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やってみようか、ポリネシアンセックス
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鈴夏は龍大が寝付くまで頭を撫でていた。いつも鈴夏の方が朝遅く起きているから、今しか龍大の寝顔は見られない。フロアライトに照らされる穏やかな表情を見届けて、部屋を真っ暗にしたら鈴夏も眠りについた。
パジャマを着て寝たのは1日めだけで、それ以降は裸でタオルケットだけを羽織って寝た。梅雨に差し掛かっている季節だったし、龍大の体温があるから、それだけで十分に温かい。
ポリネシアンセックスを始めて3日めの水曜日。今日も龍大は、鈴夏が起きたときにはすでに隣にいなかった。なぜかポリネシアンセックスをしてから、目覚めたときの精神的な充足感がある。自分だけじゃなくて、世界が優しい気持ちに包まれているような感覚だ。龍大をひと目見たくなった鈴夏が慌てて起き上がり、ルームウエアを急いで着て廊下を見渡すと、ダイニングキッチンに灯りがついている。寝癖はそのままでキッチンに向かうと、味噌汁の香りが漂ってきた。
「たっちゃん、おはよ」
「ん? メシ食う?」
龍大がカウンターキッチン越しに訊いてきた。あまりに早く朝食をとるとランチまでおなかが空いてしまう……。と思って返事をするまでちょっと間があったが、ガムやグミで乗り切れるから鈴夏はコクリと頷いた。
すると龍大はわざわざ鈴夏の方に来て、優しく抱いてきた。大きい胸板の中にすっぽりと包まれると、体温が伝わってきて起きたときの充足感が蘇る。
「なんかさ、朝起きたとき幸せな感じしない?」
眠たい目が開ききらないまま、鈴夏は頭を思いっきり上に向けて訊いてみた。
「うん、する」
「やっぱり?」
「あと朝勃ちがすごくて……」
「ふっ!」
いきなりシモの話をされたものだから、鈴夏も思わず吹いてしまった。朝起きるタイミングが違うからその様子はわからないけど、確かに龍大の硬いものが当たっている気はする。
「我慢しないとね」
鈴夏はそう言って洗面所へ向かい、顔を洗って歯を磨いた。眠たい目を目覚めさせ、ダイニングテーブルに向かうとすでに炊きたてのごはんと味噌汁が用意されている。朝から油揚げやわかめ、キャベツに玉ねぎが入った具沢山な味噌汁を飲めて、さらに幸せな気分だ。
「はぁ……たっちゃんの作ったごはん美味しい」
「味噌汁の具、地味だよ」
「こういうのでいいんだよ」
更紗と暮らしているときも今もひとりで朝食を食べることが多いから、ふたりで食べられることが新鮮だ。豪華さはないけど、目の前に龍大がいて一緒に食べられる。その何気ない幸せが、鈴夏の心を満たしていった。
龍大は先に食べ終え、食器を片付けて玄関へと向かう。鈴夏もその後ろをついていって、玄関まで見送った。
昨日と同じように玄関の段差のおかげで高さが近くなった目線を合わせ、唇を合わせた。唇を離すと、龍大の瞳に映る鈴夏自身を見た気がした。もう一度キスをすると、名残惜しそうに唇に吸い付いてくる。
「じゃ、行ってきます」
玄関から出ていく龍大を見送り、鈴夏も出社するための準備に取り掛かった。
今日は雨が降っていて、外がなかなか明るくならない。太陽が出ているかわからないくらいの時間に、鈴夏も出社した。
いつもなら雨の日は少し鬱々とした気持ちになる鈴夏だったが、今日は晴れやかだ。早朝出勤するようになったから電車の混雑もないし、仕事へのやる気はみなぎっている。というか仕事を早くしないと、昨日のことを思い出してしまいそうだった。
誰もいないオフィスで、仕事に取り掛かる。昨日のうちにタスクはメモしておいたから、朝はそれにそって作業をただひたすら続けるだけだ。
でもその日は朝会が終わった後、野瀬に呼び出された。どうやら今日は百田の教育係が休むらしいから、面倒をみてくれというわけだ。百田は入社して2ヶ月ほどしか経っていないから、図面のチェックをお願いすることにした。
ミーティング用のデスクに百田を呼び、打ち合わせを進める。
「百田くんには図面のチェックして欲しいんだけど、金属の定規はあるよね?」
「はい」
「じゃあそれで実際の長さと寸法が合ってるか、ひとつひとつ確認してほしいの。赤鉛筆で間違ってたら◯、合ってたらレ点を入れる」
あとから微調整するときに、オブジェクトの形状はそのままで寸法の数字だけ変えているときもある。その差異があると現場で混乱が起こるので、図面を訂正できる段階でひとつひとつミスを潰しておかないといけない。
やり方のメモは、図面と一緒にクリップで挟んでおいた。アナログな作業だが、これは線の長さの感覚をつかみ、図面のミスを見つけるための重要な訓練だ。新入社員ならやっておくべきことだろう。
「質問があったら、どんなに抽象的でもいいから聞いて。ここがわからないとか、なんとなく変な感じがするとか、そういうのでいいから」
「はい」
「今の説明でわからないところは?」
「……たぶん大丈夫です」
今どきの若い子たちは叱られ慣れてないと言われているから、鈴夏もどう対処したらいいかわからない。できるだけ親切に教えたつもりだけど、鈴夏自身も教えることに慣れているわけじゃない。でも任せるしかないと思い、今自分にできることは確実にやっておいた。
百田は見るからに大人しそうな男子社員で、仕事は真面目にやってくれた。あまり質問とかするのが得意そうじゃないが、それも当たっていた。逐一報告はせず、まとめて質問してくる。でも仕事自体はきちんとやってくれるから、それでよしとした。百田のつける赤のレ点は最初こそ弱々しかったが、どんどん堂々としたものになっているのが目に見えてわかったからだ。
新入社員の教育という慣れない仕事を任されたが、なんとか早めに作業は終わった。むしろ専門知識も技術もいらず、地道で集中力も使う確認作業は新入社員に任せたらいいのがわかったから、できることなら頼ったほうがいいかもしれない。定時前の喫煙室で電子シーシャの爆煙を吐きながら、今日の仕事を振り返った。
定時になって退社すると、まだ雨は降り止んでいなかった。ぽつぽつとリズミカルに落ちる雨の音を楽しみながら、龍大の家へと急いだ。
パジャマを着て寝たのは1日めだけで、それ以降は裸でタオルケットだけを羽織って寝た。梅雨に差し掛かっている季節だったし、龍大の体温があるから、それだけで十分に温かい。
ポリネシアンセックスを始めて3日めの水曜日。今日も龍大は、鈴夏が起きたときにはすでに隣にいなかった。なぜかポリネシアンセックスをしてから、目覚めたときの精神的な充足感がある。自分だけじゃなくて、世界が優しい気持ちに包まれているような感覚だ。龍大をひと目見たくなった鈴夏が慌てて起き上がり、ルームウエアを急いで着て廊下を見渡すと、ダイニングキッチンに灯りがついている。寝癖はそのままでキッチンに向かうと、味噌汁の香りが漂ってきた。
「たっちゃん、おはよ」
「ん? メシ食う?」
龍大がカウンターキッチン越しに訊いてきた。あまりに早く朝食をとるとランチまでおなかが空いてしまう……。と思って返事をするまでちょっと間があったが、ガムやグミで乗り切れるから鈴夏はコクリと頷いた。
すると龍大はわざわざ鈴夏の方に来て、優しく抱いてきた。大きい胸板の中にすっぽりと包まれると、体温が伝わってきて起きたときの充足感が蘇る。
「なんかさ、朝起きたとき幸せな感じしない?」
眠たい目が開ききらないまま、鈴夏は頭を思いっきり上に向けて訊いてみた。
「うん、する」
「やっぱり?」
「あと朝勃ちがすごくて……」
「ふっ!」
いきなりシモの話をされたものだから、鈴夏も思わず吹いてしまった。朝起きるタイミングが違うからその様子はわからないけど、確かに龍大の硬いものが当たっている気はする。
「我慢しないとね」
鈴夏はそう言って洗面所へ向かい、顔を洗って歯を磨いた。眠たい目を目覚めさせ、ダイニングテーブルに向かうとすでに炊きたてのごはんと味噌汁が用意されている。朝から油揚げやわかめ、キャベツに玉ねぎが入った具沢山な味噌汁を飲めて、さらに幸せな気分だ。
「はぁ……たっちゃんの作ったごはん美味しい」
「味噌汁の具、地味だよ」
「こういうのでいいんだよ」
更紗と暮らしているときも今もひとりで朝食を食べることが多いから、ふたりで食べられることが新鮮だ。豪華さはないけど、目の前に龍大がいて一緒に食べられる。その何気ない幸せが、鈴夏の心を満たしていった。
龍大は先に食べ終え、食器を片付けて玄関へと向かう。鈴夏もその後ろをついていって、玄関まで見送った。
昨日と同じように玄関の段差のおかげで高さが近くなった目線を合わせ、唇を合わせた。唇を離すと、龍大の瞳に映る鈴夏自身を見た気がした。もう一度キスをすると、名残惜しそうに唇に吸い付いてくる。
「じゃ、行ってきます」
玄関から出ていく龍大を見送り、鈴夏も出社するための準備に取り掛かった。
今日は雨が降っていて、外がなかなか明るくならない。太陽が出ているかわからないくらいの時間に、鈴夏も出社した。
いつもなら雨の日は少し鬱々とした気持ちになる鈴夏だったが、今日は晴れやかだ。早朝出勤するようになったから電車の混雑もないし、仕事へのやる気はみなぎっている。というか仕事を早くしないと、昨日のことを思い出してしまいそうだった。
誰もいないオフィスで、仕事に取り掛かる。昨日のうちにタスクはメモしておいたから、朝はそれにそって作業をただひたすら続けるだけだ。
でもその日は朝会が終わった後、野瀬に呼び出された。どうやら今日は百田の教育係が休むらしいから、面倒をみてくれというわけだ。百田は入社して2ヶ月ほどしか経っていないから、図面のチェックをお願いすることにした。
ミーティング用のデスクに百田を呼び、打ち合わせを進める。
「百田くんには図面のチェックして欲しいんだけど、金属の定規はあるよね?」
「はい」
「じゃあそれで実際の長さと寸法が合ってるか、ひとつひとつ確認してほしいの。赤鉛筆で間違ってたら◯、合ってたらレ点を入れる」
あとから微調整するときに、オブジェクトの形状はそのままで寸法の数字だけ変えているときもある。その差異があると現場で混乱が起こるので、図面を訂正できる段階でひとつひとつミスを潰しておかないといけない。
やり方のメモは、図面と一緒にクリップで挟んでおいた。アナログな作業だが、これは線の長さの感覚をつかみ、図面のミスを見つけるための重要な訓練だ。新入社員ならやっておくべきことだろう。
「質問があったら、どんなに抽象的でもいいから聞いて。ここがわからないとか、なんとなく変な感じがするとか、そういうのでいいから」
「はい」
「今の説明でわからないところは?」
「……たぶん大丈夫です」
今どきの若い子たちは叱られ慣れてないと言われているから、鈴夏もどう対処したらいいかわからない。できるだけ親切に教えたつもりだけど、鈴夏自身も教えることに慣れているわけじゃない。でも任せるしかないと思い、今自分にできることは確実にやっておいた。
百田は見るからに大人しそうな男子社員で、仕事は真面目にやってくれた。あまり質問とかするのが得意そうじゃないが、それも当たっていた。逐一報告はせず、まとめて質問してくる。でも仕事自体はきちんとやってくれるから、それでよしとした。百田のつける赤のレ点は最初こそ弱々しかったが、どんどん堂々としたものになっているのが目に見えてわかったからだ。
新入社員の教育という慣れない仕事を任されたが、なんとか早めに作業は終わった。むしろ専門知識も技術もいらず、地道で集中力も使う確認作業は新入社員に任せたらいいのがわかったから、できることなら頼ったほうがいいかもしれない。定時前の喫煙室で電子シーシャの爆煙を吐きながら、今日の仕事を振り返った。
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