幸福を呼んだのは、花ではなく貴方でした

ちゃしげ

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中編 Bouquet of request give to you

薔薇の花の匂いにも似た、甘いそれ

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 世間話もそこそこに、一ノ瀬はお待たせしました、と言ってカウンターへと戻ってきた。
 彼が手ずから選んだ花々は、やはり結婚祝い用という事もあってか、非常に彩り鮮やかなものだった。


「すごいな……祝いの花束となると、やはり目に見えて鮮やかになるものなんだな」


 俺が前に頼んでいたものとはかなり様相が異なっていて、思わず感嘆の声を漏らす。すると、一ノ瀬はふふ、とどこか誇らしげに笑みを漏らした。


「それはもう、今回のご依頼は『結婚祝い』ですから。一目で気持ちが晴れやかになれるような、そんな花を選んでみたんです」


 だからそう言ってもらえて良かったと、そう続ける一ノ瀬に、俺はそれもそうかと呟く。


 カウンターに並べられた花へと視線を落とす。選び出された花の中で、一際目を引いたのは、淡い橙色の丸く柔らかそうな花弁の花だった。というのも、色の鮮やかさはもちろんだが、どことなく見覚えのある形状をしていたものだから。
 何の花だろうかと、一ノ瀬に答えを教わる前に記憶を辿っていると、ふと、視界の端に同じ花があるのに気付く。そこにはその花の違った色のものも置いてあり、赤色のそれを見た瞬間、ああそうだと、その既視感の正体に気付いた。


「カーネーションか」


 思わず溢れた言葉に、一ノ瀬はあ、と声を漏らした。


「流石の紫葉さんでも、カーネーションには気付かれましたか」


 その、一ノ瀬の少し揶揄うような、そんな言い振りを耳にして俺は、咄嗟にむっと口を窄める。


「……確かに、俺はあまり花に詳しくはないが、世間一般に知られてるだろうものくらいは分かるぞ」
「あはは、すみません、つい」


 思わず零した苦言に、一ノ瀬はすぐに謝罪を口にした。けれど、その表情には朗らかな笑みを浮かべていて。その表情に、きゅうと胸が締め付けられる。

 ――――……くそ、可愛い。

 瞬間、思わず抱いた感情に、俺は咄嗟にいかんいかんと首を振る。
 想いを告げるつもりは毛頭ないくせに、このままだといらんことを言いかねない。

 そう思い、俺はすぐに気を取り直して、意識を花束の観察へと戻すことにした。

 カーネーションの他にカウンターに並べられているのは、これまたふわふわとした花弁が幾重にも重なった、大きな桃色と白色の大輪の花と、唯一の青が目立つ、五つの花弁の小さな花だ。そのどちらもが、俺には見覚えのない花だった。

 きょろ、と軽く周囲を見回してはみたものの、すぐ近くにその二種類の花は見当たらない。一ノ瀬のことだから、無意味なものは選ばないとは思うが、一体これらはなんの花だろうかと気になってしまう。

 ……すると。


「――――これ、結婚祝いにはぴったりの花なんですよ」


 不意に、手前からそんな声が落とされた。きっと、俺の視線に気付いたのだろう。一ノ瀬はそう言って、徐に二種類のその花を持ち上げ、俺へと示す。

 ふわふわした大きな花がトルコキキョウで、小さい青い花がブルースターです。そう、一ノ瀬は花の名前を教えてくれた。が、名を言われてもやはり、俺の記憶に引っ掛かることはなくて、俺はただそうなのかとしか返せない。

 すると、続けて一ノ瀬はぴったりの理由を教えてくれた。


「永遠の愛とか、幸福な愛とか。そんな花言葉が、この子たちには込められてるんです。だから、結婚祝いにはぴったり」


 その言葉を聞いてようやく、俺はなるほどなと得心する。確かに、新郎新婦を祝う贈り物に、これほど見合った花もないだろう。
 そんな俺の言葉に、一ノ瀬は嬉しそうにはにかんでいた。


 それにしても、改めてこれだけ数多くある花の中から、依頼内容に見合ったものを、迷いなくこんなに素早く用意できるのだから、やはり一ノ瀬は凄いなと感心してしまう。

 すると、急に俺が黙り込んだものだから不思議に思ったのだろう。一ノ瀬は首を傾げ、どうかしましたか、と尋ねてきた。その問いにいや、と零す。


「相変わらず見事なものだな、と思ってな」


 俺には真似できない。そう、素直に思ったことをそのまま告げる。
 すると、一ノ瀬は目を丸く瞠った後、一拍の間を置いて、少し照れくさそうにへにゃりと眉尻を下げた。


「……えへへ……ありがとうございます」


 その、腑抜けた笑顔を前に、また胸がぐぅっ、と締め付けられた。

 ――――だから、なんだその顔は。可愛すぎるだろう。

 また、思わず溢れ出そうになった言葉を、俺は咄嗟に飲み込む。何だ此奴は。こんなもの、可愛さの暴力じゃないか。

 このままでは俺の身が保たない……そう思っていたその時、不意に一ノ瀬が、『あ、そうだ』と呟いた。


「紫葉さん、覚えてますか? ちょっと前に、花言葉は花自身にもあるけれど、色によってまた言葉の意味が変わるって話したこと」
「色……?」


 続けてそんなことを尋ねられ、話が変わったことを幸いにと、頷き返す。


「ああ、ゼラニウムの時の……」


 覚えてるぞと、一ノ瀬の問いにそう切り返せば、彼は俺の言葉に明らかに嬉しそうに、そうですかと笑った。


「いえね、あの時も話したように、花は色によっても意味合いが変わってしまうから。贈り物として贈る時、結構大変なんですよ」


 そう話しながら、一ノ瀬は先程までいたコーナーではない、違う花が置かれた場所の前まで歩み寄った。

 その背を追うように俺も歩み寄ると、その一帯には、色とりどりの薔薇が所狭しと飾られていた。途端、あの薔薇独特の甘い匂いが、鼻腔を掠める。


「贈られる人が、単純にその花が好きで、花言葉なんて気にしないっていう人なら別に良いと思うけど……。もしも花言葉をすごく気にするような人なら、しっかり意味を調べておかないと、ちょっと揉め事が起きちゃうかもしれないから」


 慈しむよう薔薇の花を一撫でし、一ノ瀬はそう続ける。その言葉に、俺はそれはあれか、と口を開く。


「見舞いに持っていく時、白い花は葬式を連想させるから避けるべきだ、みたいなことか」


 そう思いついたことを話しながら、とはいえ自分は気にしたことはないなと最後に添える。すると、一ノ瀬は『紫葉さんらしいね』と小さく笑った。


「ちょっとだけ違う気もするけど、まぁ、簡単に言えばそういう事です。ただ、花は種類も色も多いから、全部覚えようにも大変で……。なんなら、色によってはガラッと意味が変わる花もありますしね」


 そう言うと、一ノ瀬は目の前の一帯から徐に一本の薔薇を抜き取った。艶々と美しく開いた花弁は、一般的な赤ではなく、鮮やかな黄色をしている。


「特にこの子。薔薇は全般的に愛や美の意味があるから、よくプロポーズの時や贈り物としても使われますけど……異性に渡すなら、黄色の薔薇は使わない方がいい。この子の花言葉は『嫉妬』や『愛情の薄らぎ』ですからね」


 一ノ瀬の説明を聞き、俺はそうなのか、と初めて知ったその意味に目を丸くした。俺でさえ知っている薔薇の花言葉に、まさかそんな意味があるものもあるとは。


「なるほど……それは、意味を知ってる女が貰ったなら、間違いなく拗れるな」


 納得したとばかりに頷くと、一ノ瀬はですよね、と苦笑した。


「見た目はすごく可愛いし、僕としては普通に好きなんですけどね。でも、どうしても告白に使いたいならやっぱり赤い薔薇がいいかな。……だって、ほら」


 あなたを愛しています、なんて、すごくストレートで素敵でしょう?


 瞬間零された、耳に心地良い、甘く低い声が紡いだその言葉に、その視線に……俺の心臓はどきりと高く脈打った。

 ただ赤い薔薇の花言葉を言っただけだと、そう分かっているというのに。二人きりのこの状況で、どこか熱っぽい蜂蜜色の瞳が真っ直ぐ俺を捉えたまま告げるものだから……まるで、自分へと囁かれたかのように錯覚してしまった。

 薔薇の匂いよりも数倍甘さを含んだその爆弾に、ごくりと生唾を飲み込む。
 なんなんだこの男は、と、思わず悪態を吐きたくなるほど、そう言った一ノ瀬の表情は、焦がれている俺にとっては目に毒すぎて、俺は自身を落ち着けるのに必死になる。


 ――――……ああ、本当に。ただでさえ持て余しているこの感情を、これ以上掻き乱してくれるな。


「……この時分、薔薇の花束を持って告白する奴なんてそうそういないとは思うがな」


 それでもなんとかこちらの動揺は悟られないよう、至って普通を装って会話を続ける。すると一ノ瀬は、俺の言葉にまた苦笑を零しながら、そうですよねと肯定した。


「流石にみんな恥ずかしいですもんね。僕でも、渡すとなるとちょっと身構えちゃうし」


 そう零しながら一ノ瀬は頬を掻き、けれどすぐに気を取り直した様子で、持っていた薔薇を黄色から赤色に取り換えた。


「……でも、確かに贈る側にしてみれば凄く勇気のいる事だと思うんですけど、やっぱり、贈られる人にとってそれはとても嬉しい事じゃないかなって僕は思うんです。真っ直ぐ、自分だけに、好きな人から贈られた花束。それが恋とか愛とか意味を持つなんて、すごいロマンチックだと思いませんか?」


 一ノ瀬はそう言うと、仄かに頬を色付かせながら、それこそ花が咲き零れるかのようにふわりと笑った。

 瞬間、俺の心臓はまた馬鹿みたいに強く跳ね上がるものだから。おかげで、あまりの苦しさに咄嗟に胸を抑えた。

 まるで憧れを抱くかのように、少し恥ずかしそうに笑うその姿が、ひどく愛らしくて。その姿に、胸を強く打たれる。眼前の男は、もうすぐ三十路になる同い年の男だというのに、愛くるしさが爆発しているかのようだ。今すぐにでも、抱き締めて、この腕の中に閉じ込めてしまいたい。

 誰にも奪われないように、この男は自分のものだと、そう誇示するかのように。

 ……しかし、一客であるこの自分に、そんな事が許される筈もない。


「…………紫葉さん?」


 そうやって、俺が突然黙ったものだから不思議に思ったのだろう。一ノ瀬は俺の名を呼んだ後、小さく首を傾げながら、どうかしたのかと俺を見つめてきた。その声にハッとして、俺は咄嗟に、何でもないと返す。

 一ノ瀬はそれでもまだ何か言いたそうにしていたが、けれど、特に追及してくることはなかった。




 そのすぐ後には花の用意が終わったようで、『お祝い用のリボンを取ってくるので、少しだけいつものとこで待っててください』とだけ残し、すぐに奥へと引っ込んでいった。

 残された俺は、常連とはいえ幾ら何でも客を店に一人で待たせるのは如何なものか、なんてことを思いはしたが、正直今二人きりで居続けるのは辛かったということもあり、助かったと安堵の息を漏らす。

 しん、と静まり返った店の中、それもこれもこの花が原因だな、とすぐ傍の甘い匂いのする花へと視線を落とす。
 非常に品の良い、ベルベットの濃い赤。それを見下ろしていると、先ほど見たあの笑顔が頭を過ぎる。


「――――もしも、お前は…………」


 不意に溢れた己の声に、ハッと口を噤む。


 ――――俺は今、なんて言おうとした……?


 今し方脳裏に過った考えを、すぐさま掻き消すように振り払う。

 想いを遂げるつもりはない。確かに、そう決めたはずなのに……。今し方口から溢れ出そうになった言葉は、明らかな願望だった。


 『俺がお前に花束を渡したとしても、同じ笑顔を浮かべてくれるのだろうか』、なんて……まったく諦めきれていない己の心に、嫌気がさす。


 分かっていた。薄々、気付いていたんだ。一ノ瀬と話をする度、彼の笑顔を見る度に、この想いは膨れ上がるばかり。幾ら時が経とうとも、諦められる筈もない事なんて。……そう、初めから分かっていた。

 けれど、彼も俺も同じ男。加えて、向こうは俺を客としか思っていない。だから、ならばせめて、友人ぐらいになれればいいと、そう思って接してきたつもりだった。

 …………それでも。

 一ノ瀬が笑う度、俺だけにその愛らしい笑顔を向けて欲しい。ころころと変わるその表情を、誰にも見せたくない。二人でいる時、彼の口から他の男の名前を聞く度に、今お前の傍にいるのは俺だろうと叫びたくなる。

 ……ああそうだ。ふとした時、毎度毎度叶う事なら、俺と同じ想いを抱いて欲しいと願ってしまうのだ。気が付けば、あの蜜色の瞳をぐずぐずになるまで融かせてしまいたい、なんて不埒な考えが頭を占めていく。

 自分の感情のはずなのに、まさかここまで制御できないとは思わなかった。……まったく、鬼の人事部長と謳われた俺も、なんとも柔になったものだ、と。そこまで考えて、俺の口からは小さな苦笑が零れ落ちていた。





 戻ってきた一ノ瀬は、いつものように柔らかな笑みを浮かべ、手際よく花を完成させた後、今度は少しはにかんだように笑った。そして、花束を俺へと渡しながら、言ったのだ。


「……紫葉さん! ……あの、その……もし紫葉さんも、何か用事で花束を作る時があったら、ここに来て下さいませんか? どんな小さなことでも良いから。……できたら、その、今みたいに将虎さんの用事とかじゃなく」


 いつでも来ていいですから。以前にも聞いた、それと似た言葉。それを一ノ瀬が、頬を仄かに染めながらはにかんだ笑顔で言うものだから、俺はまた目の前のこの男を抱き締めたい衝動に駆られてしまった。それでも何とか自身を落ち着けて、これ以上己が何かをしでかしてしまう前にと、俺はそのまま逃げる様に店を後にしたのだった。



 ようやく家に帰宅した俺は、到底何かをする気にはなれなくて。飯も風呂も後にして、皺がつくことも気にせずジャケットとネクタイを雑に放り投げ、そのままソファへと飛び込んだ。

 目を閉じても尚、あの、彼のはにかんだ笑顔が、瞳の奥に焼き付いて離れない。鼻腔の奥に、あの甘ったるい花の匂いが残っているようで、胸の奥が甘く締め付けられる。


「…………勘弁してくれ」


 これ以上、不毛な片思いなんてしたくはないというのに……。そんな俺の独白は、誰に聞かれることもなく消えていった。



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