4 / 29
第4話 交差する人生
しおりを挟む
彼女は高校で、幾人かの男と付き合う。
無論、自分では埋められない、快楽のために。
だが誰と付き合っても満足はしないし、いつも良人と比べてしまい。喧嘩別れとなる。
そんな生活の中で失敗して、彼女は妊娠をしてしまう。
相手は阿久井 霧掛、お金持ちの息子でお調子者。
この学校に入学が出来たのが、ちょっと不思議な位、バカだった。
小金持ちで、我が儘で……
今となっては、どうして付き合ったのか、未だに不明。
だがこいつ、付き合うまでは、優しく甘えさせて、意外といい男を演じる。
体の関係になると、本性が出るだけだ。
そう彼は、狙った女を落とすのが好き。
やってしまえば、それで満足をして、飽きる。
そんな、最悪な男だった……
「どうすんのよ、高校生で母親なんて嫌よ」
当然だが、深海は怒る。
こいつはいつも、金はあると言っていたのだ。
手術代を出して貰わなきゃ。
うちはお母さんに知られると、もう家から出られないかもしれない。
「ふざけんなよ、俺だって嫌だぜ。そもそも本当に俺の子どもか?」
嫌そうな顔をして、そんな言葉を吐き出す。
「マジに言ってんの? 殴るわよ」
そう言った時には、彼の右頬を、躊躇無くグーで殴っていた。
「っまあ、落ち着け。ちょうっと考えよう」
そう言って考えた末、カンパとか……
「誰が出すよ、それ? それに、言いふらすのと一緒じゃん。いやよ」
思わず右手に力が入り、火を噴きそうになる。
「ちょ待て、殴るな。じゃあよ。あいつ居んじゃんほら、お前のことをじっと見て、嫌だって言っていた男。あいつをはめて金を取り上げよう」
「あいつって、冬野君のこと?」
「そうだったか? あーまあ、そうそう、ちょっと痴漢よぉとか言ってさ」
「むうぅ」
冬野 新道くんは、少し彫りの深い顔。
あっさり系の良人と似ているわけではないけれど、やることが重なる。
少し引っ込み思案で、おとなしい系だけど、時に火が付くと燃え上がる。
彼は、責任感が強くて、自分のことより人のことになると世話焼きに変身をする。そうだよ、そんな性格だから、頼まれてあんな奴を部屋に上げて……
「やる。近くに居て、すぐ来てよ」
「おう任せろ」
人の来ないトイレが良い、犯行現場は実習棟のトイレを選択。
此処に連れてきて叫ぶと、霧掛が入ってきて『おうおう俺の女に何すんだ。金をだせば勘弁してやる。先生とかに言うんじゃねえぞ』という。そんな感じで、予行練習もおこなった。
教室へ行くと、彼は友達達と嬉しそうに何かを喋っていた。
なぜか、思わず頬がゆるむようなほっこりした景色。
「ねえ、冬野くん今忙しい?」
「いや、どうした?」
彼は、少し驚いた様子で応える。
「ちょっとお願いがあって、ここじゃ、ちょっと来て」
「おう、ちょっと待って、そんなに引っ張らないでも」
彼の手を掴み、引っ張る。
大きな男子の手。
心臓がトクンとはねる。
「―― ほら、早く」
「引っ張るなよ、深海」
幼く、何も知らず、楽しかった日々を思い出す。
引っ張られながら考える。
彼女、海野 深海は、確かに美人だし気さくだし、ただ、ふと悲しみを顔にたたえる。
その顔を見ると、なんとかしたいとか思ってしまう。
それでまあ、見ているうちに好きになったわけだが、妙に嫌われているというか、避けられるんだよなぁ。
この状況になるのがビックリだ。
一体、何かは知らないが、頼られるのは嬉しい。
「トイレ? うんちでも詰まってんのか?」
「バカ。ごめんね」
照れ笑いのような顔で、彼女はそう言った後、突然彼女は叫んだ。
「きゃぁー。いやあぁー」
その声は、棟内に響く。
あっという間に集まってくる生徒に先生。
近くの教室で、たまたま何かをやっていたようだ。
「冬野、お前女子トイレでナニをしているんだ」
結構な剣幕で怒鳴られる。
体育系の教師ってどうしてこんなに、人の話を聞かないんだぁ。
「だから先生、俺は海野さんに呼ばれて来だけなんです」
「彼女は、いきなり抱きつかれたと言っているじゃ無いか。まあ来い」
そう言って、俺は職員室へ引っ張って行かれた。
それから、親とかを呼ばれて話し合い。
当然だが、俺の話は通じない。
よくは分からないが、結局親同士が、話をして示談となった。
幾ら渡したのかは知らないが、うちの高校結構有名な進学校なんだよ。
示談をしたのに、二週間後。いきなり退学というお達しが来た。
だけどまあ、許されてもきっと、学校へは通えなかっただろう。
それ以降、学校での俺には、居場所がなかっただろうから……
クラスメイトはもちろん、見たこともないような奴らからの悪意の籠もった目。
どこを見てもそんな目ばっかり。
指をさされ、のししられる。
いきなり、上履きとかが飛んでくる。
物はなくなる。
事件以後で学校に行ったのは、一日か二日だけだったがそれで十分だった。
家の電話も、スマホも鳴りまくった。
おれは、彼らからの剥き出しの悪意を浴びせられて、精神的に耐えられなかった。
当然の様に、家から出られなくなった。
スマホの番号を変えて、家から出ないことで、俺は自身の平和を取り戻した。
ただ、家族すら…… 俺の部屋に近寄らなくなった。
そう俺の人生は、あの日終わった。
おれは、そう思っていた。
「えっそんな、貰った慰謝料は私の物でしょう」
「何を言っているの。これから大学の入学料とか色々と必要なの」
お母さんは、正論。
困った私は、もう一度やる事になる。
「脇役くん忙しい? お願いちょっと来て」
「あん? 海野がまた…… あれってこの前と一緒じゃないか、つけるぞ」
そう俺達は、新道が痴漢なんかするはずないと言ったんだ。だが学校は信じなかった。二週間も経つのに処遇が知らされていないし。
そうして、聞こえたのは少し控えめなキャアという叫び声。
「今外で待っていたよな?」
廊下では、阿久井がトイレを覗き込んでニヤついていた。
「ああ、あいつらグルだ」
阿久井が、叫び声が聞こえた瞬間に飛び込んだ。
少し遅れて中へ入ると恐喝の真っ最中。
「はい。正義の配信者、突撃コーナーです。阿久井くーん。今恐喝をしていましたよね阿久井 霧掛くん」
きっちりスマホは撮影をしているし、俺達は五人。
「してねえよ」
口ではそう言ったが、阿久井は逃げようと隙間を探す。
だが逃がすわけは無い。そのまま質問を投げかける。
「声が聞こえる前に、トイレの前で待ち構えていましたが、あなたが痴漢をするつもりだったのでは?」
「ちげえよ。もういい。てめえら出て行け。畜生また失敗かよ」
ぼそっと言った言葉、きっちりとスマホは聞いていた。
そして俺達は、職員室へ向かう。ああ、奴らは逃げた。
「証拠を集めてきました。阿久井君と海野さんは、狂言で金を巻き上げています」
動画を流していく。最後の畜生また失敗かよについてはゲインを6デシベル上げて音量を倍にした。
「むう…… 調査はする。お前達もあまり騒ぐな」
そうなったのだが、あまり嬉しい結果にはならなかった。
無論、自分では埋められない、快楽のために。
だが誰と付き合っても満足はしないし、いつも良人と比べてしまい。喧嘩別れとなる。
そんな生活の中で失敗して、彼女は妊娠をしてしまう。
相手は阿久井 霧掛、お金持ちの息子でお調子者。
この学校に入学が出来たのが、ちょっと不思議な位、バカだった。
小金持ちで、我が儘で……
今となっては、どうして付き合ったのか、未だに不明。
だがこいつ、付き合うまでは、優しく甘えさせて、意外といい男を演じる。
体の関係になると、本性が出るだけだ。
そう彼は、狙った女を落とすのが好き。
やってしまえば、それで満足をして、飽きる。
そんな、最悪な男だった……
「どうすんのよ、高校生で母親なんて嫌よ」
当然だが、深海は怒る。
こいつはいつも、金はあると言っていたのだ。
手術代を出して貰わなきゃ。
うちはお母さんに知られると、もう家から出られないかもしれない。
「ふざけんなよ、俺だって嫌だぜ。そもそも本当に俺の子どもか?」
嫌そうな顔をして、そんな言葉を吐き出す。
「マジに言ってんの? 殴るわよ」
そう言った時には、彼の右頬を、躊躇無くグーで殴っていた。
「っまあ、落ち着け。ちょうっと考えよう」
そう言って考えた末、カンパとか……
「誰が出すよ、それ? それに、言いふらすのと一緒じゃん。いやよ」
思わず右手に力が入り、火を噴きそうになる。
「ちょ待て、殴るな。じゃあよ。あいつ居んじゃんほら、お前のことをじっと見て、嫌だって言っていた男。あいつをはめて金を取り上げよう」
「あいつって、冬野君のこと?」
「そうだったか? あーまあ、そうそう、ちょっと痴漢よぉとか言ってさ」
「むうぅ」
冬野 新道くんは、少し彫りの深い顔。
あっさり系の良人と似ているわけではないけれど、やることが重なる。
少し引っ込み思案で、おとなしい系だけど、時に火が付くと燃え上がる。
彼は、責任感が強くて、自分のことより人のことになると世話焼きに変身をする。そうだよ、そんな性格だから、頼まれてあんな奴を部屋に上げて……
「やる。近くに居て、すぐ来てよ」
「おう任せろ」
人の来ないトイレが良い、犯行現場は実習棟のトイレを選択。
此処に連れてきて叫ぶと、霧掛が入ってきて『おうおう俺の女に何すんだ。金をだせば勘弁してやる。先生とかに言うんじゃねえぞ』という。そんな感じで、予行練習もおこなった。
教室へ行くと、彼は友達達と嬉しそうに何かを喋っていた。
なぜか、思わず頬がゆるむようなほっこりした景色。
「ねえ、冬野くん今忙しい?」
「いや、どうした?」
彼は、少し驚いた様子で応える。
「ちょっとお願いがあって、ここじゃ、ちょっと来て」
「おう、ちょっと待って、そんなに引っ張らないでも」
彼の手を掴み、引っ張る。
大きな男子の手。
心臓がトクンとはねる。
「―― ほら、早く」
「引っ張るなよ、深海」
幼く、何も知らず、楽しかった日々を思い出す。
引っ張られながら考える。
彼女、海野 深海は、確かに美人だし気さくだし、ただ、ふと悲しみを顔にたたえる。
その顔を見ると、なんとかしたいとか思ってしまう。
それでまあ、見ているうちに好きになったわけだが、妙に嫌われているというか、避けられるんだよなぁ。
この状況になるのがビックリだ。
一体、何かは知らないが、頼られるのは嬉しい。
「トイレ? うんちでも詰まってんのか?」
「バカ。ごめんね」
照れ笑いのような顔で、彼女はそう言った後、突然彼女は叫んだ。
「きゃぁー。いやあぁー」
その声は、棟内に響く。
あっという間に集まってくる生徒に先生。
近くの教室で、たまたま何かをやっていたようだ。
「冬野、お前女子トイレでナニをしているんだ」
結構な剣幕で怒鳴られる。
体育系の教師ってどうしてこんなに、人の話を聞かないんだぁ。
「だから先生、俺は海野さんに呼ばれて来だけなんです」
「彼女は、いきなり抱きつかれたと言っているじゃ無いか。まあ来い」
そう言って、俺は職員室へ引っ張って行かれた。
それから、親とかを呼ばれて話し合い。
当然だが、俺の話は通じない。
よくは分からないが、結局親同士が、話をして示談となった。
幾ら渡したのかは知らないが、うちの高校結構有名な進学校なんだよ。
示談をしたのに、二週間後。いきなり退学というお達しが来た。
だけどまあ、許されてもきっと、学校へは通えなかっただろう。
それ以降、学校での俺には、居場所がなかっただろうから……
クラスメイトはもちろん、見たこともないような奴らからの悪意の籠もった目。
どこを見てもそんな目ばっかり。
指をさされ、のししられる。
いきなり、上履きとかが飛んでくる。
物はなくなる。
事件以後で学校に行ったのは、一日か二日だけだったがそれで十分だった。
家の電話も、スマホも鳴りまくった。
おれは、彼らからの剥き出しの悪意を浴びせられて、精神的に耐えられなかった。
当然の様に、家から出られなくなった。
スマホの番号を変えて、家から出ないことで、俺は自身の平和を取り戻した。
ただ、家族すら…… 俺の部屋に近寄らなくなった。
そう俺の人生は、あの日終わった。
おれは、そう思っていた。
「えっそんな、貰った慰謝料は私の物でしょう」
「何を言っているの。これから大学の入学料とか色々と必要なの」
お母さんは、正論。
困った私は、もう一度やる事になる。
「脇役くん忙しい? お願いちょっと来て」
「あん? 海野がまた…… あれってこの前と一緒じゃないか、つけるぞ」
そう俺達は、新道が痴漢なんかするはずないと言ったんだ。だが学校は信じなかった。二週間も経つのに処遇が知らされていないし。
そうして、聞こえたのは少し控えめなキャアという叫び声。
「今外で待っていたよな?」
廊下では、阿久井がトイレを覗き込んでニヤついていた。
「ああ、あいつらグルだ」
阿久井が、叫び声が聞こえた瞬間に飛び込んだ。
少し遅れて中へ入ると恐喝の真っ最中。
「はい。正義の配信者、突撃コーナーです。阿久井くーん。今恐喝をしていましたよね阿久井 霧掛くん」
きっちりスマホは撮影をしているし、俺達は五人。
「してねえよ」
口ではそう言ったが、阿久井は逃げようと隙間を探す。
だが逃がすわけは無い。そのまま質問を投げかける。
「声が聞こえる前に、トイレの前で待ち構えていましたが、あなたが痴漢をするつもりだったのでは?」
「ちげえよ。もういい。てめえら出て行け。畜生また失敗かよ」
ぼそっと言った言葉、きっちりとスマホは聞いていた。
そして俺達は、職員室へ向かう。ああ、奴らは逃げた。
「証拠を集めてきました。阿久井君と海野さんは、狂言で金を巻き上げています」
動画を流していく。最後の畜生また失敗かよについてはゲインを6デシベル上げて音量を倍にした。
「むう…… 調査はする。お前達もあまり騒ぐな」
そうなったのだが、あまり嬉しい結果にはならなかった。
0
あなたにおすすめの小説
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
【全16話+後日談5話:日月水金20:00更新】
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
噂の聖女と国王陛下 ―婚約破棄を願った令嬢は、溺愛される
柴田はつみ
恋愛
幼い頃から共に育った国王アランは、私にとって憧れであり、唯一の婚約者だった。
だが、最近になって「陛下は聖女殿と親しいらしい」という噂が宮廷中に広まる。
聖女は誰もが認める美しい女性で、陛下の隣に立つ姿は絵のようにお似合い――私など必要ないのではないか。
胸を締め付ける不安に耐えかねた私は、ついにアランへ婚約破棄を申し出る。
「……私では、陛下の隣に立つ資格がありません」
けれど、返ってきたのは予想外の言葉だった。
「お前は俺の妻になる。誰が何と言おうと、それは変わらない」
噂の裏に隠された真実、幼馴染が密かに抱き続けていた深い愛情――
一度手放そうとした運命の絆は、より強く絡み合い、私を逃がさなくなる。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる