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愛し子

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「世界樹の愛し子である、神獣はママ以外では数人いるけれど、皆行方知れずなんだよ唯一残っているのは、君たちもご存知始祖の神獣だね、今までもずつと頑張って調整している、早急にママを見せに行くべきだ」

ネマとニアにサラはこくりっと喉を鳴らす。

「神獣になる時点で神に気に入られている魂なんだけれど、愛し子は別格なんだ」

ネマは遠い昔の記憶を思い出す。

「人間だった時に気に入られたんでしょう」
「うん、それの最上級な愛情が愛しい子なんだ、普通に神獣になる位に魂が綺麗なのに愛しい子はそれはそれは綺麗なんだ」

ニコニコしながら、アレンにキスをする。
ふっ、とアレンがもぞもぞと起きる。

「きゅきゅ」
「あっ、起きたんだね、おはようそして此れから宜しくネ、ママ」

アレンは何が何やらわからなかった。
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