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1章
〇〇の悪魔殺しの名刀
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宿も取った!飯も食った!よし、レンちゃんの買い物に行こう!ふふ、俺は可愛子ちゃんには金を渋らないタイプなんでね。デキル男の格の違いを見せてやるぜ!…なんて言ってるけど、この世界に来て女性とは無縁の生活を送ってきたもんだから、女性の服が売ってる店とか知らないんだよな。
「はい。緊急事態です」
「ど、どうしたんですか」
「女性が着る服を売ってるところを知りません!」
…シーン。
やめて。そんな、えっコイツ何言ってんの?みたいな目で見ないで。俺は肉体HPは無尽蔵にあるけど、精神HPは100くらいしかないのよね。
「通り、過ぎましたけど…」
「へぁっ!?」
すいませんでした。えっコイツ何いってんの?って思っても仕方ないよな。だっていま俺も「えっ、俺何してんの」って思ってるもん。
「引き返そうか…」
「はい…」
と言う訳で、無事に着きましたよ。下着やら服やらは全部ここで買えるみたいだから、レンちゃんに気に入った奴全部持ってきて、とだけ言っておいて下着コーナーを散策ですよ。ふむ…こういう下着もあるのか、えっ、これは小股キレッキレじゃんセクシー!
店員さんが俺を見てヒソヒソ話してるのなんて聞こえないもん。レ、レ、レンちゃんの為に見てるだけだもん。べっ別に、この世界に来て初めてこういう所に来たって訳じゃないもん!うぅ…
「犯罪者みたいですよ。やめてください」
「ふぉっ!あ、はい。決まった?」
「は、はい」
ふむふむ。やっぱり黒い感じの服が多いね、全部似合いそうだし全部買いだな。あっ、あと、俺がレンちゃんに着けてほしい下着トップ5も買ってだな、よし。
「じゃあレジ行こレジ」
「え、こんなにいっぱいあるのにいいんですか!?」
「おっけーおっけー、おーるおっけー」
やっぱり俺、奴隷に対する知識が乏しいのかね。なにかする度に、驚かれるしね。まあ別に奴隷だと思ってないから良いんだけどね。幸せになってほしいし、もし仮に、故郷に帰りたいとかあるなら帰してあげるし、そうじゃないならぶっちゃけ結婚したい。
「さてさて、レンちゃんの必要な物やらなんやらは買いましたな」
「ありがとうございます…」
「よっしゃー!宿に戻ってぐーたらするぞー!」
「お、おー!」
うんうん。少しずつ俺のテンションについてこれるようになったみたいだな。って言ってもなぁ、別にすること無いんだよね。しばらくは宿でレンちゃんの体調を整えながら、旅する為に自衛レベルの武術なり剣術なりを身に付けてもらう予定だしね。まあ俺に倒せない敵は居ないけどな、ドヤッ
────────────────(´・ω・`)
「ぐーたらって美徳だよねレンちゃん」
「そうですねー」
イオリです!今、私はレンちゃんに膝枕してもらってます!前世でもこういうボーナスステージは無かったなー…、ど、どどど童貞ちゃうわ!膝枕してもらうとよくわかるんだけど、レンちゃんって案外胸あるんだよね。出るところは出てるって感じ。
服もボロボロだったものから、新しく買った奴に着替えて貰って、お風呂付きの宿なのでお風呂にも入ってもらいましたよ。少し長風呂だったけど女の子はやっぱりそういう所気にするのかね?レンちゃんがお風呂入ってる最中に自家発電済ませておいたので、俺の方もおーるおっけー。
「家無いし、旅でもしようかねー。レンちゃんは故郷に帰ったり、自分の好きなように生きたい?」
大事な所だよね。どれだけ金銭面や食事面が整っていても、本人が帰りたいと思うなら帰してあげたいし、自由に生きてほしい。
「出来ればイオリさんと一緒にいたい…です。」
きゅん。も、もうダメ。伊織の伊織が、自家発電し終えたばかりなのに、大丈夫…落ち着け俺。大丈夫だ。今の俺は仙人。そう、仙人だ。…っふぅ。
「じゃー、一緒に旅しよう。ココで適当に体調を休めながら少しだけ鍛えようね。俺も頑張って教えるから」
「えっ、イオリさんって武術とか剣術ができるんですか?」
「できますとも」
信じられないのも無理ないよね。俺だって脱いだら凄いんだからね、男の夢シックスパックだし、痩せマッチョだし、男だと思っていた魔王討伐ん時の仲間が実は女の子で、切り刻まれそうになったりして出来た歴戦のキズとかね。あー、あいつら元気かな。何してんだろ、あいつらの故郷知ってるし行ってみるかなー。
「暇だねぇ…」
「そうですね」
「膝枕さいこー。と言う訳で、冒険にでも行ってみますか」
と、言うことで街を出て、魔物が沢山生息する森にやって参りました。勿論レンちゃんも一緒。
この森はF~Bクラスの魔物がわんさかいる森だから、危険度も高いけれどBクラスの魔物、所謂《地竜》とか狩れれば報酬と素材の売買だけで半年は遊んで暮らせる訳ですよ。そういう事で、危険度は高いけれどこの森に立ち入る人は多いし、盗賊も多い。それを考慮するとこの森の危険度はB~Aクラスなのでは無いでしょうかね。
「さて、武器は1通り揃ってるけど…何使いたい?」
「剣がいいです!」
案外ワイルドなのね…。まあ、剣は得意分野だから良いんだけどね、むしろ剣を選んでくれてよかったって感じ。槍とか弓だったら、道行く人たちのスキルを強奪しないといけないからね。
「よっしゃー!剣の特訓は俺に任せろー!シュバババー!!!」
レンちゃんのその愛想笑いが結構心に来るぜ…。無理せず、しょーもな!とか言ってもらった方が多分…あ、いや、やっぱり勘弁してください
まあふざけるのも程々にして、今日は型とスキルについて学んでもらおうかね。まぁ1日で覚えれるとは思ってないけど、理解さえできれば良いでしょう。
スキル。
それはこの国の初代国王が(全略)というわけ。
まぁ、簡単に言うと、ゲームの中にあるMPとか消費するような技だ。魔法の剣技バージョンだと思えばおっけー。
「レンちゃんにはこの国に来て初めて自分で作った青春の忘れ物シリーズから…ででん!この剣をプレゼントー!」
鍛治スキルと錬金スキルを駆使して作った、The 日本刀って感じの剣ね。ただ少し違うのは逆刃刀って言って、切れないのよね。某アニメでは、不殺さずの剣…的な呼ばれ方をしてたっけな。
「変わった形ですね。ありがとうございます」
「まぁこれは俺の故郷で作られていた剣の1つでさ、この国に来て故郷の剣が恋しくなった時に作ってみましたー!まあそんなに不格好って程でもないし、初心者には良いのではないでしょうかね」
おうおう、逆刃刀に興味津々だね。
初めて作った剣が逆刃刀なのは、某アニメに感化されたことなのは余談だ。
───────────────(´・ω・`)
「じゃあ今日はこれくらいで終わろっかー。才能あると思うよ、ぐんぐん覚えてくれてるし良かった良かった」
俺がレンちゃんの歳の頃は、確か召喚されて2年目だから…ぐーたらしてたな。うん。
「あ、終わる前に1度、俺と模擬戦しよっか。」
「え、あ、はい」
やっぱり型を確かめながらの模擬戦って大事だよね。よーし、俺も《無限収納》から、自慢の名刀を使っちゃうぜー。
デデン!
《名刀・ハエたたき》!
なんでお前が出てくるんだよ!いや確かに無数のGを倒したりしたけどさぁ…。まあ、いいか。俺の青春の忘れ物シリーズと、台所の黒い弾丸G殺しの名刀ならきっといい勝負するでしょう。
「さあ来いレンちゃん!」
「あ、あの」
「ん?」
「それハエたたきですよね」
「何を言う!このハエたたきは、台所の悪魔と恐れられている音速のGを屠り続けている名刀だぞ!」
「は、はぁ」
「気にせずかかってきなされ」
「は、はい!」
レンちゃんが斬りかかってきたーー!!!
《青春の忘れ物vs名刀・ハエたたき》
「はい。緊急事態です」
「ど、どうしたんですか」
「女性が着る服を売ってるところを知りません!」
…シーン。
やめて。そんな、えっコイツ何言ってんの?みたいな目で見ないで。俺は肉体HPは無尽蔵にあるけど、精神HPは100くらいしかないのよね。
「通り、過ぎましたけど…」
「へぁっ!?」
すいませんでした。えっコイツ何いってんの?って思っても仕方ないよな。だっていま俺も「えっ、俺何してんの」って思ってるもん。
「引き返そうか…」
「はい…」
と言う訳で、無事に着きましたよ。下着やら服やらは全部ここで買えるみたいだから、レンちゃんに気に入った奴全部持ってきて、とだけ言っておいて下着コーナーを散策ですよ。ふむ…こういう下着もあるのか、えっ、これは小股キレッキレじゃんセクシー!
店員さんが俺を見てヒソヒソ話してるのなんて聞こえないもん。レ、レ、レンちゃんの為に見てるだけだもん。べっ別に、この世界に来て初めてこういう所に来たって訳じゃないもん!うぅ…
「犯罪者みたいですよ。やめてください」
「ふぉっ!あ、はい。決まった?」
「は、はい」
ふむふむ。やっぱり黒い感じの服が多いね、全部似合いそうだし全部買いだな。あっ、あと、俺がレンちゃんに着けてほしい下着トップ5も買ってだな、よし。
「じゃあレジ行こレジ」
「え、こんなにいっぱいあるのにいいんですか!?」
「おっけーおっけー、おーるおっけー」
やっぱり俺、奴隷に対する知識が乏しいのかね。なにかする度に、驚かれるしね。まあ別に奴隷だと思ってないから良いんだけどね。幸せになってほしいし、もし仮に、故郷に帰りたいとかあるなら帰してあげるし、そうじゃないならぶっちゃけ結婚したい。
「さてさて、レンちゃんの必要な物やらなんやらは買いましたな」
「ありがとうございます…」
「よっしゃー!宿に戻ってぐーたらするぞー!」
「お、おー!」
うんうん。少しずつ俺のテンションについてこれるようになったみたいだな。って言ってもなぁ、別にすること無いんだよね。しばらくは宿でレンちゃんの体調を整えながら、旅する為に自衛レベルの武術なり剣術なりを身に付けてもらう予定だしね。まあ俺に倒せない敵は居ないけどな、ドヤッ
────────────────(´・ω・`)
「ぐーたらって美徳だよねレンちゃん」
「そうですねー」
イオリです!今、私はレンちゃんに膝枕してもらってます!前世でもこういうボーナスステージは無かったなー…、ど、どどど童貞ちゃうわ!膝枕してもらうとよくわかるんだけど、レンちゃんって案外胸あるんだよね。出るところは出てるって感じ。
服もボロボロだったものから、新しく買った奴に着替えて貰って、お風呂付きの宿なのでお風呂にも入ってもらいましたよ。少し長風呂だったけど女の子はやっぱりそういう所気にするのかね?レンちゃんがお風呂入ってる最中に自家発電済ませておいたので、俺の方もおーるおっけー。
「家無いし、旅でもしようかねー。レンちゃんは故郷に帰ったり、自分の好きなように生きたい?」
大事な所だよね。どれだけ金銭面や食事面が整っていても、本人が帰りたいと思うなら帰してあげたいし、自由に生きてほしい。
「出来ればイオリさんと一緒にいたい…です。」
きゅん。も、もうダメ。伊織の伊織が、自家発電し終えたばかりなのに、大丈夫…落ち着け俺。大丈夫だ。今の俺は仙人。そう、仙人だ。…っふぅ。
「じゃー、一緒に旅しよう。ココで適当に体調を休めながら少しだけ鍛えようね。俺も頑張って教えるから」
「えっ、イオリさんって武術とか剣術ができるんですか?」
「できますとも」
信じられないのも無理ないよね。俺だって脱いだら凄いんだからね、男の夢シックスパックだし、痩せマッチョだし、男だと思っていた魔王討伐ん時の仲間が実は女の子で、切り刻まれそうになったりして出来た歴戦のキズとかね。あー、あいつら元気かな。何してんだろ、あいつらの故郷知ってるし行ってみるかなー。
「暇だねぇ…」
「そうですね」
「膝枕さいこー。と言う訳で、冒険にでも行ってみますか」
と、言うことで街を出て、魔物が沢山生息する森にやって参りました。勿論レンちゃんも一緒。
この森はF~Bクラスの魔物がわんさかいる森だから、危険度も高いけれどBクラスの魔物、所謂《地竜》とか狩れれば報酬と素材の売買だけで半年は遊んで暮らせる訳ですよ。そういう事で、危険度は高いけれどこの森に立ち入る人は多いし、盗賊も多い。それを考慮するとこの森の危険度はB~Aクラスなのでは無いでしょうかね。
「さて、武器は1通り揃ってるけど…何使いたい?」
「剣がいいです!」
案外ワイルドなのね…。まあ、剣は得意分野だから良いんだけどね、むしろ剣を選んでくれてよかったって感じ。槍とか弓だったら、道行く人たちのスキルを強奪しないといけないからね。
「よっしゃー!剣の特訓は俺に任せろー!シュバババー!!!」
レンちゃんのその愛想笑いが結構心に来るぜ…。無理せず、しょーもな!とか言ってもらった方が多分…あ、いや、やっぱり勘弁してください
まあふざけるのも程々にして、今日は型とスキルについて学んでもらおうかね。まぁ1日で覚えれるとは思ってないけど、理解さえできれば良いでしょう。
スキル。
それはこの国の初代国王が(全略)というわけ。
まぁ、簡単に言うと、ゲームの中にあるMPとか消費するような技だ。魔法の剣技バージョンだと思えばおっけー。
「レンちゃんにはこの国に来て初めて自分で作った青春の忘れ物シリーズから…ででん!この剣をプレゼントー!」
鍛治スキルと錬金スキルを駆使して作った、The 日本刀って感じの剣ね。ただ少し違うのは逆刃刀って言って、切れないのよね。某アニメでは、不殺さずの剣…的な呼ばれ方をしてたっけな。
「変わった形ですね。ありがとうございます」
「まぁこれは俺の故郷で作られていた剣の1つでさ、この国に来て故郷の剣が恋しくなった時に作ってみましたー!まあそんなに不格好って程でもないし、初心者には良いのではないでしょうかね」
おうおう、逆刃刀に興味津々だね。
初めて作った剣が逆刃刀なのは、某アニメに感化されたことなのは余談だ。
───────────────(´・ω・`)
「じゃあ今日はこれくらいで終わろっかー。才能あると思うよ、ぐんぐん覚えてくれてるし良かった良かった」
俺がレンちゃんの歳の頃は、確か召喚されて2年目だから…ぐーたらしてたな。うん。
「あ、終わる前に1度、俺と模擬戦しよっか。」
「え、あ、はい」
やっぱり型を確かめながらの模擬戦って大事だよね。よーし、俺も《無限収納》から、自慢の名刀を使っちゃうぜー。
デデン!
《名刀・ハエたたき》!
なんでお前が出てくるんだよ!いや確かに無数のGを倒したりしたけどさぁ…。まあ、いいか。俺の青春の忘れ物シリーズと、台所の黒い弾丸G殺しの名刀ならきっといい勝負するでしょう。
「さあ来いレンちゃん!」
「あ、あの」
「ん?」
「それハエたたきですよね」
「何を言う!このハエたたきは、台所の悪魔と恐れられている音速のGを屠り続けている名刀だぞ!」
「は、はぁ」
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