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本編
むさ苦しい模擬戦
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――ネウクレアは結局、ファイスが指揮している前線部隊預かりとなった。
実質、所属である。どのみち、多忙であるセディウスのかたわらに、現状で最大戦力であろうネウクレアを常に置いておく訳にはいかないのだ。
ファイスに彼を任せることに関して、あまりいい顔をしていなかったリュディードも「ネウクレアの能力からして前線が一番適任ですし、まあ、仕方ありませんね」と、渋い顔をしながらもセディウスの決定にうなずいた。
「――訓練では、ファイスの指示に従え」
「了解した。指示に従う」
演習場に集った前線部隊の前でセディウスがそう命令すると、ネウクレアは略式の礼をした。
「よっし! いっちょ派手にやるか! よろしくなネウ!」
ファイスが大はしゃぎして叫び、周囲にいたファイスの部下である騎士たちからも、野太い歓声が上がった。異を唱える者のいない、文字通り大歓迎だ。
着任当初には、想像できなかった光景である。
「ほどほどにするんだぞ。ネウクレアは能力がいくら高いとはいえ、生身の人間だ」
「そりゃまあ、考えてやるけど、ネウは強いから大丈夫だ」
だから、そういうところが心配なのだ。
……強いから大丈夫ではないだろう。強いからこその配慮というものが必要なのだ。ネウクレアは見るからに華奢な体格をしている。お前たちとは違うのだぞ。
ネウクレアを気遣うあまり、彼の情報を暴露しながらリュディードのように小言を言いそうになり、ひとまず言葉を飲み込む。
「お前が匙加減を間違えるとは思っていないが、夢中になり過ぎないように」
……これでいいだろうか。ともかく、釘は刺さねばならない。
「承知っ! ネウ! 仮想敵やってくれ! あっちの演習場の陣地で防衛な!」
「了解した。陣地に移動し、防衛を遂行する」
「よーし、楽しくなりそうだぞ! おい、お前ら! 組に別れろ! 本気で突撃しろよ!」
子どもが広場に遊びに行くようなノリで、ファイスが配置を指示していく。
ネウクレアの儚げですらある本来の姿を知っているセディウスとしては、荒っぽい前線部隊に混ぜるのはやや気が引ける。しかし、全身鎧姿の彼の振る舞いは堂々としており、違和感なく逞しい騎士たちと混ざることができている。
……存外、男らしい気質をしているのか。
「配置についたな! 始めっ!」
雄たけびを上げ、術式を展開し、剣を手に陣地を奪おうと突撃する騎士たち。
対するネウクレアは、魔導術式をいくつも展開して騎士たちの足元に小規模な爆発を起こし、突撃の妨害を始めた。加減はしているようだが、それでも十分に容赦がない。
何人かの騎士が爆発で突然生じたくぼみに足を取られてたちまち転倒し、地面に這いつくばった。
「ぐあっ! くそっ! やるなネウクレア!」
「いってぇ……うっ、鼻血出た……!」
酷い有様だ。しかし、皆が笑いながら立ち上がり再び走り出す。
――瞬く間に、演習場は正しく戦場となった。
陣地に到達した騎士が、ネウクレアの回し蹴りを食らって転がり、続いて斬りかかった騎士は、剣を弾かれた上に爆発術式を踏み付けて吹き飛ばされてしまった。
荒々しく、泥臭く、実にむさ苦しい光景だった。
「ははは! 凄いなネウ! 俺も混ぜろ!」
我慢できなくなったらしいファイスが、笑いながら体を覆うようにして魔導防壁を展開し、騎士たちのほうに走っていく。
副団長であり、前線部隊の総隊長を務めるファイスだが、背後で指揮をするような役には向いていない。先頭に立って引っ張っていく質だ。
しかし、ファイスは傷がまだ完治していないはずだ。これは後でリュディードに小言と拳を食らわされる流れになってしまうだろう。
それでいいのか、ファイスよ。
「はぁ……。心配する必要は……ないな、これは……むしろ部隊員の方が心配だ」
セディウスはこめかみを揉みつつ、複雑な思いで模擬戦を見守った。まさか、ネウクレアの心配ではなく、団員たちの心配をすることになるとは。
ネウクレアとて発散の場は必要だ。過保護にせずに放っておいていいだろう。ファイスたちにとっても、良い刺激になることは間違いない。
……腕の中に閉じ込めておきたい気持ちもあるが、時にはこうして手を放すことも必要なのだ。
心の中で己に言い聞かせながら、小さく溜息をつく。
そして、無駄だとは思いながら「私は戻る! はしゃぎすぎるなよ! ファイス!」と、爆発音や雄たけび、大きな笑い声に負けないよう叫んでから、セディウスは書類仕事などをこなしに行くことにした。
「――どうでしたか、ネウクレアは。無理をさせられていませんでしたか」
執務用の天幕に戻った途端、リュディードが声をかけてきた。
やんちゃなファイスにいつも手を焼いている彼としては、新人のネウクレアがそれと自覚していないとしても……負担になるほど『遊ばれて』いないか心配だったようだ。手合わせくじ引きにしても、今だに同様だ。
「ん? ああ、心配ない。むしろネウクレアが皆に容赦がないほどだからな。あれは放っておいて問題はない。ファイスも楽しそうだったぞ」
ぴたりと、ペンを動かしていたリュディードの手が止まる。
「ファイスも、ですか?」
「あ、いや、その、少しはしゃいでいたが、釘は刺しておいた」
リュディードの目つきが鋭くなり、深く長いため息が漏れる。そして、再び動き始めたペンの動きが心持ち荒くなった。
……地味に怖い。
「そうですか。あの駄……こほん、また後で怪我が悪化していないか、私が直接確認しておきますね」
「そうしてくれ」
ファイスよ、許せ。リュディードに余計な情報を与えてしまった……と、内心で謝りながら、セディウスは書類処理を始めるのだった。
実質、所属である。どのみち、多忙であるセディウスのかたわらに、現状で最大戦力であろうネウクレアを常に置いておく訳にはいかないのだ。
ファイスに彼を任せることに関して、あまりいい顔をしていなかったリュディードも「ネウクレアの能力からして前線が一番適任ですし、まあ、仕方ありませんね」と、渋い顔をしながらもセディウスの決定にうなずいた。
「――訓練では、ファイスの指示に従え」
「了解した。指示に従う」
演習場に集った前線部隊の前でセディウスがそう命令すると、ネウクレアは略式の礼をした。
「よっし! いっちょ派手にやるか! よろしくなネウ!」
ファイスが大はしゃぎして叫び、周囲にいたファイスの部下である騎士たちからも、野太い歓声が上がった。異を唱える者のいない、文字通り大歓迎だ。
着任当初には、想像できなかった光景である。
「ほどほどにするんだぞ。ネウクレアは能力がいくら高いとはいえ、生身の人間だ」
「そりゃまあ、考えてやるけど、ネウは強いから大丈夫だ」
だから、そういうところが心配なのだ。
……強いから大丈夫ではないだろう。強いからこその配慮というものが必要なのだ。ネウクレアは見るからに華奢な体格をしている。お前たちとは違うのだぞ。
ネウクレアを気遣うあまり、彼の情報を暴露しながらリュディードのように小言を言いそうになり、ひとまず言葉を飲み込む。
「お前が匙加減を間違えるとは思っていないが、夢中になり過ぎないように」
……これでいいだろうか。ともかく、釘は刺さねばならない。
「承知っ! ネウ! 仮想敵やってくれ! あっちの演習場の陣地で防衛な!」
「了解した。陣地に移動し、防衛を遂行する」
「よーし、楽しくなりそうだぞ! おい、お前ら! 組に別れろ! 本気で突撃しろよ!」
子どもが広場に遊びに行くようなノリで、ファイスが配置を指示していく。
ネウクレアの儚げですらある本来の姿を知っているセディウスとしては、荒っぽい前線部隊に混ぜるのはやや気が引ける。しかし、全身鎧姿の彼の振る舞いは堂々としており、違和感なく逞しい騎士たちと混ざることができている。
……存外、男らしい気質をしているのか。
「配置についたな! 始めっ!」
雄たけびを上げ、術式を展開し、剣を手に陣地を奪おうと突撃する騎士たち。
対するネウクレアは、魔導術式をいくつも展開して騎士たちの足元に小規模な爆発を起こし、突撃の妨害を始めた。加減はしているようだが、それでも十分に容赦がない。
何人かの騎士が爆発で突然生じたくぼみに足を取られてたちまち転倒し、地面に這いつくばった。
「ぐあっ! くそっ! やるなネウクレア!」
「いってぇ……うっ、鼻血出た……!」
酷い有様だ。しかし、皆が笑いながら立ち上がり再び走り出す。
――瞬く間に、演習場は正しく戦場となった。
陣地に到達した騎士が、ネウクレアの回し蹴りを食らって転がり、続いて斬りかかった騎士は、剣を弾かれた上に爆発術式を踏み付けて吹き飛ばされてしまった。
荒々しく、泥臭く、実にむさ苦しい光景だった。
「ははは! 凄いなネウ! 俺も混ぜろ!」
我慢できなくなったらしいファイスが、笑いながら体を覆うようにして魔導防壁を展開し、騎士たちのほうに走っていく。
副団長であり、前線部隊の総隊長を務めるファイスだが、背後で指揮をするような役には向いていない。先頭に立って引っ張っていく質だ。
しかし、ファイスは傷がまだ完治していないはずだ。これは後でリュディードに小言と拳を食らわされる流れになってしまうだろう。
それでいいのか、ファイスよ。
「はぁ……。心配する必要は……ないな、これは……むしろ部隊員の方が心配だ」
セディウスはこめかみを揉みつつ、複雑な思いで模擬戦を見守った。まさか、ネウクレアの心配ではなく、団員たちの心配をすることになるとは。
ネウクレアとて発散の場は必要だ。過保護にせずに放っておいていいだろう。ファイスたちにとっても、良い刺激になることは間違いない。
……腕の中に閉じ込めておきたい気持ちもあるが、時にはこうして手を放すことも必要なのだ。
心の中で己に言い聞かせながら、小さく溜息をつく。
そして、無駄だとは思いながら「私は戻る! はしゃぎすぎるなよ! ファイス!」と、爆発音や雄たけび、大きな笑い声に負けないよう叫んでから、セディウスは書類仕事などをこなしに行くことにした。
「――どうでしたか、ネウクレアは。無理をさせられていませんでしたか」
執務用の天幕に戻った途端、リュディードが声をかけてきた。
やんちゃなファイスにいつも手を焼いている彼としては、新人のネウクレアがそれと自覚していないとしても……負担になるほど『遊ばれて』いないか心配だったようだ。手合わせくじ引きにしても、今だに同様だ。
「ん? ああ、心配ない。むしろネウクレアが皆に容赦がないほどだからな。あれは放っておいて問題はない。ファイスも楽しそうだったぞ」
ぴたりと、ペンを動かしていたリュディードの手が止まる。
「ファイスも、ですか?」
「あ、いや、その、少しはしゃいでいたが、釘は刺しておいた」
リュディードの目つきが鋭くなり、深く長いため息が漏れる。そして、再び動き始めたペンの動きが心持ち荒くなった。
……地味に怖い。
「そうですか。あの駄……こほん、また後で怪我が悪化していないか、私が直接確認しておきますね」
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