神の宿り木~旅の途中~ジン~番外編~

ゆう

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ヤマツカ村にて

♠番の申込み♠1

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 気が付くと、小屋の中でリーダーの獣人の身体の上に抱き上げられていた。
 そうだ、狼の獣人との『魔力の交合』が終わり、三匹に口でイカされ、最後には後ろから突き上げられて意識を飛ばしたのだ。
 さすがに身体がだるい。
 獣人が、汗で濡れた漆黒の髪に触れる。
「…お前は魔力の塊だな。…何処からか溢れてきて…お前を満たしている」
 ソレが分かるのなら、やはり上位クラスの魔力を持っている。
「『魔力の交合』と『癒しの木』だけで、良く動ける方だな。命が尽き欠けている」
 もともと中級クラスの魔力を持っているから、掛けれる魔法なのだから。
「分かっている」

 獣人の上に抱き上げられていた身体が反転し、仰向けに押し倒される。
 獣人の黒い瞳が、リーンの深い緑色の瞳を覗き込んでくる。
「お前、俺のつがいにならないか?」
「ならない」
「…。即答だな」
 獣人は楽しそうに笑う。
「俺の名はロキ。お前は?」
「…リーン」
 ロキは手で首筋をなぞる。
「そう簡単に『森の管理者』が、手に入る分けないよな」
 そう言って、首筋の噛みあとを舐めてくる。
「つっ…。」
「まだ疼くか?」
 そう言いながら腰を押し付け、胸に触れてくる。
「…。」
「発情期では無いが、もう少し付き合えよ。さっきは『魔力の交合』だけのつもりだったが、気が変わった」
「…。」
 まだヤルつもりなのだ…。
「お前の体液、…魔力を含んでて…甘い」
 リーンに口付けてきて舌を絡め、溢れる体液を舐め取る。
「はぁ…」
 じんわり体温が上がってくる。
「ゆっくりお前の体液を味あわせろ」
 そう言って、身体中を触りながら舌を這わしていく。
 ゆっくりなぶられる様に…。
 時折、きつく吸い上げられながら…。

「…お願い…ここも…触って…」
 ジリジリと、追い上げられ我慢できなくなったリーンは腰を上げ、後ろのすぼまりをさらし、降参する。
 ロキはニヤニヤと笑って舌をネジ込み蜜を溢れさせる。
「…ああ…して…もっと…して…」
 ジリジリと、火照る身体を丹念になぶられる。
「俺のつがいになれよ。もっと好くしてやる…」
 溢れ出る蜜を丹念に舐める。
「…。…無理…だって…分かってる…だろ…んっ…」

「…名前を呼べば、…入れてやる」
 根気くらべが続いている。
 ジリジリと少しずつ侵食されていく。
 中に欲しくて、ぴくぴくしているのがわかる。
 ロキも腹に触れそうな位に勃起して、とろとろと体液を垂らしている。
 『魔力の交合』で、一度、入れられているから、我慢が利かなくなっている。
 熱いモノで入り口を擦られ、身体がひくひくと痙攣けいれんする。
「…ダメ…もぅ…」
「どうして欲しい」
 ロキは楽しそうに笑う。
 言わせたいのだ…。
「…入…れて…」
「…名前を…呼べ」
「…ロ…キ…ああぁ!」
 ジリジリと焦らされすぎて、…抑えられない。
 欲情を知っている身体はその先を求める。
「もっと…奥…欲し…」
 潤んだ瞳で、求めてしまう…。
「そうやって、すがり付くと可愛いな」
 
 じわりと獲物を追い詰める様に…ゆっくりと灯った火照りはなかなか消えず…意思を飛ばしては…また…。
 目覚めると、再びジリジリと追い上げられていく…。
 どれだけこの状態が続いているのだろう…。
 時間の感覚が分からない…。
 
 気が付けば、辺りは薄暗くなっていた。
「…。」
 身体が重くて動けない…。
 まだ、奥の方でジリジリと火照りが灯ったまま…。
 …朝からずっと…してたのか…。
 どれだけ、しつこいんだよ!
 頭を動かしゆっくり見回すが誰もいない。
 身体に放ったモノや汗は拭われていて、さっぱりとしている。
「…。」
 さすがにお腹がすいた。
 そこへ、ロキが食べ物を持ってくる。
 そして背後から支えられて、身体を起こしてくれたのはいいが、
「食わせてやるよ」
 そう言って、ヤマブドウを口元に持ってくる。
「…。」
 腕を動かすのもダルいから、頂きます。
 口を開けると、嬉しそうに口の中に入れてくれた。
 冷たくて美味しい。
 再び差し出されたので、口を開ける。
「こういうのも楽しいな」
「…。」
 でも、つがいにはなりませんよ!


「久しぶりに魔力の強い奴に会えて、浮かれてるのかもしれないな」
 ロキは背後からリーンの首筋に舌を這わしながらそう言う。
「腕の中に収まるくらい華奢なのに、我慢強くて根性もあって、時折、可愛い顔で魅せる…。俺の…」
 まだ言うか!
「番には…ならないって!…まだ言うなら、もう来ないよ!」
 ロキはニヤリと笑う。
「言わなければ、また、来て抱かせてくれるのか?」
「…。そう言う意味で言ったんじゃない」
 …『魔力の交合』でなく、抱くこと前提かよ!
「リーン。番にならなくていい。また来い」
 そう言ってロキは首筋に顔をうずめた。

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