【R18】101回目の転生~天然無自覚少女は溺愛に気付かない~

しろ

文字の大きさ
138 / 177

132.◆~ラナンEND~2

しおりを挟む
「んっ……」

な…に…?身体に違和感を覚える…。
手…動かない…。

「はぁっ…んっ…」

それに…下腹部が……。
なに…これ…。

「ふふっ、ミュリィ起きた?」

フッと股の間に風を感じピクリと反応してしまう。重い瞼を頑張って開けると、股の下にラナンお兄様が居て驚きを隠せない。

「なっ…!?」

慌てて身体を移動させようと試みれば、ガシャン!と大きな音が鳴る。

「え…何これ…。」

レースの天蓋付きの大きなベッドの上。
私もラナンお兄様も裸だった。
天蓋のフレーム部分から伸びたリボンで私の両手首は吊るされ、膝立ちの状態から動く事が出来ない。ラナンお兄様は私の股の下に顔を入れており、両手で私の腰を抱き締めるように固定していた。

「facesittingって言うんだよ。ミュリィのクリトリスを舐めながら、可愛い顔を見ることができる。とても素敵な体位だよね。」

「ぃやっ…!お兄様お願い…このリボンをほどいて!」

「だぁめ。ミュリィが気を失ってる間、ずっと舐めてたんだよ。ほら、ミュリィのココ、もうトロトロだよ?」

お兄様の舌が花弁を割り蜜口からクリトリスを優しく舐める。お兄様が言うように既に大量の愛液が溢れ、ピチャピチャと水音が響く。

「ひゃぁっ…。あ、ダメこれ…。ラナンお兄様…」

「ちゅる、レロレロ。んっ、ダメじゃないでしょ。んっ、ミュリィのおまんこ美味しい。ちゅる、ずっと舐めていられる。」

ジュルジュルと大きな音を立てクリトリスを吸われ、私の腰は大きくピクリと動く。
攻め立てられる快感から少しでも逃れたくて、腰を浮かそうとするが、ラナンお兄様に腰をホールドされていて動く事ができない。

「んっ…ミュリィ。どんどん溢れてきちゃうね。気持ちいいね。ちゅっ、ミュリィが素直になってココに入れて欲しいって言うまで…んっレロ、ずっと舐めてあげる。」

「あっ、もうやめて…おかしくなっちゃうから…、あっ…」


それからどのくらい時間が経過したのだろうか…。ピチャピチャとずっと舐められて、クリトリスは息がかかるだけでイッてしまうくらい敏感になっていた。ラナンお兄様の綺麗な顔は、私の愛液でビショビショに濡れてしまっている。

「んっんっ、あ…またイッちゃぅ…っ!」

「んっ、イッて!」
ジュルッ!とクリトリスを強く吸われ、私の身体はビクビクと激しく波打つ。
身体に力が入らず、腰が揺れてしまう度にお兄様の顔に秘部を擦りつけるような形になってしまう。

快感に頭が上手く働かない。
クリトリスばかり攻められて、蜜壺へは舌を浅く入れられるだけでもどかしい。

指さえも入れてもらえず、私のアソコは限界だった。朦朧とする意識の中、お兄様のおちんちんを入れて貰いたくて…それ以外考えられなくなっていた。

「ラナ…ンおにぃさま…。もう…だめなの…。アソコが切ないの…。お願い、ミュリィのココに入れて…」
ポロポロとこぼれる涙がラナンお兄様の顔に落ちる。

「んっふ…。ミュリィもう我慢できないの?まだ2時間しか経ってないのに…。レロ…んちゅ。僕もね、ミュリィのココに沢山突っ込んであげたいんだよ?でも、まだダメ。ミュリィが悪い子だからいけないんだよ?俺以外を選んだりするから…。だから、これはお仕置き。んちゅ。」

「あっ、ひっく…おにぃさま…んっ…。ごめんなさい…。ひっく…。」

「ミュリィの涙には弱いんだよねぇ…。しょうがないから、指だけ入れてあげる。」

既にトロトロの蜜壺は、じゅぷっ!と音を立てながらもすんなりお兄様の指を飲み込んでしまう。やっと訪れた中への快感に、身体が大きく波打った。

「ひゃあぁぁ!っ!!」

「指を1本入れただけでイッちゃうなんて…ミュリィ可愛い。指をじゅぽじゅぽしながら、クリトリス舐めてあげるからね。」

「ひゃあ!あっ、今だめぇ!イッたばかりだからぁ!んっ!あっ、あっ、あっ!!」

指で中をかき混ぜられながらクリトリスを強く吸われ、私は再び絶頂を迎える。

「イキッぱなしだね。ミュリィのおまんこ、僕の指をぎゅうぎゅう締め付けるよ。」

「らにゃん…おにぃさま…。ミュリィのおまんこに入れて…指じゃもういやぁ…。ラナンおにぃさまのおちんちんを入れて欲しいのぉ…」

「ミュリィ、可愛い。ねぇ、ミュリィ、僕のこと好き?」

「すきっ、らにゃんおにぃさまがすきっ!だから早く入れてぇ」

「ロイお兄様よりも?僕の方が好き?」

「すきだから、ラナンおにぃさまの方がしゅきだから…お願い、もう我慢できないの…。」

「嬉しいっ!ミュリィ愛してるよ。」

再び激しくクリトリスをベロベロと舐められて、私は何も考えられなくなっていた。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

冗談のつもりでいたら本気だったらしい

下菊みこと
恋愛
やばいタイプのヤンデレに捕まってしまったお話。 めちゃくちゃご都合主義のSS。 小説家になろう様でも投稿しています。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

処理中です...