【R18】人間の少女に恋した邪神は、何度生まれ変わっても彼女を愛する。

「禍津火…、私は貴方のことを永遠に愛します。幾度生まれ変わっても、ずっと、ずっと」

それは遠い遠い昔。村娘の千代は禍津火(まがつひ)と名乗る、人ならざる青年と恋に落ちた。いずれ二人は永遠の愛を誓うようになるが、運命は非情にも少女の命を奪う。亡骸の前に膝をついて慟哭しながら彼は大切な人を守れなかったことを悔やみ、少女が何度生まれ変わっても側にいて、その一生を守り続けることを誓う。

「ただし俺は、二度と千代を愛してはいけない…」

あくまで守るのみ。愛すればまた自分の存在が彼女を不幸にしてしまう…。
幾星霜を経て悲恋を脱却するまでの、二人の恋物語。
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