孤独なお針子が拾ったのは最強のペットでした

第17回恋愛小説大賞にエントリーしています。

オルランディア王国の片隅にある、メルカトという田舎町の、町はずれの森の中にある一軒家。
刺繍専門のお針子ナディアは、そこで一人で暮らしていた。
娼婦の娘と蔑まれているナディアは、七年前に育ての親のおばあちゃんが亡くなり、そのすぐ後に婚約者のサミーが徴兵されてしまってから、仕事以外で会話をする人もいない。

必ず帰ってくると固い約束を交わしたサミーは、魔物討伐で活躍したことで平民ながらも英雄将軍と呼ばれるようになっていた。

そんなある日、サミーが結婚するという記事が大きく新聞に掲載され、ナディアの心は砕けてしまった。
傷心のナディアが家に帰ると、庭先に黒い大きななにかが落ちていた。

熊でも魔物でもないそれには、若い男性の顔がついていた。



それぞれ別の意味で捨てられた男女が惹かれあっていくお話です。

最後はハッピーエンドになります。

R18シーンは予告なくはいります。

毎日8時と20時に更新します。

ムーンライトにも投稿しています。
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