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第四章 調教の館
第十節:食事
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地下室に差し込む朝の光はなく、人工の照明だけが淡く空気を照らしていた。夜明けなど存在しないかのような閉ざされた空間。その中で、玲奈は晒し台から解放されたものの、背後で手枷をはめられ、錘付きの足枷を装着されたまま床に座らされていた。
両脚は錘の重みで自然と開き、恥ずかしい姿勢を晒さざるを得ない。自由に動かそうと膝を寄せても、重みに引かれて元の位置に戻ってしまう。
「……っ、はぁ……はぁ……」
玲奈の吐息は荒く、喉は乾ききっていた。
そんな彼女の前に美咲が現れる。トレイには、小さなパンと牛乳のグラス。
「玲奈、朝ごはんの時間よ」
微笑む口調は優しい。だが、その奥底には従わせる確信が潜んでいた。
玲奈は首を横に振った。
「……やめて……私、こんな……」
だが、美咲はパンを指で小さくちぎり、自らの唇へ運ぶと、そのまま口に含んだ。
「ほら、口を開けて」
玲奈の顎を掴み、顔を上げさせる。
美咲が唇を重ねる。柔らかさと同時に、舌がゆっくりと動き、パンを押し込んでくる。
「んっ……! んんっ……っ……」
玲奈の声はかき消され、頬が熱に染まる。乾いたパンのかけらが舌に触れ、美咲の温かな唾液で柔らかくされて喉へと流れていく。
「……ごくっ……ごく……」
玲奈は涙を浮かべながら必死に飲み下した。顎から一筋の唾液が伝い落ちる。
美咲は一度唇を離すと、吐息を交えた微笑みを浮かべた。
「いい子……。ちゃんと飲めてるわね」
次に、美咲はグラスの牛乳を口に含む。白濁した液体が喉を伝っていく感触に、美咲自身も小さく喉を鳴らす。
「ん……じゃあ、これも……」
再び唇を重ねる。
「んぅ……っ……はぁ……んんっ……」
玲奈は必死に首を振ろうとするが、美咲の舌が牛乳を押し込む。甘い乳の香りと温かな唾液が混じり合い、彼女の喉奥に流れ込んでいく。
「……ごくっ……んっ……はぁ……」
息苦しさの中で飲み下す。胸が上下し、涙がぽろりと床に落ちた。
「……やっぱり、玲奈は従順にすれば可愛い……」
美咲はうっとりと囁いた。その声には悦びが滲んでいた。
――その時だった。
背後から、美咲の腰をぐっと掴む逞しい手が伸びた。
「ご主人様……っ」
美咲の声が一瞬で甘く震える。
次の瞬間、背後から突き上げられる。
「んあっ……あぁっ……んっ……♡」
美咲の身体が大きく震え、喘ぎ声が漏れる。だが、美咲は玲奈に目を戻し、口移しを続ける。
「んっ……玲奈……飲んで……私と一緒に……んんっ……♡」
震える声の中に、確かな悦びが滲んでいた。
ご主人様の腰が激しく叩きつけられるたびに、美咲の声は甘さを増していく。
「んぁっ……ご主人様ぁ……っ……もっと……♡ あぁ……っ……」
悦びの喘ぎ。涙と快感が混じり、唇は熱を帯びる。
玲奈は目の前でその様子を見せつけられ、屈辱と羞恥で声を詰まらせた。
「……な、なんで……美咲……そんな……顔で……」
美咲は牛乳を再び口に含み、震える吐息のまま玲奈へ流し込む。
「んっ……♡ ……ほら……飲んで……」
その甘やかで淫らな声音に、玲奈は抵抗できず、喉を動かすしかなかった。
「ごく……ごく……っ……」
喉が鳴るたび、屈辱が心を蝕む。
後ろからの突き上げはさらに激しくなり、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっと肉体がぶつかる音が狭い地下室に響く。
「んぁぁぁ……♡ ご主人様……ご主人様ぁ……っ……私……もっと……♡」
美咲は悦びに満ちた声で叫ぶ。だが、その瞬間――。
「まだだ」
ご主人様の声が低く響き、突き上げが寸前で止まる。
「んあぁっ……! だめぇ……♡ いかせて……♡」
美咲の全身が痙攣するが、絶頂は与えられない。涙を浮かべ、悦びと焦燥が入り混じった顔で、それでも玲奈へ食事を与え続けた。
「んっ……飲んで……玲奈……♡ いい子……♡」
美咲の唇から流し込まれる牛乳を、玲奈は必死に受け止める。
やがて、ご主人様の突き上げが再び強まり、限界を超える。
「んあぁぁぁっ……♡ あぁぁぁぁ……っ……!」
美咲の絶叫とともに、ご主人様の絶頂が叩き込まれる。
「……はぁっ……はぁっ……♡」
美咲は絶頂を許されず、震える身体で涙を浮かべながら、それでも悦びに酔いしれるような笑みを浮かべていた。
玲奈は呆然とその様子を見て、心を掴まれるような羞恥に震えていた。
両脚は錘の重みで自然と開き、恥ずかしい姿勢を晒さざるを得ない。自由に動かそうと膝を寄せても、重みに引かれて元の位置に戻ってしまう。
「……っ、はぁ……はぁ……」
玲奈の吐息は荒く、喉は乾ききっていた。
そんな彼女の前に美咲が現れる。トレイには、小さなパンと牛乳のグラス。
「玲奈、朝ごはんの時間よ」
微笑む口調は優しい。だが、その奥底には従わせる確信が潜んでいた。
玲奈は首を横に振った。
「……やめて……私、こんな……」
だが、美咲はパンを指で小さくちぎり、自らの唇へ運ぶと、そのまま口に含んだ。
「ほら、口を開けて」
玲奈の顎を掴み、顔を上げさせる。
美咲が唇を重ねる。柔らかさと同時に、舌がゆっくりと動き、パンを押し込んでくる。
「んっ……! んんっ……っ……」
玲奈の声はかき消され、頬が熱に染まる。乾いたパンのかけらが舌に触れ、美咲の温かな唾液で柔らかくされて喉へと流れていく。
「……ごくっ……ごく……」
玲奈は涙を浮かべながら必死に飲み下した。顎から一筋の唾液が伝い落ちる。
美咲は一度唇を離すと、吐息を交えた微笑みを浮かべた。
「いい子……。ちゃんと飲めてるわね」
次に、美咲はグラスの牛乳を口に含む。白濁した液体が喉を伝っていく感触に、美咲自身も小さく喉を鳴らす。
「ん……じゃあ、これも……」
再び唇を重ねる。
「んぅ……っ……はぁ……んんっ……」
玲奈は必死に首を振ろうとするが、美咲の舌が牛乳を押し込む。甘い乳の香りと温かな唾液が混じり合い、彼女の喉奥に流れ込んでいく。
「……ごくっ……んっ……はぁ……」
息苦しさの中で飲み下す。胸が上下し、涙がぽろりと床に落ちた。
「……やっぱり、玲奈は従順にすれば可愛い……」
美咲はうっとりと囁いた。その声には悦びが滲んでいた。
――その時だった。
背後から、美咲の腰をぐっと掴む逞しい手が伸びた。
「ご主人様……っ」
美咲の声が一瞬で甘く震える。
次の瞬間、背後から突き上げられる。
「んあっ……あぁっ……んっ……♡」
美咲の身体が大きく震え、喘ぎ声が漏れる。だが、美咲は玲奈に目を戻し、口移しを続ける。
「んっ……玲奈……飲んで……私と一緒に……んんっ……♡」
震える声の中に、確かな悦びが滲んでいた。
ご主人様の腰が激しく叩きつけられるたびに、美咲の声は甘さを増していく。
「んぁっ……ご主人様ぁ……っ……もっと……♡ あぁ……っ……」
悦びの喘ぎ。涙と快感が混じり、唇は熱を帯びる。
玲奈は目の前でその様子を見せつけられ、屈辱と羞恥で声を詰まらせた。
「……な、なんで……美咲……そんな……顔で……」
美咲は牛乳を再び口に含み、震える吐息のまま玲奈へ流し込む。
「んっ……♡ ……ほら……飲んで……」
その甘やかで淫らな声音に、玲奈は抵抗できず、喉を動かすしかなかった。
「ごく……ごく……っ……」
喉が鳴るたび、屈辱が心を蝕む。
後ろからの突き上げはさらに激しくなり、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっと肉体がぶつかる音が狭い地下室に響く。
「んぁぁぁ……♡ ご主人様……ご主人様ぁ……っ……私……もっと……♡」
美咲は悦びに満ちた声で叫ぶ。だが、その瞬間――。
「まだだ」
ご主人様の声が低く響き、突き上げが寸前で止まる。
「んあぁっ……! だめぇ……♡ いかせて……♡」
美咲の全身が痙攣するが、絶頂は与えられない。涙を浮かべ、悦びと焦燥が入り混じった顔で、それでも玲奈へ食事を与え続けた。
「んっ……飲んで……玲奈……♡ いい子……♡」
美咲の唇から流し込まれる牛乳を、玲奈は必死に受け止める。
やがて、ご主人様の突き上げが再び強まり、限界を超える。
「んあぁぁぁっ……♡ あぁぁぁぁ……っ……!」
美咲の絶叫とともに、ご主人様の絶頂が叩き込まれる。
「……はぁっ……はぁっ……♡」
美咲は絶頂を許されず、震える身体で涙を浮かべながら、それでも悦びに酔いしれるような笑みを浮かべていた。
玲奈は呆然とその様子を見て、心を掴まれるような羞恥に震えていた。
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