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第6話 三大竜【大地の覇竜編】
6 マッチョトリオと再会
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途中、山小屋を見つけた。
現在、時刻は11:20。山歩きをしているせいか、既に空腹を感じる。私達は見つけた山小屋にて、早めの昼食を摂ることにした。
「おお! こりゃ、うめーな! クリンちゃん、きっといい嫁さんになれるぜ」
クリンちゃんの手作り弁当を一口食べるなり、ケンユウさんが絶賛する。
誉められたクリンちゃんはほっぺをほんのり赤く染め、えへへと嬉しそうに笑う。
「あら、アレックス。あんた食べないの?」
弁当はおろかお茶にすら手をつけようとしないアレックスに、ノイアさんは不思議そうに訊いた。
「今月は忌月なんだ。日没まで一切の飲食はできない」
「へえ、あんたマナシアか?」
ケンユウさんが珍獣を見るような目でアレックスを見る。
「ああ」
「ひえ~、よくあんな宗教に帰依できるな。つーか、まだそんな宗教に属する奴がいたのかよ……。ドMじゃねえとあんなドSな戒律守れねーだろ。あんたサドっぽいのに実はマゾなんだな」
ケンユウさんは悪戯っぽい笑みをアレックスに向ける。アレックスは黙りを決め込んで、ケンユウさんのからかいの言葉を無視する。
「それにしても魔物達のしつこさにはいい加減ウンザリするわね。次から次に襲ってきて……」
ポテトサラダをつつきながら、ノイアさんはため息を吐く。
「連中も新鮮な人肉にありつきたくて必死なのだろう」
アレックスは私に視線を向けて言った。
「ちょっと! なんで私を見るの?」
「奴らは人間の肉を何より好むからだ。お前のような子供は特にな」
アレックスは視線を外してしれっと言った。
「なんで人間の肉が好きなのさ?」
「知るか。まあ、人間が一番魔物に好まれる味をしているのだろう」
アレックスはそう言い捨て、煙草を吸ってくると外に行ってしまった。
程なくして昼食は終わり、片付けをしていると、
「グオオオオォォッ!」
突然、恐ろしい咆哮が聴こえ、和やかな雰囲気を壊した。
窓から様子をうかがうと、オーガが棍棒を振り上げ、アレックスに襲いかかろうとしていた。
だがアレックスは余裕で攻撃を回避し、強烈なキックで倒した。
「先を急ぐぞ。こいつが意識を取り戻すと面倒だ」
私達が山小屋から出るなり、アレックスは淡々と促してきた。
オーガは白目を剥き、口から泡を吹いて気絶している。
「凄いなあ。キックで一撃だったね。その細い体のどこに、そんな力があんの? あ、もしかして実は物凄い馬鹿力の持ち主とか?」
「そんなわけないだろう。そいつと一緒にするな」
アレックスはケンユウさんを顎でしゃくる。
「そりゃ、どういう意味だ!?」
「どうだっていいだろう。さっさと行くぞ」
アレックスはケンユウさんを軽くあしらい、すたすたと歩き出した。
歩き始めて数分後、そいつらは現れた。
「へへっ、また会ったな。それよりさっきの見てたぜ! なよっちいモヤシ野郎だと思ってたが、オーガを一撃で沈めるたァなかなかやるじゃねえの」
山の入口で私達を小馬鹿にしていた、あのマッチョトリオだった。
「? ……なんだ、お前達は?」
アレックスは首を傾げ、少し間を置いて訊く。嫌味ではなく、どうやら本当に覚えていないらしい。
「アレックス、忘れちゃったの? ほら、山の入口であたし達にイヤなこと言ってた筋肉バカのオジサン達だよ」
クリンちゃんがデザートの栗饅頭をあむあむと食べながら教える。クリンちゃんにしては珍しくキツい言葉を使ったものだ。“筋肉バカ”って……。私はもちろん、ノイアさんもロートレックさんもケンユウさんも思わず吹き出した。
その様子を見て、マッチョトリオの顔が引きつる。
「お、お嬢ちゃん~、そういうこと言っちゃいけないなぁ~。オレ達、おじさんじゃないから。お兄さんだよ。お・に・い・さ・ん!」
リーダー格と思われる赤マッチョがニカッと歯を剥き出しにし、無理矢理に笑顔を作ってクリンちゃんに言い聞かせる。その顔がハッキリ言って怖い! 小さな子供だったら見た瞬間泣き出すこと請け合いだ。
精神年齢が幼児並のクリンちゃんだ。ビクッと跳ね上がりアレックスの後ろに隠れてしまった。
「クリムベールを脅かすな。ああ、あの時の奴らか。記憶するに値しない、くだらん連中だったから、すっかり忘れていた。……で、私達に何か用でもあるのか?」
アレックスはお馴染みの毒舌で淡々と訊ねる。
「ちっ! 口の減らねえ野郎だな。まあいいさ。ここで再会したのも何かの縁だ。オレらと勝負しな。あん時弟をコケにされたんだ。徹底的に叩き潰してやる!」
赤マッチョは自信満々にそう言い放った。
何こいつ? 唐突に現れるなり、いきなり勝負を申し込むってどういうつもり? ってか、コケにされたって、あんたらが最初に挑発してきたんじゃん! 自業自得の結果のくせに、そんなにムカついてたワケ? だとしたら器ちっさ過ぎなんだけど!
「断る。貴様らに構うほど私達は暇ではない」
アレックスは淡々と断り、マッチョトリオの脇をすり抜け、すたすたと先に進んでいく。
「コラ! 逃げんのか!?」
「勝ち逃げは許さねえぞ!」
「それともビビってんのか!?」
マッチョトリオは巨体に似つかわしくない素早い動きでアレックスの正面に回り込み、凄みを利かせて引き止める。
「おい、ケンユウ。お前少し相手をしてやれ」
アレックスは大きなため息を一吐き、めんどくさいと言わんばかりの態度で、ケンユウさんに向かって言った。
「冗談だろ? 俺、弱いものイジメなんかしたくねえよ」
“弱いものイジメ”という言葉に、マッチョトリオはすかさず反応する。
「おい、赤毛のあんちゃん。今なんつったよ?」
青マッチョが必要以上に顔を近づけてケンユウさんに詰め寄る。
「いや、だってあんたら、すげー弱そうだもんよ。まあ無駄に筋肉ついてるから、ぱっと見は強そうだけどな。けど、肝心の実力の方は見たところ、この嬢ちゃん以下だぜ」
ケンユウさんはクリンちゃんを指して、マッチョどものプライドを引き裂くような説明をした。
「てめえッ! ぶっ潰すッ!」
青マッチョがキレてケンユウさんに襲いかかった。
体重をかけたタックルを繰り出すが、ケンユウさんは反射的にサッと回避する。その直後、何やら鈍い衝撃音が辺りに響いた。
「んがっ!?」
勢いあまった青マッチョが木に激突したのだ。そして、そのまま気絶してしまった。
「て、てめえっ! よくも弟をッ!」
赤マッチョと黄マッチョの声がハモる。
「お、俺のせいかよ!? こいつが勝手に木にぶち当たって気絶したんだろーが」
ケンユウさんはげんなりした表情で吐き捨てた。
「うるせえ!うるせえ! 弟の仇だッ! ……と、言いてえトコだが、てめえを相手にするのは今日はお日柄が悪ぃようだ」
マッチョ二人はアレックスをびっしーと指し、
「てめえ、コラ! 決闘を他の野郎にやらせんじゃねえっ! てめえが戦えや、この腰抜けがっ! 三秒で潰してやる!」
アレックスを口汚く罵る。
マジでなんなのこいつら? ケンユウさんにはかないそうにないと思ったの? だとしたら、どんだけヘタレなんだ……。つーか再びアレックスに絡むなよ! 見た目は弱そうかも知んないけど、こいつ意外と強いんだからね?
「……本当に鬱陶しい連中だ。まるで蠅だな。潰れるのはお前達だ」
馬鹿馬鹿しさと痛々しさに嫌気が差したのか、アレックスは嫌そうに言って、パチンと指を鳴らした。
するとマッチョ二人の頭上に“10t”と表記された古典的な重りが現れ、二人を押し潰した。
「ギャーッ!」
マッチョどもの悲鳴が辺りに響き渡り、マッチョトリオは全員気絶してしまった。
「まったく、わけのわからない連中だったな。先を急ごう。時間を無駄にした」
アレックスは足早に歩きだした。
現在、時刻は11:20。山歩きをしているせいか、既に空腹を感じる。私達は見つけた山小屋にて、早めの昼食を摂ることにした。
「おお! こりゃ、うめーな! クリンちゃん、きっといい嫁さんになれるぜ」
クリンちゃんの手作り弁当を一口食べるなり、ケンユウさんが絶賛する。
誉められたクリンちゃんはほっぺをほんのり赤く染め、えへへと嬉しそうに笑う。
「あら、アレックス。あんた食べないの?」
弁当はおろかお茶にすら手をつけようとしないアレックスに、ノイアさんは不思議そうに訊いた。
「今月は忌月なんだ。日没まで一切の飲食はできない」
「へえ、あんたマナシアか?」
ケンユウさんが珍獣を見るような目でアレックスを見る。
「ああ」
「ひえ~、よくあんな宗教に帰依できるな。つーか、まだそんな宗教に属する奴がいたのかよ……。ドMじゃねえとあんなドSな戒律守れねーだろ。あんたサドっぽいのに実はマゾなんだな」
ケンユウさんは悪戯っぽい笑みをアレックスに向ける。アレックスは黙りを決め込んで、ケンユウさんのからかいの言葉を無視する。
「それにしても魔物達のしつこさにはいい加減ウンザリするわね。次から次に襲ってきて……」
ポテトサラダをつつきながら、ノイアさんはため息を吐く。
「連中も新鮮な人肉にありつきたくて必死なのだろう」
アレックスは私に視線を向けて言った。
「ちょっと! なんで私を見るの?」
「奴らは人間の肉を何より好むからだ。お前のような子供は特にな」
アレックスは視線を外してしれっと言った。
「なんで人間の肉が好きなのさ?」
「知るか。まあ、人間が一番魔物に好まれる味をしているのだろう」
アレックスはそう言い捨て、煙草を吸ってくると外に行ってしまった。
程なくして昼食は終わり、片付けをしていると、
「グオオオオォォッ!」
突然、恐ろしい咆哮が聴こえ、和やかな雰囲気を壊した。
窓から様子をうかがうと、オーガが棍棒を振り上げ、アレックスに襲いかかろうとしていた。
だがアレックスは余裕で攻撃を回避し、強烈なキックで倒した。
「先を急ぐぞ。こいつが意識を取り戻すと面倒だ」
私達が山小屋から出るなり、アレックスは淡々と促してきた。
オーガは白目を剥き、口から泡を吹いて気絶している。
「凄いなあ。キックで一撃だったね。その細い体のどこに、そんな力があんの? あ、もしかして実は物凄い馬鹿力の持ち主とか?」
「そんなわけないだろう。そいつと一緒にするな」
アレックスはケンユウさんを顎でしゃくる。
「そりゃ、どういう意味だ!?」
「どうだっていいだろう。さっさと行くぞ」
アレックスはケンユウさんを軽くあしらい、すたすたと歩き出した。
歩き始めて数分後、そいつらは現れた。
「へへっ、また会ったな。それよりさっきの見てたぜ! なよっちいモヤシ野郎だと思ってたが、オーガを一撃で沈めるたァなかなかやるじゃねえの」
山の入口で私達を小馬鹿にしていた、あのマッチョトリオだった。
「? ……なんだ、お前達は?」
アレックスは首を傾げ、少し間を置いて訊く。嫌味ではなく、どうやら本当に覚えていないらしい。
「アレックス、忘れちゃったの? ほら、山の入口であたし達にイヤなこと言ってた筋肉バカのオジサン達だよ」
クリンちゃんがデザートの栗饅頭をあむあむと食べながら教える。クリンちゃんにしては珍しくキツい言葉を使ったものだ。“筋肉バカ”って……。私はもちろん、ノイアさんもロートレックさんもケンユウさんも思わず吹き出した。
その様子を見て、マッチョトリオの顔が引きつる。
「お、お嬢ちゃん~、そういうこと言っちゃいけないなぁ~。オレ達、おじさんじゃないから。お兄さんだよ。お・に・い・さ・ん!」
リーダー格と思われる赤マッチョがニカッと歯を剥き出しにし、無理矢理に笑顔を作ってクリンちゃんに言い聞かせる。その顔がハッキリ言って怖い! 小さな子供だったら見た瞬間泣き出すこと請け合いだ。
精神年齢が幼児並のクリンちゃんだ。ビクッと跳ね上がりアレックスの後ろに隠れてしまった。
「クリムベールを脅かすな。ああ、あの時の奴らか。記憶するに値しない、くだらん連中だったから、すっかり忘れていた。……で、私達に何か用でもあるのか?」
アレックスはお馴染みの毒舌で淡々と訊ねる。
「ちっ! 口の減らねえ野郎だな。まあいいさ。ここで再会したのも何かの縁だ。オレらと勝負しな。あん時弟をコケにされたんだ。徹底的に叩き潰してやる!」
赤マッチョは自信満々にそう言い放った。
何こいつ? 唐突に現れるなり、いきなり勝負を申し込むってどういうつもり? ってか、コケにされたって、あんたらが最初に挑発してきたんじゃん! 自業自得の結果のくせに、そんなにムカついてたワケ? だとしたら器ちっさ過ぎなんだけど!
「断る。貴様らに構うほど私達は暇ではない」
アレックスは淡々と断り、マッチョトリオの脇をすり抜け、すたすたと先に進んでいく。
「コラ! 逃げんのか!?」
「勝ち逃げは許さねえぞ!」
「それともビビってんのか!?」
マッチョトリオは巨体に似つかわしくない素早い動きでアレックスの正面に回り込み、凄みを利かせて引き止める。
「おい、ケンユウ。お前少し相手をしてやれ」
アレックスは大きなため息を一吐き、めんどくさいと言わんばかりの態度で、ケンユウさんに向かって言った。
「冗談だろ? 俺、弱いものイジメなんかしたくねえよ」
“弱いものイジメ”という言葉に、マッチョトリオはすかさず反応する。
「おい、赤毛のあんちゃん。今なんつったよ?」
青マッチョが必要以上に顔を近づけてケンユウさんに詰め寄る。
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ケンユウさんはクリンちゃんを指して、マッチョどものプライドを引き裂くような説明をした。
「てめえッ! ぶっ潰すッ!」
青マッチョがキレてケンユウさんに襲いかかった。
体重をかけたタックルを繰り出すが、ケンユウさんは反射的にサッと回避する。その直後、何やら鈍い衝撃音が辺りに響いた。
「んがっ!?」
勢いあまった青マッチョが木に激突したのだ。そして、そのまま気絶してしまった。
「て、てめえっ! よくも弟をッ!」
赤マッチョと黄マッチョの声がハモる。
「お、俺のせいかよ!? こいつが勝手に木にぶち当たって気絶したんだろーが」
ケンユウさんはげんなりした表情で吐き捨てた。
「うるせえ!うるせえ! 弟の仇だッ! ……と、言いてえトコだが、てめえを相手にするのは今日はお日柄が悪ぃようだ」
マッチョ二人はアレックスをびっしーと指し、
「てめえ、コラ! 決闘を他の野郎にやらせんじゃねえっ! てめえが戦えや、この腰抜けがっ! 三秒で潰してやる!」
アレックスを口汚く罵る。
マジでなんなのこいつら? ケンユウさんにはかないそうにないと思ったの? だとしたら、どんだけヘタレなんだ……。つーか再びアレックスに絡むなよ! 見た目は弱そうかも知んないけど、こいつ意外と強いんだからね?
「……本当に鬱陶しい連中だ。まるで蠅だな。潰れるのはお前達だ」
馬鹿馬鹿しさと痛々しさに嫌気が差したのか、アレックスは嫌そうに言って、パチンと指を鳴らした。
するとマッチョ二人の頭上に“10t”と表記された古典的な重りが現れ、二人を押し潰した。
「ギャーッ!」
マッチョどもの悲鳴が辺りに響き渡り、マッチョトリオは全員気絶してしまった。
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