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設定資料

登場人物紹介等

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アリスティア・クゥエルレウス
主人公の公爵令嬢 十七歳
五歳の頃幼少のジークハルト(フィーリウス)と出会う。
八歳の頃に、政略上ナーティス王子の許嫁となり、王妃になる為の教育を受けていた。
しかし、アリスティアを思い通りに出来ず逆上したナーティスが、アリスティアに婚約解消を宣言する事から物語が始まる。

この世界の爵位持ちの貴族社会の令嬢は十五~十七で結婚相手を決める為、相手が決まっていない場合、家柄によっては売れ残りのレッテルを貼られる可能性がある。
聖霊の加護はあらゆる物の治癒と解呪
後にその力は覚醒し、魂の呼び戻し、魂の解放と浄化すら行える様になる。

賢く、状況に左右されない芯の強さを持つ。何かを作ったりするなど手先はなかなか器用。
幼い頃から魔力の操作が苦手で、魔導鉱石コンロを使って行う火を使う料理は、全て真っ黒焦げになる。
個人で行う料理が壊滅的に苦手。(原因は聖霊付きの為、魔導鉱石が過剰反応を起こす。三令嬢の中で特に聖霊の力が強すぎる所為。)それも地道な努力により後に改善されて行く。

ジークハルト・エリシオン
イスト王国時期国王 十八歳
幼少の頃にメリディエス王国のクウェルレウス公爵家に疎開した際、アリスティアと出会い、彼女を好きになる。再開する今の今まで想いを募らせていた。

ナーティス王子がアリスティアを追放した事により拗れかけた想いが完全爆発、その勢いに乗りアリスティアに求婚し、イスト王国の最高位客人として王城へと迎え入れる。
純愛を超えたアリスティア依存症とも言える、アリスティア第一主義。趣味は金属の研究。

ナーティス・メリディエス
メリディエス王国第一王子 十八歳
放蕩主義者、公務や雑務の全てを時期メリディエス王妃のアリスティアに押し付けていた。
しかし、自身に未だ自分を認めないアリスティアに対して逆上。
自分の思い通りにならないアリスティアに
対して冤罪をでっち上げて婚約破棄と国外追放を言い渡す。ジークハルトを嫌っている。

マクシミリアン・メリディエス
メリディエス王国第二王子 十五歳
生真面目、文武両道で例え相手が庶民でも丁寧に振る舞う好青年。
ナーティスに無理難題を押し付けられているアリスティアを心配していた。
許婚のヴリュンヒルデとは関係良好で仲睦まじい。
ナーティスとはあまり仲が良くなく、ジークハルトとは友好的で良好な関係。
趣味が鉱石の研究でありジークハルトとよく話す

ヴリュンヒルデ・クゥエルレウス
マクシミリアンの許婚、アリスティアの実の妹。十四歳。
頭脳明晰、物静かで可憐な少女。
多忙な中で公務や雑務をそつなくこなす、姉のアリスティアに憧れ敬愛している。
アリスティアと同じぐらいマクシミリアンが好きだが、中々彼に甘えられないでいる。

プリメラ・ルピティス
ルピティス伯爵令嬢 十七歳。
生真面目で凛々しい令嬢。アリスティアの親友。
アリスティアを陥れる為に冤罪をでっち上げたナーティスに操られる。
メリディエス王国主催の宴の日ナーティスが結婚を宣言し、一時的に第一王妃候補となり、結果的にアリスティアを裏切る事となった。
騒動の中心人物であるが、ナーティスがプリメラに盛った禁止された魔導薬が原因であった為、彼女自身は不問となる。
彼女はその事に納得が行かず、その後は自らを戒める為、太陽神教会でボランティアを行う。
メリディエス王国の若き騎士団長から頻繁に
アタックを受けて、後に彼と結ばれる事となった。

聖霊の加護を受けており、その能力はあらゆる外敵からの防護、全ての脅威の反射

メルル・プリティス 
プリティス伯爵令嬢 十七歳。
アリスティア、プリメラの親友。
抜群のスタイルとプロポーションを持つ、おっとり美人な令嬢。
聖女の様な包み込む優しさを持つ。ゆるくほんわかしているが芯は強い。護衛の剣士に恋心を抱く。

聖霊の加護は全ての探知と真実の導き。
彼女に一切の嘘は通用しない。

指輪の魔導師
作中最強の謎の人物。
黒の頭髪と鋭い目付き。その目に映るのは全ての未来と全ての過去。
この世の有りとあらゆる全ての魔法を操る。
またの名を「全能の魔導師」「極限の魔導師」
あらゆる戦闘魔導師を超えた戦闘魔導師

ウーゼル・メリディウス
メリディウス王国現在の国王、厳格で不正は許さない。国家転覆を目論んだ罪によりナーティスを幽閉するも、親心からか彼を極刑に処することが出来なかった。

マリエル
クウェルレウス家の従者、後にアリスティアの専属となり。アリスティアがジークハルトに嫁ぐ事を決めると自信もイスト王国へと向かう事になる。
アリスティアの髪をセットするのが日課で生き甲斐。

アルクス
ジークハルトに仕える謎の戦闘魔導師。
予言めいた発言が多く、年齢不詳。
様々な知識を持ちこの世に存在する、ほぼ全ての魔法を扱う戦闘魔導師、彼曰く兄はこの世界で最強の魔導師、らしい。

ミーティリア
ジークハルトに仕える長耳族の戦闘魔導師。
アルクスの妻であり容姿端麗でクール。
語彙力が無く、言葉遣いが火の玉ストレート
アルクスが大好き。

フィル・ランスローブ
イスト王国に仕える戦闘魔導師 二十三歳。
アルクスとミーティリアに師事し、魔法の腕はイスト国内でも五本指に入るレベルの魔導師。
特に水、冷気、氷の魔法を得意とし、ついたあだ名は「蒼氷の魔導師」
小柄で童顔、容姿端麗でありとても十三歳ぐらいに見える。
ライザと共にジークハルト、アリスティアの護衛となる。

レイゼル・クゥエルレウス
クゥエルレウス公爵。アリスティアの父、昔は魔法戦士だったらしい。
爵位は公爵、お酒好きだがめっぽう弱い。

フロリーナ・クゥエルレウス
クゥエルレウス公爵夫人。アリスティアの母、優しく気立よく、おっとりしてるがしっかり者。

アナスタシア・エリシオン
イスト王国の姫、ジークハルトの妹 十二歳
ジークハルトがクゥエルレウス公爵家に疎開し、イストへ戻ってきたその後に産まれた。少し天然、明るく裏表が無く、分け隔てなく優しく、何より可愛らしいので国民に人気。
実は学園初等科中等科を飛級していき、同世代での学力と魔力の成績は、学園内でもトップクラスの天才児。

レオルス・エリシオン
イスト王国現国王、ジークハルト及びアナスタシアの父。
豪快な性格、さまざま武器に精通している武器マニア。腕っ節が強く、アリスティアの父レイゼルとは昔からの戦友。

ルビアーナ・エリシオン
イスト王国王妃、レオルスの妻、ジークハルト及びアナスタシアの母。
国内混乱時もレオルスを支えた勇猛果敢な黒髪の女傑、凛々しく美しい。

ルピシア・エスパーダ
ルビアーナの姉、元イストの騎士団所属で勇猛果敢な人物。
イスト王国国内の混乱事に戦闘魔導師の攻撃に巻き込まれ、夫と息子が亡くなる。
混乱を抑える為にレオルス達に協力し奮起した。
それ以後はジークハルトやアナスタシアを
陰でサポートする様になる。
"刃の風の団"団長、所属する団員は元イストの屈強な騎士達や、暴動により家族を亡くした者達である。ルピシアと共にイスト王国を支える。

アナスタシアを溺愛している。

デュオン・ストディウム
メリディエス王国騎士団の騎士団長。十九歳。
平民出の騎士見習いだったが、数々の功績により、副団長の時に男爵まで上り詰める。
騎士団長への任命と共に子爵を拝命した。
プリメラとは幼馴染で幼少の頃から共に恋焦がれていたが、当時ルピティス伯爵から身分の違いにより、断固反対され一度は諦めた。
その後、努力を重ねて実績を作り続け
ナーティスが起こした騒動では。プリメラが冤罪で有る事を信じて奔走し、数々の物的証拠を集めた。
いの一番にプリメラの無罪である証拠をウーゼル王へと突きつけた人物。
プリメラが太陽教の教会で奉仕する話を聞くと教会に毎日通うようになる。
槍術と馬術を得意とする。

ライザ・ストディウム 
元メリディエス騎士団近衛騎士、アリスティア護衛の女騎士。二十二歳。
元々はアリスティアの専属護衛だったがナーティスの暴挙の後に、アリスティアがメリディエス王国を離れた為、そのまま騎士を辞職し、悠々自適なスローライフを送っていた。
イスト王国でのアリスティア誘拐事件を機に
ジークハルトが再度アリスティア専属の護衛騎士として雇い入れるとそれを快諾。
そのままイスト王国の騎士となる。
デュオンの姉であり、槍術に関しては弟を遥かに超える実力を保つ。
冷静沈着な豪傑だが、実はクマのぬいぐるみ等可愛いものが好き。

ルーヴ・グランスレイフ
令嬢メルルの護衛剣士 十七歳。
グランスレイフ家の次期当主次兄に命令されてメルルの護衛となる寡黙な剣士。
初めは任務の為に、ただ護衛をしていたが、メルルと過ごす内に彼女に次第に惹かれる様になる。
剣術一筋の他の兄弟とは違い、剣術以外にも魔法を得意とする。
上に兄が二人、下に破門された弟が居る。

ローゼリア・オラシオン
オラシオン公爵令嬢、ジークハルトの従兄弟
アリスティアの良きライバルであり良き理解者。
何事も勢いが凄まじい。

レオン・ルプスハート
ルプスハート公爵令息、次兄、ローゼリアのパートナー。
出会った当初は廃れていたが、後に心を改めて良き兄気分。

アトラ・ルプスハート
ルプスハート公爵令嬢、末娘、アナスタシアの親友。
心身疲弊していたものの、アリスティアにより回復する。

シリウス・ルプスハート
ルプスハート公爵令息、長兄、レオンの兄
学園の生徒会長、穏やかな人柄。

デネブ・ルプスハート
シリウスの妻、令嬢達の良き相談役。

バーン・ローゼンスフィア
ステラ・ローゼンスフィア
ローゼンスフィア公爵夫妻。事あるごとに、アリスティアとジークハルトを手助けしてくれる。特にステラは甘味が好物。

マリー・アウルム
マリエルの偽名。この際にはアリスティアとクウェルレウス家、イスト王家の痕跡がわかるものを一切身に付けない。
節度を持って悠々自適に遊び歩く大人な女性。この時の火遊びが、後に自身の運命を確定づける。

オルフェス・エドゥス
マリエルと出会う美男子吟遊詩人。
リュートが奏でる旋律は非常に美しく、自作の詩は何処となくぎこちない。
マリエルと後腐れのない大人な恋愛を行う。
彼女とある賭け事をするが、それにより後に
マリエルの人生が大きく変化していく。

サーシャ・メンダークス
(サーラ・メンダークス)
メンダークス伯爵家を名乗る令嬢
深紅の瞳に長い黒髪、死者を彷彿とさせる青白い透き通った肌、何処となく不気味な雰囲気を持つ
メンダークス伯爵家の姓を名乗っているが、メンダークス家の一家はかつて亡くなったとされ、尚、イストで起きた月の城の民(カルト教団)の破壊活動でメンダークス家の血筋は途絶えたとされた。惨殺され亡くなった姉、闇に堕ちたサーラの精神を身体に宿している。
サーラの人格が表に出ると頭髪が灰色へと変わる。

ヴァルハイト
アリーシャ
編入で入学した生徒。赤子の頃メンダークス家に拾われた。イストの暴動の際に太陽教の教会へと転がり込んだ。
二人とも比較的人付き合いが良く、明るい性格。
プラチナブロンドの頭髪、端正な顔つき
ヴァルハイトは黄金の瞳、アリーシャは紫水晶の様な瞳。二人は双子である。
後にローゼンスフィア公爵夫妻が保護者となる。

学園の規則

同棲寮はパートナーが決まった生徒のみ。
最上級生が優先的に入寮出来る。
男最上級生-女中級生
女最上級生-男初級生等のパターンでも入寮可
女最上級生-女最上級生等の同性パートナーも入寮可。
初級生、中級生は男女別の個人寮。
実家から通う者や持ち家から通う者も居る。
護衛の寮は一戸につき定員二名まで。
使用人の寮は原則一部屋につき定員一名まで。
護衛は入学者に対して一人、使用人は入学者の女性に対し一人主に実家の使用人や奉公人が付く。
男性には使用人が付けられない。
学食は全て一流のシェフが仕込む。
学園校舎内への武器の持ち込みは原則禁止。
持ち込んだ場合、度合いにより罰則がある。寮で保管、管理する事は許される。
また、緊急時と判断された場合は罰則が免除されたり、予め手続きを行なっている場合は例外である。
制服の色は学年共通→紺
婚姻確定者初級生、中級生→水色の様な青
婚姻確定者最上級生→白
更にリボン、ネクタイの色
リボン-女性
初級生 白色
中級生 ピンク
最上級生 薄紫

ネクタイ-男性
初級生 白色
中級生 赤色
最上級生 紺色

全学年通してパートナーが成立した場合
学園内事務所にて所定の手続きを行う事。
男女の寮共に現在における二十時以降は、異性の出入りは原則禁止とする。破った場合該当する男女に罰則が設けられる。
所定の手続きを行う事による場合と、婚姻確定者のみ、両家の護衛二人を伴って出入りする事が許される。

また、同性のパートナーで最上級生でない場合。どちらか片方が特別寮に移る事となる。

問題が起きた場合大々的に報じられる可能性がある。その場合家名が傷付き社交界でも問題として取り上げられるだろう。
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