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一、平穏ノ章。

第八話。天候。

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第八話。
主人公が歯科医の人を診察したり他。



「セイエン、元気?」
「まあまあです。…シエンさんはお加減そこまで悪くなさそうにも見えますが、」
「嫌味かよ薬局に遊びに来てんだぜ」
「今日は診療は無いんですか」
「一日休み」「半日?」「何でわかる」
「仕事無いと死にそうです」「えー」
「念の為口頭で症状うかがっても?」
「ああ、事前に紙に書いてきた」
「…、同じ病院の人には頼らなかったんですか、特にハイリシジュさんとか」
「さん付けすんのアイツに」「普段は」
「へえ。いや、今回の件はお前に頼ろうかと思って」
「…、少し奥で診察してもいいですか」
「ああ。…今他に人いないのな」
「ええ。私には部下もいませんし定期的に通ってらっしゃる方達は今日は来てません」
「大体自分から行くこと多いよなハイリシジュとか」
「そうですねあの人の場合はこちらから出向いた方が良いかなと思うので」
「…大事にしてるねえ」
「いえ、…簡単な問診をこれからしますのでその後で処方箋をお渡しします、内容によっては少し時間かかりますが大丈夫ですか?」
「大丈夫、午後これから休みだから」
「…、」



「へえ、処方箋こんななんだな」
「そうですね、今回のは。…合わない等あればすぐに連絡ください、こちらからうかがいますから」
「…病院には来てほしくないかなあ」
「こちらに通ってる姿があるのもお嫌なんじゃないですか、それでしたら何かしら理由をつけてそちらにうかがいますよ、」
「…自宅か別宅でもいい?」
「どちらでも」「んじゃそれで」
「承知しました、必要の際にはすぐに仰ってください、それから次の診察日の予約ですが、…何ですか、」
「…セイエン、少し具合悪いか?」
「あー、今日は般若遺伝子持ちには眩しい日なので、」
「あーそれでね、何か覇気無いなあと」
「…、」「こういう日は休まねえの?」
「いえ、室内にいれば特に困りませんので」
「へえ、…」「…あの、」
「…あー、まあ、お前そういう奴だもんなあ」
「…は?」
「いや、何でもねえよ、…お代いくら、予約は来月ちょっと無理だから今月内がいい」
「お代はこちらです。今月好きな日でご記入ください」
「OK、…あー、お前そこそこ強いよな」
「…あなたには敵いませんけど、あと外にいらっしゃるあなたのファンにも」
「ファンねえ、ファンだったらサインしなきゃだけどアイツら欲しくなさそうだからなあ俺の首以外」
「あのレベルの人達相手にあなたのことを庇う力量もないので喜んで見捨てますからどうぞ表口からお出になってください」
「冷てえなあ、まあ俺のタイプの有能な美形だから許す、が、ここまで尾行されてんだ、ただじゃ済まねえだろうなあ、セイエンハルド君も」
「…、必要な時はあなたのいる病院にうかがいますから遠慮なく仰ってください」
「無理なのよ、内部犯混じってるから」
「排他的にしているのに珍しいですね」
「…わかってて言ってるかお前? 優しく虐められたくて言ってるだろお前?」
「これ優しくないですよね痛い痛い痛い」
「…、しばらくここでお茶してちゃダメ?」
「ダメですね。第一体調不良でこちらの薬局に来ているんですからすぐにでもご帰宅して休まれるのが普通かと」
「あーやっぱりお前可愛いわ許容越えるのはもう全部見捨てるもんなあ」
「…見捨てる相手が可愛いと思えるあなたはちょっとおかしいと思いますよ」
「この体調不良治す手伝いしてやるから少しかくまってよ」
「え? いや天候のせいなんで無理、」
「…、やっぱりお前呪い受けてるだろ」
「…、」
「あー、それプラス般若遺伝子に弱点な日かあ、お前このまま今日安全に帰れると思うか?」
「安全に帰れない原因あなたじゃないんですか」
「そうだな、そうだと思うぜ、この呪いもなあ、アイツらの中にこのタイプの呪詛送れる奴いるからなあ、マジこっち来て良かったわ正解だ、ここ最近セイエンのツンデレのツンの方が多過ぎるってハイリシジュがボヤいてたんだよ」
「デレた覚えはないです」
「そうかよ割と俺から見たらデレてるがな、あーお前本当そういうこと早く言え、何週間前からだ、ツンが多い言ってた日が一昨日だから先週か先々週からだろ、」
「…、痛いですわかりました、…先週の初めからです」
「そう、それでこんな弱ってんのねお前、キルゲンとかに頼らねえのか」
「キルゲンさんにこのタイプの呪いに関わらせたくなくて、」
「…そう、あーお前本当可愛いね、あーごめんわかった怒るな、あ、お前待て具合、」
「…、」
「…、なあ、アンタらコイツに手出したの本当に愚かだと思うぜ」
「アンタの弱みの一つだとは思わなかったな、そんなに大事にしてるようにも見えねえが」
「まあ大事ってわけではないけどな、」
「そうだよなあ、色んな奴と仲良くやってるお前がこんな奴ともコミュ取ってたら普通に思えるよなあ、…コイツ何かあるんだろ、」
「…、まあ賢い美形は嫌いじゃないからな、時々可愛がってやってるだけだよ、」
「どうだか、」
「おい一度引くぞ、隣局の奴が帰ってくる」
「…、コイツに掛けた呪いは解くのは俺以外にできない、解いてほしかったらこのメモの日時と場所に来い」
「…気が向いたら行くよ、そこまでコイツのこと大事じゃねえから」
「チッ、来なかったら呪い強くしてやる」
「帰れよさっさと」「…、」
「…キルゲン、ようやく帰ってきたのかよ」
「ちょっと出なくちゃいけない件があってな、…セイエンもう限界か、」
「お前言えよなわかってただろ俺のこと狙ってる奴らの仕業だって」
「…先に忠告はしたぜ俺はそれなのにセイエンに多くかまってこんな目に遭わせたのはお前だ、」
「お前が触れないタイプの呪いなんだろ、何で俺達に言わなかった?」
「さっきイーエンに頼ってきたところだ、セイエン、処方箋だ」
「…、」
「さっき呪詛で気絶したからしばらくは無理だろうな」
「…俺もセイエンも苦手なタイプの呪詛だな、お前は平気なのか」
「触れはするけど解けはしねえな、まあ解く手伝いならできるくらいだ、だが起きてる時じゃねえと無理コレは」
「…セイエンは早退させる、どうせお前の件だ、お前の別宅で少しかくまえ今日金曜だし問題ないだろ」
「…俺狙われてんのに?」
「俺も今日はもう予定ないしこれから休みにする、俺も行くからセイエン運んでくれ」
「わかった、でもお前このタイプの呪い無理だろ? 足手まといじゃねえの」
「…一緒に行く」「…」
「…、まあ大事にされてるな、セイエンは」
「普通だ、セイエンの局戸締まりしてくるからセイエン見ててくれ、裏口の俺の局の車使っていいから先に待ってていい、」
「戸締まり終わるまでいるよ、急に誰か来ても困るからな」
「…、ちょっと待ってろ、」
「…ごめんな、俺のせいだな、」



 ~~~~~~~~~~~~



ZOZZOLIZ航海日誌.
前日赤口s本日先勝日,般若遺伝子等is少焼tome,様天気.
曇時々雨,at,雲&雨降り中,to,too,同上.
撥水加工coathood被,to,is問題無/+plastic傘,無色透明/.
cannivalisms傾向出位,toxet,少空腹,beto.
this天候is,再and
本日-強目出日is,此先有,tocaseto,istocaseis,今後対応対策,to,考,bemoreto,要,tofar.
上記対策.
hood付要or帽子,highlv服.
顔&首周,to,not掛,髪型.
上記感想.
thisyis,highlv服,betterto,思,butto,其必要性is要to,too.
一時期s夢小説方法,似対策is要to,toomoretoo,maybetofar.

ZOZZOLZZ航海日誌.
ZOZZ年内不出.雨水避at雨日.
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