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34 再教育の舞台にて 5
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神崎が一歩、レイに近寄る。馬の土台に上がれば、レイの口元にペニスが触れる。
「レイ」
神崎がレイの頬を撫でる。見下ろす眼差しは、愛しさと欲が渦巻いていた。
好きだよ、と吐息で告げれば、レイが顔を綻ばせて身体を前傾させる。がしゃり、と手枷の鎖が張り、肩に痛みが走った。
「無理はするな。……いや、俺が無理させるのか」
神崎がくす、と笑う。何度も媚薬を飲み、理性を保つのが辛くなってきた。そんな神崎に、レイが微笑んでペニスに口付ける。
「貴方になら、何をされてもいい」
そして、神崎にしか届かない声で呟く。
「他の男性に犯される私に……お仕置をしてくれる?」
これまで誰を相手にしても、レイが仕置を求めたことはない。ただ身体を拓かれ、揺らされる。客の求めるままに、道具のように扱われてきた。
神崎はふっと笑い、腰を突き出してペニスをレイの口にねじ込む。
「ああ。確かにお仕置が必要だな。差し当たり……塞ぐぞ」
その場所を示すようにするりと首輪を撫でると、レイの目が嬉しげに細められた。強引に押し入ってきたペニスを舐めしゃぶり、奥まで欲しいと喉を開く。
「準備できたみたいだね。いくよ?」
弥生が鞭をレイの背に当てながら、手元のスイッチを押す。
「まずは、六」
馬が、前後に大きく、上下には小さく揺れる。レイの口に無理やり出し入れされるペニスに、神崎がふっと笑う。
「なるほど。こういう道具か」
神崎が腰を揺らす。レイが下がれば腰を引き、寄ると同時に突き出して。ごぶ、と喉の奥にめり込ませながら、髪を優しく撫で梳いた。
その動きに慣れてきた頃、弥生が再びスイッチを手にする。
「で、こっちが九だね」
カチリと音を鳴らした瞬間、レイが鎖を鳴らして悶え始める。神崎が戯れにペニスを引き抜けば、高い喘ぎが漏れる。喘ぐレイの喉奥を、再びペニスで一気に突き刺した。
弥生がレイの後孔にカメラを寄せると、ずちゅ、ずちゅとディルドが出入りしているのが映される。
「ああ、この動きが当たったのか。これ、先端を捻りながらピストンするから、きつそうなんだよねぇ」
くすくす笑いながら、喘ぐレイに向けて鞭を構える。
「本当は僕がレイを犯して、精液まみれにして、ここに居る全員の精液もぶっかけて、ドロドロにさせてやりたかったんだけど」
こんな風に、と、壁に映し出されたのは、いつかの再教育で何人もの男性に囲まれ、数日間犯され続けたときの写真。両手、口、後孔をペニスで犯され、身体中を精液で汚され、薬と精液を飲まされ続けた日の。
「っ、や、だ、止めて、弥生。お願い、見ないで、見ないで……っ」
――こんな、姿……ケンにだけは、見られたくなかった……!
涙を浮かべ、仰け反ってペニスを引き抜いたレイが叫ぶ。そのまま神崎の名を言いかけたレイに、鋭く鞭が振り抜かれる。涙を散らし、首を振りながら、そんな状態でも、レイは強制的にイかされる。その事に絶望したレイが、はらはらと涙を零した。
神崎はそんなレイを撫で、ペニスで無理やり黙らせた。
「安心しろ。俺が、レイの全身にぶっかけて上書きしてやる」
喉の奥を突きながら、神崎が弥生を睨む。止めろ、と低く言われた弥生はひゅうっと口笛を吹き、画面を切り替えて鞭を構える。
ひゅ、と振り下ろされ、レイが仰け反る。神崎がその動きに合わせて腰を進めたため、レイの口から声が漏れることはなかった。
そうして再び二人がかりでレイを責め立てた。
達し続けたレイが、ぐったりと脱力する。弥生が馬を止めると、神崎がレイの口からペニスを引き抜く。頬を撫でる神崎を横目に、弥生がレイの背に鞭を振り抜いた。
「っひぁ……っ!」
痛みに仰け反るレイの口に、弥生が媚薬を注ぎ込む。二人分と判断した神崎がレイに口付け、媚薬を分け合いながら背を撫でた。
「次はお腹側にしようかなー」
弥生は馬に取り付けたディルドからレイを引き抜き、神崎にもたれかからせた。
「オニイサンがソファに座って。こっちにレイのお腹がくるように、レイを上に乗せて待ってて」
神崎がレイを支えながらソファに移動する。そのまま座り、レイを引き寄せる。
「今度はこっちで食べてくれ」
後孔にペニスを当て、腰を引き下ろす。仰け反るレイの口に指を差し込み、耳を食むと、レイが中を締め付けて達した。
「気持ちいいよ、レイ。好きだ」
馬の上で見せた涙はもう散っている。それでも神崎は、少しでもレイの不安を和らげたくて、耳元で何度も好きだと呟く。
レイが神崎の指を舐め、身体を預けると、弥生がワゴンを押して来た。
「レイはさ。熱いのも好きなんだよね。普段は背中だけど、今回はトクベツに」
弥生は神崎とレイの手を鎖で繋ぎ、鎖をソファの背に回す。そのままリクライニングを倒すと、二人が折り重なって仰向けになった。弥生はクスリと笑い、レイの口にディルドを差し込んだ。
弥生が蝋燭に火をつけ、くるくる回して蝋を溶かす。画面にはレイを上から捉えた画像と、神崎のペニスを飲み込む結合部が映し出された。
「せっかくだから、ね」
レイの鼠径部に小型マイクを取り付けると、湿った音が会場に響いた。
「今犯されてるレイの音も、聞いてもらおうね」
くす、と笑った弥生が、すっと蝋燭を持った手を上げる。そして、レイに見せつけるようにゆっくりと、蝋燭を傾けた。
「レイ」
神崎がレイの頬を撫でる。見下ろす眼差しは、愛しさと欲が渦巻いていた。
好きだよ、と吐息で告げれば、レイが顔を綻ばせて身体を前傾させる。がしゃり、と手枷の鎖が張り、肩に痛みが走った。
「無理はするな。……いや、俺が無理させるのか」
神崎がくす、と笑う。何度も媚薬を飲み、理性を保つのが辛くなってきた。そんな神崎に、レイが微笑んでペニスに口付ける。
「貴方になら、何をされてもいい」
そして、神崎にしか届かない声で呟く。
「他の男性に犯される私に……お仕置をしてくれる?」
これまで誰を相手にしても、レイが仕置を求めたことはない。ただ身体を拓かれ、揺らされる。客の求めるままに、道具のように扱われてきた。
神崎はふっと笑い、腰を突き出してペニスをレイの口にねじ込む。
「ああ。確かにお仕置が必要だな。差し当たり……塞ぐぞ」
その場所を示すようにするりと首輪を撫でると、レイの目が嬉しげに細められた。強引に押し入ってきたペニスを舐めしゃぶり、奥まで欲しいと喉を開く。
「準備できたみたいだね。いくよ?」
弥生が鞭をレイの背に当てながら、手元のスイッチを押す。
「まずは、六」
馬が、前後に大きく、上下には小さく揺れる。レイの口に無理やり出し入れされるペニスに、神崎がふっと笑う。
「なるほど。こういう道具か」
神崎が腰を揺らす。レイが下がれば腰を引き、寄ると同時に突き出して。ごぶ、と喉の奥にめり込ませながら、髪を優しく撫で梳いた。
その動きに慣れてきた頃、弥生が再びスイッチを手にする。
「で、こっちが九だね」
カチリと音を鳴らした瞬間、レイが鎖を鳴らして悶え始める。神崎が戯れにペニスを引き抜けば、高い喘ぎが漏れる。喘ぐレイの喉奥を、再びペニスで一気に突き刺した。
弥生がレイの後孔にカメラを寄せると、ずちゅ、ずちゅとディルドが出入りしているのが映される。
「ああ、この動きが当たったのか。これ、先端を捻りながらピストンするから、きつそうなんだよねぇ」
くすくす笑いながら、喘ぐレイに向けて鞭を構える。
「本当は僕がレイを犯して、精液まみれにして、ここに居る全員の精液もぶっかけて、ドロドロにさせてやりたかったんだけど」
こんな風に、と、壁に映し出されたのは、いつかの再教育で何人もの男性に囲まれ、数日間犯され続けたときの写真。両手、口、後孔をペニスで犯され、身体中を精液で汚され、薬と精液を飲まされ続けた日の。
「っ、や、だ、止めて、弥生。お願い、見ないで、見ないで……っ」
――こんな、姿……ケンにだけは、見られたくなかった……!
涙を浮かべ、仰け反ってペニスを引き抜いたレイが叫ぶ。そのまま神崎の名を言いかけたレイに、鋭く鞭が振り抜かれる。涙を散らし、首を振りながら、そんな状態でも、レイは強制的にイかされる。その事に絶望したレイが、はらはらと涙を零した。
神崎はそんなレイを撫で、ペニスで無理やり黙らせた。
「安心しろ。俺が、レイの全身にぶっかけて上書きしてやる」
喉の奥を突きながら、神崎が弥生を睨む。止めろ、と低く言われた弥生はひゅうっと口笛を吹き、画面を切り替えて鞭を構える。
ひゅ、と振り下ろされ、レイが仰け反る。神崎がその動きに合わせて腰を進めたため、レイの口から声が漏れることはなかった。
そうして再び二人がかりでレイを責め立てた。
達し続けたレイが、ぐったりと脱力する。弥生が馬を止めると、神崎がレイの口からペニスを引き抜く。頬を撫でる神崎を横目に、弥生がレイの背に鞭を振り抜いた。
「っひぁ……っ!」
痛みに仰け反るレイの口に、弥生が媚薬を注ぎ込む。二人分と判断した神崎がレイに口付け、媚薬を分け合いながら背を撫でた。
「次はお腹側にしようかなー」
弥生は馬に取り付けたディルドからレイを引き抜き、神崎にもたれかからせた。
「オニイサンがソファに座って。こっちにレイのお腹がくるように、レイを上に乗せて待ってて」
神崎がレイを支えながらソファに移動する。そのまま座り、レイを引き寄せる。
「今度はこっちで食べてくれ」
後孔にペニスを当て、腰を引き下ろす。仰け反るレイの口に指を差し込み、耳を食むと、レイが中を締め付けて達した。
「気持ちいいよ、レイ。好きだ」
馬の上で見せた涙はもう散っている。それでも神崎は、少しでもレイの不安を和らげたくて、耳元で何度も好きだと呟く。
レイが神崎の指を舐め、身体を預けると、弥生がワゴンを押して来た。
「レイはさ。熱いのも好きなんだよね。普段は背中だけど、今回はトクベツに」
弥生は神崎とレイの手を鎖で繋ぎ、鎖をソファの背に回す。そのままリクライニングを倒すと、二人が折り重なって仰向けになった。弥生はクスリと笑い、レイの口にディルドを差し込んだ。
弥生が蝋燭に火をつけ、くるくる回して蝋を溶かす。画面にはレイを上から捉えた画像と、神崎のペニスを飲み込む結合部が映し出された。
「せっかくだから、ね」
レイの鼠径部に小型マイクを取り付けると、湿った音が会場に響いた。
「今犯されてるレイの音も、聞いてもらおうね」
くす、と笑った弥生が、すっと蝋燭を持った手を上げる。そして、レイに見せつけるようにゆっくりと、蝋燭を傾けた。
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