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外伝 シンデレラを訪ねて
01 舞踏会前日
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(マリク前町長)
…ええ、確かに私はマリクです。
訪ね人なんて久しぶりですね…どんなご用件で?
え?
あの町に行かれたんですか?
以前訪れたことがある?
それは…きっと驚かれたでしょう。
この数年であの町は様変わりしましたはずですからね。
…ガルシアさんのご友人?
そうだったんですか。
バーノン・ガルシア氏がお亡くなりになったことはお聞きになったんですね。
ええ、数年前…七、八年経ったでしょうか。
痛ましい事故でした。
一人娘のエラちゃんを探している?
彼女の居場所なら良く知っていますよ。
ただ、会ってはくれないと思いますが。
そうですね、ではお茶が沸くまでの間お話ししましょう。
ことの起こりはバーノン・ガルシア氏が前妻を亡くされ、新しい奥様を娶られたことです。
ケイトリン夫人とおっしゃって、男爵家の未亡人でした。
お美しい方でしたね。
エラちゃんと同じ年頃の女の子を二人連れていましたよ。
貴族のご婦人だったというのに、あの町になじもうと努力されていました。
それが、私たちのせいであんなことに…。
今思えば、私たちは貴族出身のケイトリン夫人を妬んでいたのかもしれません。
前夫を亡くし、幼い娘を抱えて不安でしかたなかったでしょうに、その身分だけで金持ちのガルシア氏の後添えになれた、貴族でなくなっても裕福な生活をしている、と。
だからエラちゃんの嘘を信じた…信じたかったのでしょう。
どういった嘘かって?
言い訳になるかもしれませんが、ありがちな話だったのです。
継母が自分の生んだ娘ばかり可愛がり、夫の連れ子を虐げている、と…。
ケイトリン夫人が後妻に入ってから、エラちゃんは暖炉の灰で薄汚れた服を着ていました。
どんどん痩せていって、食事はちゃんととれているのかと女たちは心配していましたね。
ある日、マシュー…ガルシア家の執事なのですが、彼と一緒にいたエラちゃんを捕まえて、新しいお母様と上手くやれているのか聞いてみたのです。
最初はエラちゃんははぐらかしていましたが、辛抱強く聞くと、父親が留守の時はケイトリン夫人は豹変し、エラちゃんに家事を押し付け、碌に食事もとらせないということでした。
もちろん妻も私も憤慨しましたよ。
でも、エラちゃんは言ったんです。
お継母様はいつか分かってくれるかもしれない、お父様には自分が言うから待ってほしい、と。
…今から思えばそれも作戦だったのでしょうね。
七歳の女の子に上手く手玉に取られたものです。
ええ、ええ、そうです。
ケイトリン夫人は虐待などしていませんでした。
全てエラちゃんとマシューの嘘だったんです。
あの二人は突然やってきて屋敷の女主人になったケイトリン夫人が気に入らず、私たちを利用して追い出したんですよ。
エラちゃんは黙っていてほしいと言いましたが、女たちは口が軽くて、ガルシア家で継母が継子を虐待しているらしいという話はあっという間に町に広まりました。
当然そういった感情は子供にも伝染します。
そのうえ、エラちゃんは本当に可愛らしい子でした。
天使か妖精のように可憐な美少女だったんです。
エラちゃんに憧れる町の男の子は多く、ある日、ケイトリン夫人の連れ子の一人に怪我をさせてしまいました。
私はその場にいなかったのですが、男の子たちがその連れ子…名前はティア?ティファニーだったかな?に、エラちゃんをいじめるのをやめるよう怒鳴りつけたそうです。
当然いじめの話など知らないティファニー嬢は否定します。
すると男の子たちは、悪い奴を懲らしめようと泥団子を投げつけたそうです。
誰がやったのか分かりませんが、中に石を仕込んだ子もいたらしく、ティファニー嬢は怪我をしてしまいました。
当然ケイトリン夫人は激怒していましたよ。
そしてその日を境に、ケイトリン夫人と二人の連れ子は町を出てしまいました。
…当たり前ですよね。
七歳の子供が吹聴した話の真偽を確かめようともせず、よりにもよって幼い女の子に悪意をぶつけて怪我をさせたんです。
ティファニー嬢が男の子に泥を投げつけられているのを見た大人が何人かいたのに、当然の報いだと嗤っていたということですから。
え?
どうしてエラちゃんの話が嘘だと分かったかって?
簡単な話ですよ。
ケイトリン夫人がその日を境に町を出たとお話ししましたが、私がそれを知ったのはガルシア氏の葬式の日でした。
隣町に逃げ込んで、弁護士と離婚の準備をしていたようです。
なのにエラちゃんとマシューは、いまだにケイトリン夫人と娘たちが屋敷にいて、自分たちは虐げられられている振りをしていました。
ご丁寧にあの灰まみれのぼろをまとって。
まさかあの二人も、ガルシア氏があのタイミングで事故死するとは思わなかったのでしょうね。
しかもケイトリン夫人がエラちゃんの親権を拒否するためだけに、ガルシア氏の莫大な遺産の受け取りを放棄していました。
よほどエラちゃんの嘘に辟易していたのだと、あの場でようやく悟りましたよ。
…すべては手遅れでしたが。
ガルシア氏の葬儀を終え、ケイトリン夫人は去り、エラちゃんとマシューはガルシア氏の親戚に引き取られました。
私が町長を務めていた町に残されたのは、不名誉な噂だけ。
ティファニー嬢を傷つけた話が大きくなり、あの町は女一人では出歩けない無法地帯だということになったのです。
商人たちは私たちの町を敬遠するようになり、町は活気を失ってやせ細りました。
さらにガラの悪い連中が居を構えるようになり、若い娘を持つ家は我先にと町から逃げ出したのです。
よくよく調べてみれば、その噂を流していたのはエラちゃんを引き取った貴族でした。
…よくご存じですね、ヨーク準男爵ですよ。
愚かなことに、ガルシア氏の葬儀の席で私の妻が準男爵様をケイトリン夫人の間男だと揶揄して怒りを買ったのです。
その報復だったのでしょう。
なにせ名誉棄損で訴えると言われたくらいですから。
それを知った町の人々は全ては町長の私と、準男爵様を怒らせた妻のせいだと怒りをあらわにしました。
私と妻は慌てて準男爵様の屋敷を訪ねましたが、門前払いをされてしまい、謝罪はできませんでした。
しかしそれでは町に帰れません。
だからエラちゃんに頼ろうと思ったのです。
そもそも、こんなことになったのはエラちゃんの嘘のせいです。
信じた私たちも愚かでしたが、エラちゃんだけが莫大な遺産を一人で受け取り、さらに貴族の養女となって悠々とくらしているのに、私たちがあのような仕打ちを受けるのは納得できませんでした。
ですが、エラちゃんは私たちの話を聞こうとはしてくれませんでした。
屋敷の近くを何日かうろついて、ようやく彼女が乗った馬車を見つけて、縋り付いて助けを請うた時です。
馬車の窓からエラちゃんがちらりと見え、私と妻は大声で彼女を呼びました。
一瞬目が合い、彼女が私たちを認識したのをはっきり確認したのですよ。
なのに彼女は何をしたと思います?
馬車をそのまま走らせて、私たちをひき殺そうとしたのです!
私は馬に弾き飛ばされいくつかの打撲で済みましたが、妻は馬車の車輪に巻き込まれて…。
しばらく息はあったのに、道に放置されて妻は苦しんで死にました…最後の言葉はエラちゃんへの恨み言でした。
私は通りかかった親切な商人に助けられ手当を受けましたが、もう二度と町には戻りませんでした。
あれから五年ほど経ちますか…。
風の噂にあの町は本当の無法地帯になり、山賊が根城にしているとか。
残っていた町の人間も何人か殺されたり、消息が分からなくなっているようですね。
私にはもうどうしようもできないことですが。
…随分長話をしてしまいましたね。
でもお分かりでしょう。
エラちゃん…いえ、あのエラという悪魔は、いまや貴族令嬢。
平民の私たちの話など聞く耳を持ちません。
失礼ですが、あなたが訪ねたところでまともに話を聞くとは思えませんね。
…マシューですって?
ああ、お話ししませんでしたか?
そうです。
一度はエラと一緒にヨーク準男爵様のお屋敷に引き取られました。
でもそのあとのことは分かりません。
準男爵様を訪ねたときにマシューと話がしたいと言ったのですが、聞き入れられませんでした。
今も屋敷にいるのかどうかは私には…。
おや、お帰りになるのですか?
お茶をこれから淹れようと…ええ、準男爵様の屋敷に行く!?
おやめなさいって!
悪いことは言いませんから、おばあさん!
…ええ、確かに私はマリクです。
訪ね人なんて久しぶりですね…どんなご用件で?
え?
あの町に行かれたんですか?
以前訪れたことがある?
それは…きっと驚かれたでしょう。
この数年であの町は様変わりしましたはずですからね。
…ガルシアさんのご友人?
そうだったんですか。
バーノン・ガルシア氏がお亡くなりになったことはお聞きになったんですね。
ええ、数年前…七、八年経ったでしょうか。
痛ましい事故でした。
一人娘のエラちゃんを探している?
彼女の居場所なら良く知っていますよ。
ただ、会ってはくれないと思いますが。
そうですね、ではお茶が沸くまでの間お話ししましょう。
ことの起こりはバーノン・ガルシア氏が前妻を亡くされ、新しい奥様を娶られたことです。
ケイトリン夫人とおっしゃって、男爵家の未亡人でした。
お美しい方でしたね。
エラちゃんと同じ年頃の女の子を二人連れていましたよ。
貴族のご婦人だったというのに、あの町になじもうと努力されていました。
それが、私たちのせいであんなことに…。
今思えば、私たちは貴族出身のケイトリン夫人を妬んでいたのかもしれません。
前夫を亡くし、幼い娘を抱えて不安でしかたなかったでしょうに、その身分だけで金持ちのガルシア氏の後添えになれた、貴族でなくなっても裕福な生活をしている、と。
だからエラちゃんの嘘を信じた…信じたかったのでしょう。
どういった嘘かって?
言い訳になるかもしれませんが、ありがちな話だったのです。
継母が自分の生んだ娘ばかり可愛がり、夫の連れ子を虐げている、と…。
ケイトリン夫人が後妻に入ってから、エラちゃんは暖炉の灰で薄汚れた服を着ていました。
どんどん痩せていって、食事はちゃんととれているのかと女たちは心配していましたね。
ある日、マシュー…ガルシア家の執事なのですが、彼と一緒にいたエラちゃんを捕まえて、新しいお母様と上手くやれているのか聞いてみたのです。
最初はエラちゃんははぐらかしていましたが、辛抱強く聞くと、父親が留守の時はケイトリン夫人は豹変し、エラちゃんに家事を押し付け、碌に食事もとらせないということでした。
もちろん妻も私も憤慨しましたよ。
でも、エラちゃんは言ったんです。
お継母様はいつか分かってくれるかもしれない、お父様には自分が言うから待ってほしい、と。
…今から思えばそれも作戦だったのでしょうね。
七歳の女の子に上手く手玉に取られたものです。
ええ、ええ、そうです。
ケイトリン夫人は虐待などしていませんでした。
全てエラちゃんとマシューの嘘だったんです。
あの二人は突然やってきて屋敷の女主人になったケイトリン夫人が気に入らず、私たちを利用して追い出したんですよ。
エラちゃんは黙っていてほしいと言いましたが、女たちは口が軽くて、ガルシア家で継母が継子を虐待しているらしいという話はあっという間に町に広まりました。
当然そういった感情は子供にも伝染します。
そのうえ、エラちゃんは本当に可愛らしい子でした。
天使か妖精のように可憐な美少女だったんです。
エラちゃんに憧れる町の男の子は多く、ある日、ケイトリン夫人の連れ子の一人に怪我をさせてしまいました。
私はその場にいなかったのですが、男の子たちがその連れ子…名前はティア?ティファニーだったかな?に、エラちゃんをいじめるのをやめるよう怒鳴りつけたそうです。
当然いじめの話など知らないティファニー嬢は否定します。
すると男の子たちは、悪い奴を懲らしめようと泥団子を投げつけたそうです。
誰がやったのか分かりませんが、中に石を仕込んだ子もいたらしく、ティファニー嬢は怪我をしてしまいました。
当然ケイトリン夫人は激怒していましたよ。
そしてその日を境に、ケイトリン夫人と二人の連れ子は町を出てしまいました。
…当たり前ですよね。
七歳の子供が吹聴した話の真偽を確かめようともせず、よりにもよって幼い女の子に悪意をぶつけて怪我をさせたんです。
ティファニー嬢が男の子に泥を投げつけられているのを見た大人が何人かいたのに、当然の報いだと嗤っていたということですから。
え?
どうしてエラちゃんの話が嘘だと分かったかって?
簡単な話ですよ。
ケイトリン夫人がその日を境に町を出たとお話ししましたが、私がそれを知ったのはガルシア氏の葬式の日でした。
隣町に逃げ込んで、弁護士と離婚の準備をしていたようです。
なのにエラちゃんとマシューは、いまだにケイトリン夫人と娘たちが屋敷にいて、自分たちは虐げられられている振りをしていました。
ご丁寧にあの灰まみれのぼろをまとって。
まさかあの二人も、ガルシア氏があのタイミングで事故死するとは思わなかったのでしょうね。
しかもケイトリン夫人がエラちゃんの親権を拒否するためだけに、ガルシア氏の莫大な遺産の受け取りを放棄していました。
よほどエラちゃんの嘘に辟易していたのだと、あの場でようやく悟りましたよ。
…すべては手遅れでしたが。
ガルシア氏の葬儀を終え、ケイトリン夫人は去り、エラちゃんとマシューはガルシア氏の親戚に引き取られました。
私が町長を務めていた町に残されたのは、不名誉な噂だけ。
ティファニー嬢を傷つけた話が大きくなり、あの町は女一人では出歩けない無法地帯だということになったのです。
商人たちは私たちの町を敬遠するようになり、町は活気を失ってやせ細りました。
さらにガラの悪い連中が居を構えるようになり、若い娘を持つ家は我先にと町から逃げ出したのです。
よくよく調べてみれば、その噂を流していたのはエラちゃんを引き取った貴族でした。
…よくご存じですね、ヨーク準男爵ですよ。
愚かなことに、ガルシア氏の葬儀の席で私の妻が準男爵様をケイトリン夫人の間男だと揶揄して怒りを買ったのです。
その報復だったのでしょう。
なにせ名誉棄損で訴えると言われたくらいですから。
それを知った町の人々は全ては町長の私と、準男爵様を怒らせた妻のせいだと怒りをあらわにしました。
私と妻は慌てて準男爵様の屋敷を訪ねましたが、門前払いをされてしまい、謝罪はできませんでした。
しかしそれでは町に帰れません。
だからエラちゃんに頼ろうと思ったのです。
そもそも、こんなことになったのはエラちゃんの嘘のせいです。
信じた私たちも愚かでしたが、エラちゃんだけが莫大な遺産を一人で受け取り、さらに貴族の養女となって悠々とくらしているのに、私たちがあのような仕打ちを受けるのは納得できませんでした。
ですが、エラちゃんは私たちの話を聞こうとはしてくれませんでした。
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馬車の窓からエラちゃんがちらりと見え、私と妻は大声で彼女を呼びました。
一瞬目が合い、彼女が私たちを認識したのをはっきり確認したのですよ。
なのに彼女は何をしたと思います?
馬車をそのまま走らせて、私たちをひき殺そうとしたのです!
私は馬に弾き飛ばされいくつかの打撲で済みましたが、妻は馬車の車輪に巻き込まれて…。
しばらく息はあったのに、道に放置されて妻は苦しんで死にました…最後の言葉はエラちゃんへの恨み言でした。
私は通りかかった親切な商人に助けられ手当を受けましたが、もう二度と町には戻りませんでした。
あれから五年ほど経ちますか…。
風の噂にあの町は本当の無法地帯になり、山賊が根城にしているとか。
残っていた町の人間も何人か殺されたり、消息が分からなくなっているようですね。
私にはもうどうしようもできないことですが。
…随分長話をしてしまいましたね。
でもお分かりでしょう。
エラちゃん…いえ、あのエラという悪魔は、いまや貴族令嬢。
平民の私たちの話など聞く耳を持ちません。
失礼ですが、あなたが訪ねたところでまともに話を聞くとは思えませんね。
…マシューですって?
ああ、お話ししませんでしたか?
そうです。
一度はエラと一緒にヨーク準男爵様のお屋敷に引き取られました。
でもそのあとのことは分かりません。
準男爵様を訪ねたときにマシューと話がしたいと言ったのですが、聞き入れられませんでした。
今も屋敷にいるのかどうかは私には…。
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お茶をこれから淹れようと…ええ、準男爵様の屋敷に行く!?
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悪いことは言いませんから、おばあさん!
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