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一章 未知なる都市を目指して
4話 洞窟
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「俺達はあんたと同じでジャンタールを探している」
斧の柄で己の首筋を叩きながらレオルは話す。
まあそうだろうな、こんな所にくる物好きは他におるまい。
岩場に潜んでいた二人組もそうだ。
彼らがレオルの仲間だったかは分からない。だが昨日、我らの後をつけていた人影はレオルたちだろう。
「何人もがこの辺りを探しちゃいるが、見つけることができねえ。そんな奴らで城塞都市ティナーガは溢れてやがる。だが、中には行方不明になる奴がいてな。そいつらはジャンタールを見つけたんじゃねえかって、もっぱらの噂だ」
単に野垂れ死んだだけかも知れねえがなと笑うレオルの元に、彼の仲間二人が近づいてきて耳打ちした。
さきほど洞窟の奥に向かった二人だ。おそらく何もなかった事を伝えたのであろう。レオルは軽く頷くと、こちらに向き直り「これからどうする?」と尋ねてきた。
私はしばし考えると、今日はここで野営をし明日周辺の調査を行うと伝えた。
外は徐々に暗くなってきており、調査も下山も危険が大きいからだ。
レオルは同意すると声をあげる。
「よし、野郎共。今日はここで休息をとる。準備しな、あのパリトさんに失礼のない様にな」
ランタンの明かりを中心に皆で食事をとる。
レオルの仲間から暖かい飲み物を勧められたが、やんわりと断った。
表情をみるに善意なのだろうが、警戒するにこしたことはない。水筒の水を一口あおる。
「なあ、手紙って奴を見せちゃくれねえか?」
レオルが尋ねてきた。
持ってんだろ? と肩をあげる彼は、乱暴な口調がらもすまなさそうな態度であった。
べつに手紙を見せるのはかまわないが、さて……
「実はな、知り合いのガスって野郎が二週間前から行方が分からねえ」
「二週間か。かくれんぼにしては長すぎるな」
知り合いとは情報屋か仲間なのだろう。
戻ってこぬのは滑落死したか、夜盗にやられたか。
あるいはジャンタールをみつけ、宝をひとりじめしようと単身乗りこんだか?
――いや。
フトコロから手紙を取り出すと、手渡してやる。
べつに隠す必要もない。
受け取ったレオルは、あわただしく手紙を広げた。彼の仲間は顔を寄せながら中身をのぞく。
文章の中に何らかの暗号が隠されているのではとの思ったのだろう、彼らは最初期待に満ちた表情をしていたが、その顔に落胆の色が濃く映るまでそう時間はかからなかった。
毛布に包まり寒い夜をしのぐ。
みな、疲労の回復に努めようと体を休めている。しかし、下はゴツゴツとした岩肌。良質な睡眠など得うるはずもない。
みな荷物に抱きついたり、手持ちの衣類を下に敷いたりと、硬い岩から伝わってくる冷気と痛みを和らげようとしていた。
そんな中わたしは、背中を壁にあずけ目を閉じていた。
すると、誰かが近づいてくる気配を感じる。
「パリト、少し話せないかしら?」
話しかけてきたのはシャナだった。他人に聞かれたくない話なのだろう、かなりの小声である。
私は頷くと、剣を片手に洞窟の外へと歩き出す。周りを見ると、レオル達に動きはなく体を休めたままであった。だが、こちらに向ける強い気配を感じた。
外は暗く、星の輝きによって足元がわずかに見える程度だ。
夜空には薄い雲がかかり、本来ならば見えるであろう月を隠している。
手頃な岩に腰かけシャナと話す。内容は他愛もない世間話だ。
もしかしたら彼女は不安なのかも知れない。現在の状況がではなく、ジャンタールを見つける事が出来ないのではないかと。
しばらく無言になる。
その後、何かを言おうとして言葉を飲み込んだ彼女だったが、少し息を吐いてから意を決したように口を開く。
「これから私と……」
そのとき、雲の隙間から月が顔を覗かせたのだろう。何かを言いかけたシャナの顔が鮮明に見えた。
彼女のうつむき加減の暗い表情が、驚きの顔に変化していった。
「パリト、あれ!」
シャナの指差す方向には、巨大な壁があった。
それはやけにツルツルしており、継ぎ目すらない。
高さは約二十メートル。横に延々と続き、今いる巨大な円形の窪みをグルリと一回りしていると思われる。
……これはもしや城壁か?
どういうことだ? こんな巨大なものがいきなり現れるとは。
しかも壁だけではない。その後ろからニョキリと頭を出す、塔とおぼしき建造物も見える。
言葉を失い目前の光景を見つめる私とシャナだったが、フッとその姿が見えなくなった。
壁も塔も消えたのだ。周囲には、ただ闇が広がるのみだ。
どうなっている!? なぜ急に現れ、急に消えた。
まるで蜃気楼……。
――私はハッと思い立ち、空を見上げた。今は雲が月を覆い隠し、その光はここまで届いていない。
月か! 月明りだ! 月光の下でのみジャンタールは姿を現すのだ。
そしてそれを証明するかの如く、雲の切れ目から月が再び顔を覗かせた途端、巨大な城壁がまた姿を現した。
シャナが洞窟に向かって走る。
「みんな、見て。ジャンタールよ」
彼女の叫びに応じてレオル達が飛び出して来る。
が、外に出た瞬間、彼らは足を止めてしまった。
突如現れたジャンタールの巨大な城壁に圧倒されているのだろう。
――――――
城壁にそって歩く。
窪みも無く垂直に立つこの巨大な壁を乗り越えるのは不可能であろう。入口をみつけなければならない。
壁にそっと手をふれる。
つるりとした感触と、冷たく硬い質感が伝わってきた。
幻ではないな。
たしかに、ここに存在する。
一度、月が雲に隠れジャンタールが姿を消したとき、壁の内側へと入ってみた。
だが再び月が顔を覗かせても、ジャンタールは姿を現さなかった。
どうやら決められた場所からしか侵入できないようだ。
歩くことしばし、やがて壁が途切れている場所を発見した。
入口のようだが、扉はない。
かわりに石像らしきものが左右に設置されている。
ここがジャンタールの門か。
中をのぞく。深い霧が立ち込めており、いかにも不気味な雰囲気を漂わせている。
「悪いが先に入らせてもらう」
レオルがそう語りかけてきた。
彼とその部下は、あせる気持ちを抑える事が出来ないのであろう、今にも中へと飛び込みそうだ。
たしかにあまり時間はない。
月はずいぶん傾いており、夜明けが近い事を示していた。
「ああ、先にいってもらってかまわない。わたしは一息ついてから向かうとしよう」
レオルたちに道をゆずる。
彼らとはここから別行動をとるのだ。
これからはジャンタールを探す仲間ではなく、ムーンクリスタルを探す競争相手となる。
競う必要など感じないが、彼らはそう思っているようだった。
レオルは振り向いてこちらを見つめる。その視線の先は私ではない。背後にいるシャナだ。
私は振り向き、「いいのか? 彼らと行かなくて」とシャナに告げる。
「知ってたのね」
驚いてそう言うシャナに微笑みかける。
知っていたさ。君は彼らの仲間、いや主だろ。
レオルのときおり見せる君への視線。美人に何の反応を示さない男達。
それが全てを物語っていた。
「楽しかったわ。でも先にムーンクリスタルを見つけるのは私達よ」
そう言ってシャナは颯爽と歩いて行き、レオル達の先頭に立つと、門をくぐり中へと姿を消していった。
一人残された私は、空に輝く月を見て思う。
あのアシューテさえ帰って来れないのだ。あの程度の人数ではどうにもなるまい。
彼女とは、また会うだろう。生きた姿かどうかは知らんがね。
しばらく待って、彼らのひとりに巻き付けた糸を手繰り寄せてみる。この黒く細い糸は驚くほど軽く、強靭だ。人一人を吊り上げる程の強度を誇る。
だが、巻き取った糸は、何の抵抗を示すことなく手に収まった。
――切れたか。
切られたのではない。自然に切れたのだ。
入ったら最後、出てこられないのだろう。
では、そろそろ向かうとするか。
自然と笑みがこぼれるのを自覚しながら、わたしはロバを引いてジャンタールの門をくぐっていった。
斧の柄で己の首筋を叩きながらレオルは話す。
まあそうだろうな、こんな所にくる物好きは他におるまい。
岩場に潜んでいた二人組もそうだ。
彼らがレオルの仲間だったかは分からない。だが昨日、我らの後をつけていた人影はレオルたちだろう。
「何人もがこの辺りを探しちゃいるが、見つけることができねえ。そんな奴らで城塞都市ティナーガは溢れてやがる。だが、中には行方不明になる奴がいてな。そいつらはジャンタールを見つけたんじゃねえかって、もっぱらの噂だ」
単に野垂れ死んだだけかも知れねえがなと笑うレオルの元に、彼の仲間二人が近づいてきて耳打ちした。
さきほど洞窟の奥に向かった二人だ。おそらく何もなかった事を伝えたのであろう。レオルは軽く頷くと、こちらに向き直り「これからどうする?」と尋ねてきた。
私はしばし考えると、今日はここで野営をし明日周辺の調査を行うと伝えた。
外は徐々に暗くなってきており、調査も下山も危険が大きいからだ。
レオルは同意すると声をあげる。
「よし、野郎共。今日はここで休息をとる。準備しな、あのパリトさんに失礼のない様にな」
ランタンの明かりを中心に皆で食事をとる。
レオルの仲間から暖かい飲み物を勧められたが、やんわりと断った。
表情をみるに善意なのだろうが、警戒するにこしたことはない。水筒の水を一口あおる。
「なあ、手紙って奴を見せちゃくれねえか?」
レオルが尋ねてきた。
持ってんだろ? と肩をあげる彼は、乱暴な口調がらもすまなさそうな態度であった。
べつに手紙を見せるのはかまわないが、さて……
「実はな、知り合いのガスって野郎が二週間前から行方が分からねえ」
「二週間か。かくれんぼにしては長すぎるな」
知り合いとは情報屋か仲間なのだろう。
戻ってこぬのは滑落死したか、夜盗にやられたか。
あるいはジャンタールをみつけ、宝をひとりじめしようと単身乗りこんだか?
――いや。
フトコロから手紙を取り出すと、手渡してやる。
べつに隠す必要もない。
受け取ったレオルは、あわただしく手紙を広げた。彼の仲間は顔を寄せながら中身をのぞく。
文章の中に何らかの暗号が隠されているのではとの思ったのだろう、彼らは最初期待に満ちた表情をしていたが、その顔に落胆の色が濃く映るまでそう時間はかからなかった。
毛布に包まり寒い夜をしのぐ。
みな、疲労の回復に努めようと体を休めている。しかし、下はゴツゴツとした岩肌。良質な睡眠など得うるはずもない。
みな荷物に抱きついたり、手持ちの衣類を下に敷いたりと、硬い岩から伝わってくる冷気と痛みを和らげようとしていた。
そんな中わたしは、背中を壁にあずけ目を閉じていた。
すると、誰かが近づいてくる気配を感じる。
「パリト、少し話せないかしら?」
話しかけてきたのはシャナだった。他人に聞かれたくない話なのだろう、かなりの小声である。
私は頷くと、剣を片手に洞窟の外へと歩き出す。周りを見ると、レオル達に動きはなく体を休めたままであった。だが、こちらに向ける強い気配を感じた。
外は暗く、星の輝きによって足元がわずかに見える程度だ。
夜空には薄い雲がかかり、本来ならば見えるであろう月を隠している。
手頃な岩に腰かけシャナと話す。内容は他愛もない世間話だ。
もしかしたら彼女は不安なのかも知れない。現在の状況がではなく、ジャンタールを見つける事が出来ないのではないかと。
しばらく無言になる。
その後、何かを言おうとして言葉を飲み込んだ彼女だったが、少し息を吐いてから意を決したように口を開く。
「これから私と……」
そのとき、雲の隙間から月が顔を覗かせたのだろう。何かを言いかけたシャナの顔が鮮明に見えた。
彼女のうつむき加減の暗い表情が、驚きの顔に変化していった。
「パリト、あれ!」
シャナの指差す方向には、巨大な壁があった。
それはやけにツルツルしており、継ぎ目すらない。
高さは約二十メートル。横に延々と続き、今いる巨大な円形の窪みをグルリと一回りしていると思われる。
……これはもしや城壁か?
どういうことだ? こんな巨大なものがいきなり現れるとは。
しかも壁だけではない。その後ろからニョキリと頭を出す、塔とおぼしき建造物も見える。
言葉を失い目前の光景を見つめる私とシャナだったが、フッとその姿が見えなくなった。
壁も塔も消えたのだ。周囲には、ただ闇が広がるのみだ。
どうなっている!? なぜ急に現れ、急に消えた。
まるで蜃気楼……。
――私はハッと思い立ち、空を見上げた。今は雲が月を覆い隠し、その光はここまで届いていない。
月か! 月明りだ! 月光の下でのみジャンタールは姿を現すのだ。
そしてそれを証明するかの如く、雲の切れ目から月が再び顔を覗かせた途端、巨大な城壁がまた姿を現した。
シャナが洞窟に向かって走る。
「みんな、見て。ジャンタールよ」
彼女の叫びに応じてレオル達が飛び出して来る。
が、外に出た瞬間、彼らは足を止めてしまった。
突如現れたジャンタールの巨大な城壁に圧倒されているのだろう。
――――――
城壁にそって歩く。
窪みも無く垂直に立つこの巨大な壁を乗り越えるのは不可能であろう。入口をみつけなければならない。
壁にそっと手をふれる。
つるりとした感触と、冷たく硬い質感が伝わってきた。
幻ではないな。
たしかに、ここに存在する。
一度、月が雲に隠れジャンタールが姿を消したとき、壁の内側へと入ってみた。
だが再び月が顔を覗かせても、ジャンタールは姿を現さなかった。
どうやら決められた場所からしか侵入できないようだ。
歩くことしばし、やがて壁が途切れている場所を発見した。
入口のようだが、扉はない。
かわりに石像らしきものが左右に設置されている。
ここがジャンタールの門か。
中をのぞく。深い霧が立ち込めており、いかにも不気味な雰囲気を漂わせている。
「悪いが先に入らせてもらう」
レオルがそう語りかけてきた。
彼とその部下は、あせる気持ちを抑える事が出来ないのであろう、今にも中へと飛び込みそうだ。
たしかにあまり時間はない。
月はずいぶん傾いており、夜明けが近い事を示していた。
「ああ、先にいってもらってかまわない。わたしは一息ついてから向かうとしよう」
レオルたちに道をゆずる。
彼らとはここから別行動をとるのだ。
これからはジャンタールを探す仲間ではなく、ムーンクリスタルを探す競争相手となる。
競う必要など感じないが、彼らはそう思っているようだった。
レオルは振り向いてこちらを見つめる。その視線の先は私ではない。背後にいるシャナだ。
私は振り向き、「いいのか? 彼らと行かなくて」とシャナに告げる。
「知ってたのね」
驚いてそう言うシャナに微笑みかける。
知っていたさ。君は彼らの仲間、いや主だろ。
レオルのときおり見せる君への視線。美人に何の反応を示さない男達。
それが全てを物語っていた。
「楽しかったわ。でも先にムーンクリスタルを見つけるのは私達よ」
そう言ってシャナは颯爽と歩いて行き、レオル達の先頭に立つと、門をくぐり中へと姿を消していった。
一人残された私は、空に輝く月を見て思う。
あのアシューテさえ帰って来れないのだ。あの程度の人数ではどうにもなるまい。
彼女とは、また会うだろう。生きた姿かどうかは知らんがね。
しばらく待って、彼らのひとりに巻き付けた糸を手繰り寄せてみる。この黒く細い糸は驚くほど軽く、強靭だ。人一人を吊り上げる程の強度を誇る。
だが、巻き取った糸は、何の抵抗を示すことなく手に収まった。
――切れたか。
切られたのではない。自然に切れたのだ。
入ったら最後、出てこられないのだろう。
では、そろそろ向かうとするか。
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