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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー
林と大山 ①
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「あ‼︎チーフ~‼︎」
オフィスの入っているビルの前で蓮を見つけた林が、駆け寄ってきた。
「あ、林さん、おはよう。昨日、林さんのおかげで……」
「本当に良かったです‼︎あ~よかった~」
「‼︎」
「チーフに限ってそんな事はないと思ってましたけど、どうなったか心配で心配で…。何回電話しようかと思ったか!あっ!でもそんなことしませんよ!そんな邪魔をするような事‼︎……本当に良かったです‼︎」
「…」
林は蓮が喋る間も与えないほどの勢いで、話し続ける。
林さん、こんなに話す子だったっけ?
って、俺、真司とどうなったかってまだ言ってないよ…な…。
「林さん、俺まだどうなったかって言ってないと…思うんだけど…」
「わかります‼︎チーフ、顔に出過ぎですよ。私、鋭いですから、すぐわかります」
えへへと、林が笑う。
「本当に鋭いんだね」
でも顔に出てるって事は、俺も気をつけないと…
「なんですか?2人して楽しそうな話してるんですか?」
「あ、大山くん」
林と話しながら歩いていると、後ろから大山が来た。
「なんの話ですか?」
大山がニコッと微笑む。
大山くん。
今日も嫌味のない輝く微笑み…
これを本当の無自覚イケメンっていうんだろうな…
そして、質問の答えを待ってる時の瞳は、子犬が期待して待ってる時のような…
そんなキラキラした瞳感もある。
言わないと、後で言わなかったことに対しての、罪悪感が芽生えそうだな…
でも、なんて言う?
本来隠す必要のないことかもしれないけど、言わなくて済むなら、まだ言わない方向でいきたいし…
「それは……」
蓮が言葉を詰まらせていると、
オフィスの入っているビルの前で蓮を見つけた林が、駆け寄ってきた。
「あ、林さん、おはよう。昨日、林さんのおかげで……」
「本当に良かったです‼︎あ~よかった~」
「‼︎」
「チーフに限ってそんな事はないと思ってましたけど、どうなったか心配で心配で…。何回電話しようかと思ったか!あっ!でもそんなことしませんよ!そんな邪魔をするような事‼︎……本当に良かったです‼︎」
「…」
林は蓮が喋る間も与えないほどの勢いで、話し続ける。
林さん、こんなに話す子だったっけ?
って、俺、真司とどうなったかってまだ言ってないよ…な…。
「林さん、俺まだどうなったかって言ってないと…思うんだけど…」
「わかります‼︎チーフ、顔に出過ぎですよ。私、鋭いですから、すぐわかります」
えへへと、林が笑う。
「本当に鋭いんだね」
でも顔に出てるって事は、俺も気をつけないと…
「なんですか?2人して楽しそうな話してるんですか?」
「あ、大山くん」
林と話しながら歩いていると、後ろから大山が来た。
「なんの話ですか?」
大山がニコッと微笑む。
大山くん。
今日も嫌味のない輝く微笑み…
これを本当の無自覚イケメンっていうんだろうな…
そして、質問の答えを待ってる時の瞳は、子犬が期待して待ってる時のような…
そんなキラキラした瞳感もある。
言わないと、後で言わなかったことに対しての、罪悪感が芽生えそうだな…
でも、なんて言う?
本来隠す必要のないことかもしれないけど、言わなくて済むなら、まだ言わない方向でいきたいし…
「それは……」
蓮が言葉を詰まらせていると、
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