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第19話 宝物庫の探索
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ミオンや側近達は合同葬という形で、国葬規模で埋葬した。だが、哀しみに暮れている暇など無い。また、いつコンラートが空間を渡って来るか分からないからだ。
俺達6人は今、纏まって城の地下に向かい降りている。ターニャの話によればこの城の地下には、使われていない武器などを保管してある宝物庫があるとの事。
「しかし、この宝物庫への地下通路はかなり狭いな」
「仕方ありません、1度に大量に持ち運びさせない為の工夫でもありますから」
「それ、アイテムボックス持ちには意味無いよね?」
「・・・・・」
折角の防犯機能を簡単に無力化してしまう存在に皆閉口してしまう。
ようやく宝物庫の入り口に辿り着くとターニャは扉のノブに触れながら何か小声で呪文をしばらく話していると、宝物庫の扉が開いた。
「お邪魔しま~っす。って言っても誰も居ないわな」
部屋の明かりを点けると、やや埃臭い部屋の中には幾つもの武器や防具等が飾られていた。
とりあえず片っ端からアイテムボックスの中に収納していく、後でまた取りに来るのは面倒だ。部屋の中に有った物も粗方収納が終わり、そろそろ引き上げようか考え始めた頃、パキッという音がして足元に落ちていた枝の様な物を踏んで折っていた事に気が付いた。
「こんな所になんで枝が?」
放り投げて捨てようと思ったが、何かが引っかかる。この枝はもしかしたら武器の材料なのかもしれない。そう思い、試しにこれまで使った事の無かった修復を使ってみる事にした。
「修復」
すると、折れた枝は光り輝きながらみるみる元の状態に戻り鑑定すると以下の結果となった。
ユグドラシルの枝 ミソロジー等級
追加効果 武器の素材に用いると、貫通と必中が付与される。またこれを用いてある槍を作るとその槍を向けた相手には必ず勝利すると言うチートが付く。
おい、この追加効果の説明文考えついた奴誰だ!?はっきりとチートって言い切っちゃってるよ。まあ作るにせよ、失敗するのは前提だが折角の超優良素材だからここぞとばかりにユグドラシルの枝を10数個複製してアイテムボックスに収めた。
5人にこの枝が飛んでもない代物だという事を説明し、急ぎ俺の店の工房に戻り早速ある槍の製作に取り掛かる。だが、ここで有る問題に俺は気付いた。これ、誰かの専用とかにしないと危険極まりない。うっかり俺達に向けて投げられたら絶対に負けるから・・・。
専用化させる方法をあれこれ思案していると、ターニャが少し顔を赤らめながら俺の肩を指でつつく。
「どうした、顔を赤くして?もしかして、専用武器の作り方とか知っているのか!?」
聞くと、コクンと頷くが中々話し出そうとしない。何か問題でも有るのか!?
「ターニャ、いつまたコンラートが来るか分からないんだ。これから作る槍は作る事が出来れば絶対に勝てる!だが、他の誰かに持たれでもしたら非常に危険だ。作り方を知っているのなら早く教えてくれ!」
ターニャは意を決して、俺の耳元で小声で教えてくれた・・・確かにコレって知ってる人しか居ないとはいえあまり大きな声で話したくないわ、許せターニャ。だがこの方法なら俺達6人だけしか持てない槍を作る事が出来る、っが説明したら凄い気まずい空気が流れるのは確実だが・・・。
「えと、コホン。ターニャさんから、専用の武器の作り方を教わりました。それで思い切ってこの場に居る6人だけの専用にしようと思います、皆さん協力して戴けますでしょうか?」
「「「「ぜひ、協力させて下さい」」」」
「では、自分も含めた全員でこれから自慰をしましょう」
「「「「はい!?」」」」
「自分も言うの恥ずかしいんだよ!?いいか!専用の武器を作るには、各自が誰かに手伝ってもらう事無く自慰を行い男は精液を、女は潮を材料に降り注ぎ打つ事で専用の武器を作れるそうだ!!」
「「「「え~!!!?」」」」
「あとちなみに、1回で槍が出来るとは限りません。出来るまで皆さんには、その度に潮を吹いて頂きますのでご容赦ください」
その後、1時間位みんなからボコボコにされた。俺だってな、1人で何度も出せって厳しいわ!?
結局、4回失敗し5回目でやっと成功した。
武器名 ガングニール ミソロジー等級 槍
製作者 ミツクニ
評価額 プライスレス
攻撃力 +∞(投げれば必ず勝つので)
耐久力 255/255
追加効果 必ず命中&貫通、投げた相手に絶対に勝ちます。投げれば勝手に手元に戻ります。
使用制限 ミツクニ・サーラ・マリア・美沙・ターニャ・リィナ専用
使用方法 ①相手を見ます
②投げます
③以上です、後はお茶でも飲んでいて下さい
「「「「「「・・・・・・・」」」」」」
どこからかお叱りの声が聞こえてきそうなルビが付いた槍が出来た。評価額プライスレスって何!?使用方法も必要無さ過ぎる!だが、ここで終えてたら俺の名が廃る。その後きっちりと5本複製して6人全員が1本ずつ持つ事になった。
そして、6人は槍をアイテムボックスに隠しながら何時でもコンラートを迎え撃てる準備を整えた。前の晩にはリィナにもしっかりとアイテムボックスを授与しておきました。
だが、フローディアは俺の予想を更に超えた秘密兵器を繰り出してきた!
コンラートが エクスキャリバー を装備して俺達の前にやってきました orz
俺達6人は今、纏まって城の地下に向かい降りている。ターニャの話によればこの城の地下には、使われていない武器などを保管してある宝物庫があるとの事。
「しかし、この宝物庫への地下通路はかなり狭いな」
「仕方ありません、1度に大量に持ち運びさせない為の工夫でもありますから」
「それ、アイテムボックス持ちには意味無いよね?」
「・・・・・」
折角の防犯機能を簡単に無力化してしまう存在に皆閉口してしまう。
ようやく宝物庫の入り口に辿り着くとターニャは扉のノブに触れながら何か小声で呪文をしばらく話していると、宝物庫の扉が開いた。
「お邪魔しま~っす。って言っても誰も居ないわな」
部屋の明かりを点けると、やや埃臭い部屋の中には幾つもの武器や防具等が飾られていた。
とりあえず片っ端からアイテムボックスの中に収納していく、後でまた取りに来るのは面倒だ。部屋の中に有った物も粗方収納が終わり、そろそろ引き上げようか考え始めた頃、パキッという音がして足元に落ちていた枝の様な物を踏んで折っていた事に気が付いた。
「こんな所になんで枝が?」
放り投げて捨てようと思ったが、何かが引っかかる。この枝はもしかしたら武器の材料なのかもしれない。そう思い、試しにこれまで使った事の無かった修復を使ってみる事にした。
「修復」
すると、折れた枝は光り輝きながらみるみる元の状態に戻り鑑定すると以下の結果となった。
ユグドラシルの枝 ミソロジー等級
追加効果 武器の素材に用いると、貫通と必中が付与される。またこれを用いてある槍を作るとその槍を向けた相手には必ず勝利すると言うチートが付く。
おい、この追加効果の説明文考えついた奴誰だ!?はっきりとチートって言い切っちゃってるよ。まあ作るにせよ、失敗するのは前提だが折角の超優良素材だからここぞとばかりにユグドラシルの枝を10数個複製してアイテムボックスに収めた。
5人にこの枝が飛んでもない代物だという事を説明し、急ぎ俺の店の工房に戻り早速ある槍の製作に取り掛かる。だが、ここで有る問題に俺は気付いた。これ、誰かの専用とかにしないと危険極まりない。うっかり俺達に向けて投げられたら絶対に負けるから・・・。
専用化させる方法をあれこれ思案していると、ターニャが少し顔を赤らめながら俺の肩を指でつつく。
「どうした、顔を赤くして?もしかして、専用武器の作り方とか知っているのか!?」
聞くと、コクンと頷くが中々話し出そうとしない。何か問題でも有るのか!?
「ターニャ、いつまたコンラートが来るか分からないんだ。これから作る槍は作る事が出来れば絶対に勝てる!だが、他の誰かに持たれでもしたら非常に危険だ。作り方を知っているのなら早く教えてくれ!」
ターニャは意を決して、俺の耳元で小声で教えてくれた・・・確かにコレって知ってる人しか居ないとはいえあまり大きな声で話したくないわ、許せターニャ。だがこの方法なら俺達6人だけしか持てない槍を作る事が出来る、っが説明したら凄い気まずい空気が流れるのは確実だが・・・。
「えと、コホン。ターニャさんから、専用の武器の作り方を教わりました。それで思い切ってこの場に居る6人だけの専用にしようと思います、皆さん協力して戴けますでしょうか?」
「「「「ぜひ、協力させて下さい」」」」
「では、自分も含めた全員でこれから自慰をしましょう」
「「「「はい!?」」」」
「自分も言うの恥ずかしいんだよ!?いいか!専用の武器を作るには、各自が誰かに手伝ってもらう事無く自慰を行い男は精液を、女は潮を材料に降り注ぎ打つ事で専用の武器を作れるそうだ!!」
「「「「え~!!!?」」」」
「あとちなみに、1回で槍が出来るとは限りません。出来るまで皆さんには、その度に潮を吹いて頂きますのでご容赦ください」
その後、1時間位みんなからボコボコにされた。俺だってな、1人で何度も出せって厳しいわ!?
結局、4回失敗し5回目でやっと成功した。
武器名 ガングニール ミソロジー等級 槍
製作者 ミツクニ
評価額 プライスレス
攻撃力 +∞(投げれば必ず勝つので)
耐久力 255/255
追加効果 必ず命中&貫通、投げた相手に絶対に勝ちます。投げれば勝手に手元に戻ります。
使用制限 ミツクニ・サーラ・マリア・美沙・ターニャ・リィナ専用
使用方法 ①相手を見ます
②投げます
③以上です、後はお茶でも飲んでいて下さい
「「「「「「・・・・・・・」」」」」」
どこからかお叱りの声が聞こえてきそうなルビが付いた槍が出来た。評価額プライスレスって何!?使用方法も必要無さ過ぎる!だが、ここで終えてたら俺の名が廃る。その後きっちりと5本複製して6人全員が1本ずつ持つ事になった。
そして、6人は槍をアイテムボックスに隠しながら何時でもコンラートを迎え撃てる準備を整えた。前の晩にはリィナにもしっかりとアイテムボックスを授与しておきました。
だが、フローディアは俺の予想を更に超えた秘密兵器を繰り出してきた!
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