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ロリ巨乳なウサミとボーナスステージ 中編

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 俺は四つん這いになっているウサミの尻を叩くと、ウサミは小さな体には不釣り合いなほど大きな胸を揺らしながら抵抗する素振りだけは見せていた。嫌がっている姿を見せてはいるのだけれど、その表情からはもっと叩いて欲しいという思いが伝わってくるようだった。
 その横でただ黙って立っているだけの勇者ヒトシには見えないように顔を背けているウサミではあったが、それは勇者ヒトシに嬉しそうにしている顔を見られたくないという思いからのモノなのであろう。

「俺の事は気にしなくていいからウッチャンは早く逃げるんだ」
「ダメよ。ヒトシを置いてあたしだけ逃げるなんて出来ないよ。絶対にそんな事しないから。あたしが一人で逃げたらヒトシがどんな目に遭うかわからないもの」

 ウサミはヒトシを思ってそう言っているのかもしれないが、俺にはそうとは思えなかった。ウサミは俺が尻を叩くたびにイヤそうな表情を俺に向けてきてはいるのだが、その口元は明らかに笑みを浮かべているのだ。世の中には乱暴に扱われるのが好きな人がいると聞いているのだが、ウサミはまさにそのようなタイプの女性なのだろう。
 俺には理解出来ない性癖ではあるのだが、理解出来ないからと言って俺はそれを否定したりはしない。むしろ、それを理解するためにもどうすればいいのか詳しく調べてみようとさえ思っているのだ。

「あたしの事を好きにしてもいいから、ヒトシの事は助けてもらえますか?」
「好きにしても良いってのは、お前を乱暴に扱っても良いって事なのか?」
「あたしは嫌だけど、それでヒトシが助かるなら甘んじて受け入れるわ。でも、ヒトシを助けてくれるって約束だけはして頂戴」
「ダメだ。そんなこと言っちゃダメだよ。俺の事はどうでもいいからウッチャンは無事にここから逃げ出すんだ。俺もウッチャンもここで死んだってまたやり直せるけど、死ぬ前に酷い目に遭う必要なんて無いじゃないか」
「ヒトシは勇者なんだから魔王なんかに屈しちゃダメなの。勇者はいつでもみんなの希望でなくちゃダメなのよ。あたしがこの身を魔王に捧げることでヒトシが助かるなら大丈夫。みんなが見ている前で勇者であるヒトシが酷い目に遭うなんてあたしには耐えられないもん」
「でも、そんなこと言ってもウッチャンも魔王に酷い目に遭わされるかもしれないんだよ。俺は勇者として威厳を保つよりも、幼馴染としてウッチャンを守りたいよ」
「ありがとう。でも、その気持ちだけで十分よ。あたしはヒトシの事を今まで何度も守ってきたんだし、今回だってそれと同じことよ。それに、優しいヒトシが酷い目に遭うところを見るのは辛いんだもん。さあ、魔王アスモ。あたしのこの身を好きにしていいからヒトシを助けると約束しなさい」

 自分のハンマーに手足を固定されて動けない勇者ヒトシと四つん這いの状態で大きな乳を揺らしながらも凄んでくるウサミを見ていると、何ともシュールな光景で思わず笑ってしまいそうになってしまった。だが、ここで笑ってしまっては高まっている二人の感情も落ち着いてしまいそうだったので俺は我慢していた。

「その身を俺に捧げるという事か。悪くない話ではあるが、お前たちに俺を倒す手段がない以上その提案に乗る必要は無いと思うのだが。俺にとって何かメリットとなるものがあるというのか?」
「確かに、そう言われるとそうかもしれない。でも、あなたはその提案に乗ると思うわ。だって、あなたは男に興味が無いでしょ」
「俺が男に興味が無いというのは事実であるけど、今まで俺は勇者を無事に返したことなどないのだが。それでも勇者ヒトシが助かると思っているのか?」
「もちろん思っているわ。だって、こうして時間を稼いでいる間にあたしの盾がヒトシを守る結界を作ったんだからね。この結界はたとえ神でも破ることは出来ないわ」
「その結界を破ることが出来ないとして、どうやってそこから勇者ヒトシを助けるというのだ」
「あたしに与えられた苦痛が一定値を超えると結界内にいる仲間を安全な場所に転送させる魔法が作動するのよ。あたしがアシスタントと呼ばれる所以よ」
「そうか、俺がお前に苦痛を与え続けると勇者ヒトシは安全な場所に転送されるという事なのか。それは仲間思いで良い事だとは思うのだが、勇者ヒトシはお前が苦痛を味わっているさまをただ黙って見ていることしか出来ないのだが、それでもいいというのか?」
「ヒトシを守るためだから仕方ないわ。でも、出来るだけヒトシが嫌な気持ちにならないようにさっさと済ませてちょうだい」

 勇者ヒトシは俺とウサミの会話を聞いてどう思っているのだろう。もしかしたら、結界の効果で何も聞こえていないのかもしれないが、その表情を見る限りではそのようには思えなかった。勇者ヒトシは俺とウサミを交互に見ていて、その顔は心配よりも好奇心が勝っているようにさえ思えたのだ。
 俺は四つん這いになっているウサミの尻を叩きながらその背中に乗ると、ウサミは少しだけ息を漏らしたのだが、その表情は苦痛を感じているとは思えないよな恍惚としていた。俺の動きに合わせているわけではないのだろうが、ウサミはその胸を大きく揺らしながら全身を震わせていた。

「お前はその大きな胸よりも尻を叩かれた方が良いのか?」
「そんな事ないけど、どうしてあなたはあたしの胸よりもお尻の方ばっかり叩いているのよ」
「別に意味なんて無いが、その方がお前が嬉しそうだと思ったからだ。お前は尻を叩かれるのが好きなんだろ?」
「別に好きじゃないけど。今までそんな事されたことないし」
「そうなのか。でも、お前のココは尻を叩かれているだけでこんなに濡れいているぞ」

 俺はウサミのパンツの中に手を入れて乱暴に指を動かしていたのだが、その指には何の抵抗も無いくらいウサミの中は濡れいていたのだ。尻を叩くだけでこれほど濡れる他とは思えないのだが、もしかして勇者ヒトシに見られているという事でより興奮が高まっているのかもしれないな。

「もしかしてだが、お前は人に見られるのが好きなのか?」
「そんな事ないけど。あたしは別に見られるの好きじゃないし」
「顔を上げてみてみろよ。勇者ヒトシはお前の事を心配そうに見ているぞ。いや、あの表情は心配というよりもお前が恥ずかしい姿を見せることで興奮しているのかもな」
「ヒトシがそんな顔で見るわけないもん。あんたが勝手に言ってるだけでヒトシはそんな風にあたしの事を見てたりなんてしないもん」
「そう言ってるわりにはお前は勇者ヒトシの事を真っすぐ見ることが出来ないんだな。お前は本当は勇者ヒトシにもっと乱れているところを見られたいと思ってるんじゃないのか?」
「そんな事ないもん。あたしは別にヒトシの事なんて何とも思ってないし」
「そんな風に言ってるわりには勇者ヒトシの名前を出すたびにお前の中から大量の汁があふれ出してきているんだが、それでも意識していないと言い切れるのかな?」

 ウサミは俺の言葉を否定することも無くただ無言を貫いていた。表情は変えずにウサミは勇者ヒトシの方を向かないようにしていたのだが、ウサミの股から溢れている汁は離れて見ても足を伝っているのがわかるくらいだったのだ。
 叩かれるのが好きなウサミをもっと気持ち良くしてあげたいと俺は思ってしまい、俺は新しいオモチャを使うことにした。新しく作り出したオモチャは動物の尻尾を模した鞭だった。この鞭が何の動物なのかはわからないが、俺が見たところ牛の尻尾に似ているようにも見えていた。

「お前は苦痛を感じて勇者ヒトシを安全な場所に転送したいんだろ?」
「もちろんよ。でも、あんたなんかにあたしは屈したりしないわ。ヒトシを守るためにあたしはこの身を犠牲にするだけだもん」
「ウッチャン、俺の事は気にしなくていいからこの盾をウッチャンが使ってよ。俺は死んでもまた生き返ることが出来るんだから大丈夫だって」
「そう言う事じゃないの。生き返れるからって無駄に死んでほしくないの。生き返れるからって死んだときの苦痛が和らぐわけじゃないのよ。ヒトシにはそんな苦痛を味わってほしくないだけなの」
「そんなこと言って、お前は勇者ヒトシの分も苦痛を味わいたいだけだろ。お前は痛みを感じることに喜びを見出しているように見えるのだが、お前は昔からそんな感じなのか?」
「そんな事ないもん。あたしはヒトシを守りたいだけだもん」
「そう言いながらも俺の鞭をじっと見ているな。その目は鞭で叩かれることを望んでいるのか。もしもそうだったとしたら、お前は勇者ヒトシを助けたいのではなく、自分の快楽のために犠牲になりたいという事だな」

 俺はウサミの返事を聞く前に持っていた鞭でウサミの背中を軽く叩いてみた。あまり鞭で人を叩いた経験はないのだけれど、思っていたよりも手応えが無いので不思議な印象を受けてしまった。尻尾で出来た鞭は重量感もあってか鈍い痛みを与えることが出来るようだが、ウサミの皮膚は赤くなったくらいで目に見える傷はないように思える。
 ウサミは俺に鞭で叩かれたことで興奮したのか、今まで以上に汁を溢れさせていた。それと同時に腰とお尻を横に振って叩かれることを催促しているようにも見えた。もちろん、その揺れに連動して大きな胸も揺れているのだけれど、その揺れはまるで振り子のように左右に大きく振れていたのだった。
 その後も時間を空けずに叩いてみたり、わざと時間を空けて叩いてみたりしたのだが、勇者ヒトシは一向に転送される様子は見られなかった。この攻撃はあまり苦痛を感じるようなものではないようだったので違う方法を試してみようかと思っていたのだが、ウサミを叩いた後に勇者ヒトシを見てみると勇者ヒトシが腰を引きながらじっと見ている姿が見受けられた。

「おい、お前の勇者はお前が叩かれている姿を見て興奮しているみたいだぞ。ほら、見てみろよ」
「そんな事ないもん。ヒトシはあたしがやられて興奮するような人じゃないもん。あたしが怪我しないように心配してくれるような人だもん」
「さっきからお前は勇者ヒトシの方を見ていないようだが、直接見ていないのに何でそんな事がわかるんだ?」
「だって、ヒトシは昔から優しかったから」
「そんな優しい勇者ヒトシが今どんな風になっているか見てごらん」

 ウサミは恥ずかしいのかわからないが、勇者ヒトシの方を見ようとはしていなかった。意識的に見ないようにしているのは分かっていたのだが、どうにかして一度でもウサミが勇者ヒトシを見るように仕向けたいのだ。俺は上手くいくかはわからないけれど、ウサミの耳元で囁いてみることにした。

「お前がやられている姿を見て勇者ヒトシは興奮しているぞ。どうしてそんな事がわかるのかってお前は思っているようだが、お前が叩かれて声を発するたびに勇者ヒトシは股間を膨らませているぞ」

 俺の言葉を聞いたウサミは今まで一度も見ようとしなかった勇者ヒトシの姿を見ていたのだ。何を言ってもどんなことをしても見ようとしなかったのだが、勇者ヒトシが股間を膨らませているという言葉を聞いたウサミは物凄い速さでそれを確かめようとしていた。
 実際に勇者ヒトシの股間は大きくなっていたのだが、それほど大きくはないように見える程度にズボンが膨らんでいるのだが、ウサミは今まで一度も勇者ヒトシを見ようとしなかったのが嘘のように凝視していた。

「ねえ、ヒトシはあたしが叩かれている姿を見て興奮しちゃっているの?」
「そうかもしれない。でも、俺はウッチャンが苦しむような事はして欲しくないんだ。だけど、なんて言ったらいいかわからないけど、ウッチャンが苦しんでいる姿を見るのは嫌いじゃないかもしれない」
「ヒトシはあたしが酷い目に遭っているのが嬉しいって事なの?」
「嬉しいんじゃないけど、俺はウッチャンのそんな姿を見たことが無かったから興奮しているのかもしれない」
「もしもだけど、あたしがこの魔王に犯されたとしたらヒトシはもっと興奮しちゃうの?」
「いや、さすがにそれは見たくないかも」

 四つん這いになりながらも勇者ヒトシを見つめるウサミと、身動きが取れない状況で見つめている勇者ヒトシ。二人の状況を見ると何が起こっているのかわからないと思うのだが、ウサミは体ごと向きを変えると勇者ヒトシではなく俺の方を向いたのだ。そして、俺の足に抱き着いたのかと思うと、おもむろに俺の履いているズボンとパンツを足首までおろしたのだ。
 同時におろされたズボンとパンツが足首にかかるよりも早くウサミの口が俺のモノを咥えたのだが、ウサミは口ですることに慣れていないのかあまり気持ちいいとは思えなかった。ただ、その不器用さが逆に新鮮な刺激となって俺のモノはウサミの口の中で大きくなっていったのだった。

「ウッチャン、一体何をしているんだ。そんなことやめなよ」
「あたしは嫌なのよ。こんな魔王のモノを受け入れるなんて絶対にイヤなの。でも、それは絶対に避けることが出来ないと思う。だから、あたしがこうして自分から積極的に責めることにして少しでも早く苦痛を味わっちゃおうと思っただけなの」
「俺を転送させるためにそんな事しなくてもいいんだよ。俺はウッチャンが無事ならそれでいいんだから」
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