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1章② 転生
第18話 いじめっ子と帰宅?
しおりを挟む►リ「なに?」
►生男「今日上手く行ったからっていい気になるな!」
►リ「なにが?」
►生男「今日の授業参観の音楽でやったピアノの演奏だ。俺がお前よりも上手かったのに女の子達がリトラの方がすごいと言う。俺はそれが納得いかないんだ。だから覚悟しろ!」
と言った瞬間男の子の手が拳になり殴りかかってきた
お兄ちゃんが傷つくの見たくない!
嫌だ!
とっさに目をつぶったがしばらくたっても殴られる音やお兄ちゃんの声が聞こえなかった。
あれ?と思って目を開けたら
目の前に白くて長い髪の毛を結んでいる男の人が生徒の拳を手のひらで受け止めていた
×フ「主の心が傷つきますのでやめてください。」
►生男「お、お前誰だ!?」
×フ「名乗るほどの者ではありません。」
え!ファード何で出てきているの?
ら《ファードどうしたの?》
×フ《主様の心が傷つく可能性がありましたので出させていただきました。私の役目の一つは主様の心が傷つく全てを防ぐことですから》
ら《分かった、ありがとう。出来れば主が僕だってことまだ知られたくないから誤魔化しして欲しいんだけどいい?》
×フ《かしこまりました。》
ら《あ、忘れるところだった!ねぇ、学校に行くときの雷はファードがやったの?》
×フ《いいえ、私ではございません。》
ら《そっか、ならいいよ。後お願い》
►生男「おい聞いているのか!」
×フ「申し訳ございません。考え事をしていました。とにかく私はたまたま見かけていじめだと思い止めに入っただけですので、もういじめをやめないと先生にこの事を知らせておきますよ?」
►生男「ぐっ、覚えてろ!」
とクラスメイトの男は走ってどっかに行ってしまった
►リ「あ、ありがとうございます。」
×フ「礼にはおよびません。いじめも解決しましたし私は帰りますね」
ファードがここを去ろうとした瞬間
►リ「あの!さっき言ってた主って...」
×フ「あぁ、近くで私と一緒に見ていた人です。」
と言ってファードは去って姿が見えなくなった瞬間にペンダントの中に入った。少しペンダントが温かくなったから何となく分かった
そして少ししてママがお手洗いから帰ってきた
►テ「遅くなってごめんお化粧していたから」
►リ「大丈夫、パパとシリアも待っているから早く行こうよ!」
と僕達はパパ達の所に向かった
►カ「大変だ!」
と僕達が着いたとたんパパが大きな声で言った
ら「どうしたの?」
►カ「今、王様から手紙が来たんだ。その中身を見たらライアンの歌が聴きたいからお城まで来いと書いてあった」
►シ「え!さっき歌ったばっかりだよ!早すぎじゃない?」
►テ「そうねでもライアンが歌った時たくさんの人達が来ていたし遠くまで聞こえていたかもしれないわね」
►カ「とにかく王様の命令だから行かなくてはいけないな」
と僕達家族は家には帰らず王都に向かった
帰れなかった...
続く
予告 第19話 『神々との生活2』
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