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王族の血筋は
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「ニアはまだか」
「ニア様はアレン様から離れたくないと言っていまして」
アキラはしくしくと泣き出す、神官はおろおろしながらもアキラを慰める。
そんな中、アキラを呆れたように見つめる男はアキラの護衛兼お目付け役のドニシーとシトラだ。
「いい加減にニア様の前で格好付けて鬼畜化するの止めましょうや」
「はぁーっ、ニア様に今のお姿を見せれば多少は変わるだろうな」
アキラはしくしくと更に声を上げて泣き出す。
「はぁーっ、ニア様にお菓子をプレゼントしては以下がですか」
「ニアに」
「はい、ニア様に」
キラキラとやる気に満ちるアキラは犬の様に尻尾をフリフリとさせている。
「二人共すみません叔父上様が」
神殿に居座っていたアキラの護衛に謝るレオ。
「あはは、一応仕事なので」
「幼馴染みであり、弟でも有りますからレオ様よりアキラ様のあの性格は承知していますよ」
ドニシーとシトラは苦笑いをしながらも、アキラを追い掛ける。
「王族の自由差が大きいのは血筋ですね」
「レオ様で良かったですよ、私は」
「ニア様はアレン様から離れたくないと言っていまして」
アキラはしくしくと泣き出す、神官はおろおろしながらもアキラを慰める。
そんな中、アキラを呆れたように見つめる男はアキラの護衛兼お目付け役のドニシーとシトラだ。
「いい加減にニア様の前で格好付けて鬼畜化するの止めましょうや」
「はぁーっ、ニア様に今のお姿を見せれば多少は変わるだろうな」
アキラはしくしくと更に声を上げて泣き出す。
「はぁーっ、ニア様にお菓子をプレゼントしては以下がですか」
「ニアに」
「はい、ニア様に」
キラキラとやる気に満ちるアキラは犬の様に尻尾をフリフリとさせている。
「二人共すみません叔父上様が」
神殿に居座っていたアキラの護衛に謝るレオ。
「あはは、一応仕事なので」
「幼馴染みであり、弟でも有りますからレオ様よりアキラ様のあの性格は承知していますよ」
ドニシーとシトラは苦笑いをしながらも、アキラを追い掛ける。
「王族の自由差が大きいのは血筋ですね」
「レオ様で良かったですよ、私は」
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