用可能。指定した者をあらゆる状態異常にすることができる。
バタフライエフェクト
自身の何気ない行いを後の珍事への布石とするスキル。これも任意発動ではなく、勝手に発動する。
森神の加護
森神タピオの加護。INTの値に補正。
夢を見る者
他の場所や者への興味が溢れ、いつしか、それが憧れへと変わった者へと贈られる称号。DEFの値に補正。
羽ばたく者
ようやく自身のやりたいことが見つかり、これからの生き方に誇りを持って、いろいろなところに向き合えるようになった者に贈られる称号。AGIの値に補正。
進む者
進むべき道を前向きな姿勢で歩み出した者に贈られる称号。ATKの値に補正。
――――――――――――――――――――
アタイは虫人。虫の特徴を有した人間でシリスティラビンでシンヤ様に出会うまでは色々な種族達が暮らす、ある村にいた。そこは和気藹々とした雰囲気で村人も皆、穏やか。時に喧嘩が起こってもすぐに仲直りをして、後には決して引きずらない。一言で言えば、平和を体現したようなところだった。アタイはこの場所でずっとみんなと仲良く平和に暮らしていくものだと思っていた。あいつらがやって来るまでは…………
「お、おい!止まれ!………ぐはぁっ!」
「一体、お前達は何者………うわあっ!」
「雑魚共に名乗る名など持ち合わせてはいない」
それは黒ローブを纏った異様な集団だった。そいつらはまず、門番を手にかけると堂々と村の中へと入ってきた。そして、目に付いた者達から順番に屠っていった。アタイはそいつらの目的が一切分からず、ただただ震えて立ち尽くしていることしか出来なかった。しかし……………
「ア、アゲハ!逃げろ!この村で一番足の速いお前なら、きっと逃げ切れる!」
アタイに普段から優しくしてくれている村人の1人が体を張って、時間を稼ごうとしてくれたのだ。これを目の当たりにしてしまってはその思いに応えなければならない。アタイは必死に村の出口の方へと足を動かそうとした。だが……………
「他の街へと着いたら、信用できる者を探して、こいつらのことを伝えるんだ!こいつらはヤバい!何か、とんでもないことをしでかそうとしている!早く止め…………」
「喋り過ぎだ」
「お、おじさん!!」
「お前もチョロチョロと動くな。面倒臭いだろ」
「かはっ!」
アタイは近くにいた黒ローブに捕まり、腹を殴られて、そのまま気絶してしまったのだ。目が覚めた時には全てが終わっていた。村はたった数十分の内に滅び、アタイはシリスティラビンという名の迷宮都市へと運ばれて、オークションに出品されてしまうのだった。
――――――――――――――――――――
「随分と酷い有様でいやがるデス」
「うん」
シンヤ様から発表された上司、スィーエルさんと共にやってきたのは2ヶ月程前にスタンピードによって滅びた街、ホスベルである。あらかじめ、シンヤ様達からスタンピードの様子は聞いていた為、それがどれほどの規模でもたらされる被害の大きさがどれぐらいかは頭に思い描いているつもりだった。しかし、実際に見てみると想像のはるか上をいっていた。ここで起きたことは惨劇。それ以外では形容し難い程、酷い有様だったのだ。
「アゲハも村を滅ぼされていやがるんデスよね?」
「うん。でも、加害者と被害の規模は全然違うよ……………あと、スィーエルさんは相変わらず、デリカシーってもんがないよね」
「デリカシー?それは美味しいんでいやがるデスか?」
「はぁ~…………うん。何でもないよ」
アタイは改めて街を見回した。そこは誰もいないゴーストタウンと化しているが、ところどころに建物は残っている。これは幸いと捉えるべきなのだろうか……………それから、アタイはこの街のことを憂い、黙祷を捧げていると不意に視界の隅に映る人影が見えた。どうやら、こちらの様子を窺っているようだった。おかしい。この街の者達は全員滅ぼされたはずだ。もしかして、誰かが住み着いているのだろうか?
「誰かいるの?アタイ達は敵じゃないから、出ておいで」
考えていても仕方ないと思い切って、呼び掛けてみた。すると……………
「ほ、本当ですか…………?」
ぞろぞろと複数の少女達が建物の中から、姿を現した。皆、こちらを半信半疑で見つめながら、怯えている。
「本当だよ。アタイ達は別に行くところがあって、たまたま近くを通りかかったから、立ち寄ってみただけなんだ」
「そ、そうなんですか………」
「うん…………ところで、君達は何で、こんなところにいるの?お家は?」
「ないんです。ここにいる私達全員、住んでいた村を滅ぼされたので………」
「え…………そ、それって、まさか黒いローブを纏った集団に?」
「そうです。その後、運良く生き残った私達は黒ローブ達に見つかり、連れ去られてしまいました。しかし、その途中でケンタウロスのお姉さんや天狗のお爺さんが現れ、身を挺して、逃がしてくれました。難を逃れた私達は噂で聞いた今では誰も住んでいないと言われるこの街へとやってきたのです」
「ん?ケンタウロスと天狗…………?」
「はい。私達6人がケンタウロスのお姉さんに………そして、そこにいる5人が天狗のお爺さんにそれぞれ、別の場所で助けられました……………もし、生きている内にもう一度会うことがあれば、しっかりとお礼を言いたいのですが、そんな奇跡のようなことがある訳ないですもんね」
「ち、ちょっと待って!その話、もう少し詳しく聞かせて!」
16
あなたにおすすめの小説
ハーレムキング
チドリ正明@不労所得発売中!!
ファンタジー
っ転生特典——ハーレムキング。
効果:対女の子特攻強制発動。誰もが目を奪われる肉体美と容姿を獲得。それなりに優れた話術を獲得。※ただし、女性を堕とすには努力が必要。
日本で事故死した大学2年生の青年(彼女いない歴=年齢)は、未練を抱えすぎたあまり神様からの転生特典として【ハーレムキング】を手に入れた。
青年は今日も女の子を口説き回る。
「ふははははっ! 君は美しい! 名前を教えてくれ!」
「変な人!」
※2025/6/6 完結。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
イレギュラーから始まるポンコツハンター 〜Fランクハンターが英雄を目指したら〜
KeyBow
ファンタジー
遡ること20年前、世界中に突如として同時に多数のダンジョンが出現し、人々を混乱に陥れた。そのダンジョンから湧き出る魔物たちは、生活を脅かし、冒険者たちの誕生を促した。
主人公、市河銀治は、最低ランクのハンターとして日々を生き抜く高校生。彼の家計を支えるため、ダンジョンに潜り続けるが、その実力は周囲から「洋梨」と揶揄されるほどの弱さだ。しかし、銀治の心には、行方不明の父親を思う強い思いがあった。
ある日、クラスメイトの春森新司からレイド戦への参加を強要され、銀治は不安を抱えながらも挑むことを決意する。しかし、待ち受けていたのは予想外の強敵と仲間たちの裏切り。絶望的な状況で、銀治は新たなスキルを手に入れ、運命を切り開くために立ち上がる。
果たして、彼は仲間たちを救い、自らの運命を変えることができるのか?友情、裏切り、そして成長を描くアクションファンタジーここに始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる