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本編
23 シンデレラの継母はいなくなりました
しおりを挟む「ぎゃあっ」
「ひいっっ!」
耳元で男たちの悲鳴がして、もみ合う音が聞こえた。
「お、お前!いったい何をしている!!」
塵王太子の焦った声。
いつまでも男たちの汗ばんだ腕が私の体を拘束する様子はない。
ようやく私は閉じていた目を開けた。
私を凌辱すべく牢の中に入ってきた男たちは、一人を除いて全員床に伏していた。
唯一立っている男と目が合う。
この牢に入れられる前、入り口で騎士長の蛮行を制止してくれた青年だった。
「どういうつもりだ、シンクレア!!私の命令に逆らうのか!?」
助けてくれた青年はシンクレアというらしい。
シンクレアに向かって牢の向こう側から塵王太子が唾を飛ばしている。
エラも思わぬ展開に驚いているようだ。
「く、くそ…!おい、シンクレアを拘束しろ!スパイの可能性が…!?」
塵王太子の言葉は続かなかった。
唯一の出入り口から、兵士たちが飛び込んできたのだ。
制服から警邏兵だということがわかる。
王太子の騎士たちはどうしてよいのか分からず、おろおろと主と警邏兵を見比べた。
「そこまでにしていただきましょう、王太子殿下」
「叔父上!」
「アーロン様…」
警邏兵たちの後ろから現れたのは、アーロン様だった。
隣には騎士団長のレイ・シュトロハイム伯爵もいらっしゃる。
「叔父上、騎士団長!これはいったいどういうことですか!?ここは王太子府ですよ」
「どういうこととはこちらの台詞です。私の屋敷に部下を送り込み、随分好き勝手なさったようですな」
「私は…これは、叔父上のためなのです!この女たちは叔父上を誑かし、大公妃の座を狙っていたのですよ。この毒婦が王族の仲間入りなどしたら、のちのち厄災となったに決まっています。感謝してほしいくらいです!!」
「だったら然るべき機関に掛け合って、正規の手続きをとれば良かったでしょう。私の屋敷の執事長や侍女長に怪我をさせてまで、こんなことをする必要が?」
「それは…」
塵王太子が言葉を詰まらせる。
するとそれまで黙っていたエラがアーロン様の前に進み出た。
「お初にお目にかかります、大公閣下。私、ヨーク準男爵の長女でエラと申します」
「…」
アーロン様は冷たい瞳でエラを見据えている。
エラはそれに怯みながらも、慎重に口を開いた。
「この度の騒ぎの理由をお話しいたします。直答をお許しくださいませ」
「…いいだろう」
「私は今でこそヨーク準男爵の養女でございますが、元は平民で商人の娘でした。そしてそこのケイトリン・ウォーターハウス夫人とは、かつて義理の母子の関係でした」
アーロン様は黙って続きを促す。
「夫人を信用なさっている大公閣下には信じがたい話でしょうが、義理の娘で会った頃、私は夫人に執拗ないじめを受けていました。長期間外出しがちな実父の留守を狙い、私にぼろを着せ、『シンデレラ(灰かぶりのエラ)』と呼んで蔑んでいました。食事も満足に与えられず、彼女と娘たちが父の財産を使って贅沢をする傍ら、私は家事を全てさせられて召使のように扱われていました。全て本当のことです!!」
アーロン様は何の反応も示さない。
エラの顔に焦りが浮かび始めた。
彼女の儚げな美貌と巧みな嘘に反応しない男は初めてだったのだろう。
「だから、その…。私は夫人にあの時のことを謝ってほしくて…。それに!今は大公閣下の元にいると知って、不安になったのです。大公閣下にはご子息とご息女がいらっしゃるとか。もし夫人が大公閣下を騙して取り入り、後妻になってしまえば、閣下はもちろんご子息たちの命が危ういと思ったのです!王太子殿下は私の話を信じ、叔父上様と従弟妹様たちのために行動されただけでございます!」
「そ、そうです、叔父上。信じてください、そこな女は大公家を乗っ取るつもりだったのです」
ようやく立ち直った塵王太子もエラの出まかせに便乗する。
そこでアーロン様はやっと口を開いた。
「よく回る口だな、エラ・ヨーク。ケイトリンの言う通り、お前は嘘しか言えないようだ」
「…なっ。嘘ではありません。本当に…!」
「私たちは隣室で待機していたのだよ。君たちの下種な言動の一部始終を聞かせてもらった」
アーロン様は牢と牢をつなぐ廊下のある一点を指した。
排気口のように見えるが…。
「知っているだろうが、あの排気口に見えるものは牢で取り調べが行われる際に使われる装置だ。パイプが隣の部屋に繋がっていて、警邏の書記官が被疑者と取調官のやりとりを記録する。…チャーミング王太子、君が部下を使ってウォーターハウス母子に対して下種なことをさせようとしたことは記録され、今まさに国王陛下へ報告されているところだろう」
「な…!馬鹿な!!!」
塵王太子の顔色が紙のように白くなる。
さすがにこの牢での一部始終を報告されては、叱責程度で済まないという自覚はあったようだ。
「嘘よ…うそ…こんなはずじゃ…」
エラも不利を察したようで、へなへなとその場に座り込んでしまった。
「チャーミング王太子とエラ・ヨーク嬢を捕えろ!!」
兵たちに毅然と命を下したのはシュトロハイム伯爵だ。
エラと王太子一派はあっという間に縄をかけられ、地下牢から連れ出されてしまった。
額に冷たいものを当てられ、私の意識は浮上した。
「お母様!」
「お母様、大丈夫!?」
目を開けると、ヴァレンティーナとティファニーの心配そうな顔が見える。
一瞬長い夢を見ていたのかと思ったが、すぐに自分が見知らぬ部屋にいることに気づいた。
「…ここは…私はどうしたの?」
「王太后様の離宮にある、賓客のための寝室よ」
「エラたちが警邏に拘束された後、お母様は倒れてしまったのよ」
どうやら私は冤罪をかけられ拘束されたストレスと、凌辱されそうになったショックで気絶してしまったらしい。
「…あれからどれくらい経ったの?」
「まだ二時間くらいよ」
「そう…あなたたちは何ともないのね?」
そう尋ねると、ヴァレンティーナとティファニーは気まずそうに顔を見合わせた。
「ごめんなさい、お母様」
「ヴァレンティーナ?」
「私、拘束される直前にレイ様…シュトロハイム伯爵様に知らされていたの。
エラが私たちに冤罪をかけて捕えようとしているって」
「そうなの?」
シュトロハイム伯爵が派遣した内通者シンクレアが、エラが亡父の再婚相手だったウォーターハウス母子を悪し様に言い、王太子を使って危害を加えるつもりであると連絡してきたのが一週間ほど前のこと。
これはシンクレアの本来の主であるシュトロハイム伯爵及び王太后様にとってまたとないチャンスだった。
というのも、チャーミング王太子の横暴ぶりはメトカーフ侯爵令嬢との婚約破棄後も暴走する一方で、ミランダ王太后様はシュトロハイム伯爵に命じて以前より王太子廃嫡の材料を探していたという。
彼女の中ではもう一人の孫のリリアーナ殿下を女王にする準備を密かに進めていらしたのだ。
ヒドルストン王国では女性当主は法律で認められていないのに(名誉爵位はある)、国家の頂点である国王が女子であってもなぜか問題がないらしい。
そして先日、チャーミング王太子は国王陛下の名前を使って勝手に妃選びの舞踏会というイベントを開いた。
さすがにこの蛮行には国王陛下も愛想が尽き、王太子が妃を選び次第、病気にかかったことにして適当な領地に押し込めるつもりだった。
しかしそれでも廃嫡の決定打が弱いと思っていたミランダ王太后様にとって、僥倖ともいえる存在がエラだった。
彼が妃に選んだ娘が彼の暴走をさらに助長したのだ。
本来ならばエラがチャーミング王太子の気質を後から知って結婚を嫌がれば、できる限りの手段を取って準男爵家に戻してやるつもりだったらしい。
ところがエラはとんだ性悪で、王太子の短慮を利用して好き勝手にふるまい始めた。
その美貌と財力を利用して高位貴族に声をかけ、取り込みにかかったのだ。
そこで必ず自分が平民だったときの話をし、継母と義姉だった女たちがいかに悪辣かを語っていた。
冷静な貴族は聞き流していたが、中には信じた者もいて、彼女の巧みな話術と可憐な容姿に浮かされ、チャーミング派という泥船に足をかけようとした者が何人かいたということだ。
恐らくこのままエラを放置していれば、王位継承権のあるリリアーナ王女の命は危うかっただろう。
しかしそうはならなかった。
彼女は見つけてしまったのだ、王宮で女官をしているヴァレンティーナを。
そして王妃の座という野心よりもまず先に、私たちウォーターハウス母子に狙いを定めた。
「王太子殿下、ウォーターハウス母子を拘束する際、大公屋敷に大公閣下やご子息様たちがいては、いくら王太子府の騎士とはいえ命令を実行できない可能性があります」
「確かに…叔父上ならば、私の騎士を追い返してしまうかもしれんな」
「それにヴァレンティーナ嬢を拘束するにも、王太后様が近くにいては少し問題です。王太后様の顰蹙を買っては、今後リリアーナ王女に肩入れされるかもしれません」
チャーミング王太子はエラの話を聞き、私たちを拘束して断罪する行為をすぐ行動に移したかったようだが、そこはシンクレアが上手く時期を誘導して時間を稼いだ。
「ウォーターハウス母子を確実に拘束できる日取りを調べましょう」
そうして選ばれたのが今日だ。
ミランダ王太后様は祖国の大使館のパーティーに招待されたということになっており、大公屋敷にアーロン様、グリフィン様、マルゲリータ様がいらっしゃらなかったのも王太子一派を油断させるための罠だった。
実はこの件の囮はヴァレンティーナ一人で請け負うはずだったという。
実際彼女は早い段階から王太子とエラの動きをシュトロハイム伯爵から知らされていて、十分納得したうえで囮役を引き受けたそうだ。
王太子の部下が大公屋敷にいる私とティファニーを無理矢理拘束すれば、さらに王太子のマイナス点が増え、王太后様の思惑通りに事が運ぶかもしれない。
しかしアーロン様が私や屋敷にいる使用人たちを巻き込むことに難色を示した上、王太子府に潜り込ませることができたのはシンクレア一人だけだった。
王太子の騎士を名乗る取り巻きたちは、騎士とは名ばかりの落ちこぼれの貴族子息ばかりだ。
王太子の元で楽をして甘い汁を吸おうと集まった者たちだが、そういった後ろ暗い連中に限って異分子にはやたらと鼻が利くのだという。
シュトロハイム伯爵の部下は屈強な騎士ばかりだから、シンクレアのように一見軟弱に見えて、護衛も諜報もできるような部下は何人も用意できなかったらしい。
シンクレアの護衛対象が増えれば危険が増えるし、任務に支障をきたすかもしれないと、私とティファニーを囮にすることは却下になった。
ところがである。
結局王太子の部下たちは大公屋敷に乗り込んで、私たちを強引に拘束してしまった。
当日のアーロン様側の作戦では、まずは王太后様の留守を狙って王宮にいるヴァレンティーナを拘束させ、次にアーロン様が急遽屋敷に戻ったという偽の情報を流す。
アーロン様は帰宅したふりをして、王太子府の牢の例の部屋に事前に待機していた。
王太子の性格上ヴァレンティーナ一人でも断罪を行うと見て、彼女への不当な拘束と的外れな断罪を理由に、「病を得て」王太子の位を返上させることを強引に同意させるつもりだったらしい。
実際この作戦は途中まで上手くいった。
ヴァレンティーナは拘束され、直後に王太子の元にアーロン様が急遽帰宅したという知らせがもたらされた。
王太子も叔父と真正面からやり合うのは避けたかったのか、一度は騎士たちに私たちの拘束の中止を命じたという。
それに安心したシンクレアはヴァレンティーナの身に万一のことが起こらぬよう、牢で見張るふりをして護衛していたのだそうだ。
ところがここで収まらなかったのがエラだった。
どうしても私たち母子をまとめて絶望させなければ気が済まなかったらしい。
わざわざラドルファス大公家の御者を待機場所を訪ねて見つけ出し、本当にアーロン様が帰宅したのか確認したのだ。
ここでアーロン様がまだ城内にいるはずだと正直に答えた御者を責めることはできない。
一国の王太子がいくら自業自得とはいえ、実の祖母によってその地位を追われようとしているのだ。
なにより一歩間違えば王家のスキャンダルに発展し、他国に侮られかねない。
グリフィン様やマルゲリータ様も当日は屋敷に居ないようにとだけアーロン様に命じられ詳細をご存知ではなかったし、王太子たちに狙いを定められていた私たちですら何も知らなかった。
王太子にとって御者など人間ではないことを知っていたアーロン様も、彼に口止めをすることは思いつかなかったようだ。
幸いだったのはアーロン様の帰宅はただの誤報とされ、王太子たちが自分たちがはめられつつあると勘づかなかったことだろう。
牢で待機していたシンクレアやヴァレンティーナ、そして別室にいたアーロン様たちは、私とティファニーが拘束されたことを知ってかなり慌てたらしい。
それでも今更作戦を断念することはできず、私が本当に危険な状況になるまで現場に踏み込めなかったようだ。
「レイ様から、あらかじめ今回の計画を知らされたわ。ティファニーには牢に入れられた後で伝えたけれど、お母様が別の牢に入れられてしまって…」
「そうだったのね」
申し訳なさそうに言うヴァレンティーナの頭を撫でる。
直前まで知らないのは私だけだったようだ。
「でもさすがお母様だったわ!助けが来るのか分からない状況だったのに、あの塵王太子にもエラにも一歩も引かないで毅然としていて」
「ええ。お母様がエラに謝ってしまったらどうしようかと思っていたもの」
「それは…」
「うふふ、愛に勝るものはありませんわね」
ヴァレンティーナに揶揄されて頬に血が集まる。
おそらくティファニーにも、私が誰に求婚されたかはばれているだろう。
…いいや、もしかしたらヴァレンティーナの情報源はティファニーかもしれない。
どうやって二人を躱そうか考えていると、ノックの音がしてすぐにドアが開いた。
「王太后様」
「いいのよ、横になったままで」
現れたのはこの部屋の主、ミランダ王太后様だ。
私はベッドから出ようとして制された。
そこでようやく自分が着替えさせられていたことに気づく。
破られたワンピースの代わりに白い高価そうなネグリジェを着せられていた。
肩に薄いショールがかけられているが、膝から下は素足のままだ。
…よかった、勢いに任せて立たなくて。
「ケイトリン、無事でよかったわ。事前に知らせられなくてごめんなさいね」
「…いいえ。王太后様が謝罪されることでは」
「そういうわけにはいかないわ。こちらの都合であなたたちを利用したのよ。恐ろしい思いをさせてしまって申し訳なく思っているわ」
「王太后様」
「もうチャーミングとエラ・ヨークがあなたたちに危害を加えることは二度とありません。ミランダ・ヒドルストンの名に懸けてお約束するわ」
「あ、ありがとうございます!」
王太后様の言葉に、勝手に涙が溢れて来た。
…そう、私はずっと怖かった。
シンデレラの継母ではなくなったはずなのに、いつか物語が私を追いかけてきて、私と娘たちを食い殺そうとするのではないかと怯えていた。
やっとその呪縛から解き放たれた…。
なんとなく、そんな確信があった。
「ケイトリン、あなたに会いたいという人がいるの。…どうかいま会ってやってくれない?」
泣き続ける私に、ミランダ王太后様が申し訳なさそうに声をかける。
私は黙ってうなずいた。
するとずっとドアの側で待っていたのだろう、思った通りの人が部屋に入ってきた。
「大公閣下」
ヴァレンティーナとティファニーが立ち上がって礼をする。
アーロン様が頷くと、ミランダ王太后様は娘たちを伴って部屋を出て行った。
さらに侍女たちも下がり、広い部屋にベッドに横たわったままの私とアーロン様だけになる。
アーロン様はゆっくりとベッドに近づき、そして膝をついた。
「ケイトリン…」
「アーロン様」
「無事でよかった」
「アーロン様…アーロン様…」
止まらない私の涙をアーロン様の指がぬぐう。
もう何年も一緒に過ごしているのに、こんなに近くでお互いの顔を見るのは初めてだった。
「ケイトリン、その…」
「お受けしますわ」
「…え?」
「アーロン様の求婚をお受けします。どうかこんな私ですが、妻にしてくださいませ」
アーロン様が目を見開いて固まっている。
でも私は構わなかった。
今を逃したら絶対に言えなくなる。
「愛しております、アーロン・ラドルファス様」
次の瞬間、私の体がふわりと浮いた。
アーロン様の逞しい腕が、私を軽々と抱き上げている。
「私もだ、ケイトリン・ウォーターハウス嬢」
そのまま口づけを交わす。
その日、私はアーロン様の妻になった。
シンデレラの継母は、いなくなった。
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