20 / 26
20 》痺れる ※
しおりを挟む指一本でこの充足感。
指の根元まで入ったのを手に添えた手が伝えてくる。いつもなら自分で動かすから予測が出来るが、今は、静さんの指が入ってる事実に浮き上がるような感覚に吐息が漏れそう。動かれたらどうなってしまうか分からない緊張感に震える。中が熱い…。熱のないハリ型ではない熱を持つ静さんの指が認識されていく…。
後孔の中が勝手に蠢いてしまいそう。彼の手に重ねた手が熱い…。
浮遊感に思考が消えて、いつもの自慰のように重ねた手が勝手に動きそうになって、不意に我に返り、恥ずかしくなって、気持ちが悶えて、自由に動かせる脚がじっと出来ずに、ゆらりと動き膝を立てて太ももを閉じようとした。
彼の腕をも挟んでしまいそうで戸惑った。
「ッ!」
いきなり中の指がぐにゅっと動いた。全身が硬直した。彼の腕の上を掴んでた指が滑り、布をキツく握った…。目が大きく見開き声もなく開いた口が戦慄く。
「痛いですか?」
彼の抑えた優しい声を聞きながら、ブンブンと首を横に振る。止まっていた息を吐きながらも痛くないと伝えたいが声が出ない。出そうとしたら喘ぎそうで、男の喘ぎ声なんて汚いだけだ。グッと飲み込み、乾く唇を何度も舐める。
ハフハフと息を吐く。
私の無様な様子に指を抜こうとしてる彼の手を押さえる。痛くないから続けてと…。ハリ型を入れる前も解してからだから…。自分でしておいたけど、確認してもらわないと…。
彼は大人しく戻り、中を探りように指で肉筒の壁を撫でる。穴を広げるように左右に上下にぐるぐると探って蠢かせ押したりしてる。重ねた手が震える。
「うぐぅ…ふぅぐぅ…ぅはぅ…ん…ぅ…」
前後に擦るように肉筒を往復させて、チュプチュプと抜かずに浅く出し入れしてる。焦れる熱が溜まっていく。
「はぁあああんッ!」
探検する指が一点を掠った。思わず声が出てしまった。慌てて両手で口を覆う。そこを擦られると白濁を吐き出して、ヒートの熱が少し治る場所だ。ヒートが終わっちゃうと困るッ。
彼はそこを執拗に撫でて押したりして刺激してくる。ビクビクと身体が跳ねてしまう。終わる気配は微塵も感じられない。
いつもなら前を扱きながらが自慰の手順なのだが、今は触るのを躊躇してしまう。見られる恥ずかしさもあるが、気持ち良すぎて、触れたらとんでもない感覚が襲ってきそうで…。
それに、扱く前にぷちゅっと出た感じがして、少なからずも戸惑いを感じていた。
前を触ってないのに、指を後ろに入れられてアソコを刺激されただけでイってしまうなんて…。本当に男を受け入れる存在なのだと思い知らされる。
蠢かされる指に頭の芯が痺れて、私の動揺は快感に塗りつぶされていく…。
「ん、んーーーーーぅふ、ぅん、ん…」
蠢く指に膝がより立て引き寄せ脚を股を開いて腰が揺れていた。恥ずかしい気持ちはあるが身体は快感を求めていた。
浴衣の裾の合わせは大きく開き、膝脚が露わになっている。
私の雄芯は涎を垂らして反り勃って揺れていた。快感に揺れる身体が丸まった時、はしたない姿が目に入った。
何もかもが彼に見られてる。不意に羞恥が湧き上がった。
羞恥を認識して口を覆う片手を雄芯だけでも隠そうと浴衣を掴むがその手を絡み取られた。隠すどころか布ごと引かれる手が全てを曝け出していく。
「あ、あぁぁあん、見ないでぇ…」
押し殺すような声で弱々しく訴える。後孔が彼の指をキツく喰んでる。締めてしまっていた。
膝を引き寄せて太ももを閉じて隠そうとするのを、指を入れて蠢かしてる彼の腕が阻止してくる。
中の指が敏感なしこりを押した。
「はぁあああ…んッ…はぁ、んん…はぅ…」
声を抑える手を押し除けるように唇が大きく開いてしまう。出ようとする声を口の中に指を押し込むようにして抑える。指に舌が触れ、舌が絡んでしまう…。指を舐めるように舌を絡め、口が指を咥える。
彼の指が抜ける。
チュポッと音がした。
恥ずかしさに茹だり、強い快感の刺激から解放されて全身が脱力する。
脚の間から濡れた指が現れて、私は粘液で濡れ光る彼の指から目が離せないでいた。それが彼の口に向かうのを見て、飛び上がった。
唾液に濡れた手で彼の手を止める。
「やめてッ、汚い」
「汚くないですよ。洗ったんでしょ? それに甘い香りがします…」
彼の舌が指に伸ばされる。彼の艶やかな舌が私のはしたない粘液を舐めようとしてる…。
「嫌ッ」
手を掴んだままブンブン視線を離さず首を振る。
「仕方ないですね。だったら、こっち…」
私の股間に彼の顔が近づいた。布を掴んでる私の手を拘束していた手が離れ、私の腰に添えられると、グイッと腰が押し上げられて彼の口に私の雄芯が消えた。
「んーーーーーーーーッ」
解放されてた手も合わせて、両手で彼の短髪の頭を掴むが、掴むだけで何もできずに置くだけだった。指の間に彼の固い髪がはさまり刺激する。それさえも快感に置き換わる。
彼の口の中の温もりに力が抜けていく…。
彼の舌が雄芯に絡んで吸い上げられる。
接吻で舌を吸い上げられた感覚を思い出して、私の舌も蠢いてしまう。後孔に指が這入ってくる。
「はぁあああん、あぁぁあん、ひゃぁぁん…」
指がさっきより増えていた。
下半身の刺激に頭がふわふわして、強い刺激から逃れたいのかもっと欲しいのか分からない。頭と身体が乖離していく…快感にどうしようもなく、動ける脚を動かし膝を曲げて引き寄せ大きく股を開いていた。
彼の指を奥まで突っ込んでもらおうとするかのように尻を開き突き出している。彼に押し付けていた。
揺れる腰が絶頂が近い事を知らせていた。何も考えられずに感覚だけを追っていた。
彼がキツく吸い上げ、しこりを複数本の指が挟み揺り刺激してくる。
「ひゅっ…ひゃぅうん…んはぁ、はぅうん…ぅぅうう…」
いたぶられる刺激に、痺れような絶頂がぼんやりと見えてきたところで、いきなりしこりが押し込まれた。
「ひゅぅぅううううう……ッ」
頭が真っ白になって弾けた。
彼の口に放ってしまった…。
彼の喉仏が動いてる…。
「甘いです…とても…」
チカチカと星が散ってる視界に彼の顔が見える。口の中のを本当に美味しそうに味わっている。
アレは独特のにおいと味がする。以前、好奇心から指についたのを舐めてみた事があったが、決して美味しいものじゃない…。信じられない事に慄き彼の顔に手を這わす。
彼の頬を両手で撫でながら、吐き出させようにも飲んでしまったし、どうしていいか分からず、手は彼の顔を撫で彷徨う。
静さんが変になっちゃった。
「美味しくにゃいです。飲んじゃだめです。うふぅッ、ダメダメ、はぅうん、ダメでしゅぅぅ…」
私が言い募ってるのに、また勃ってきてる雄芯を口に含んでまとわりついていた白濁を舐め取り鈴口の残滓まで吸い取っている。
しゃぶってる。
大混乱の私が彼を止めたくて腰を引くと、後孔に入ってる指の角度が変わって、いきなりの快感の電撃にふるふると震え耐える。
「はぁあああん、やぁぁぁん、もう、やぁ…うぐぅ…ふぐぅ…」
泣けてきて、涙ぐみながら彼の頭を掴み撫でる。どうにかしたいのに、力が入らなくて、腰が揺れて快感を追ってる身体が浅ましく嫌になる。
彼の動きが止まった。私の変化に慌てて、彼の顔が近づいてきて、泣く私の顔に唇が寄せられる。腕の中に抱き寄せられて顔中に唇が触れては離れる。あやすような優しい接吻に心が解れてくる。
手は彼の浴衣の布を撫でていた。布の下に彼の逞しい身体を感じている。
涙を舐め取られる。
「あなたの出す何もかもが甘くて、美味しいんです。嗚呼、食べてしまいたい…あなたの全てを俺でいっぱいにしたい…」
後孔の指がゆっくり開く。窄まりをぐぱぁっと広げてる。また指が増えてぐりっと押し込まれてくる。
身体は立って自重でも指束を受け入れている。下半身はだらしなく開かれて彼を受け入れ、更に奥へ導こうとするように腰を揺らしてる。
「あぁぁあん、見ないでぇ…こんなの…私は、おかしくなってる…」
ヒートの熱が熱く身体を炙ってる。どんどんと快楽へと傾いていく…。
揺れは上半身に伝わり、浴衣が肩を滑って肌を露わにしていく。
彼の唇を首に感じて、肩に鎖骨に感じる。吸われ舐められて、歯が当たるのを感じて、吐息が漏れる。
どの刺激も甘く痺れる。もっと彼の唇を肌に感じたくて、背を反らし胸を張って彼に擦り寄っていた。
浴衣の布は帯の周りに蟠るように寄せられ役立たずになっていた。彼の頭が私の胸で留まっていた。
胸の突起をしゃぶり吸ってる。時々歯が立てられるが、それさえも甘美な刺激となり、身体がくねり後孔の彼の指をしゃぶり返していた。
もっと奥にと切なさが募っていく…。
=============
ゆっくりですみませんです( ̄▽ ̄;)
続きが気になる方、お付き合いして頂ける方、お気に入りに登録やしおりは如何でしょう?
感想やいいねを頂けたら、さらに嬉しいです。
↓下の方にスタンプや匿名でメッセージ送れるの設置してあるので、使ってみて下さい。
ちなみにURLはコレ↓
https://wavebox.me/wave/8cppcyzowrohwqmz/
15
あなたにおすすめの小説
余命半年の俺を、手酷く振ったはずの元カレ二人が手を組んで逃がしてくれません
ユッキー
BL
半年以内に俺は一人寂しく死ぬ。そんな未来を視た。きっと誰も悲しむ人は居ないだろう。そう思っていたから何も怖くなかった。なのにそんな俺の元に過去手酷く振り、今では世界的スターとなった元カレ二人がやってきた。彼らは全てを知っていた。俺がどうして彼らを振ったのか、そして俺の余命も。
全てを諦めた主人公と、主人公を諦めきれないイケメンサッカー選手とシンガーソングライターの再会が導く未来は?
カワウソの僕、異世界を無双する
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
本編完結いたしました♡コツメたん!無双おめでとう㊗️引き続きの番外編も完結しました💕
いつも読んでいただきありがとうございます♡ ほのぼのとワクワク、そしてコツメたんの無双ぶりを楽しんで下さい!
お気に入り1200越えました(new)❣️コツメたんの虜になった方がこんなにも!ʕ•ᴥ•ʔキュー♡
★★★カワウソでもあり、人間でもある『僕』が飼い主を踏み台に、いえ、可愛がられながら、この異世界を無双していく物語。
カワウソは可愛いけどね、自分がそうなるとか思わないでしょ。気づいたらコツメカワウソとして水辺で生きていた僕が、ある日捕まってしまった。僕はチャームポイントの小さなお手てとぽっこりお腹を見せつけながら、この状況を乗り越える!僕は可愛い飼い主のお兄さん気分で、気ままな生活を満喫するつもりだよ?ドキドキワクワクの毎日の始まり!
BLランキング最高位16位♡
なろうムーンで日間連載中BLランキング2位♡週間連載中BLランキング5位♡
イラスト*榮木キサ様
中年冒険者、年下美青年騎士に番認定されたことで全てを告白するはめになったこと
mayo
BL
王宮騎士(24)×Cランク冒険者(36)
低ランク冒険者であるカイは18年前この世界にやって来た異邦人だ。
諸々あって、現在は雑用専門冒険者として貧乏ながら穏やかな生活を送っている。
冒険者ランクがDからCにあがり、隣国の公女様が街にやってきた日、突然現れた美青年騎士に声をかけられて、攫われた。
その後、カイを〝番〟だと主張する美青年騎士のせいで今まで何をしていたのかを文官の前で語ることを強要される。
語らなければ罪に問われると言われ、カイは渋々語ることにしたのだった、生まれてから36年間の出来事を。
双子のスパダリ旦那が今日も甘い
ユーリ
BL
「いつになったらお前は学校を辞めるんだ?」「いつになったら俺らの仕事の邪魔をする仕事をするんだ?」ーー高校二年生の柚月は幼馴染の双子と一緒に暮らしているが、毎日のように甘やかされるも意味のわからないことを言ってきて…「仕事の邪魔をする仕事って何!?」ーー双子のスパダリ旦那は今日も甘いのです。
何故か男の僕が王子の閨係に選ばれました
まんまる
BL
貧乏男爵家の次男カナルは、ある日父親から呼ばれ、王太子の閨係に選ばれたと言われる。
どうして男の自分が?と戸惑いながらも、覚悟を決めて殿下の元へいく。
しかし、殿下は自分に触れることはなく、何か思いがあるようだった。
優しい二人の恋のお話です。
※ショートショート集におまけ話を上げています。そちらも是非ご一読ください。
※画像は男の子メーカーPicrewさんよりお借りしています。
不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
【完結】一生に一度だけでいいから、好きなひとに抱かれてみたい。
村松砂音(抹茶砂糖)
BL
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました!
ありがとうございました!!
いつも不機嫌そうな美形の騎士×特異体質の不憫な騎士見習い
<あらすじ>
魔力欠乏体質者との性行為は、死ぬほど気持ちがいい。そんな噂が流れている「魔力欠乏体質」であるリュカは、父の命令で第二王子を誘惑するために見習い騎士として騎士団に入る。
見習い騎士には、側仕えとして先輩騎士と宿舎で同室となり、身の回りの世話をするという規則があり、リュカは隊長を務めるアレックスの側仕えとなった。
いつも不機嫌そうな態度とちぐはぐなアレックスのやさしさに触れていくにつれて、アレックスに惹かれていくリュカ。
ある日、リュカの前に第二王子のウィルフリッドが現れ、衝撃の事実を告げてきて……。
親のいいなりで生きてきた不憫な青年が、恋をして、しあわせをもらう物語。
※性描写が多めの作品になっていますのでご注意ください。
└性描写が含まれる話のサブタイトルには※をつけています。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」さまで作成しました。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる