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187・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)3
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187・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)3
「かすみ」
息吹はとりあえず声をかけた。
「あ、息吹くんだ」
かすみ、うれしそうにニコっとやってから接近したら、その表情を不機嫌色に変えて見せる。
「な、なんだよ」
「最近の息吹くんって出現のタイミングが悪い。もしかして、かすみだったら別に援護しなくてもいいか! とか思ってるんじゃないの?」
「それはない……てか、こっちも悪者退治をやっていたりするわけで忙しいんだよ」
「わたしと息吹くんの行く末は夫婦だというのに、愛のつながり度にはちょっと問題があるよねぇ。一度真剣に見つめ合う必要があるよね」
「なんだよ愛のつながり度って……」
「まったく……鈍い、バカ……」
かすみと息吹がこんなやり取りをしていたら、存在を忘れてもらっては困るとばかり横から団子が割り込む。
「かすみ、誰このけっこうイケメンな彼」
「えっと、こちらは家満登息吹くんで客の女に殺されてしまったホスト、そして今は特殊なキャラになって影の活躍をし、いずれはわたしと結ばれるという役割を担っている人」
「え、結婚!? ウソでしょう、だって……」
横にたってかすみの肩に手を置きながら、赤い顔を息吹に向ける団子。それから真っ赤な顔面をかすみに戻してつぶやく。
「あのハンサムで魅力的な彼って23歳くらいじゃないの?」
「そうですよ」
「かすみとは年齢差がありすぎでしょう。大人と子供みたいなもの。よくない、それはダメだよ」
「えぇ……たったの9つですけど」
「ダメダメ、9つなんて今どきは準犯罪。むしろその……わたし、年齢差がおよそ4つというわたしの方がお似合い。4つだったらラブし合うにはぴったりって感じかなと」
「はぁ? 急に何を言い出すんですか?」
突然に団子が狂った? とかすみは怪訝な面持ちになる。しかしそんな女子を無視して振り返った団子、クゥっと赤い顔をして息吹の前に2歩ほど進み出る。
「あ、初めまして。わたしは御手洗団子です、たったの4つ違いという感じの19歳です」
「おれは家満登息吹、よろしく」
と、ここまではふつうに挨拶が交わされた。しかし次の瞬間、なぜ! という感じで団子が前に向かって躓いたりする。
「きゃ!」
つよい柔道女子でありながら、突然にかわいい声を出しつまづき、真正面から息吹にぶつかる。
「ん……」
息吹、つまづきぶつかってきた団子を受け止める。するとムッハー! と女子のいいニオイと熱が現実とファンタスティックの協奏曲として広がる。そしてこれは必然なのです! とばかり、団子が持つ豊満でやわらかい弾力がムニュゥ! と息吹に当たる……というより、押し当てられる。
「ぅ……」
爆乳……やわらかい弾力……めちゃくちゃキモチいい……という事実には、息吹も思わず顔を赤くしてしまう。
「あ、やだわたしったら……ご、ごめんなさい」
「い、いや……気にしていない」
「わたしって柔道やっている割にはおっちょこちょいだから」
団子は自身の中にある女が刺激されたとばかり、甘いグラマー女子という感じで息吹を見つめたりする。
「こらぁ、団子! あざとい、それめちゃくちゃあざとい!」
とてもだまって見ていられないかすみ、片足を動かしダンダンと地面を踏みつける。
「そんな怒らないでよかすみ」
「とにかく、早く息吹くんから離れてください!」
「そんな人を悪者みたいに言わないでよ」
「柔道女子でかっこういいと思わせておいてあざといですよ、団子さん!」
「仕方ないじゃん、仕方ないんだよかすみ」
「何が仕方ないというんですか?」
「わたし19歳、大人のすごい巨乳。かすみ14歳、そこそこすごい子ども巨乳。こうなるとほら、大人と子どもの違いが残酷に浮かび上がるっていうか」
「ぷっ! 笑っちゃいますよ団子さん」
「どうして?」
「さっきまで散々ネガティブだったのに急に大人ぶってもダメダメ。団子さんは大人になりきれない気の毒な19歳って事ですよね? 自分で言ってたじゃないですか、豊満なおっぱい以外にはブラインドを下ろさなきゃいけないって。そんな人が大人とか22世紀のギャグを先取りしているつもりですか?」
「聞き捨てならない事を言うね、子どものくせに」
「とにかく、早く息吹くんから離れてください、そんな風に盛ると女子柔道のイメージを損ねますよ」
言い合う女子2人、バチバチっと火花さえ生じてきた。なんか知らないけれどカンベンしてくれよと思う息吹ではあるが、団子がルーズシルエット半袖オープンカラーポケットシャツ(黒)をにぎって離さないから動けない。
その時、突然にドデカい叫び声とざわつきが発生。だから2人の女子も息吹も顔を騒がしい方に向ける。
「逃げろ! 殺されるぞ!」
そんな物騒な声が飛び出すにはちゃんとした理由があった。ここからちょっと離れたところにて殺人ロボットの最新版お披露目というイベントが行われていた。しかしその殺人ロボットが暴走してしまったというわけである。
幸いそのロボットはマシンガンみたいな飛び道具は持っていない。その代わり高出力のライトサーベルを持っている。ブーン! と音を立てるそれに触れたりしようものなら一生治らない大やけどを負う。それにスパ! ってやられたら腕だろうと足だろうと気持ちよく斬り飛ばされる。
「かすみ、あんたの出番、ほら、さっきみたいに薙刀で」
団子、さっきは年下のかすみを守ろうとか援護しようとか思った。でも今はちがう。自分は息吹に守ってもらうから、かすみが殺人ロボットと戦ってくれたらいいのだと、ある意味ではとても女らしい感性に満ち満ちている。
「ここはおれの出番だ」
息吹、団子を離すと前に出る。
「え、息吹?」
もうすっかり恋人気分になっている団子、息吹がいったい何をするのかと驚く。それどころか、面倒で危ないことはかすみに押し付ければいいじゃん! という思考すら抱いている。
「え、刀……いつの間に……っていうかどこから出したの?」
団子は目を丸くしたが、一方のかすみはまるで自分の自慢するような表情で得意気に言う。いや、自分の夫を誇る新婚ほやほやの妻みたいな口調だといってもいいだろうか。
「息吹くんはつよいんだよぉ、ふつうの男とは違うんだから」
そんな息吹、ながーい通りの真ん中に立ち前方を見る。まるでハリウッド映画から盗んだデザインみたいなロボットがあまりに危ない光る剣を振り回しながら向かってくる。それを目にして息吹はつぶやかずにいられなかった。
「日本もぶっそうな国になったって事か……」
「かすみ」
息吹はとりあえず声をかけた。
「あ、息吹くんだ」
かすみ、うれしそうにニコっとやってから接近したら、その表情を不機嫌色に変えて見せる。
「な、なんだよ」
「最近の息吹くんって出現のタイミングが悪い。もしかして、かすみだったら別に援護しなくてもいいか! とか思ってるんじゃないの?」
「それはない……てか、こっちも悪者退治をやっていたりするわけで忙しいんだよ」
「わたしと息吹くんの行く末は夫婦だというのに、愛のつながり度にはちょっと問題があるよねぇ。一度真剣に見つめ合う必要があるよね」
「なんだよ愛のつながり度って……」
「まったく……鈍い、バカ……」
かすみと息吹がこんなやり取りをしていたら、存在を忘れてもらっては困るとばかり横から団子が割り込む。
「かすみ、誰このけっこうイケメンな彼」
「えっと、こちらは家満登息吹くんで客の女に殺されてしまったホスト、そして今は特殊なキャラになって影の活躍をし、いずれはわたしと結ばれるという役割を担っている人」
「え、結婚!? ウソでしょう、だって……」
横にたってかすみの肩に手を置きながら、赤い顔を息吹に向ける団子。それから真っ赤な顔面をかすみに戻してつぶやく。
「あのハンサムで魅力的な彼って23歳くらいじゃないの?」
「そうですよ」
「かすみとは年齢差がありすぎでしょう。大人と子供みたいなもの。よくない、それはダメだよ」
「えぇ……たったの9つですけど」
「ダメダメ、9つなんて今どきは準犯罪。むしろその……わたし、年齢差がおよそ4つというわたしの方がお似合い。4つだったらラブし合うにはぴったりって感じかなと」
「はぁ? 急に何を言い出すんですか?」
突然に団子が狂った? とかすみは怪訝な面持ちになる。しかしそんな女子を無視して振り返った団子、クゥっと赤い顔をして息吹の前に2歩ほど進み出る。
「あ、初めまして。わたしは御手洗団子です、たったの4つ違いという感じの19歳です」
「おれは家満登息吹、よろしく」
と、ここまではふつうに挨拶が交わされた。しかし次の瞬間、なぜ! という感じで団子が前に向かって躓いたりする。
「きゃ!」
つよい柔道女子でありながら、突然にかわいい声を出しつまづき、真正面から息吹にぶつかる。
「ん……」
息吹、つまづきぶつかってきた団子を受け止める。するとムッハー! と女子のいいニオイと熱が現実とファンタスティックの協奏曲として広がる。そしてこれは必然なのです! とばかり、団子が持つ豊満でやわらかい弾力がムニュゥ! と息吹に当たる……というより、押し当てられる。
「ぅ……」
爆乳……やわらかい弾力……めちゃくちゃキモチいい……という事実には、息吹も思わず顔を赤くしてしまう。
「あ、やだわたしったら……ご、ごめんなさい」
「い、いや……気にしていない」
「わたしって柔道やっている割にはおっちょこちょいだから」
団子は自身の中にある女が刺激されたとばかり、甘いグラマー女子という感じで息吹を見つめたりする。
「こらぁ、団子! あざとい、それめちゃくちゃあざとい!」
とてもだまって見ていられないかすみ、片足を動かしダンダンと地面を踏みつける。
「そんな怒らないでよかすみ」
「とにかく、早く息吹くんから離れてください!」
「そんな人を悪者みたいに言わないでよ」
「柔道女子でかっこういいと思わせておいてあざといですよ、団子さん!」
「仕方ないじゃん、仕方ないんだよかすみ」
「何が仕方ないというんですか?」
「わたし19歳、大人のすごい巨乳。かすみ14歳、そこそこすごい子ども巨乳。こうなるとほら、大人と子どもの違いが残酷に浮かび上がるっていうか」
「ぷっ! 笑っちゃいますよ団子さん」
「どうして?」
「さっきまで散々ネガティブだったのに急に大人ぶってもダメダメ。団子さんは大人になりきれない気の毒な19歳って事ですよね? 自分で言ってたじゃないですか、豊満なおっぱい以外にはブラインドを下ろさなきゃいけないって。そんな人が大人とか22世紀のギャグを先取りしているつもりですか?」
「聞き捨てならない事を言うね、子どものくせに」
「とにかく、早く息吹くんから離れてください、そんな風に盛ると女子柔道のイメージを損ねますよ」
言い合う女子2人、バチバチっと火花さえ生じてきた。なんか知らないけれどカンベンしてくれよと思う息吹ではあるが、団子がルーズシルエット半袖オープンカラーポケットシャツ(黒)をにぎって離さないから動けない。
その時、突然にドデカい叫び声とざわつきが発生。だから2人の女子も息吹も顔を騒がしい方に向ける。
「逃げろ! 殺されるぞ!」
そんな物騒な声が飛び出すにはちゃんとした理由があった。ここからちょっと離れたところにて殺人ロボットの最新版お披露目というイベントが行われていた。しかしその殺人ロボットが暴走してしまったというわけである。
幸いそのロボットはマシンガンみたいな飛び道具は持っていない。その代わり高出力のライトサーベルを持っている。ブーン! と音を立てるそれに触れたりしようものなら一生治らない大やけどを負う。それにスパ! ってやられたら腕だろうと足だろうと気持ちよく斬り飛ばされる。
「かすみ、あんたの出番、ほら、さっきみたいに薙刀で」
団子、さっきは年下のかすみを守ろうとか援護しようとか思った。でも今はちがう。自分は息吹に守ってもらうから、かすみが殺人ロボットと戦ってくれたらいいのだと、ある意味ではとても女らしい感性に満ち満ちている。
「ここはおれの出番だ」
息吹、団子を離すと前に出る。
「え、息吹?」
もうすっかり恋人気分になっている団子、息吹がいったい何をするのかと驚く。それどころか、面倒で危ないことはかすみに押し付ければいいじゃん! という思考すら抱いている。
「え、刀……いつの間に……っていうかどこから出したの?」
団子は目を丸くしたが、一方のかすみはまるで自分の自慢するような表情で得意気に言う。いや、自分の夫を誇る新婚ほやほやの妻みたいな口調だといってもいいだろうか。
「息吹くんはつよいんだよぉ、ふつうの男とは違うんだから」
そんな息吹、ながーい通りの真ん中に立ち前方を見る。まるでハリウッド映画から盗んだデザインみたいなロボットがあまりに危ない光る剣を振り回しながら向かってくる。それを目にして息吹はつぶやかずにいられなかった。
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