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楽しくない毎日
しおりを挟むそれから、2週間が経った。
「先輩、本当に大丈夫ですか?」
「う、うん。大丈夫……」
「全然大丈夫な顔してないですよ!」
私は会社に行く度に色んな人に心配された。
あれから、蓮くんからの連絡はない。
もちろん私から連絡することもなくて、このまま関係が消滅していくんだろうなと思った。
仕事が終わると、何度も蓮くんのことを考えて泣いてしまった。
あの日からずっと心は寂しくて苦しい。
傷ついた心が言えないまま、だだ生きているようなそんな感じだった。
「けっきょく、上手に出来なかったな……」
私、どうやったら好きになりすぎないように恋愛できるんだろう。
上手に恋愛できるようにって作ったセフレにも惚れてしまうなんて大概だ。
そのうち蓮くんは私の代わりになるような人を探すんだろうか。
ううん、あんなにモテる蓮くんのことだ。
もう相手が出来てるかもしれない。
私以外の人に優しく頭を撫でて、名前を呼んで。
そして私以外の人を包み込むように抱くんだろう。
「嫌……だ」
また私の目から涙が流れそうになってくる。
どうやって元気出したらいいか分からないよ……。
会社の人には、失恋したとだけ告げた。
蓮くんとはセフレだったけど、セフレとの関係が切れたというと、色々面倒なことになりそうだったからだ。
でもこの人は違う。
「これで前向けたんじゃねぇの?アイツ、明らかにヤバいやつだろ」
佐山くんは言う。
でも私はうつむくことしかできなかった。
「あいつがすんなり離れていったのは意外だったけど、俺はそれで良かったと思うぜ」
「うん……」
私もずっと自分に言い聞かせてる。
これで良かった。
これが一番いい選択だったんだと。
でも、心はいつまでも沈んだままだ。
それから私が元気のないことを察して、後輩の美香ちゃんが飲み会を開いてくれた。
純粋に失恋したと思っている彼女は、寄り添うように言った。
「先輩、失恋には新しい恋ですよ!また恋すれば、今の苦しみも簡単に忘れられます」
「そうなのかな……」
「絶対そうですって」
新しい恋なんて出来るのかな。
今だって目をつぶると、蓮くんの顔が浮かび上がってくる。
ちっとも心から蓮くんが消えていないのに……。
「じゃあ先輩、今!今始めましょう!マッチングアプリ」
「いや、さすがにそんな気分じゃ……」
「そんな気分じゃないからやるんじゃないですか!相手を忘れるためにやるんですよ!」
そんなこと、出来るのかな?
他に相手が出来たら、蓮くんのことを忘れられる?
ほどよい距離で恋愛できるようになる?
帰り道、私は美香ちゃんの言葉がずっと頭に残っていた。
確かに、このままだったらいつまでも私は暗いどん底のまま。
後輩にも会社の周りの人にも迷惑かけてしまう気がする……。
マッチングしたのが蓮くんだったから、あんなにハマってしまったんだ。
優しくて、まるでセフレじゃないみたいに接してくれていたから。
もっと普通の身体だけの関係だったら、私ものめり込むことなく割り切った関係が出来たかもしれない。
私はそう思って、自宅に帰ると消していたマッチングアプリを入れ直した。
そして、プロフィールを書いて待ってみることにした。
前と同じように【身体の関係を求めている人】と書いて。
せっかく次に進むためにお別れしたんだ。
一歩踏み出さなければ何も始まらない。
お酒が入っていたこともあってか、その日は眠くなりすぐに眠ってしまった。
そして翌日。
スマホを見てみると、すぐに何人かが声をかけてくれて、そのうち一人の人と会う約束まで取り付けた。
これで蓮くんを忘れる。
今度はもう間違わない。ちゃんと割り切った関係を築くんだ。
それから2日後。
マッチングした人と待ち合わせ場所を決めて会うことになった。
どんな人なんだろう?
そう考えながらも蓮くんのことを考えてしまう。
ダメダメ。そんなの今日会う人にも失礼だ。
私がその場所で待っていると、やってきたのは金髪の男の人だった。
「うっす、どもー!」
細身だけれど、ピアスが入っていて、派手な髪の男の人。
なんか、写真と違う……。
顔は髪で隠れていてよく見えなかったからかな。
「柚子ちゃん?」
「はい……」
「マジ可愛くね?ラッキー。じゃあさっそく行こうよホテル」
「えっ」
私が戸惑っていると、その人は私の手を強引に引っ張った。
──ゾワ。
触られるの、嫌だな。
「あの、まだ緊張してて最初はお茶とか……」
「はぁ!?そんなの時間が勿体ないじゃん。とっととヤろうぜ」
嫌だ……。
これが普通なの?
蓮くんの時は緊張させないように、怖がらせないようにって優しく話しかけてくれたのに。
この人は強引でしかも品がない……。
「てか柚子ちゃんって清楚系の顔に見えてセフレ探すとかエロいんだね?エロい女抱けるのマジ楽しみなんだけど」
ニタニタしながら私を見る目。
嫌がっているのに強引に手を引かれる。
その全てが嫌悪感でいっぱいだった。
「あ、あの、やっぱり……」
今日はやめにしたと伝えたかったが、彼は私の話なんて聞いてくれなかった。
グイグイ手を引かれてホテルの前にやってきてしまう。
「じゃあ入ろうか」
いやだ。怖い……。
この人と身体を重ねたくない。
「ごめんなさい、今日はやっぱりできません」
「はぁ!?何言ってんの?こっちの時間を無駄にする気?こっちはヤれると思ってるからわざわざ時間つかってここまで来てんだけど!」
「で、でも……」
「でもじゃねぇよ!行くぞ!」
手をガシっと掴まれて、無理やり引っ張られる。
「いやっ……!」
力が強くて振りほどけない。
「やめて、お願い、放し……」
そこまで言った時。
──パシン。
「放せよ」
ものすごく低い声が上から降ってきた。
声のする方向を振り返ってみると、そこにいたのは蓮くんだった。
「蓮く……」
蓮くんは男の手首を掴みあげ、ギリギリと握った。
「あのさぁ、これ嫌がってるのに無理やりって強姦になるけど、お兄さん世間体大丈夫?」
「は……?お前何言って、俺たちはマッチングアプリで合意の上で……」
「大堂建設の大原祐樹くんだよね?俺、大堂建設の社長と顔見知りだからキミをクビにするように頼もうか?」
ニッコリとした笑顔を崩さない蓮くん。
どうしてそんなこと知ってるの……?
「お、お前……なんなんだよ!もういい!」
名前と会社名を言い当てられた彼は、ビックリしたのか焦った様子でその場から逃げていった。
今でも心臓がバクバクしてる。
蓮くんが助けてくれなかったら、私はあの人に無理やり連れ込まれていたかもしれない。
でも全部自分が招いたことだ。
蓮くんは私の方を向いた。
でも私は蓮くんの顔が見られなかった。
「柚子ちゃん帰るよ」
そう言って蓮くんは私の手を取る。
蓮くんはどうして助けに来てくれたんだろう。
もう会わないって、私は見捨てられたのに……。
「蓮くん、放して……っ、もう大丈夫だから」
これ以上蓮くんに迷惑をかけることは出来ない。
会えて嬉しかったけど……蓮くんはきっと偶然ここを通りかかっただけだ。
「もう一人で帰れるから」
うつむきながら言うと蓮くんは静かに言った。
「嫌かな」
「えっ」
「だって柚子ちゃんの言葉聞いて素直に開放してあげたのに、放っておいたらこんなことになっちゃうんでしょ?だったら無理かな」
「それは……ごめんなさい」
「マッチングアプリで次探そうと思ったの?」
「……っ、う」
蓮くんのまっすぐな目が突き刺さる。
「そっか、やっぱり柚子ちゃんはエッチできれば誰でもいいんだね」
「そ、そうじゃないの……っ」
「じゃあ何?マッチングアプリで同じようにセフレを探す理由なんて他にある?」
蓮くんの言葉にうつむいてしまった。
どうしてマッチングアプリでセフレを探しているのか。
そんなこと言ったら、それこそ蓮くんに引かれてしまう。
「も、もう関係ないじゃん……っ、蓮くんには。蓮くんとは割り切った関係なんだから。私だって、全然蓮くんのこと知らないし」
目を見ずにハッキリと言い放つ。
すると蓮くんが低い声で言った。
「俺のこと知りたいの?知らないのが関係を切る理由って言うなら全部教えてあげるよ」
彼の静かに怒ったような口調に私は戸惑う。
どうして……?
だって蓮くんは、私と関係を切ってもう他の女性を作ってるんじゃないの?
黙っていると、蓮くんは私の手をとった。
「きゃっ」
そして何も言わずに足を進める。
「れ、蓮くん……!?」
「家……きて。柚子ちゃんが望むままに全部教えてあげる」
教えてあげる……?
それってどういうこと……?
聞き返すことも出来ず、当然蓮くんの手を振り払うことも出来ず、私はそのまま蓮くんの家に行くことになった。
これから何が起きるのか、全く分からないし今後蓮くんとどうなるかも分からない。
ただ彼の後をついて行くことしか出来ない。
電車で移動をして、そこから少し歩くと蓮くんの家が見えてきた。
その間、蓮くんは一度も口を開くことはなく……。
でも、私の手だけは絶対に放さなかった。
「入って」
玄関のドアを開けて蓮くんは中に入るように促す。
私はビクビクしながらも中へと入った。
家まで連れてきて、蓮くんは何がしたいの……?
彼はカバンを置くとすぐにリビングの奥にある部屋をあけた。
前は開けなかった部屋で、寝室の向かい側になる。
ここにも部屋があったんだ。
なんて思っていると、その扉が開いて私は息をのんだ。
「……っ!」
声が出なくなる。
その部屋は私の写真がビッシリ壁に貼り付けられていた。
「ここは柚子ちゃん部屋なんだ」
嬉しそうに告げる蓮くん。
色んな角度から撮られたその写真は明らかに盗撮した写真だった。
私の家の前での写真。
ベランダに出ている時の写真。
会社の人と話している時の写真。
「なん、で……っ」
蓮くんの顔を見るのが怖い。
こんなに普通だと思っていた人が……人よりも優しくて、エリートで、なんでもできると思っていた人が、本当は盗撮をするような人だったなんて……。
「これは会社帰りにアイス食べながら歩いてる柚子ちゃん。こっちは、ちょっと遅刻して寝ぐせがついたままの柚子ちゃん。かわいいだろ?」
蓮くんはあろうことが1枚1枚写真の説明をしはじめた。
「この寝ぐせがついてる柚子ちゃんはレアで好きなんだよね」
「蓮くん……これ、盗撮、だよ……」
声が震える。
「そうだよ?よく撮れてるだろう?仕事がオフの日はね。ほとんど毎日柚子ちゃんに時間を費やしてるよ。どこにいるのか、何をしてるのか、僕には全部分かってる」
「全部……」
「だから今日だって助けられた。柚子ちゃんが他の男に触れられるなんて、考えられない……っ」
今まで一緒にいた優しい蓮くんはどこにいるんだろう。
私が今、目の前で話している人は誰?
「こんなの、変だよ」
「何が変なの?だって柚子ちゃんが僕の気持ち分からないって言うから教えてあげただけだよ?これで分かっただろう?僕の柚子ちゃんへの気持ちが」
蓮くんがにっこりと笑顔を見せる。
それが怖くて、私は腰を抜かしてしまった。
「ヒッ……」
「おっと……どうしたの柚子ちゃん。しっかり立って。僕のコレクションをちゃんを見ていってよ」
怖い。
今まで散々蓮くんが私のことを好きでいてくれたらいいのにって思ってた。
気持ちが通じ合えれば幸せなのにって。
でも、まさか……蓮くんがこんな行き過ぎたことをしてるなんて思いもしなかった。
「本当に良かったよ。僕がいつも監視していたおかげですぐに気づけた。柚子ちゃんがマッチングアプリを始めることだって」
「えっ」
蓮くんと初めて会ったのは、マッチングアプリでマッチして待ち合わせした日だ。
どうしてマッチングアプリを始めることまで知ってるの?
もしかして……。
すると蓮くんは嬉しそうに話を続けた。
「マッチングアプリのシステムに侵入したんだ。それで柚子ちゃんと僕が必ずマッチングするようにシステムを変えた」
「なっ……そんなのおかしい」
「何もおかしくないよ。柚子ちゃんが別の男とマッチングしたら、僕はそれこそ犯罪者になってしまうかもしれないからね。柚子ちゃんが他の男に身体を見せるなんて反吐が出る。その先も、もっとその先も全部僕のものだ」
「嫌……!」
私は走って蓮くんの元から逃げていった。
この人は危険だ。
ここに居てはいけない。
立ち去ろうと背中を向けた瞬間、私は手をとられる。
「どこいくの?」
そして手を掴むと、蓮くんは私を抱き寄せる。
「蓮くん、放して……っ」
「これで分かっただろう? 僕がどれだけ柚子ちゃんのこと好きか」
「……っ」
「まだ伝わらないって言うんなら、もっと証明できるよ。僕は奥深くまで細胞レベルで柚子ちゃんのこと愛してるんだ。絶対に放したりしない」
蓮くんの私を見る目がおかしい。
「それでも僕から逃げたいって言うなら、僕は柚子ちゃんのこと監禁するよ。ここに閉じ込めてもう仕事も、外に出ることも出来ないようにして、めいいっぱい僕の愛を捧げるね」
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