私が聖獣様!?

☆n

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爆睡してました

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「それにしても○○様はよく寝てますね。」

「そうだな。よほどお疲れなのか...、それとも他に?」

「いやっ、お疲れなだけでしょう。穏やかに眠られていますし...。」

「それならいいが...。このまま○○様が寝ている間にお城まで突っ走るぞ。」

「それはいいんですが、どうやって○○様をお連れしますか?」

「どうやって?って、このまま抱いていくが?」

「えーっ!無理ですって。突っ走るんですよね?揺れますし、落としたら大変ですよ。」

「赤ん坊のようにこの布を抱っこ紐のように包んでしまえばよくないか?」

「でも、かなり揺れますよ?馬に乗ってるのに気づいて、怖がりませんかね?」

「そしたら、その時に対処する。」

「まぁ~、隊長がそう言うなら...。他の者にもそのように伝えてきます。」




しかし、いおり様はよく寝ているな。ホントに子猫みたいだ...。
まぁ~、俺としては腕の中で眠ってくれて穏やかでいてくれるなら、嬉しいかぎりだな。

それにしても俺が○○様を見つけるとはな。あいつらが悔しがるだろうな。

だが、このまま俺がいおり様と一緒にいられる保証はないがな。あいつらは反対するだろうし、うるさい連中もいそうだ。

でも、俺はいおり様を手放す気はない。○○様を最初に保護した者が、守護者になる決まりだ。

ホント、親父殿の養子になっといて良かった...。ただの平民出の孤児だと、いくら守護者といえど、いおり様と引き離されてたからな。

戻ったら、いおり様が穏やかに過ごせる環境作りをしないとだな。




「隊長、出発の準備ができました。」

「じゃあ、出発するか。カイザー、この子を一緒に乗せてくれるか?」

俺の馬は、他の馬よりひと回り大きい黒馬〈カイザー〉だ。カイザーは、俺の腕の中のいおり様を見ると、顔を近づけてきた。

「フフゥーン。」

どうやら大丈夫なようだな。ひと目見て気に入ったか?

「出発するぞ。問題が起こらない限り、このまま城まで突っ走るぞ。」




かなりのスピードで走ってるからか、揺れるな...。いおり様は大丈夫か?

「スゥースゥー。」

起きる様子はないな...。か弱い見た目と違って、意外と図太そうだな。マイペースなのか?
このまま眠っててくれ!




3・4時間だろうか、走り続けてやっと城下に入る門まで着いた。

その間もいおり様は眠ったまま...。
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