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一応、お狐様を庇ってあげる
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「おはよう、兄様」
「おはよう、キュー。珍しいね、オレより先に起きるなんて」
兄様と朝のご挨拶をする。
そして朝の支度をする前に、兄様に言った。
「今朝もお狐様に夢の世界に連れて行かれたよ」
「…は?」
兄様の瞳に再び怒りが灯る。
一応、お狐様を庇ってあげる
「すまなかった、余計なお世話を焼いてしまったって反省してたよ」
「そのためにまた余計なお世話を焼いたのか」
「お狐様、現世では声が届かないんだって」
兄様はムッとしたけれど私を抱きしめた。
「キュー、癒して」
「うん、兄様ぎゅー」
「ぎゅー」
兄様と抱きしめ合う。
「キュー、愛してるよ」
「私もだよ」
愛を告げながらキスの雨を降らせる兄様にも抵抗しない。
頬とか額とかに軽くキスするだけだしね。
「兄様、心配しなくてもキューはずっと兄様と一緒にいるよ」
「うん、知ってるよ」
「ぎゅっ」
「ぎゅー」
その後はいつも通り、朝の支度をして一緒に過ごした。
兄様のお仕事の時間には、兄様のための自然ふれあい体験の準備をした。
たくさんの花を用意して、兄様と一緒に眺めた。
その後入浴して、二人で添い寝して眠った。
「おはよう、キュー。珍しいね、オレより先に起きるなんて」
兄様と朝のご挨拶をする。
そして朝の支度をする前に、兄様に言った。
「今朝もお狐様に夢の世界に連れて行かれたよ」
「…は?」
兄様の瞳に再び怒りが灯る。
一応、お狐様を庇ってあげる
「すまなかった、余計なお世話を焼いてしまったって反省してたよ」
「そのためにまた余計なお世話を焼いたのか」
「お狐様、現世では声が届かないんだって」
兄様はムッとしたけれど私を抱きしめた。
「キュー、癒して」
「うん、兄様ぎゅー」
「ぎゅー」
兄様と抱きしめ合う。
「キュー、愛してるよ」
「私もだよ」
愛を告げながらキスの雨を降らせる兄様にも抵抗しない。
頬とか額とかに軽くキスするだけだしね。
「兄様、心配しなくてもキューはずっと兄様と一緒にいるよ」
「うん、知ってるよ」
「ぎゅっ」
「ぎゅー」
その後はいつも通り、朝の支度をして一緒に過ごした。
兄様のお仕事の時間には、兄様のための自然ふれあい体験の準備をした。
たくさんの花を用意して、兄様と一緒に眺めた。
その後入浴して、二人で添い寝して眠った。
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