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「冷蔵庫に“好き”が詰まってた」(蒼汰視点)
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仕事から帰ってきた瞬間、
部屋がほんのりカレーの匂いで満たされていた。
けど、奥の部屋から聞こえたのは
「ごめん、まだご飯炊けてないんだ」って声。
急な仕事が入ったらしい。
「お腹空いてたら、なんかあるもの食べといて」
そのとき、タイピングの音と、かすかなくしゃみ。「風邪ひくで、そんな格好で仕事してたら」って心の中でつぶやく。俺のこと心配してるくせに、自分のことは後回しやねん…まったく。
ーーあれっ?
冷蔵庫に貼ってある買い物メモを見た瞬間、ちょっと笑った。
「プリン」「肉まん」「いちごヨーグルト」「炭酸オレンジ」
……もぉ~、全部、俺の好きなやつやん。
こういうとこ…めっちゃずるいやん。
“愛情表現”が下手なくせに、無意識でやってる。
そして冷蔵庫を開ける……
ライトに照らされた中身を見て、またまた笑ってしまう。プリンが横一列に並んでる…
「なにこれ、冷蔵庫が俺のプリン専用やん」
ひとつプリンを取り出す。
冷たいカラメルの下に、甘い気持ちが透けてる。
そしてプリンの蓋には、小さく書かれたメモ。
“1日一つだけだぞ!”
「何これ、もぉ……おかん?メモって…」
ぷって、笑いながらスプーンでプリンをすくう。
……お腹も心もいっぱいで嬉しいすぎやん!
冷蔵庫を開けるたびに、恋が増えていく……
部屋がほんのりカレーの匂いで満たされていた。
けど、奥の部屋から聞こえたのは
「ごめん、まだご飯炊けてないんだ」って声。
急な仕事が入ったらしい。
「お腹空いてたら、なんかあるもの食べといて」
そのとき、タイピングの音と、かすかなくしゃみ。「風邪ひくで、そんな格好で仕事してたら」って心の中でつぶやく。俺のこと心配してるくせに、自分のことは後回しやねん…まったく。
ーーあれっ?
冷蔵庫に貼ってある買い物メモを見た瞬間、ちょっと笑った。
「プリン」「肉まん」「いちごヨーグルト」「炭酸オレンジ」
……もぉ~、全部、俺の好きなやつやん。
こういうとこ…めっちゃずるいやん。
“愛情表現”が下手なくせに、無意識でやってる。
そして冷蔵庫を開ける……
ライトに照らされた中身を見て、またまた笑ってしまう。プリンが横一列に並んでる…
「なにこれ、冷蔵庫が俺のプリン専用やん」
ひとつプリンを取り出す。
冷たいカラメルの下に、甘い気持ちが透けてる。
そしてプリンの蓋には、小さく書かれたメモ。
“1日一つだけだぞ!”
「何これ、もぉ……おかん?メモって…」
ぷって、笑いながらスプーンでプリンをすくう。
……お腹も心もいっぱいで嬉しいすぎやん!
冷蔵庫を開けるたびに、恋が増えていく……
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