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「一緒に作る初めてのカレー」
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「なあ悠真、今夜は俺がカレー作るで!」
朝、蒼汰が寝癖のままキッチンに顔を出して、元気いっぱいに宣言してきた。
コーヒーを飲みかけていた俺は、思わず目を瞬かせる。
「え、そうなの? 大丈夫?」
「任しといて! ただし、レシピは悠真が教えんとあかんで」
「えっ!!分かった。じゃあ俺は、蒼汰のアシスタントな」
さっそくふたりで近所のスーパーへ。
野菜を選ぶ蒼汰は、にこにこしながらニンジンの形を品評したり、
「これ買ってもいい?!」
と言いながら、彼-の材料以外のものに心奪われてる。
「アイスも買う?」
「あぁ、蒼汰の食べたいもの買っていいよ」
そんなやり取りだけで、なんだか今日は良い日になりそうだ。
家に帰ってキッチンに立つと、蒼汰は玉ねぎの皮むきに挑戦。
しかし手が滑って、薄皮が指にも顔にもぺたぺた張りついている。
「なにこれ、涙出てくるわ!」
「それは玉ねぎのせい。ほら、蒼汰、目開けて!!目離さずに切らないとあぶない」
「目ぇ離さずって……そんなん無理やん!」
ふくれっ面の蒼汰が、鼻をくすぐる玉ねぎの匂いに目を細める。
そんな姿が、妙に愛おしい。
「ゆっくりでいいから」
「うん、でも一人やったら朝までかかりそうやから……やっぱり悠真も手伝って」
「了解!!なに手伝えばいい?」
彼の天然ぶりに振り回されつつも、こうして並んで包丁を握る時間が、なんだかくすぐったい。
やがて、カレーの香ばしい匂いがキッチンいっぱいに広がる。
蒼汰がにやりと笑って鍋を覗き込み――。
「できたら、めっちゃ美味そうやろ?」
「うん、楽しみや」
皿に盛りつけて、一口。
ほくほくのジャガイモ、やわらかく煮えた野菜。
そして、隣で満足そうに頬を緩める蒼汰。
「……うん! これ、完璧や!」
「蒼汰が作ってくれたなんて、それだけで俺うれしい」
「お手伝い、ありがとうなぁ」
そういって蒼真が少し背伸びして、俺の頬にキスをした……
その笑顔が、今日一番のごちそうだった。
朝、蒼汰が寝癖のままキッチンに顔を出して、元気いっぱいに宣言してきた。
コーヒーを飲みかけていた俺は、思わず目を瞬かせる。
「え、そうなの? 大丈夫?」
「任しといて! ただし、レシピは悠真が教えんとあかんで」
「えっ!!分かった。じゃあ俺は、蒼汰のアシスタントな」
さっそくふたりで近所のスーパーへ。
野菜を選ぶ蒼汰は、にこにこしながらニンジンの形を品評したり、
「これ買ってもいい?!」
と言いながら、彼-の材料以外のものに心奪われてる。
「アイスも買う?」
「あぁ、蒼汰の食べたいもの買っていいよ」
そんなやり取りだけで、なんだか今日は良い日になりそうだ。
家に帰ってキッチンに立つと、蒼汰は玉ねぎの皮むきに挑戦。
しかし手が滑って、薄皮が指にも顔にもぺたぺた張りついている。
「なにこれ、涙出てくるわ!」
「それは玉ねぎのせい。ほら、蒼汰、目開けて!!目離さずに切らないとあぶない」
「目ぇ離さずって……そんなん無理やん!」
ふくれっ面の蒼汰が、鼻をくすぐる玉ねぎの匂いに目を細める。
そんな姿が、妙に愛おしい。
「ゆっくりでいいから」
「うん、でも一人やったら朝までかかりそうやから……やっぱり悠真も手伝って」
「了解!!なに手伝えばいい?」
彼の天然ぶりに振り回されつつも、こうして並んで包丁を握る時間が、なんだかくすぐったい。
やがて、カレーの香ばしい匂いがキッチンいっぱいに広がる。
蒼汰がにやりと笑って鍋を覗き込み――。
「できたら、めっちゃ美味そうやろ?」
「うん、楽しみや」
皿に盛りつけて、一口。
ほくほくのジャガイモ、やわらかく煮えた野菜。
そして、隣で満足そうに頬を緩める蒼汰。
「……うん! これ、完璧や!」
「蒼汰が作ってくれたなんて、それだけで俺うれしい」
「お手伝い、ありがとうなぁ」
そういって蒼真が少し背伸びして、俺の頬にキスをした……
その笑顔が、今日一番のごちそうだった。
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