とあるダンジョンのラスボス達は六周目に全てを賭ける

太嘉

文字の大きさ
39 / 52
集結の章

風は異世界からも吹く─2─

しおりを挟む
店に入ってジュースを頼み、席について一口啜ったところで。

「いやぁーーーやっぱ効くなぁ!」

へろんへろんで店に転がり込んできた身なりの良さげな男が、カウンターにもたれかかる様にして、とてもじゃないけど売れ行きワーストから数えた方が早い様な見てくれの飲み物を頼み、一気に煽って生き返る所までの一部始終を、四人は目の当たりにする羽目になった。

「……だ…どちらさま?」

誰、という言葉を慌てて飲み込んで、マヌエラはミフネに囁いた。

身なりからしたら貴族か──それにしても、この辺りの人間と少し毛色が違う。
財布も何も持ってる様子が無いのに、店の方も嫌がる様子もなく商品を提供しているあたり、顔が知れているのか、後から回収しやすい相手なのか……

「…このところのトーリボルこのまち名物、書類仕事で死にそうになって城から逃げてきた領主、りゔぉわーるど殿ですよ」

今日はここですか、と若干遠い目をしながら『ミフネ』が返す。

「領主様さあ、こないだみたいに「財布忘れた」っつって替わりにシャツの片袖千切って置いて行くのだけは勘弁しておくれよー?」

店の奥から店主が笑いながら、オレンジ色の美味しそうなジュースを持って出てくる。

「城、文官とかいないんすか?」
「居たのは居たんですが、一月ほど前に大怪我負いまして」

エィンヤの当然の問いに、頬を掻きながら『ミフネ』が答える。

──冒険者ギルドを通して救援依頼を受け取り、派遣された『ミフネ』達が最初にトーリボルに入った頃、リヴォワールドが王都からの増員を丁重に断った結果、全ての書類作業が、側で領主を支えていた一人の男に集中した。

領主の補佐として街の復興に携わり、書類仕事一式を捌き切っていたその人は、これから『試練場』のダンジョンマスターとして据えられ、表立っても裏からでも、領主の仕事のサポートなどやってられない状況になった。

そのため、城塞都市の復興に割いていた労力を、書類仕事に全振りせざるを得ない状況になり、慣れない仕事にストレスを溜めては、こうして逃げ出して──という事は、一応領主の面子の為に伏せる事にした。

「あ、『ミフネ』」
「お疲れ様です。支払い済ませておきますんで落ち着いたら仕事に戻って下さいね」
「ミフネちゃんすまないねぇ。いっつもウチの領主様が迷惑かけて」
「気にしてませんよ。これであの方の仕事が進むんなら安いものです」

財布を取り出しながら、釘を刺すのを忘れない。
別のカウンターでは、小さな子供が淡い桃色のジュースを受け取っていた。

(……先輩、あの小さなひと)
(ホビッ…あ、ハーフフットだね、初めて見た)
(先輩、しー)
(こっちにまで来て著作権云々とか言わないでよ?)

わざわざ聴こうとしなくても耳は声を拾う。
『トビ』には一部意味不明な言葉が出てきたが、どうやらマヌエラとエィンヤは、ハーフフットを初めて目の当たりにしたと理解した。

「なかなか、人間以外の種族は、ヒノクニでは少ないからのう。
冒険者の街として栄えたここトーリボルなら、他の種族もそれなりに見られるかもしれんの」
「私たちが居た北の国にも、国境を超えたこちらでは見掛けない種族の方が色々居ました──住む環境が違うと、こうも変わるんだなぁって」
『トビ』の言葉に、マヌエラが返す。

そこに、闖入者が入ってきた。
先程目の前で、へろんへろんの状態から一気に生気を取り戻した男だ。手にしている美味しそうなオレンジ色のジュースは、既に半分になっている。

「お客人、ようこそトーリボルへ。
賑やかで、良い街だろう?」
「ええ、賑やかさの裏のざわめきも、ものすごくて」
屈託ない男の笑みに、にっこりと黒髪の女が返す。

向こうは自分を知らないだろうが、ついさっき教えてもらったこっちには、相手が領主だと分かっている。
流石に巻き込む訳にはいかない。
だから暗に──ここから先は危険だから関わってくれるなと、やんわりと伝える。が。

「着いてすぐかな?」
「ええ」
「では、見苦しい所を見せたお詫びに、まで付き合おう」

そこによりにもよって、領主が踏み込んで来た。

「何を仰いますか」

そこに、いつの間にかカウンターから戻って来ていた『ミフネ』が立っていた。

「何だよ。言うなれば保険だよ、

『ミフネ』に向けた屈託の無い笑みに、にっ、と企みが乗る。

「こんな所で初顔合わせで済まない。
本来ならきちんとした場を設けたかったが、その詫びだと思ってくれ。

──招聘に応じて頂き、感謝する」

最後の一言は、四人の耳にだけ、届く様に密やかに。
その一言で、場にピリリと緊張が走った。

「……なぜ、その様にご判断を?」
「んー、半月くらい前に『シマヅ』さんからと、今朝『ミフネ』の報告を受けているからな」

金髪の女の言葉に、領主が返す。
二人が来る事は、とうに二人の侍を通して伝わっていたのである。

「二人はこの街の冒険者ギルドからの信頼も厚いし、トーリボルこのまちの復興にも深く関わっている。
長くはない付き合いだが、俺が見て来たヒノモトの侍は信頼に足る人物揃いだ。その侍がわざわざ出て来て側に居るとしたら、そう判断するさ」

だからこそ、まだ『地下迷宮』の開放前、ヒノモトの侍に要人警護一式をを一任しているのだが。

そうして、領主は黒髪の女の目を、じっと見つめた。

「──満足が行く答えだろうか?コラン=ダム殿」
「……何故、その様にご判断を?」

黒髪の女から再び繰り返されたその問いに、領主はどっかりと腰を下ろして

「貴女の隣の彼女は、

端的に──そして、わざわざ女性を持ち上げる様な言葉回しで答えた。

「俺が求めているのは、『誰にでも化けられる』という貴女の能力だ。
貴女の能力を目の当たりにしていない以上憶測でしかないが、『誰にでも化けられる』というのは、化ける本人の『個』を限りなく消し切る、という事だと俺は解釈している。とすれば──」

むしろ、自分に視線を集める事で、この金の髪の女は──黒髪の女の盾になろうとしているのではなかろうか、というのは口にはしなかった。

マヌエラに華が無い、という訳ではない。
『シマヅ』や『カトウ』の様な、ヒノモトの雰囲気を彷彿とさせる、凛とした佇まいはむしろ好ましく思う。

が、リヴォワールドは、控えめで慎ましやかな雰囲気こそが、彼女の能力の『肝』ではないかと踏んだ。

「貴女の方が、よりそれができる可能性が高い。
そう思った」
「──充分ですわ」

女の返事に、領主は自分の推測が大きく外れてはいないと心の中で安堵した。

「本来であれば滞在者登録後、正式に城に参上してご挨拶をというところですがご容赦下さいませ。
マヌエラ・コラン=ダム、招聘に応じ馳せ参じました。こちらはエィンヤ・プクラージャ。私の片腕、此度の要請には無くてはならない相棒ひとです。
彼女とで、ご要望にお応えいたします」

────

「自己紹介が終わったところで、どうします?」

『ミフネ』の声掛けで、全員が我に帰る。
順序は逆になってしまったが、領主と客人を合わせる事はできた。
問題は──例えどんな貴人であれど例外は無い、『冒険者ギルドへの登録』。これを済ませない事には、表立って二人の追手をどうこう処理はできないのだ。

「どうにかならんのか?」
「目抜き通りに交わっているカラタチ通り、要は『冒険者ぎるど』と『学府あれくさんどりあ』に繋がる一本道なのですが、ここだけは防衛上、他に道がないんです」
『ミフネ』と『トビ』で話が進んでいく。

この二つの施設までに横道が無いのは、二度目の壊滅を受けての事だった。重要な施設が四方から囲まれる事を避けるため、建物の周囲にある程度の空間的余裕を持たせた上で、冒険者ギルドは重厚な壁で、『学府』は不可視の力場で入口側以外からの侵入を防いでいる。

その上で、二度目の壊滅の時は空から大火力を撃ち込まれたと聞き及んでいる為、万が一の時には三重の防護の力場を張れる様になっている──とは『学府』の支部長の言だ。どうやら、『学府』本部で開発した設置式の固有魔具アーティファクトを持ち込んだらしい。

「地下は?」
「同じ理由で有りません。
『学府』や『ぎるど』の建物内へは互いに<転移>で飛ぶのは可能ですが、非常用なので簡単には許可が降りませんし、まず外から建物内への<転移>は無理ですね。
私もそこまでは術は至れてませんし…」
「わしもじゃ」
「相手が剣で斬りつけてくるタイプならまだしも、暗殺者みたいなのに囲まれたらたまったもんじゃあ、ね」
私も彼女も大立ち回りの方が得意なので、とマヌエラが溜息をつく。
「人の気配があまりに多くて、全員敵に思えて仕方ないし」
「それなら心配いりません。全員、敵とみなしていいです」

エィンヤの言葉に、さらっと『ミフネ』が返した。

「合流した時に合図を出して、無関係者には通りからの退避を知らせました。それでも残ってるのなら、巻き込まれても文句は言えません」

確かに、この青年は合流した直後に城門の方に向かったが──あの時か。
それから然程時間は経っていない。それで退避が完了しているのなら、この街の民衆一人一人が、有事に向けてそれなりに訓練を積んでいる事になる。

「ここはヒノモトの知恵で造られた『城塞都市』だからな。ここを護る為の、俺も知らない仕掛けがあちこちあるんだとさ」
「統治者がそんなんでいいんすか?」
「いいんだよ、ここに住まうみなが把握して、万が一の時にきちんと使って助かってくれりゃ」
エィンヤのツッコミに、リヴォワールドが笑って返す。

「この街は二度、壊滅している。
この街を護ろうと、たくさんの命が散っていった、その上にあるんだ。
──仮に三度目があったとしても、民の命が無駄に散らされなけりゃ、領主としては万々歳なんだよ」
「その二度があったからこそ、街の皆さんも協力的なのですけどね」

軽口の様に言うその『民』には、元々の住人だけではなく、ここを拠点とする冒険者達も含まれている事を知る者は──

「…なんか、すまない」
「いいんだ。そう思われても仕方がないし、そう思われておいた方がラクな所もあるしな」

「…さて、そろそろ」
話の流れを断ち切る様に、マヌエラが立ち上がった。

「一本道で全員ぶっ飛ばしていいなら、行きましょう」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

第3皇子は妃よりも騎士団長の妹の私を溺愛している 【完結】

日下奈緒
恋愛
王家に仕える騎士の妹・リリアーナは、冷徹と噂される第3皇子アシュレイに密かに想いを寄せていた。戦の前夜、命を懸けた一戦を前に、彼のもとを訪ね純潔を捧げる。勝利の凱旋後も、皇子は毎夜彼女を呼び続け、やがてリリアーナは身籠る。正妃に拒まれていた皇子は離縁を決意し、すべてを捨ててリリアーナを正式な妃として迎える——これは、禁じられた愛が真実の絆へと変わる、激甘ロマンス。

王様の恥かきっ娘

青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。 本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。 孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます 物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります これもショートショートで書く予定です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

「今とっても幸せですの。ごめんあそばせ♡」 捨てられ者同士、溺れちゃうほど愛し合ってますのでお構いなく!

若松だんご
恋愛
「キサマとはやっていけない。婚約破棄だ。俺が愛してるのは、このマリアルナだ!」 婚約者である王子が開いたパーティ会場で。妹、マリアルナを伴って現れた王子。てっきり結婚の日取りなどを発表するのかと思っていたリューリアは、突然の婚約破棄、妹への婚約変更に驚き戸惑う。 「姉から妹への婚約変更。外聞も悪い。お前も噂に晒されて辛かろう。修道院で余生を過ごせ」 リューリアを慰めたり、憤慨することもない父。マリアルナが王子妃になることを手放しで喜んだ母。 二人は、これまでのリューリアの人生を振り回しただけでなく、これからの未来も勝手に決めて命じる。 四つ違いの妹。母によく似たかわいらしい妹が生まれ、母は姉であ、リューリアの育児を放棄した。 そんなリューリアを不憫に思ったのか、ただの厄介払いだったのか。田舎で暮らしていた祖母の元に預けられて育った。 両親から離れたことは寂しかったけれど、祖母は大切にしてくれたし、祖母の家のお隣、幼なじみのシオンと仲良く遊んで、それなりに楽しい幼少期だったのだけど。 「第二王子と結婚せよ」 十年前、またも家族の都合に振り回され、故郷となった町を離れ、祖母ともシオンとも別れ、未来の王子妃として厳しい教育を受けることになった。 好きになれそうにない相手だったけれど、未来の夫となる王子のために、王子に代わって政務をこなしていた。王子が遊び呆けていても、「男の人はそういうものだ」と文句すら言わせてもらえなかった。 そして、20歳のこの日。またも周囲の都合によって振り回され、周囲の都合によって未来まで決定されてしまった。 冗談じゃないわ。どれだけ人を振り回したら気が済むのよ、この人たち。 腹が立つけれど、どうしたらいいのかわからずに、従う道しか選べなかったリューリア。 せめて。せめて修道女として生きるなら、故郷で生きたい。 自分を大事にしてくれた祖母もいない、思い出だけが残る町。けど、そこで幼なじみのシオンに再会する。 シオンは、結婚していたけれど、奥さんが「真実の愛を見つけた」とかで、行方をくらましていて、最近ようやく離婚が成立したのだという。 真実の愛って、そんなゴロゴロ転がってるものなのかしら。そして、誰かを不幸に、悲しませないと得られないものなのかしら。 というか。真実もニセモノも、愛に真贋なんてあるのかしら。 捨てられた者同士。傷ついたもの同士。 いっしょにいて、いっしょに楽しんで。昔を思い出して。 傷を舐めあってるんじゃない。今を楽しみ、愛を、想いを育んでいるの。だって、わたしも彼も、幼い頃から相手が好きだったってこと、思い出したんだもの。 だから。 わたしたちの見つけた「真実の愛(笑)」、邪魔をしないでくださいな♡

イケメンエリートは愛妻の下僕になりたがる(イケメンエリートシリーズ第四弾)

便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC” 謎多き噂の飛び交う外資系一流企業 日本内外のイケメンエリートが 集まる男のみの会社 そのイケメンエリート軍団のキャップ的存在 唯一の既婚者、中山トオルの意外なお話 中山加恋(20歳) 二十歳でトオルの妻になる 何不自由ない新婚生活だが若さゆえ好奇心旺盛 中山トオル(32歳) 17歳の加恋に一目ぼれ 加恋の二十歳の誕生日に強引に結婚する 加恋を愛し過ぎるあまりたまに壊れる 会社では群を抜くほどの超エリートが、 愛してやまない加恋ちゃんに 振り回されたり落ち込まされたり… そんなイケメンエリートの ちょっと切なくて笑えるお話

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...