18 / 85
4月28日
しおりを挟む
4月28日
今日の授業は二つ。
夜八時から九時までの授業と、夜九時から十時半までの授業であり、通しで二時間半、PCの前に座っていた。
これは前日のことなのだが、住んでいる家の人から使いやすい机を貸していただけたので、長時間向かっていてもそれほど苦ではなかった。
それがなければただただ終わるのを待つだけになっていただろう。
とてもよくしていただいて感謝している。
さて、一コマ目は会話の授業だった。
日本に住んでいる方で、学習の動機や、日本に来たことに関する動機について、かなり共感の持てる内容であった。
特に「学習中に、他の人から指導されたくない」というスタンスがあり、要は「素人の指導を受けると、その時に望む指導以上の指摘をすることがあるのでうるさいので教師以外からの指導を望まない」というものであった。
スペイン語を学習している私にとって、その気持ちは痛いほど分かるものであった。
それに私がコロンビアに来た動機と、学生が日本に来た動機も似ているものであり、それ故、あまり気を遣わずに話せた。
授業の前にビギナーであるという申告をしてきていたものの、文法に関して目立った問題もなかったため、ビギナーと呼ぶべきではないように感じた。
もちろん、語彙は少なかったことや、2ヶ月ほどちゃんと勉強はしていなかったということもあり、忘れている部分はあったものの、勉強すればすぐに思い出すような些細なことのようであった。
二コマ目は、いつもの夜のクラスで、学生が日本の漫画を買ったので、一緒に読むという授業だった。
これは私の授業が「自由」をモットーにしているためにできることであり、そうでなかったら難しいだろう。
本の内容も、比較的わかりやすい漫画として有名ではあったが、カジュアルな表現が多いため、その学生のレベルではまだ難しいようだった。
そもそもマンガやアニメを日本語で観るということはかなりレベルが高い。
固有名詞なんかも多いものがほとんどなため、まずキャラクターの名前なのか、一般的な語彙なのかで迷うところから始まる。
さらに助詞が省略されることも多々あるため、「は」や「へ」が助詞なのか、名詞の一部なのかの判断を強いられるようだ。
日本人として、当たり前にできる能力も、外国人からしたらかなり難しいらしく、母国語話者の私にとって気づかされる事ばかりの毎日である。
今日の授業は二つ。
夜八時から九時までの授業と、夜九時から十時半までの授業であり、通しで二時間半、PCの前に座っていた。
これは前日のことなのだが、住んでいる家の人から使いやすい机を貸していただけたので、長時間向かっていてもそれほど苦ではなかった。
それがなければただただ終わるのを待つだけになっていただろう。
とてもよくしていただいて感謝している。
さて、一コマ目は会話の授業だった。
日本に住んでいる方で、学習の動機や、日本に来たことに関する動機について、かなり共感の持てる内容であった。
特に「学習中に、他の人から指導されたくない」というスタンスがあり、要は「素人の指導を受けると、その時に望む指導以上の指摘をすることがあるのでうるさいので教師以外からの指導を望まない」というものであった。
スペイン語を学習している私にとって、その気持ちは痛いほど分かるものであった。
それに私がコロンビアに来た動機と、学生が日本に来た動機も似ているものであり、それ故、あまり気を遣わずに話せた。
授業の前にビギナーであるという申告をしてきていたものの、文法に関して目立った問題もなかったため、ビギナーと呼ぶべきではないように感じた。
もちろん、語彙は少なかったことや、2ヶ月ほどちゃんと勉強はしていなかったということもあり、忘れている部分はあったものの、勉強すればすぐに思い出すような些細なことのようであった。
二コマ目は、いつもの夜のクラスで、学生が日本の漫画を買ったので、一緒に読むという授業だった。
これは私の授業が「自由」をモットーにしているためにできることであり、そうでなかったら難しいだろう。
本の内容も、比較的わかりやすい漫画として有名ではあったが、カジュアルな表現が多いため、その学生のレベルではまだ難しいようだった。
そもそもマンガやアニメを日本語で観るということはかなりレベルが高い。
固有名詞なんかも多いものがほとんどなため、まずキャラクターの名前なのか、一般的な語彙なのかで迷うところから始まる。
さらに助詞が省略されることも多々あるため、「は」や「へ」が助詞なのか、名詞の一部なのかの判断を強いられるようだ。
日本人として、当たり前にできる能力も、外国人からしたらかなり難しいらしく、母国語話者の私にとって気づかされる事ばかりの毎日である。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる