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サロン
その2
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口の中に放たれたものを飲み込むと、ようやく「ごあいさつ」は終わりになったらしい。だが、ヴェルタが命じたのは、より屈辱的な内容だった。
「そこのテーブルの上に転がれ。仰向けにな」
客人たちが座るソファの前のローテーブル。真鍮の猫足の上に大理石の天板が乗ったもの。そんな場所に寝ころがれば、己の身体が余すところなく客人たちの目に晒されるのは明白だった。
「……」
唇を噛み、カマルはローテーブルの端に腰を下ろすと、ゆっくりと上体を倒し、背中をテーブルにつけた。
やって来たヴェルタが、布でカマルの手首を縛った。手首から伸びる布の先は、ローテーブルの左右の足に結びつけられ、両手が頭の上に固定される。
さらにヴェルタはカマルのひざを曲げさせると、足首と腿も縛ってしまった。
ヴェルタの手により、カマルの腰の下にクッションが押し込まれ、臀部が上を向く。ひざを軽く押して割り開かれると、カマルの恥部は、なにひとつ余すところなく、客人たちの目に晒された。
「……っ……う」
あまりの恥ずかしさに、カマルは顔を背け、己の二の腕に顔を寄せる。
しかし、そんな行動も客人たちにとっては、お楽しみの一つでしかない。
「隠す場所が違うんじゃないか?」
誰かの言葉に、客人たちがクスクスと笑った。
「ぅあっ……ふっ、ううっ……んっ」
客人たちの手が、指が、思い思いにカマルの身体に触れる。
二の腕や脇腹をたどる指、尻をなでる手。頰や唇、内腿にも無遠慮な指が伸び、カマルの反応を楽しむように触れていく。
乳首はしつこく捏ね回され、後ろの孔をなでる指は、ぬめる液体を塗り込めていく。
客人たちはそうしてカマルをなぶりながら、カマルの反応の一つ一つをあざわらった。
身体が跳ねれば「こんなものでも感じるのか」と。中心に昂ぶりの兆しがみえれば「これで悦ぶとは、よほどのスキモノだ」と。そうしてヒクつく菊座を見ては「物欲しそうだ、はしたない」と。
「う……ふっ、ぁ……っ」
感じたいわけではない。心はそれを拒むのに、飼い慣らされた身体が快楽を拾って反応する。嗤われることは屈辱なのに、逃げることも、反応を止めることもできない。
やがて誰かの指が一本、後ろの孔の中に侵入してきて、カマルは喉をさらしながら声を上げた。
「ああっ……」
グニグニと中をさぐる指。無遠慮な動きだったが、それでもカマルの孔は、まるで吸い付くようにそれを受け入れ、しびれるような快感が背筋を這い上がる。
「ぅっ……ぁ、はっ……うぅっ……ん」
指先が、腹側のかすかなふくらみをかすめる。そのたびにカマルの身体が大げさなほどにビクリと跳ねる。そうしてその反応をまた嘲笑われる。
「う……ふっ、うぁっ……んぁっ……」
揺れる己の象徴から、透明な蜜がトロリとあふれた。
「ああっ……うぅ、く……んんっ」
無理矢理に与えられる快感に身悶えていると、もう一本、別の人間の指が中に侵入してきた。
「う……あぁっ……」
同じ手からなる二本ではない、それゆえにばらばらな動きが、カマルのナカを蹂躙する。ひくつく肉筒をかき混ぜていた指は、やがてその入り口を広げるように左右に割り開いた。
あらわになった媚肉が客人たちの視線にさらされる。
「ほう、きれいな色をしている」
「こんなにうごめいていては、ナカに入れたら、われわれも大変ですなあ」
「今にも挿れてほしそうだ」
あまりの恥ずかしさに、カマルは頭を左右に振った。が、それすらも客人たちにとっては楽しみの一つでしかない。
ふつうならば決して人の目に触れることのない内側。無理やりに暴かれたそこに、ぬめる潤滑剤が垂らされる。
「っ……ああっ」
身体の内側で感じるその冷たさに、カマルは悲鳴を上げた。さらにもう一本の指が、そこに溜まる潤滑剤をかき混ぜるように内壁を擦った。
グチュグチュと湿った音がする。
「っう……ふっ……ああっ」
カマルが悶えていると、不意に客人の一人が言った。
「さすがに堪りませんな……先に味わっても?」
カマルの後孔をいじくり回していた指たちが「どうぞどうぞ」と退いていく。カマルは息を切らせながら、己の足元に立つ男を見上げた。男の目は、隠しようもない欲望にギラついていた。
「そこのテーブルの上に転がれ。仰向けにな」
客人たちが座るソファの前のローテーブル。真鍮の猫足の上に大理石の天板が乗ったもの。そんな場所に寝ころがれば、己の身体が余すところなく客人たちの目に晒されるのは明白だった。
「……」
唇を噛み、カマルはローテーブルの端に腰を下ろすと、ゆっくりと上体を倒し、背中をテーブルにつけた。
やって来たヴェルタが、布でカマルの手首を縛った。手首から伸びる布の先は、ローテーブルの左右の足に結びつけられ、両手が頭の上に固定される。
さらにヴェルタはカマルのひざを曲げさせると、足首と腿も縛ってしまった。
ヴェルタの手により、カマルの腰の下にクッションが押し込まれ、臀部が上を向く。ひざを軽く押して割り開かれると、カマルの恥部は、なにひとつ余すところなく、客人たちの目に晒された。
「……っ……う」
あまりの恥ずかしさに、カマルは顔を背け、己の二の腕に顔を寄せる。
しかし、そんな行動も客人たちにとっては、お楽しみの一つでしかない。
「隠す場所が違うんじゃないか?」
誰かの言葉に、客人たちがクスクスと笑った。
「ぅあっ……ふっ、ううっ……んっ」
客人たちの手が、指が、思い思いにカマルの身体に触れる。
二の腕や脇腹をたどる指、尻をなでる手。頰や唇、内腿にも無遠慮な指が伸び、カマルの反応を楽しむように触れていく。
乳首はしつこく捏ね回され、後ろの孔をなでる指は、ぬめる液体を塗り込めていく。
客人たちはそうしてカマルをなぶりながら、カマルの反応の一つ一つをあざわらった。
身体が跳ねれば「こんなものでも感じるのか」と。中心に昂ぶりの兆しがみえれば「これで悦ぶとは、よほどのスキモノだ」と。そうしてヒクつく菊座を見ては「物欲しそうだ、はしたない」と。
「う……ふっ、ぁ……っ」
感じたいわけではない。心はそれを拒むのに、飼い慣らされた身体が快楽を拾って反応する。嗤われることは屈辱なのに、逃げることも、反応を止めることもできない。
やがて誰かの指が一本、後ろの孔の中に侵入してきて、カマルは喉をさらしながら声を上げた。
「ああっ……」
グニグニと中をさぐる指。無遠慮な動きだったが、それでもカマルの孔は、まるで吸い付くようにそれを受け入れ、しびれるような快感が背筋を這い上がる。
「ぅっ……ぁ、はっ……うぅっ……ん」
指先が、腹側のかすかなふくらみをかすめる。そのたびにカマルの身体が大げさなほどにビクリと跳ねる。そうしてその反応をまた嘲笑われる。
「う……ふっ、うぁっ……んぁっ……」
揺れる己の象徴から、透明な蜜がトロリとあふれた。
「ああっ……うぅ、く……んんっ」
無理矢理に与えられる快感に身悶えていると、もう一本、別の人間の指が中に侵入してきた。
「う……あぁっ……」
同じ手からなる二本ではない、それゆえにばらばらな動きが、カマルのナカを蹂躙する。ひくつく肉筒をかき混ぜていた指は、やがてその入り口を広げるように左右に割り開いた。
あらわになった媚肉が客人たちの視線にさらされる。
「ほう、きれいな色をしている」
「こんなにうごめいていては、ナカに入れたら、われわれも大変ですなあ」
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あまりの恥ずかしさに、カマルは頭を左右に振った。が、それすらも客人たちにとっては楽しみの一つでしかない。
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「っ……ああっ」
身体の内側で感じるその冷たさに、カマルは悲鳴を上げた。さらにもう一本の指が、そこに溜まる潤滑剤をかき混ぜるように内壁を擦った。
グチュグチュと湿った音がする。
「っう……ふっ……ああっ」
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