溺れる人形

黒羽オウリ

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サロン

その3

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 肉棒が己のナカに押し入ってくる。流し込まれていた潤滑剤が押し出され、ぶちゅりと品のない音を立てる。
「うっ……あっ……ああっ。んん」
 割り開かれていくナカ。男はカマルのナカに自身を全て収めると、うっとりとした顔でカマルを見下ろした。
「予想どおり、いいな。……さすがヴェルタ様の持ち物だ」
 男はそのまま、腰を使い出した。ナカを穿たれ、強引に快感を流し込まれて、カマルはイヤイヤをするように頭を振る。
「ふっ……う、ああっん。ぁあっ」
 感じいり、身悶える様を、周りの客人たちにつぶさに観察されて嘲笑われる。苦しくて、恥ずかしくて、それなのに身体は快楽に押し流され、中心から蜜を垂らしながら男のものをくわえ込む。
「ぅっ……は、ああっ……んぁっ、はあっ」
 男の動きが激しくなっていく。身体が震える。カマルがビクビクと痙攣しながら白濁を吐き出すのに合わせるように、男もまたカマルの中に欲を放った。熱い飛沫が身体の中に浴びせられる。それすらも刺激になってカマルの身を焼く。

 男が満足げに息をついて離れると、すぐに別の男が押し入ってきた。潤滑剤と先の男が放ったものに潤む後孔は、次の男のものを従順にのみ込む。すぐに激しく腰を使われ、絶頂の余韻が残るナカを激しく擦り上げられる。
「あっああぅ……まっ……ああっ。ああああっ」
 カマルはたまらず悲鳴を上げた。ビクビクと跳ねるカマルの身体をローテーブルに押さえつけるように腰を叩きつけてくる男。肌と肌がぶつかる音が、生々しく響く。
 激しすぎる快感にカマルは悲鳴を上げて身をよじる。しかしそれは、客人たちをより熱狂させる以外の効果をもたなかった。たらりと白濁を溢れさせるカマルの中心。敏感になった肉筒が不規則な痙攣を繰り返す。
 やがて、ふるえるカマルのナカに精を放つと、男はカマルから身体を離した。
 しかし別の客人の手により足を押さえられ、カマルは足を下ろすことを許されなかった。犯され、蹂躙された孔が閉じていく様が、客人たちの目に晒される。
「ぅうっ……」
 カマルが身じろぎをすると、ナカに放たれた白濁が閉じた孔からコプリと溢れた。その卑猥な見た目に、客人たちが笑い声を上げる。
「せっかく出してもらったものを零して、もったいない」
「ちゃんとお口を閉じておかないとなぁ」 
 まだ身体に残る快楽の余韻と、あまりの屈辱に、カマルは身を震わせるしかできなかった。

 

 次はゲームの時間だとヴェルタが言った。カマルはいったん拘束を解かれ、今度はローテーブルの上で四つん這いになるよう命じられる。
 カマルが言われた通りにすると、ヴェルタは細長い布でカマルに目隠しをした。そしてヴェルタは言った。
「今からコレには、尻に挿れられた玩具の形を当ててもらいます。みなさまは、コレが全てを当てるまで何回イクか、賭けてください。なお、イッた数に応じてコレには罰が与えられます」
 カマルの前で何かが置かれる、コトリコトリという音がした。ヴェルタの説明どおりならば、それは玩具なのだろう。「まだ触れるなよ」とヴェルタが言う。
 カマルには見えぬが、客人たちにもカマルの前に並べられたのと同じ玩具が渡されていた。「どれから使う?」「これを咥えるのはなかなか大変そうだ」などと話す声が、カマルの耳にも届く。それらの言葉もまた、カマルの絶望を深めた。
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