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第5話 奴隷を購入し、いざ魔王領へ

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(今回の話より、性奴隷が登場しますが露骨な性描写を避け(奉仕)と(褒美)という形で表現させて頂きます。あの様な人格の主人公なので、どの様な奉仕をさせるのか、そしてどの様な褒美をくれるのかは読まれる方のご想像にお任せします)




店の男が地下牢の明かりを付ける、両手両足に枷を付けられた女共が1つの牢に2・3人ずつ入れられていた。

「まず、こちらの階は商品価値の低い者で1人辺り金額にして1万から5万Gの値段となっております」

お金なら100万近く有る、どうせ2人買って楽しむのだからケチケチせずに50~60万ほどで予算を組むか。

「2人買うのに予算は50万だ、佳い女なら2人で60万まで出す。この金額ならどのランクの女を用意出来るんだ?」

「それでしたら最下層の女性達を紹介致しましょう、落ちぶれた上級貴族の令嬢や妾から生まれた皇女等、貴族や王族の方のご要望にも添えられる様にこうして密かに捕らえて売り物としております」

皇女か・・・高貴な奴を堕として奉仕させるのも悪くないな。顔を見て良ければ1人目はこいつにしよう。そうして最下層まで案内されてきた。

「この階に居る者は全て20万Gとなっております。しかしあなた様のように初めてのご来店で気に入って頂けた感謝の印として、この中に居る者好きな者3人を選んで頂いて総額で50万というのは如何でしょうか?」

「商売が上手いじゃないか、その話に乗り3人選ぼうじゃないか。具合が良ければまた後日改めて新しいのを買いに来る事も有るだろう」

「真に有難う御座います、それではお好きな者をお選び下さい」

1番上の地下牢に居た女共の様に惨めな服装ではなく、この最下層の女達は上等なドレスを着せられていた。そして、まず初めに気になっていた皇女の居る部屋に入る。

「この皇女の名はサーラと申しまして歳は18ですが未だ生娘であります、王が妾との間に生んだ娘ですが後継者争いに敗れ兄皇子が後で購入し犯して遊ぼうと、処刑された扱いにされ性奴隷として売られてきた次第です」

顔を見ると金髪で顔も整っていて気が強そうな目つきも俺好みだ、俺が興味を示したのを店の男が気付くと指を鳴らし合図する。すると部屋に女が数人現れて皇女のドレスを剥ぎ全裸にして目を楽しませてくれる、出る所は出ており羞恥心で歪む顔が更にそそらせてくれる。

「佳い身体つきをしていて顔も良い、1人目はこの皇女にしよう」

「はは、有難う御座います。ではこの者は購入手続きが済み次第、身体を清めご希望の日に店の裏でお引渡しする手筈に致します」

最初の1人目から旅に出るのが非常に楽しみにさせてくれる、残り2人も佳い女が見つかると良いのだが。

俺が皇女を選んだ事で選ぶ女の好みに検討がついたのか、次に主が案内する部屋に入ると中に居た女はシスターだった。

「この者の名はマリア、歳は17でやはり生娘であります。教会の神父達と他の町の礼拝場に向かう途中を盗賊に襲われましたが犯される事も無くこうして清らかな身体のまま売り物となる事が出来ました」

主はまた指を鳴らし、シスターの修道服を剥がし裸にする。微かな胸や白い肌が何とも言えない甘美な背徳感を呼び起こす。

「主、お前は俺の好みをよく分かるじゃないか。2人目はこいつにする」

「はい、承知いたしました」

主が3人目として紹介しようとする者が居る部屋は特殊な鍵で簡単には開かない様にされていた。

「この部屋に居る者は少々事情が異なります、皇女や貴族に清純なシスターでは有りませんがきっと気に入って頂けるかと思います」

そうして、部屋に入ると目を疑った。そこに居た女は俺が元居た日本でも有名だった超お嬢様女子高のセーラー服を着ていたのだ。

「この者の名は倉橋 美沙と申しまして歳は16で生娘であります。異なる世界から渡ってきた様で言葉が通じないのですが、お客様なら言葉も通じるのではと思いましてご紹介させて頂きました」

やはりこの主は侮れないな、俺の女の好みを当てるばかりか元の世界の女もこうして会わせればきっと欲しがると読んだか。確かに言葉が通じなければ、どんなに金額を安くされても欲しいとは思わない。だが、俺の場合は違う。同じ世界で住んでいたのだからな。

そういえばこの倉橋 美沙って女、いつだったかTVに出ていたな。倉橋財閥の令嬢が突如誘拐され未だ発見されず犯人からの要求も無し・・・だったかな。異世界に飛ばされていれば、そりゃ発見されないわ。俺が興味を示したタイミングを見計らい主は美沙を裸にする、マリアと同様に白い肌だがマリアよりも少しだけ大きな胸は不自由無く暮らしてきた優雅さすら感じさせるものが有った。

「あなた!私と同じ日本の方では有りませんか!?お願いします、元の世界に戻りましたら必ず相応の礼をさせて頂きますので私をここから出して下さい!」

「お~いいぜ出してやる、ただし俺の性奴隷としてだがな!おい主、最後の3人目はこいつにしよう」

「はは、3人のお買い上げを頂き誠に有難う御座います。今後とも我が店と末永いお付き合いの程よろしくお願い致します」

「あなた!性奴隷とは、どういう事ですか!?今すぐ私を自由にしなさい」

「黙れ!お前はもう俺に買われたんだ、付け加えて言うとな俺はこの世界に飛ばされる際に元の世界の俺は死んだ扱いにされた。お前も同じ扱いにもうすぐなるのだろうよ」

「そんな・・・そんな!?」

「お前の持つ倉橋の家の力はこの世界では全く通用しない、生き永らえたければこれから俺に精一杯奉仕する事を覚えるんだなハハハハハハハ!」

高笑いと共に主と部屋を後にする、そして地下から戻ると早速お金を支払い購入手続きを済ませた。

「娘3人の引渡しは何時頃がよろしいですか?」

「馬車の受け渡しが明日の昼頃の予定だ、あと食料や水の購入も済み次第街を出るから明日の夕方位に店の裏に回ればいいか?」

「かしこまりました、後あの3人の隷属契約書に付きましては引き渡す段階で目の前で焼却させて頂きたく存じます」

「おいおい、その場で奴隷から開放されたらあの女共は逃げ出すんじゃないのか!?」

「その心配は御座いません、女達の指に隷属の指輪は嵌めお客様にはこちらの支配の指輪をお渡し致します」

主から指輪を渡され早速人差し指に嵌めてみる

「隷属の指輪は女達の薬指に嵌めておきます、隷属の指輪を嵌められた女は支配の指輪を嵌めた男から決して離れる事が出来ずまたその命令に逆らう事も出来ません。どの様な奉仕も嫌がる事無くいたしますのでお楽しみ頂けるかと思います」

「あと1つだけ聞いてもいいか? もしもこの女達に飽きてどこかに捨てたくなった場合はどうすればいいんだ?」

「もしもその様な事が有りました場合は、隷属の指輪に触れながら最後の命令を与えて下さい。そうすれば指輪は女の指を離れ女はその最後の命令を絶対に遵守します。例え短剣で自分の喉を突けの命令で有ったとしても・・・」

折角買った女だ、最期も俺を楽しませてもらわないと困る。だがただ殺すのは面白くない、絶望の声を叫びながらその場を離れて行く様なそんな命令を考えておくとしよう。

「主、物は相談だがその隷属の指輪は予備は有るのか?」

「はい、有りますが大変希少な物になりますので価格は10万Gで残りが2個となっております」

「2個とも買う、だから少しまけろ」

「では18万で如何ですか?」

「15万だ」

「お客様も中々の人物のようですな、良いでしょう。2個で15万でお譲りしましょう」

更に15万を支払い手持ちのお金は約35万になった。これで明日馬車を受け取ったら食料と水を買い込み楽しい魔王領への旅に出発だ。

翌日、工房のジジイ達には落ち着いたらまた来る事を告げて馬車を受け取るとそのまま市場に移動して4人分の約2か月分の食料を買い込んだ。店の主人に保存の事を心配していたがアイテムボックスを開き全て入れると納得していた。

食料の買出しを終えて、夕方になる頃を見計らい奴隷の店の裏に移動すると主と女3人が待っていた。女の薬指には隷属の指輪が嵌っている。主は早速隷属契約書を目の前で燃やし女達は形上は解放された、しかし現実は死ぬまで俺に服従する人生の始まりである。

「乗れ」

俺が命令すると3人は抵抗しようとするが、身体は言う事を聞こうとしない。必死に抵抗しながらも3人は馬車の中に乗り込んでいった。

「今の様子を見ているだけでも買った価値は十分に有った、また来るからよろしく頼むよ」

「有難う御座います、またのお越しをお待ちしております」

主は俺が操る馬車が視界から消えるまで頭を下げ続けた。

街が見えなくなるのを確認すると馬車を道から少し離れた林の中へ移動させる、さあ待ちに待ったお楽しみの時間の始まりだ。

「お前達はこれからどこかの町に連れて行かれると思っているかもしれないが大間違いだ。俺が向かうのは魔王領だ、これから魔王と会うまでは生かしておいてやる。・・・だがな、魔王と会ってから俺に飽きられてる奴はすぐに苗床行きだ」

「「ヒィッ!」」

サーラとマリアは恐怖に震え出し、美沙は意味が分からずに呆然としているので分かりやすく教えてやるとその顔は見る見るうちに青ざめていった。

苗床・・・ここに送られた者は普通に殺された方がまだマシな程の恥辱と恐怖と絶望を味わいながら死ぬ。

ゴブリン・コボルト・オークの類にも雄と牝が居るが同族同士で子を成す事はほとんど無い、そこでこのモンスター達は人の村を襲い若い女達を攫っては己の子を作ろうとする。繁殖能力や成長の早いこいつらは着床してからわずか4ヶ月程で子が産まれる。そして産まれた瞬間からまた子を作る為に女を犯し始める。だが、本当の恐怖はここからだ。こいつらは知能が無く本能のままに生きている。その為、空腹になると目の前で犯している女だろうとその場で生きたまま喰い始めるのだ。そして子を産まなくなった女もやはり喰われる。苗床に送られた女は絶対に喰われて死ぬ、その残酷なまでの死をミツクニは与えると言っているのだ。

「拒めると思うなよ、送る際は最後の命令として指輪に触れる。自らの足で苗床に向かい歩いていくんだ、どうだ!素敵な未来じゃないか!?」

「「「お願いです!助けて下さい!」」」

「死にたくなければ俺が飽きない様に奉仕するんだ!さあ、まず誰から奉仕する!?最初に奉仕を申し出る奴はそれだけ心象も良くなるぞ」

「「「わたしにやらせてください!」」」

「ほんの少しの差だが、サーラ・マリア・美沙の順だったな。ならばお前達がどの様に俺に奉仕するのか外に居る連中にも見せてやれ!」

バーン! 馬車の小屋の扉を開けると外では盗賊の連中が周囲を囲んでいた。しかしミツクニのスキルの結界が場所を覆っているので一切の手出しが出来ずに居たのである。

「さあ、サーラ!お前が最初だ、この盗賊共の前で皇女であるお前が精一杯奉仕する姿を見せ付けてやれ!」

「いやあああああああああああ!!!!!」

3人の女の泣き叫ぶ声は林の中で一晩中響き渡り、3人はその奉仕に対する褒美をその身で全て受け止めるのであった。
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