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やってみようか、ポリネシアンセックス
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すると自然と体育座りの腕がほどけ、座ったままで抱き合う形になって、唇が触れ合った。今回は目を閉じたいつものキスだった。
「横になってもいいのかな?」
「うん、大丈夫だと思う」
龍大が横になり、腕を広げてそこに鈴夏が頭を乗せた。でこぼこしていて、堅い腕枕だ。吐息もかかるほど距離が近くなった。
「もっとちゅーしよ」
龍大が甘えてきて、鈴夏もそれに応じた。唇を触れ合いながら、龍大の頬を撫で、首を撫で、胸板まで下がっていく。龍大の肌は表面がすべすべとしていて、触っている手も気持ちいい。鈴夏が龍大の二の腕を掴むと、龍大が背中に手を回して横転させ、覆いかぶさった。
この頼りがいのある体に抱きしめられる安心感が、鈴夏を包みこんだ。
「んっん……は……」
ただキスして触れ合っているだけなのに、いつもより興奮しているのが鈴夏自身も自覚していた。全身の感度があがっているようで、唇が離れた瞬間に息を大きく吐き出した。
さっき鈴夏も首に触れてほしいと言っていたからと、龍大も今度は顔の下に唇を潜り込ませる。首筋に沿って唇を押し付け、すべらせ、吸い付いていった。そのたびに、鈴夏の体がぴくぴくと跳ねていく。
鈴夏の全身にぞくぞくと快感が走り続けていると、龍大の肩に手を置いた。
「ちょっ……待って」
「うん?」
「どうしよう、もうヤバいんだけど」
「なんか鈴夏の顔赤くなってる」
「顔が熱くて」
正直なところ、気を抜いたらオーガズムを迎えてしまいそうなほど鈴夏は感じていた。最終日以外はオーガズムも禁止だから、それも必死で我慢しないといけない。まだ2日め、しかも見つめ合いと触れ合いしかしていないのに、異様なまでに体の反応が敏感になっていた。
「じゃあ私がたっちゃんを触るね」
鈴夏はこの2日間の見つめ合っている時間の中で、やってみたいことがあった。
それは、あえて上からではなく、下から触れてみるということだ。鈴夏は龍大をうつ伏せにさせ、龍大のふくらはぎまで移動して軽く持ち上げたあと、足首に口づけた。
「え、そこ!?」
「そうだよ」
自分が攻める番になると、少しだけ心に余裕が生まれて反応を見るのが楽しい。龍大の筋肉質な脚は、鈴夏がずっと触れてみたかった場所でもある。
体毛が薄いから、肌触りもすべすべとしていて気持ちがいい。ほんのりボディーソープの甘い香りもただよってくる。頬ずりしたり、口づけしたり、手で撫でたり……。たっぷりと肌触りを堪能したら、太ももへと移っていった。
太ももを触ってみると、龍大も気持ちよさそうな吐息を吐いた。
大事なところには触らないように、でも龍大の体を慈しむように。肌を味わうように触れていく。
背中に入ったところで、龍大がビクビクと反応し始めた。脇腹から肋骨にかけて鈴夏の腕で固定し、背中にキスしていると、胸も当たっている。その感触に気づいたようだ。
「あぁ……ヤバいかも……」
「じゃあやめよっか?」
「ん……ハグしてたいかも」
はっきりしない返事が、龍大から返ってきた。その気持ちは鈴夏も痛感している。ここまで焦らされ続けると、もう開放したくてたまらなくなるからだ。でも我慢、まだ我慢が必要。この気持ちだけ吐き出したくて、ふたりは抱き合った。
「たっちゃん背中弱いんだね」
「うん……そうかも」
「これ我慢できるのかなぁ……シたいよね?」
「うん……だいぶシたい」
「どうする? シちゃう?」
「いや、ちゃんと5日やろう。後悔したくない」
龍大の最後の返事だけは、しっかりと返ってきた。 未知の快感に対する好奇心と、お互いもっと深く繋がりたいという思いが、くっきりと浮かび上がった。
それからタイマーの電子音が響くまでは、ふたりしてハグしながら見つめ合ったり、キスする時間が続いた。
「横になってもいいのかな?」
「うん、大丈夫だと思う」
龍大が横になり、腕を広げてそこに鈴夏が頭を乗せた。でこぼこしていて、堅い腕枕だ。吐息もかかるほど距離が近くなった。
「もっとちゅーしよ」
龍大が甘えてきて、鈴夏もそれに応じた。唇を触れ合いながら、龍大の頬を撫で、首を撫で、胸板まで下がっていく。龍大の肌は表面がすべすべとしていて、触っている手も気持ちいい。鈴夏が龍大の二の腕を掴むと、龍大が背中に手を回して横転させ、覆いかぶさった。
この頼りがいのある体に抱きしめられる安心感が、鈴夏を包みこんだ。
「んっん……は……」
ただキスして触れ合っているだけなのに、いつもより興奮しているのが鈴夏自身も自覚していた。全身の感度があがっているようで、唇が離れた瞬間に息を大きく吐き出した。
さっき鈴夏も首に触れてほしいと言っていたからと、龍大も今度は顔の下に唇を潜り込ませる。首筋に沿って唇を押し付け、すべらせ、吸い付いていった。そのたびに、鈴夏の体がぴくぴくと跳ねていく。
鈴夏の全身にぞくぞくと快感が走り続けていると、龍大の肩に手を置いた。
「ちょっ……待って」
「うん?」
「どうしよう、もうヤバいんだけど」
「なんか鈴夏の顔赤くなってる」
「顔が熱くて」
正直なところ、気を抜いたらオーガズムを迎えてしまいそうなほど鈴夏は感じていた。最終日以外はオーガズムも禁止だから、それも必死で我慢しないといけない。まだ2日め、しかも見つめ合いと触れ合いしかしていないのに、異様なまでに体の反応が敏感になっていた。
「じゃあ私がたっちゃんを触るね」
鈴夏はこの2日間の見つめ合っている時間の中で、やってみたいことがあった。
それは、あえて上からではなく、下から触れてみるということだ。鈴夏は龍大をうつ伏せにさせ、龍大のふくらはぎまで移動して軽く持ち上げたあと、足首に口づけた。
「え、そこ!?」
「そうだよ」
自分が攻める番になると、少しだけ心に余裕が生まれて反応を見るのが楽しい。龍大の筋肉質な脚は、鈴夏がずっと触れてみたかった場所でもある。
体毛が薄いから、肌触りもすべすべとしていて気持ちがいい。ほんのりボディーソープの甘い香りもただよってくる。頬ずりしたり、口づけしたり、手で撫でたり……。たっぷりと肌触りを堪能したら、太ももへと移っていった。
太ももを触ってみると、龍大も気持ちよさそうな吐息を吐いた。
大事なところには触らないように、でも龍大の体を慈しむように。肌を味わうように触れていく。
背中に入ったところで、龍大がビクビクと反応し始めた。脇腹から肋骨にかけて鈴夏の腕で固定し、背中にキスしていると、胸も当たっている。その感触に気づいたようだ。
「あぁ……ヤバいかも……」
「じゃあやめよっか?」
「ん……ハグしてたいかも」
はっきりしない返事が、龍大から返ってきた。その気持ちは鈴夏も痛感している。ここまで焦らされ続けると、もう開放したくてたまらなくなるからだ。でも我慢、まだ我慢が必要。この気持ちだけ吐き出したくて、ふたりは抱き合った。
「たっちゃん背中弱いんだね」
「うん……そうかも」
「これ我慢できるのかなぁ……シたいよね?」
「うん……だいぶシたい」
「どうする? シちゃう?」
「いや、ちゃんと5日やろう。後悔したくない」
龍大の最後の返事だけは、しっかりと返ってきた。 未知の快感に対する好奇心と、お互いもっと深く繋がりたいという思いが、くっきりと浮かび上がった。
それからタイマーの電子音が響くまでは、ふたりしてハグしながら見つめ合ったり、キスする時間が続いた。
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