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長い屈辱
しおりを挟む「ーっ、そんな事はしない」
グイッと顎を持ち上げられて、深い口付けを受ける。
キスは徐々に深くなり、クチュクチュと音が室内に響き、雫の口から体液が流れ首筋まで濡らしていく、呼吸がしにくくなっていく、トンッと控えめに何度か胸元を叩き呼吸が限界な事を相手に伝えるが話してはくれない。
「うんっふぁっ~っっ」
トントンッと胸元を叩く手に力が入る、揺るまった隙に大量に空気を酸素を体内に入れる。
急に体内に空気が入って来た為に、ゴホッゴホッと咳き込む。
「私以外に口付けは許していないか」
「ーっあたりまーっ」
カーッと真っ赤な顔になり、人に見せない様に俯く。
怖かったのだ、決して叶わない恋をしてしまったから、早く忘れようと町に繰り出し女を求めたが、途中で怖くなった。
もしも、もし男しか受け付けられない身体に成ってしまっていたら、と。
俺は元々、ゲイでもホモでもバイですらない、が。
この目の前にいる男に3年も飼われていた、開発された。
戻れない身体になっていたらと、思ったらもうダメだった…。
あれからマスターベションですら、まともにやれなく為った。
「随分、少食だなぁ…あの極上の身体で、まだ私しか触れていない…そうだなぁ」
力強く頭を捕まれて、上向きにさせられるその時のにチャリンと鎖の音がやけにはっきりと耳に届く。
「…」
「答えろ」
グリッと股間に猛ったモノを捕まれる、そうすれば身体は偉容無しで反応してしまう。
浅ましい自分の姿が映る。
「ーッあっ、触っ…って…あっっ…ない」
「真か」
コクコクと首を振るう、身体中が熱い、熱を持っている。
昨日の媚薬が抜けていないのが分かる。
「その傷はどうした」
クイッと顎を持ち上げる、傷薬が塗られてはいたが先程付けた真新しい傷と見れば分かる、くらいには赤く擦れている。
雫は罰が悪く目を反らす、顔はガッシリと捕まれていてそれは叶わない。
「お前は俺のモノだ、例えお前自身でさぇ自分を傷付ける事は許さぬ」
「なっ、何勝ってなーっうっ」
雫が傷みで顔を歪める、自分自身の事さえもこの目の前にいる男に何もかも制限される事が、日本育ちの雫には辛いものがある。
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