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本編
16 山猫令嬢現る
しおりを挟む会場に戻り、私たちは少しだけ食事を口にした。
王太后様との会話で喉がからからだったので、真っ先にシャンパンを口にする私をアーロン様が苦笑して見ていた。
夜会が始まった当初こそ目立っていた私たちだが、堅苦しい儀式も終わり、ダンスも何曲か過ぎ去り、熱気がこもった会場ではゆったり食事と会話を楽しむことができた。
「ケイトリンは王宮が初めてだと言っていたが、デビュタントには参加しなかったのかい?」
この国のデビュタントは、15歳の貴族の子女が王宮に招かれて成人であることを認めてもらう儀式だ。
とはいえ招かれるのは上は王族から下は伯爵の身分まで。
私は生まれは侯爵家だから参加するのに問題はなかったのだが…。
「継母は私が社交界の場に出るのを許しませんでした。デビュタントの年は、最初の夫との結婚の準備があるという理由で欠席しました」
「それは…酷いな」
「そうでもないですわ。どうせ出たところで、大したドレスも用意されず恥をかいていたはずです。私は侯爵家を出ることで頭がいっぱいだったので、参加できないのを惜しいとは思いませんでした」
それに子爵家以下の子女は参加できないのだ。
私一人だけならばともかく半分以上の貴族が参加できないので、たいして悔しいとも思わなかった。
「ウォーターハウス侯爵家では最低限の衣食住は保証されていましたし、継母は私を嫌ってはいても暴力までは振るいませんでした。年の離れた男爵に嫁がせたのは嫌がらせのつもりだったのでしょうが、最初の夫は私を大切にしてくれましたから…きっとアーロン様が思っていらっしゃるほど不幸な人生ではないですよ」
「…今でもギャレット・トムリンソンを愛している?」
私は首を傾げた。
どうしてそんなことを聞くのだろう。
「そうですわね…。最初の夫、ギャレットは特別な人です。燃え上がるような恋愛をしたわけではありません。ですが、愛情を…本来両親から得られるはずのものを初めて私に教えてくれたのはあの人です。お互い立場も打算もありましたが、確かにギャレットのことは愛していました。…今でも愛しています。アーロン様とて、お亡くなりになった奥様をまだ愛していらっしゃるのでしょう?」
アーロン様は驚いた顔をした。
急に奥様のことを口にしたのは不味かったかしら?
でも次の瞬間、アーロン様はとても優しい顔をした。
「ああ…。私も妻のことを今でも愛しているよ」
良かった…きっと奥様との思い出は優しいものばかりなのだろう。
いつか奥様のことを詳しく聞こうと思う。
グリフィン様やマルゲリータ様も知りたがるはずだ。
いいことを思いついたと私も顔がにやけてしまった。
「すみません、ラドルファス大公。そろそろ…」
そんな中、声をかけて来たのは先ほど王太后の謁見の場に同行して下さったシュトロハイム伯爵だった。
会場に戻るときに一度別れたが、元々アーロン様と何かしら打ち合わせていたらしい。
もう一人騎士の装いをした小柄な若者を連れている。
「ケイトリン、これからジュリアンを迎えに行ってくるよ」
「私はここで待っていた方がいいのですか?」
「そうしてほしい。レイにここに残ってもらう」
「あら、そうですの」
思いがけない話におかしな相槌を打ってしまった。
ただジュリアン少年を連れ帰るだけなら、わざわざアーロン様が動かず、ここまで連れてきてもらえばいいはずだ。
こんな面倒なことをするとは、よほどの事情があるのだろう。
アーロン様と若い騎士の背中を見送り、今度はシュトロハイム伯爵と向かい合う。
一緒に食事を…と言いたかったが、シュトロハイム伯爵は警護中なのでアルコールは口にできないらしい。
「たしかあちらに、ノンアルコールの飲み物があったはずです。見てきますわ」
「いえ、自分で取りに行きます」
「少しは食事をおとりになった方がいいですわ。すぐに戻りますから」
そう言って私は飲み物があるテーブルへ向かった。
私が目の前にいては、シュトロハイム伯爵は食べたくとも食べれないだろうと思ったからだ。
しかし私が一人で行動するのを待ち構えていた人物がいた。
「ちょっとあなた、アーロン様とはどういった関係なの?」
目的のテーブルはすぐそこだったのに、目の前に一人の令嬢が立ちはだかった。
赤み掛かった茶色の髪をしたその令嬢には見覚えがある。
私がラドルファス家に初出勤した日に、門番と揉めていたあの家庭教師志望の山猫だ。
私はげんなりした。
とうとう見つかってしまった…。
今日はナイフを持っていないようだが、後ろからぐっさりは嫌だなぁ。
「ちょっと、この私が質問しているのよ、聞いているの!?」
名前…この山猫さんの名前はなんだったかしら?
一度聞いたような気がするんだけど。
「何とか言いなさいよ!知っているのよ、あなた平民なんでしょう?卑しい身分のくせにアーロン様にまとわりつかないで!アーロン様のご迷惑なのよ!!」
しかし仮にも貴族令嬢なのに声が大きいな。
会場の注目を集めちゃってるじゃない。
「さあ、早くここから出ていきなさい!!平民が来るところじゃないのよ!」
「…失礼ですけど、どちら様ですか?」
「はっ!?」
「私はケイトリン・ウォーターハウス。侯爵家の者ですわ。あなたのお名前を聞いた覚えがないのですけど、どこかで会ったことがありましたか?」
「こ、侯爵家!?そんなはず…そんなはずないわ。平民だって言ってたもの。…あなた身分を詐称しているのね?そんなこと許されると思っているの!?これだから卑しい平民は…!」
「名乗る気がないのならそこをどいてください。連れに飲み物を持っていきたいのです」
「いい加減にして!!」
山猫令嬢が金切り声を上げた。
とうとう流れていた音楽が止み、警備の騎士たちが駆け寄ってくる。
シュトロハイム伯爵も「どうしたのですか!」と慌ててやってきた。
「あら、アーロン様のいない隙に別の男と逢引をしていたのね。やっぱり卑しい娼婦じゃない」
「私はラドルファス家の家庭教師です。自分の名も名乗れないような礼儀の知らない人に侮辱されるいわれはありません」
「私はリンカーン伯爵家の娘よ!」
「まあ、リンカーン伯爵家ではそのような挨拶を教えているのですか?ご立派な教育方針ですこと」
「この…っ」
山猫令嬢は手を振り上げた。
しかしその手が私を打つことはなく、駆け付けた人物が押さえつける。
「私の連れに何をしている!」
「あ、アーロン様!」
山猫令嬢の手首をつかんで凶行を止めたのはアーロン様だった。
山猫令嬢はぽうっと頬を紅に染める。
おいおい…ここ、うっとりするところじゃないだろう。
アーロン様は嫌そうに令嬢の手を放ると、さっと私と令嬢の間に体を滑り込ませた。
「アーロン様、ようやくお会いできましたわ」
「…君は誰だ?」
「デイジー・リンカーンですわ」
「知らないな。私の連れに何の用だ」
「アーロン様、騙されてはなりません。その女は平民にも関わらず、侯爵家の人間だと身分を偽ったのです。それに、そこの騎士と逢引をしていました。私、見たんです、二人が親しくしているところを!その女を追い出してください!アーロン様のパートナーは私が努めますから!!」
そうだったそうだった、デイジー嬢だった。
デイジー嬢は私を悪し様に言いながら、顔を紅潮させ目をきらきらさせている。
…はっきり言ってホラーだ。
周りがざわざわとし出す。
「逢引」のワードで目を光らせた人は何人かいたが、それもすぐにデイジー嬢の異常な雰囲気に呑まれている。
すると人込みをかき分けて一人の壮年の紳士が現れた。
「デイジー!これはどうしたことだ」
「お父様」
「リンカーン伯爵」
どうやらデイジー嬢の父親らしい。
「どういうことです?娘がなにか?」
「お父様、あの女が私からアーロン様をとろうとするのよ。他の男に、あの騎士に色目を使っていたくせに…ほら、お父様がおっしゃっていた平民の女よ!王宮に入れないはずなのにどうしてここにいるのかしら?早く追い出してちょうだい!!」
「娘に何をした?」
リンカーン伯爵が私を睨んでくる。
しかしすぐにアーロン様が広い背中で盾になってくれた。
何も言わなくていい、ということらしい。
「リンカーン伯爵、どういうことだ?あなたの娘は私の連れに暴力をふるおうとした。ラドルファス大公家に含むところがあるということかね?」
「ま、まさか…。そんなはずはありません。何かの誤解です」
「誤解?誤解とは、連れがシュトロハイム伯爵に色目を使ったと言ったことかね?それとも君の娘と私がまるで特別な関係であるように言ったことか?君が娘に何か言ったのではあるまいな?」
「ご冗談を!」
「それはこちらの台詞だ。それに先ほどから私の連れを平民呼ばわりしているが、彼女はれっきとしたウォーターハウス侯爵家のご令嬢だ。嘘だと思うならウォーターハウス侯爵に確かめるといい」
「…それには及びませんよ」
すっと人が割れて、見覚えのある人影が現れた。
そう、弟のベンジャミンだ。
「そこにいるのは間違いなく、私の実の姉ケイトリン・ウォーターハウスです。伯爵家の令嬢ごときが私の大事な姉を侮辱するなど…リンカーン伯爵家とのお付き合いを考えなくてはなりませんね」
「そんな…っ。侯爵の姉!?」
愕然とするリンカーン父娘に、さらにシュトロハイム伯爵が追い打ちをかける。
「リンカーン伯爵、ご令嬢は私とウォーターハウス侯爵令嬢が逢引をしていると、さも事実かのように…しかもこの公衆の前で大声で発言しました。これはシュトロハイム伯爵家への侮辱と受け取ります。後程正式に抗議させていただきますよ」
「お待ちを!シュトロハイム伯爵!大公閣下に侯爵殿も…!娘の無礼は謝罪します。どうか今回はお目こぼしを…!」
「お父様、ちがう、違うわ…。こんなはずじゃないの。だってあの女が…」
「黙れ!!」
恐らく娘を溺愛しているのだろうリンカーン伯爵も、さすがにこのままデイジー嬢を人目のあるところに置いておくのはまずいと思ったのだろう。
自分の立場を追い込む発言がぽんぽん出てくるのだ。
しかもこの状況になってなお自分は悪くないと言い張っている。
彼は娘の腕を荒々しくつかむと、アーロン様たちに慌てて礼をとった。
「この度は娘が申し訳ございませんでした。後日改めて謝罪に伺います。娘は混乱しているようですので、本日はこれで失礼させていただきます」
「そんな…っ、お父様!私は悪くないわ。あの女のせいなの」
「黙れと言っているだろう!!」
リンカーン伯爵は半ばデイジー嬢を引きずるようにして、あっという間に会場を後にした。
その背中を見送る貴族たちはくすくすと嘲笑している。
社交界にはこの騒ぎがあっという間に広まるだろう。
そして私は突然現れた話題の侯爵令嬢(年増)として、お茶会に呼ばれたりするのだろうか。
ちょっと憂鬱になるのだった。
「姉さん、久しぶりだね」
「ベンジャミン…。来ていたのならもっと早く声をかけてくれればよかったのに」
ベンジャミンと直接会うのはほぼ一か月ぶりだった。
侯爵でありながらまだ若く、王都に役職を持たない彼は領地に滞在していることが多いのだ。
「ゆっくり話をしたいところだけど、また今度にするよ。僕もパートナーを待たせているから」
「分かったわ」
ベンジャミンはアーロン様とシュトロハイム伯爵に会釈すると、パートナーの女性のところへ戻っていった。
「目を離してしまって、すみませんでした」
シュトロハイム伯爵が謝ってくるが、私は首を振った。
一人で行くと言ったのは私なのだ。
「私こそ軽率でした。まさかあんな人に絡まれるなんて…。伯爵様が私のためにお気に病むことはありません」
「とんだ災難だったね、ケイトリン。でも、おかげでいい口実ができたよ」
「まあ怖い。何をなさるんですか?」
「君も知っているだろう、あの自意識過剰なご令嬢が我が家に何度も迷惑をかけていたのを。リンカーン伯爵には再三苦情を申し入れていたにも関わらず今夜の騒ぎだ。先日の襲撃事件だって、知らなかったとはいえデイジー嬢は片棒を担いでいる。今度こそ蹴りをつけるのさ」
のちの話になるが、デイジー・リンカーン伯爵令嬢は国を一つ挟んだ遠方の貴族に妾として嫁ぐことになった。
ラドルファス大公家、ウォーターハウス侯爵家、シュトロハイム伯爵家に激しく抗議され、リンカーン伯爵は娘を庇うことはできなくなったのだ。
最初は領地近くの修道院に入れ、折をみて別の貴族に嫁がせようとしたようだが、アーロン様の密告でフランチェスカ・キューブリックが起こした事件に関わっているという容疑をかけられ、修道院に受け入れを拒否されてしまった。
結局親戚から紹介された他国の縁組を受けることになったのだが、それもアーロン様が手を回した話らしい。
国が遠く離れているとなれば、箱入りだった彼女は脱走することは難しく、仮にできたとしてもこの国にたどり着けないだろうと見越してのことだ。
事実、私はあの日から二度とデイジー嬢の姿を見ることはなかった。
リンカーン伯爵もこの後一年も経たないうちにご子息に爵位を譲って隠居することになる。
王家に次ぐラドルファス大公の怒りを買った彼が、当主の座に座り続けることはできなかったのだ。
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